【完結】一夜限りのはずが、ハイスぺ御曹司に熱烈求愛されて一途な愛を刻み込まれました

中山紡希

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最終章 誓い合った愛

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「あっ……あぁ……ッ」

乳首を食まれながら、それと同時に彼の長い指が秘裂に触れて腰が跳ねる。

「ここ、気持ちいいね」

顔を上げて悩ましい眼差しで見つめる彼の目を、恥ずかしくて見ることができない。
秘裂をぬるぬると上下していた指先が花弁の浅瀬にわずかに入り込む。
甘美な刺激に自然と腰が反る。
彼の指を濡れそぼった私の蜜口はあっという間に受け入れる。
ゆっくりと奥まで指を差し込むと、彼の指は丸く円を描くように上部の膣壁を指でなぞる。

「あっ、やぁ……」

ある部分に触れられ、たまらず声を上げると彼はそれを喜ぶようにトントンッと一定のリズムを刻み私を甘く攻めはじめた。それに従い、ピチャピチャという水音がスイートルームに響き渡る。

「だ、ダメっ……」
「実咲はここが弱いね」
「いやっ……あっ、あっ!」

言葉とは裏腹に私は甘美な刺激を喜ぶようにギュっと目を瞑って短い嬌声を上げ続ける。
すると、彼は私の股の間に体を滑り込ませると熱い舌で小さな蕾を舌で舐め上げた。

「あぁっ……アッ、ダメッ……!とも……や……さん」

舌先で花芯を小刻みに舐め上げながら、膣腔の中に指で弱い部分を同時に刺激される。
これまでにない快感が一気に湧き上がる。

「あ、あ、あ、あぁぁぁぁ!!」


熱い波が一気に訪れて、目の奥に火花が散った。
突き抜けるような強い快感に自然と顔が歪み、荒い呼吸を繰り返す。


「可愛いよ、実咲」

チュッとおでこにキスを落されて幸せが胸に込み上げ、彼を潤んだ瞳で見つめる。

「愛してる」

吸い寄せられるようにゆっくりと近づいてきた彼の唇を受け入れ、自分から舌を絡ませる。

「実咲……、もう限界かも。いい?」

私が頷いたのを合図に彼の硬い塊が陰唇を大きく押し広げて入ってくる。

「あっ、ああ……」

灼熱の欲望に抑えきれず甘ったるい声を上げると、彼はフッと艶っぽい笑みで私を見下ろす。
全身が敏感になってしまったみたいだった。彼に触れられる部分すべてが熱を帯びてくる。

仰向けで足を大きく押し広げられ、私は彼に射貫かれた。彼が腰を打ち付ける度に、グチュグチュと秘部から互いの粘膜の擦れ合う卑猥な音がする。
今にもなにかが吹き出してしまいそうな感覚にたまらず彼の首に腕を回す。

「実咲……愛してるよ……」
「私も……智哉さんを愛してる……」
「必ず幸せにするから」

互いに息を切らしながら、求めるように舌を絡ませる。
この日、心も体も智哉さんに愛され蕩けさせられた私は、この世にこんな幸せがあっていいのかと思うぐらいの幸福を智哉さんに与えてもらった。

この人となら絶対に幸せになれる。
そして、彼が私に幸せをもたらしてくれるように、私も彼を幸せにしたいと強く思った。
私にとって今まで生きてきた中で一番の、幸せな誕生日になったのだった。
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