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二人の出会い
名前なんて読むの?②
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今日も憂鬱な学校生活を終え、いつものように病院に。
その帰り道を、歩いている時。
前に、白菊の制服を着ている人が。
もしかしたら、あの子かもしれない。
期待を少ししてしまった俺は意識して、その子の行動が気になってしまう。
その女の子はテニスバックを担ぎ、何人かの友達と、仲良く話をしながら駅に向かっている。
進行方向が同じなので、その集団の後ろを自動的に歩くことになった。
声が大きいので、彼女たちの会話が聞こえてくる。
「まじで、数学意味わかんないよね。数字を見るだけで
拒絶反応が起きちゃってじんましんでちゃう。」
出るわけないだろう。あほなのか?
レベルの低いことを話してるな、と蔑んでいると、駅の改札口についていた。
前の女の子がカバンから定期券を取り出したとき、その子のバックからカギが落ちた。
金属を落とした時特有の音が鳴る。
だがしかし、会話に熱が入っている状態で聞こえていないようだった。
しょうがないな、拾ってやるかと思い、かがみこみカギを手にして前を見てみると
その子の姿はない。
帰宅ラッシュの真っ最中の子の時間。様々な人間が駅を利用する。
しょうがないか。駅に届けるかと、駅員室に向かい、
「落とし物を拾ったので届けに来ました。」
そういって、入っていく。
「あ、この前の痴漢未遂助けてくれた子だよね。
あの時はほんと、ありがとね。」
「まあ、そうですけど、なんで俺ってわかったんですか?」
「うーん、かっこいい顔立ちしているからね、君は。
(本当は、目つきが悪くて印象的だったんだけど…、そんな目で罵倒されたい…)」
駅員さんのお姉さんはやばい人なのであった、蛍は知る由もないが。
かっこいい、俺が。あ、お世辞か、ありがとうございます。
照れくさくて、心の中でしかお礼が言えない。
「そんなことはどうでもよくて、鍵落ちてたんです。
だから、届けに来ました。」
「そうなんだね、ありがとう。君は本当に優しい子だね。
今回はちゃんと名前聞くからね。ここに名前と所属先、君の場合は学校を書いてね。」
天智高校一年 間中蛍 改札のところで拾いました。 っと。
「へー、君天智なんだー、ってことは私の後輩だな!」
「そうだったんですね。」
何でこんなとこで働いてるんだ?頭良かったはずなのに。
そんな疑問を抱えながら、駅員室での用事を済ました俺は帰路についた。
その帰り道を、歩いている時。
前に、白菊の制服を着ている人が。
もしかしたら、あの子かもしれない。
期待を少ししてしまった俺は意識して、その子の行動が気になってしまう。
その女の子はテニスバックを担ぎ、何人かの友達と、仲良く話をしながら駅に向かっている。
進行方向が同じなので、その集団の後ろを自動的に歩くことになった。
声が大きいので、彼女たちの会話が聞こえてくる。
「まじで、数学意味わかんないよね。数字を見るだけで
拒絶反応が起きちゃってじんましんでちゃう。」
出るわけないだろう。あほなのか?
レベルの低いことを話してるな、と蔑んでいると、駅の改札口についていた。
前の女の子がカバンから定期券を取り出したとき、その子のバックからカギが落ちた。
金属を落とした時特有の音が鳴る。
だがしかし、会話に熱が入っている状態で聞こえていないようだった。
しょうがないな、拾ってやるかと思い、かがみこみカギを手にして前を見てみると
その子の姿はない。
帰宅ラッシュの真っ最中の子の時間。様々な人間が駅を利用する。
しょうがないか。駅に届けるかと、駅員室に向かい、
「落とし物を拾ったので届けに来ました。」
そういって、入っていく。
「あ、この前の痴漢未遂助けてくれた子だよね。
あの時はほんと、ありがとね。」
「まあ、そうですけど、なんで俺ってわかったんですか?」
「うーん、かっこいい顔立ちしているからね、君は。
(本当は、目つきが悪くて印象的だったんだけど…、そんな目で罵倒されたい…)」
駅員さんのお姉さんはやばい人なのであった、蛍は知る由もないが。
かっこいい、俺が。あ、お世辞か、ありがとうございます。
照れくさくて、心の中でしかお礼が言えない。
「そんなことはどうでもよくて、鍵落ちてたんです。
だから、届けに来ました。」
「そうなんだね、ありがとう。君は本当に優しい子だね。
今回はちゃんと名前聞くからね。ここに名前と所属先、君の場合は学校を書いてね。」
天智高校一年 間中蛍 改札のところで拾いました。 っと。
「へー、君天智なんだー、ってことは私の後輩だな!」
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そんな疑問を抱えながら、駅員室での用事を済ました俺は帰路についた。
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