一人では戦えない勇者

高橋

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3章

19話 ヴィンケルマン村

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 空が赤く染まる時間に辿り着いたヴィンケルマン士族の村は、臨戦態勢だった。
 といっても、こちらの戦力を考えたら、吹けば飛ぶような木製の柵に、ボロボロの剣や鍬で武装した痩せ細った人たちだ。
 驚異を感じなかったので、ユリアーナと元ヴィンケルマン士族の団員を伴い、次期族長のロホスの首を持って、怯える青年に族長への取り次ぎを頼む。

 さすがに元同族とはいえ二十人弱の兵を村に入れるのを嫌がったのか、族長が村の入り口までザビーネ・ヴィンケルマンと共にやって来た。

 四十代後半か五十代前半くらいの年齢に見える族長は、鋭い目付きで馬上の僕を睨み付ける。
 ヴィンケルマン士族特有の鋭い目に慣れていなかったら、ビビっていただろうな。
 松風を降り、仮面を外して、互いに名乗る。マーヤが持ってきた箱から布に包んだロホスの首を出し、族長に差し出す。

「本来であれば、私の妻であるユリアーナに危害を加えたヴィンケルマン士族を滅ぼすところだが……放っておいても滅びそうだな」

 普段やり慣れない尊大な態度で見渡し、鼻で嗤う。うん。疲れるから、慣れない悪役ムーブはやめよう。

「ユリアーナに執着していたロホス・ヴィンケルマンは、ユリアーナ自身の手で殺せたから彼女からの不満はない」

 ザビーネ・ヴィンケルマンが、僕の斜め後ろにいる馬上のユリアーナを睨み付ける。

「俺としても、我々に危害を加えようとする者がいないのであれば、これ以上の犠牲は望まない」
「勝手を言うな!」

 ザビーネが剣を抜いて僕に斬りかかる。
 あ、まず。『ラインの乙女』、オフにしたままだ。仮面、も外して後頭部にくっつけてる。音声入力は……間に合わないか。
 袈裟斬りの剣を左腕で受け止める。
 オリハルコン糸が使用されたコートとスーツを、ただの鉄で作られた剣で斬れるわけもなく、僕の皮膚を傷つけることなく止まる。……嘘です。打撃の衝撃は吸収されてないので、かなり痛い。痣になってると思う。

「待て! ……マーヤ、いい」

 痛みに歯を食い縛っていたせいで、狂信者を止めるのがギリギリになった。
 ザビーネの首に、マーヤの剣が結構深く食い込んでいる。

「マーヤ。治療してあげて」

 不満そうな色が見えるけど、マーヤが大人しく治療しながら剣を下げる。
 マーヤを警戒しながら恐怖に引きつった顔のザビーネも剣を引く。

「これはヴィンケルマンの総意ですか?」

 と、聞きながら族長に視線を向けると、今のやり取りを見向きもせず、手にした息子の首を見ながら涙を溢していた。
 僕の視線に気づいた族長が、涙も拭わず重々しく口を開く。

「……ヴィンケルマンは、お前たちを許さない」
「では、我々の安全のためにここで滅びるか、自ら新しい族長を選び降伏するか、好きにしろ」

 僕の宣言と共に、ザビーネ以外の武器を持つ者がバタバタ倒れていく。
 気配はあるから生きていると思う。
 たぶん、〈威圧〉スキル。
 誰がやったのかは知らん。後ろで数人のプラーナが膨れ上がったのはわかるんだけど、誰?
 斜め前のマーヤは動いていない。
 真後ろのユリアーナもだ。

「もう一度言うよ。ここで滅びるか、降伏するか、好きな方を選べ」

 ロホスの首を大事そうに抱えたまま、族長は倒れた人たちに駆け寄る。

「お、お前たち! なにをしている! さっさと起きんか!」

 両手が塞がる族長は、倒れている人を蹴り起こそうとする。
 子が子なら親も親だな。
 村の中から様子を伺っていた連中がワラワラ出てくる。あれ? 捕虜にした七人が混ざってる。
 さっきのプラーナは彼女たち? 違うよね。彼女たちには成長チートを使い始めているけど、一瞬で人の意識を刈り取るほどの力量はないはずだ。

「エルフリーデさんたちがやったんです。その間に捕虜の七人が村に潜入して、彼女たちの家族に接触しました」

 答えは、彼女の定位置である斜め後ろに戻ったマーヤが教えてくれた。
 さっきのプラーナはエルフリーデたちか。なら、納得だ。あの十人は、ユリアーナが人外レベルまで鍛えているから、〈威圧〉で気絶させるくらい、どうということもないはずだ。

「な、なんだお前たちは?」
「族長。此度の戦で私たちは捕虜となりましたが、あちらの団長の過分な御配慮を賜り、こうして生き長らえることできました」

 彼女は捕虜の七人の中で最年長の二十二歳の……そう、ジークルーンだ。エルフリーデやロスヴィータのような際立った美しさはないけど、物腰が柔らかく丁寧な口調で、ユリアーナとは違った安心感がある。ちなみに、数年前に夫を流行り病で亡くして未亡人。

「この恥さらしが! よくもおめおめと帰ってきおったな! き、貴様らがロホスを守らなかったから! 貴様らが代わりに死ねば!」

 斬りかかる族長の剣を、ジークルーンは最小の動きで避ける。何度も斬りかかり、その度に避けられ、ついには息切れしながら自らの剣を地面に叩きつける。

「族長。私たちはもう、ヴィンケルマン士族ではありません。団長はヴィンケルマンの名を捨てなくてもいいと仰いましたが、今の族長のお言葉で、ヴィンケルマンを捨てることにしました」

 最後に頭を下げ、「永らくお世話になりました」と言って、彼女の後ろにいる人たちを連れて僕の下に歩いてきて跪く。

「あらためまして、私たちを傭兵団『タリキホンガン』に入団させてください」

 なるほど。族長と村に残る連中へ、見せつけるためにあらためて宣言するのか。
 なら。

「あらためまして、ようこそ『他力本願』へ」

 こちらも、面倒だけど割り切って合わせるとしよう。
 さて、彼女たちの家族を受け入れるとなると、馬車が足りなくなるか?

「馬車は足りる?」

 後ろから縁が小走りで来る。

「明日の出発を昼頃にしてもらえれば、足らせます」

 縁は働きづめだな。
 原因は僕なんだけどね。
 だからこそ、縁にはなにかの形でお返ししたいな。
 シェーンシュテット公国の首都に着いたら、デートに誘ってみようかな。いや、ダンジョン攻略で忙しいか。
 まあ、いつになるかはわからないけど、時間を作ってなにかの形で報いるのは決定だ。

「なにを勝手に話を進めているんだ! 貴様ら! そいつとユリアーナを殺せ!」

 族長が喚き散らしながら剣を僕に向ける。
 ユリアーナに任せてもいいのだけど、妻を殺すと言ってる相手の処置を妻に任せるのは、格好悪いよな。

 ポケットから『偽パイ』を出して、族長の剣を撃つ。魔力弾で弾くつもりが、剣を砕いてしまった。

 これで諦めてくれたらありがたかったのだけど、隣に立つザビーネから剣を奪おうとしたので、その右手を撃つ。

 痛みに呻きながらも僕を睨む目には、諦めが見えない。
 仕方ない。両足を撃つ。

 込めるプラーナ量を減らしたので、口径の小さい魔力弾が両膝に穴が空くだけで済む。
 それでも、立てなくするには充分だ。

 狙い通りバランスを崩して前のめりに倒れるが、ロホスの首を庇うように肩から倒れる。
 これも父親の愛情なんだろうか。僕にはわからないな。けど、本当に息子を愛していたのなら、こんな状況にならないように父親が導いていれば良かったのに。
 まあ、これは族長の愛情に問題があったわけじゃない。親の愛を正しく受け取れなかったロホスにも問題があった。
 素直にユリアーナを諦めていれば……いや、それはないな。自分に置き換えてみたら、それはない。
 僕もユリアーナを諦めるなんて無理だ。
 なるほど。僕がロホスへ銃を向けた時の感情は、同族嫌悪も入っていたのか。

「貴様らを許さない! 絶対に殺してやる!」

 この族長には考えさせられる。
 親の愛情を受けずに育った僕は、これから産まれてくる子供のために、アリスとテレスのために、ここまでのことができるのだろうか。
 勝てない相手に、これほどまでに殺意を剥き出しにできるだろうか。

 わからない。

 ……考えてもわかることでもないか。

「ご自由に。その体の貴方に協力してくれる人がいるとは思えませんけどね」

 そう言い残して松風に乗り、その場を後にする。



 ヴィンケルマン村のすぐ前に作った簡易砦に入り、新しく団員となった人たちと話をすることにした。

 先に、ユリアーナが違法奴隷商から買ってきたエルフリーデたちの家族から挨拶する。といっても、エルフリーデには身寄りがないらしく、少し寂しそうに笑っていたので、今夜ベッドで慰めようと思う。

 ロスヴィータの家族編成は、ヴィンケルマン士族としては普通で、まず、両親。兄と姉が一人ずつ。弟が三人。妹が二人。と日本なら大家族に分類される人数だった。
 彼女が奴隷になった経緯は、歳上の婚約者が勝手に彼女の奴隷落ちに同意してしまい、家族が気づいたのは、ロホスが村に戻った後だったそうだ。
 ちなみに、彼女の婚約者は年上好きで、代わりにジークルーンと結婚させてもらえるからロスヴィータを売ったのだそうだ。そのせいか、この二人は少しギクシャクしてる。
 余談ついでに、婚約者は、村で気絶させられた連中の中の一人だ。

 元奴隷の元ヴィンケルマンの家族と挨拶していてわかったのは、ヴィンケルマン士族は、数年前に流行り病で結構な犠牲者を出したらしく、無事だった家族と犠牲者を出した家族の差が如実で、ロスヴィータ家のように沢山生き延びた家と、ユリアーナやジークルーンのように、自分以外の家族が全滅した家とではっきりと別れていた。
 要するに、自分一人か、十人前後の家族が一緒か。そのどちらかだった。
 まあ、ともかく、数年前の疫病からヴィンケルマン士族は傾いていたわけだ。

 続く今回捕虜になった七人の家族も似たようなもので、七人中三人は身寄りがなかった。

 夕飯が出来上がる頃には、全員の家族との挨拶が終わったので、そのままみんなで宴会のような夕食が始まる。

 今日知り合った人たちが代わる代わるワインを注ぎに来て、結構な量を飲まされた。食事よりもワインでお腹が膨れたよ。

 千鳥足を自覚しながらトイレに行って戻る途中、簡易砦の開け放たれた城門に複数の人影が見えた。
 足を止めて暗がりをジッと見つめる。
 どうやら、顔をボコボコにされた狼人族の女性と、倒れているその女性を囲む狼人族の男五人がいるようだ。全員知らない顔なので、ヴィンケルマン村の人だろう。

「なにかご用ですか?」

 不用心かもしれないけど、気になったのでフラフラ歩いて声をかける。どうせ、マーヤが後ろにいるはずだ。
 ふふっ、気をつけな。俺のバックにゃ狂信者がいるんだぜ。
 ……すまん。ちょっと酔ってる。

 男五人が僕に跪く。
 彼らの一人が新しい族長として名乗り、僕らに対して敵意がないことを説明する。

「前族長はどうなりましたか?」
「はっ。長老会議にて前族長とザビーネの処刑が決定したのですが、前族長の首を跳ねている最中にザビーネがこちらへ逃亡したようなので、急ぎ捕縛しに参りました次第です」

 そう言って、後ろに控えていた男から前族長の首を受け取り、僕に差し出す。いや、要らんよ。

「前族長の遺体はそちらで弔ってくれ」

 憤怒の表情で死後硬直した前族長の首には、触れたくない。なんか、祟られそうだ。丁重に弔ってください。

「で? その人はザビーネか?」

 別人にしか見えないくらいボッコボコだけど、今の話からすると、彼女がザビーネ・ヴィンケルマンだろう。

「はっ。お許しがいただければ、この場で首を跳ねます」

 お許しません。

「いや、いい。彼女はうちで預かろう」

 意外そうな顔をされた。

「ヴィンケルマン士族に敵意がないのはわかりました。彼女の身柄はこちらで預かるから、置いていきなさい」

 ここまで言われて理解してくれた。
 理解はしても、ザビーネの処分に納得できていないような顔の男たちを見送る。

 前族長のあの顔を見て、酔いが醒めちゃったよ。

 原型を留めていないザビーネを見下ろす。彼女も僕を見上げているけど、表情はわからない。けど、懐かしく感じる。

「さて……初めて会った時のユリアーナにそっくりだな」

 反応はない。まあ、治療してないから、このまま放置したら、死んでしまうかもしれないな。ここまで逃げてこられたのは、凄いことだったんだね。
 そんな状態でも、彼女には今の自分の状況を理解してほしい。今の自分の顔を知ってほしい。

 そんなわけで、ポケットから大きな姿見を出す。鏡の前でのプレイが好きな駄馬姉妹と緊縛エロフ母娘に頼まれて、縁が作った鏡だ。
 特注ではあるけど変わった機能はない。鏡に映った映像を録画する機能があったけど、縁に頼んで使えなくしてもらったから、変わった機能はない。ただの鏡だ。

 その鏡に映った自分の姿を見て、ザビーネが声を出さずに涙を流した。
 彼女の治療をお願いしたくて、後頭部に張り付けていた仮面のメッセージアプリをさっきから使ってるんだけど、全員に断られた。

「その涙は、なにに対する涙?」

 自分に対する涙なのか、自分の行動に対する後悔の涙なのか。

「わがら、だい」

 喉もやられているのか、ガサガサの声に喋った本人もビックリしている。
 たぶん、「わからない」と言ったんだろう。

「わだじはだんのだめに……」

 わからん。

「失ったものは戻らない。けど、これからをちゃんと生きたいなら手伝う」

 彼女はもう、"自らを救えない人"だ。
 それなら、ユリアーナのことでわだかまりがあっても、手を差し伸べるべきだ。

「どうする?」

 彼女の今の体力でも手を伸ばせる位置に、僕の手を差し出す。
 彼女の手が僕の手に伸び、一度躊躇ってから、彼女の手がソッと僕の手に乗せられる。
 握られることはなかった手を握り、彼女にパスを繋いで、最近は全く出番がない自然治癒力強化を全力で使う。
 おっちゃんやマーヤの肉体欠損すら治せるけど、〈治癒魔法〉の前には出番がない〈支援魔法〉だ。

「あ、あぁ……」

 鏡に映ったボコボコの顔がほんの数秒で治る様を見て、先程とは違った涙が溢れ落ちる。

「これは、貴方が?」

 そうだ。こんな声だった。声は綺麗なんだよな。
 元通りになった見た目は、ちょっと性格がキツそうだけど綺麗ではある。

「あの、今更こんなことを言うのは筋違いだと思いますが、私を雇ってください。なんでもします。お願いします」

 んー。女性に土下座されるのに慣れてしまった。マーヤと駄馬姉妹のせいだ。

「身寄りはないの?」
「その……新しい族長が父です」

 うわー。聞くんじゃなかった。

「その……ごめん」
「いえ」

 気まずい沈黙ができてしまった。

「雇うのは構わない。問題はユリアーナがどう思うかだ」

 ユリアーナの名前を聞いて、ザビーネの肩がビクンとなる。

「今のザビーネなら合格よ」

 正妻様。気配を消して後ろに立たないで。トイレ済ませてなかったら漏れてたよ。
 ユリアーナが「ただ、ね」と呟きながらザビーネに近づく。
 僕からは見えないユリアーナの表情から、なにかを察したザビーネが立ち上がり、手を後ろで組んで歯を食いしばる。
 ゴッという音と共にザビーネが倒れる。ユリアーナが殴ったみたい。見えなかった。

「この一発でチャラにしてあげる」

 髪を掻き上げながら引き返してくるユリアーナに見蕩れてしまった。ユリアーナさん、マジかっけぇ。

 チャラにされたザビーネは、地に伏したまま意識が朦朧としてる。
 手加減したんだろうけど、もうちょっと加減できなかったの?
 自然治癒力強化をもう一度使いながら抱き起こす。
 みんなの所へ連れていこうと思ったけど、脳が揺れたようで、暫くは立てそうにないな。
 お姫様抱っこ? なんかユリアーナが拗ねそう。
 松風は……あいつは僕以外を乗せようとしないからなぁ。ユリアーナすら拒否する。

「ん? あのスレイプニルは……」

 スレイプニルが一頭、トボトボ歩いてきた。
 上半身を起こしたザビーネを、スレイプニルが顔を寄せてジッと見つめる。
 あ、こいつ、ザビーネだ。
 スレイプニルは白い馬体に白い鬣、そして青い瞳が基本だけど、ザビーネはいつの間にか鬣が一房だけ黒くなっていた。
 ユリアーナは「イジメすぎたかしら」って言いながら黒い鬣を毟っていた。ストレス? 白髪的なヤツ?

「なんでしょう? この子とは仲良くできそうです」

 言えない。「貴女と同じ名前ですよ」なんて、言えないよ。
 スレイプニルのザビーネが向きを変えて、狼人族のザビーネに対して横を向く。狼人族のザビーネを乗せろってこと? てか、ややこしいな。

 馬ザビーネの背中に狼ザビーネを乗せて、簡易砦の中央広場に戻る。
 出迎えた縁が馬ザビーネの顔を撫でながら。

「お疲れ様。ザビーネ」

 と、言いやがった。
 さすがに獣人種がこの距離で聞き逃すわけもなく、狼ザビーネの耳にも縁の余計な労いは聞こえていた。

「団長様。今、このスレイプニルをザビーネと呼んだように聞こえたのですが?」

 隠せそうにないので、素直に教えた。

「なるほど。ユリアーナには、一発殴り返しても良さそうですね」

 ついでに、ユリアーナによる馬ザビーネの虐待も教えちゃった。
 脳の揺れから回復した狼ザビーネが、馬ザビーネから降りてユリアーナを探しに行く。

「ザビーネ。休んでいいよ」

 馬ザビーネに厩舎に戻るように促すと、疲れた足取りで歩いていった。

「呑み直そう」

 なんか精神的に疲れた。
 酔って忘れたい。
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