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気になるあの子
浮ついた1日 side 詩奈③
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午後の授業を受け終わりやっとこさ、部活の時間。
若葉と別れ、廊下を歩いていると、
「詩奈~、今朝どうしたの?朝練来なかったけど。」
後ろから大声上げて、近寄ってくるのは川崎あかね。
人懐っこい性格で、隣のクラスの人気者。テニス部の中で、一番の仲良しだ。
「あーーー、忘れてた!そうだ、私、罰走があったんだった。やらかしたー。」
泣きそうな顔をしている私を見て、心配そうになるあかね。
「大丈夫だよ、私も半分しかまだ終わってないし、今からがんばろ?」
あー、もう天使!!癒されるな。
更衣室に行って服を着替えてっと。準備完了!
ちゃちゃっと終わらせるぞ~。
あと、二周ってとこまで走ったところで
きょうのぶかつのじかんはおわり。つかれすぎてかんじへんかんにすらできない。
「おつかれー、詩奈。何周まで走ったのー?」
「おつかれさま、あかね。あとにしゅうだよ。つかれちゃった。」
「ぅおー、頑張ったね、お疲れ様。あと二周なら、
明日の放課後ささっと走っちゃえば終わるね!」
といって、私をねぎらってくれる。なんて良い子なのこの子は。
チャイムが鳴る
制服に着替えて、下校だ。
帰り道は、やっぱ甘いものだよね~。
未祐先輩が奢ってくれるっていうからあかねと一緒についていく。
今日はクレープを買ってくれるらしい。
先輩は自分で遊ぶお金はアルバイトをして捻出しているらしい。
ひょえー、ほんと尊敬だね。頭あがらないね。
駅前に新しくできた、クレープ屋。
着くと、私たちみたいな学生が列を作っていた。
「あー、やっぱ多いね。この時間。みんな部活終わりだろうね。
ごめんね、忙しいだろうに付き合わせちゃって。」
先輩が、少し申し訳なさそうにいう。
「いえいえ、全然大丈夫です!詩奈はともかくうちは暇ですから。」
「ほんとに、ほんと!私も奢ってもらえるのに、
文句なんて言ったら罰があたっちゃいます。」
それを聞いた先輩はほっとした表情で
「ありがと!好きなやつ買ってあげるからね?遠慮せずに言ってね。」
「「やったー!ありがとうございます。先輩!」」
ほかの二年の先輩が言ってたけど、この後輩に奢ってくれるのは
甘いものが好きな彼氏さんと行くデートの事前調査らしい。
ほかの先輩らは、鼻につくだの、後輩たちが可哀そうだの陰口をいつも立てている。
けど、部で一番強い未祐先輩は三年の先輩たちから頼りにされている。
そんなほかの人たちにはないものを沢山持っている先輩だから、
同い年の人たちからの僻みがあるみたい。
好きな人のために、そんな風に調べたりだなんて、凄いと思うけどな。
すっごい彼氏さんのこと大切にしてるんだろうな。
羨ましいぞ、未祐先輩の彼氏。
なんて、馬鹿なこと思っていると、私たちの番に。
うーん、おいしそうー。
若葉と別れ、廊下を歩いていると、
「詩奈~、今朝どうしたの?朝練来なかったけど。」
後ろから大声上げて、近寄ってくるのは川崎あかね。
人懐っこい性格で、隣のクラスの人気者。テニス部の中で、一番の仲良しだ。
「あーーー、忘れてた!そうだ、私、罰走があったんだった。やらかしたー。」
泣きそうな顔をしている私を見て、心配そうになるあかね。
「大丈夫だよ、私も半分しかまだ終わってないし、今からがんばろ?」
あー、もう天使!!癒されるな。
更衣室に行って服を着替えてっと。準備完了!
ちゃちゃっと終わらせるぞ~。
あと、二周ってとこまで走ったところで
きょうのぶかつのじかんはおわり。つかれすぎてかんじへんかんにすらできない。
「おつかれー、詩奈。何周まで走ったのー?」
「おつかれさま、あかね。あとにしゅうだよ。つかれちゃった。」
「ぅおー、頑張ったね、お疲れ様。あと二周なら、
明日の放課後ささっと走っちゃえば終わるね!」
といって、私をねぎらってくれる。なんて良い子なのこの子は。
チャイムが鳴る
制服に着替えて、下校だ。
帰り道は、やっぱ甘いものだよね~。
未祐先輩が奢ってくれるっていうからあかねと一緒についていく。
今日はクレープを買ってくれるらしい。
先輩は自分で遊ぶお金はアルバイトをして捻出しているらしい。
ひょえー、ほんと尊敬だね。頭あがらないね。
駅前に新しくできた、クレープ屋。
着くと、私たちみたいな学生が列を作っていた。
「あー、やっぱ多いね。この時間。みんな部活終わりだろうね。
ごめんね、忙しいだろうに付き合わせちゃって。」
先輩が、少し申し訳なさそうにいう。
「いえいえ、全然大丈夫です!詩奈はともかくうちは暇ですから。」
「ほんとに、ほんと!私も奢ってもらえるのに、
文句なんて言ったら罰があたっちゃいます。」
それを聞いた先輩はほっとした表情で
「ありがと!好きなやつ買ってあげるからね?遠慮せずに言ってね。」
「「やったー!ありがとうございます。先輩!」」
ほかの二年の先輩が言ってたけど、この後輩に奢ってくれるのは
甘いものが好きな彼氏さんと行くデートの事前調査らしい。
ほかの先輩らは、鼻につくだの、後輩たちが可哀そうだの陰口をいつも立てている。
けど、部で一番強い未祐先輩は三年の先輩たちから頼りにされている。
そんなほかの人たちにはないものを沢山持っている先輩だから、
同い年の人たちからの僻みがあるみたい。
好きな人のために、そんな風に調べたりだなんて、凄いと思うけどな。
すっごい彼氏さんのこと大切にしてるんだろうな。
羨ましいぞ、未祐先輩の彼氏。
なんて、馬鹿なこと思っていると、私たちの番に。
うーん、おいしそうー。
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