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最恐の愛で方
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メイは困った事態に陥っていた。婚姻届けが、兄リゲルが奪われたと叫んで部屋にやってきていた。そして、奪われた時、リゲルは魔法騎士団長とハロルド……ハロルドの妹・シャルロッテ嬢に取り囲まれたと。
既に自分のサインをドロドロに溶かされて愛された時にしたのを思い出して、メイは困っていたのだ。
「ど、どうしましょう? お兄さま……わ、わたし……学生結婚になるのですか?」
「学生結婚というのはよく分からないが。婚約なしの結婚なのが有り得ない!! くそうっ!! あの、あの……ハロルドの、い、いも、ぅ……と」
「妹? お兄さま、顔、赤いです……えっ、えっ、もしかして……お兄さま、好きな方ができましたの?」
「ちっ、違う!! 断じて!! あのシャルロッテとかいう、可愛い顔して、卑怯な手で……お、俺の好きな表情とか角度とか、好きな言葉とか……うわぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
何をされたのかを思い出してしまったのか、兄は顔を耳を赤くして部屋をものすごい勢いで出て行った。メイは「シャルロッテ嬢かぁ……ぅん、分かるなぁ」と、兄が去った後を眺めながら納得した。
シャルロッテ・ゲイリテル公爵令嬢は、ゲイリテル公爵夫人の美女の美しさを持つ美貌だが、さすがのゲイリテル公爵の娘と言うべきか? 性格は飛んでいる。とても……公爵夫人も、どこか天然な感じだったが。陛下の縁戚という血筋も争えないのか? 悪戯を思いついたような表情で、さらっとやり遂げてしまう……らしい。その方法が相手の弱点をうまく突いて堕とす戦法だったりと。公爵の騎士としての血も争えない。
公爵邸に訪れた際、シャルロッテ嬢はリゲルの話しを聞きたがっていた。あの時の姿や話し方は、とても愛らしく兄・リゲルに恋しているのが分かった。
問題は……婚姻届けだった。案の定、奪われた婚姻届けは既に陛下の許に届いており受理されていた。メイの前世の記憶でいう、【学生結婚】となった。
――リエル国立学園のとある補習室――
補習室といえど、以前、ハロルドと2人で彼の魔力値を上げるための補習を行ったのを思い出す。しかし、今は想い出に浸っている場合ではない。婚姻届けの問題がある。
2人で向かい合って椅子に座っているが、ハロルドは2人で居られることの嬉しさでいっぱいの瞳でいる。メイの手を優しく握り愛おしそうに口づけをしようと……。
「ハロルド様!! わたしに何か話すことはありませんか?」
「俺は君を愛してる」
「それは、重々承知してます。それ以外、です」
「……キスしたい」
「違います」
「な、なにを怒っているのだ? 俺のこと、嫌いに……なった、のか??」
大型狂暴強面犬が、項垂れて今にも泣きそう? になり始めている。そんな彼でも言わなくてはならない。
「婚姻届け、何故黙って出したのですか?」
「……メイを取られたくない、から……君は、自分が思っている以上に魅力的で、俺をこんなに……」
言葉を詰まらせていたかと思うと、視線は下半身にいっていた。彼の視線の先を辿ると、既に滾った雄が猛々しくズボンを張り詰め露わにしている。メイは顔を赤らめ、「そうではなくて……」と言いよどむ。
分かっている、彼の想いも、自分が彼にどれだけ想われて、自分も彼を想っているかも……だから、婚姻届けにサインした。ドロドロに溶かされた後とは言え、彼と供にいたいのは本心。
「提出前に、ひと言言って欲しかったです」
「しかし、待って欲しいと……でも、俺は……いつまで待たなくてはならないのかと不安で……」
すごく強面顔なのに、自信なさげになるところ。そんな彼も好き。弱弱しく握っていた手をそっと頬に持って行き、口づける。
「わたしは、卒業したらと言いませんでしたか?」
「しかし……俺のあとに、君は、メイは卒業だから……それまでに、他の男が……今から、子作りしたい」
「ですから、婚姻届けしたからって、急にまたなんで……わたしが信じられないですか?」
「ち、違う!! メイを好きで好きで、愛おしくて、ずっと一緒に……離れてる時間が不安になってしまって……俺は恐い顔だから、そのうち……」
「たしかに、ハルは恐い顔かも知れないですけど瞳はすごく優しいです。わたし、ハルに怖い事されたことないですよ?」
「好きな相手を傷つけるような男にはなるな!! と父上には言われてきた!!」
「ハル、出してしまった婚姻届けは仕方ないですから……今度から、話してください」
「わかった」
彼の前に立ち、優しく背中に手を回し抱きしめる。鍛えられた身体と大きな体躯すべてを包み込むのは無理なのは分かっているが、今は、彼を自分から抱きしめたかった。その愛おしい彼に、自ら、口づけすると切羽詰まったように彼は激しく口づけを返し。舌を滑り込ませた。
舌と舌を絡ませ、彼の歯がメイの唇を甘噛みしたり。大きな手は、いつの間にか育ってきている豊かな胸を優しく包み込み刺激する。学園の補習室の防音魔法のお陰で、軽い彼の愛撫と彼の雄たけびは部屋から若干!? 漏れ始める。
メイが、「ここじゃなくて、ハルのお部屋に行きたい」と懇願しなければ教会での雄叫び騒動が起きていた。とはいえ、ゲイリテル公爵邸で繰り広げられた、彼との時間が公爵邸周辺に雄叫びが凄いことで一夜にして広まった。メイへの愛を叫び、彼がメイによって受ける甘い刺激で雄叫びはさらに増し……翌朝、シャルロッテ嬢が、「兄さん、少しは手加減しないと逃げられるわよ」と言い放った。
その後の、彼はメイに「今度から気を付けるから、嫌わないでくれ!!」と謝っていた。メイ自身、彼の愛の深さというべきか? 執着度マシマシの愛され方に、とうに慣れていて麻痺状態だったので彼のおでこに口づけて「わたしはハルに愛されてるって分かるから」と言ってしまった。
一方、シャルロッテ嬢はリゲルへのアタックを緩めることなく……ロックオン状態になっている。今日も、メイを迎えにきたのだが、いつの間にか壁に追いやられ……メイに以前聞いた【壁ドン】を淑女からされている。自分よりも頭ひとつ分は低い身長の彼女に見上げられ、潤んだ瞳なのに獲物を獲らえてはなさないという鋭い瞳。その2つに、リゲルの鼓動は激しくなる。
自分よりも年下で、愛する妹よりも1つ年下の彼女に、どんどんと心を奪われ始めた。
――俺は、おれは、メイに心をやったんだ!! こ、こんな……心をやった後に、こんな、違う、断じて……――
耳まで赤くし、下腹部は激しく反応し始め、心臓の鼓動は早くなるばかり。
すぅっと、彼女が指先で唇に触れ、同時に、シャルロッテの唇から「逃がしませんことよ、リゲル兄さま?」と言われた瞬間。リゲルは脳天から全身に電流が流れたかのようになり、全身の熱が下腹部に一気に集り、今まで感じたことのない雄の感覚が目覚めた。
――俺は、俺はこんなはずでは……あっ、あぁ、見つめられて触れられるとダメだ……頭の中が、おかしい……シャルロッテ嬢が俺を……――
「お兄さま? わたくし、逃がさなくてよ?」
「おにいさま?」
「えぇ、リゲルお兄さま? シャルの大切なお兄さまですもの……シャルの初めて、貰ってくださいませんこと?」
「俺は、メイに心を……他の女は……シャルロッテ嬢はメイの友人だが……君のことが頭から……」
「ねぇ、お兄さまは……わたくしのこと、嫌いですか?」
つぅっと胸元を指が触れる。ゾクッと全身が泡立ち……その後の彼の記憶は甘い記憶しか残らなかった。目覚めた時、幸せそうな寝顔のシャルと彼女がひたすら自分の名前を呼び啼く姿。乱れて、必死にすがり……思い出してまた、興奮している。自分が居た。
――最恐の兄妹だ、このゲイリテル公爵家の令息と令嬢は……だが、シャルは……俺を解放してくれた……あのままの俺だったら、きっと……――
隣で寝ているシャルロッテの頬を優しく撫でると、目を醒ました彼女に「わたくしの想い、やっと気づいてくださいまして?」とほほ笑んだ。
「君には……シャルに捕まったよ。俺を縛られているモノから解放してくれただけでなく、本当の意味で……人を好きになる気持ちに……君がしてくれた」
「荒療治でしたかしら?」
「いや、この位が俺は嬉しい。シャルの刺激的な狩猟は俺だけにしてくれ」
「ふふっ、お兄さまは心配性ですのね? ねぇ、リゲル兄さまは……まだ、物足りないのではなくて?」
「っ!! そ、それを言うのか??? 君が大丈夫なら……その、もう少しシャルを愛でたいのだが……」
挑発的なシャルロッテの言葉に乗って、リゲルは彼女を激しく愛でた。ハロルドと似た者同士のリゲルだったので、公爵邸の雄たけびは増えた。公爵夫人はさらっと魔法陣を創り、双方の部屋からの雄叫び防音魔法を掛けて使用人たちの仕事の支障にならないようにした。
甘い雰囲気漂う学園と、教会で聖女としての勤めを果たすメイは始終、甘い空気にさらされっぱなしだった。前世の記憶での【聖杯の乙女】の世界にはない、話。ここは、メイが生まれ変わって育って、生きている世界だから……ハロルドたちと出逢い、リゲルという最初は推しの兄だったが。みんなが居てくれて、メイはメイとして生きていく事ができた。
そして、マノンは生まれ変わった自分が壊れてしまう前に愛する人と出逢え、教会の敷地から出られないとは言え。今は静かに幸せな時間を過ごしている。
既に自分のサインをドロドロに溶かされて愛された時にしたのを思い出して、メイは困っていたのだ。
「ど、どうしましょう? お兄さま……わ、わたし……学生結婚になるのですか?」
「学生結婚というのはよく分からないが。婚約なしの結婚なのが有り得ない!! くそうっ!! あの、あの……ハロルドの、い、いも、ぅ……と」
「妹? お兄さま、顔、赤いです……えっ、えっ、もしかして……お兄さま、好きな方ができましたの?」
「ちっ、違う!! 断じて!! あのシャルロッテとかいう、可愛い顔して、卑怯な手で……お、俺の好きな表情とか角度とか、好きな言葉とか……うわぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
何をされたのかを思い出してしまったのか、兄は顔を耳を赤くして部屋をものすごい勢いで出て行った。メイは「シャルロッテ嬢かぁ……ぅん、分かるなぁ」と、兄が去った後を眺めながら納得した。
シャルロッテ・ゲイリテル公爵令嬢は、ゲイリテル公爵夫人の美女の美しさを持つ美貌だが、さすがのゲイリテル公爵の娘と言うべきか? 性格は飛んでいる。とても……公爵夫人も、どこか天然な感じだったが。陛下の縁戚という血筋も争えないのか? 悪戯を思いついたような表情で、さらっとやり遂げてしまう……らしい。その方法が相手の弱点をうまく突いて堕とす戦法だったりと。公爵の騎士としての血も争えない。
公爵邸に訪れた際、シャルロッテ嬢はリゲルの話しを聞きたがっていた。あの時の姿や話し方は、とても愛らしく兄・リゲルに恋しているのが分かった。
問題は……婚姻届けだった。案の定、奪われた婚姻届けは既に陛下の許に届いており受理されていた。メイの前世の記憶でいう、【学生結婚】となった。
――リエル国立学園のとある補習室――
補習室といえど、以前、ハロルドと2人で彼の魔力値を上げるための補習を行ったのを思い出す。しかし、今は想い出に浸っている場合ではない。婚姻届けの問題がある。
2人で向かい合って椅子に座っているが、ハロルドは2人で居られることの嬉しさでいっぱいの瞳でいる。メイの手を優しく握り愛おしそうに口づけをしようと……。
「ハロルド様!! わたしに何か話すことはありませんか?」
「俺は君を愛してる」
「それは、重々承知してます。それ以外、です」
「……キスしたい」
「違います」
「な、なにを怒っているのだ? 俺のこと、嫌いに……なった、のか??」
大型狂暴強面犬が、項垂れて今にも泣きそう? になり始めている。そんな彼でも言わなくてはならない。
「婚姻届け、何故黙って出したのですか?」
「……メイを取られたくない、から……君は、自分が思っている以上に魅力的で、俺をこんなに……」
言葉を詰まらせていたかと思うと、視線は下半身にいっていた。彼の視線の先を辿ると、既に滾った雄が猛々しくズボンを張り詰め露わにしている。メイは顔を赤らめ、「そうではなくて……」と言いよどむ。
分かっている、彼の想いも、自分が彼にどれだけ想われて、自分も彼を想っているかも……だから、婚姻届けにサインした。ドロドロに溶かされた後とは言え、彼と供にいたいのは本心。
「提出前に、ひと言言って欲しかったです」
「しかし、待って欲しいと……でも、俺は……いつまで待たなくてはならないのかと不安で……」
すごく強面顔なのに、自信なさげになるところ。そんな彼も好き。弱弱しく握っていた手をそっと頬に持って行き、口づける。
「わたしは、卒業したらと言いませんでしたか?」
「しかし……俺のあとに、君は、メイは卒業だから……それまでに、他の男が……今から、子作りしたい」
「ですから、婚姻届けしたからって、急にまたなんで……わたしが信じられないですか?」
「ち、違う!! メイを好きで好きで、愛おしくて、ずっと一緒に……離れてる時間が不安になってしまって……俺は恐い顔だから、そのうち……」
「たしかに、ハルは恐い顔かも知れないですけど瞳はすごく優しいです。わたし、ハルに怖い事されたことないですよ?」
「好きな相手を傷つけるような男にはなるな!! と父上には言われてきた!!」
「ハル、出してしまった婚姻届けは仕方ないですから……今度から、話してください」
「わかった」
彼の前に立ち、優しく背中に手を回し抱きしめる。鍛えられた身体と大きな体躯すべてを包み込むのは無理なのは分かっているが、今は、彼を自分から抱きしめたかった。その愛おしい彼に、自ら、口づけすると切羽詰まったように彼は激しく口づけを返し。舌を滑り込ませた。
舌と舌を絡ませ、彼の歯がメイの唇を甘噛みしたり。大きな手は、いつの間にか育ってきている豊かな胸を優しく包み込み刺激する。学園の補習室の防音魔法のお陰で、軽い彼の愛撫と彼の雄たけびは部屋から若干!? 漏れ始める。
メイが、「ここじゃなくて、ハルのお部屋に行きたい」と懇願しなければ教会での雄叫び騒動が起きていた。とはいえ、ゲイリテル公爵邸で繰り広げられた、彼との時間が公爵邸周辺に雄叫びが凄いことで一夜にして広まった。メイへの愛を叫び、彼がメイによって受ける甘い刺激で雄叫びはさらに増し……翌朝、シャルロッテ嬢が、「兄さん、少しは手加減しないと逃げられるわよ」と言い放った。
その後の、彼はメイに「今度から気を付けるから、嫌わないでくれ!!」と謝っていた。メイ自身、彼の愛の深さというべきか? 執着度マシマシの愛され方に、とうに慣れていて麻痺状態だったので彼のおでこに口づけて「わたしはハルに愛されてるって分かるから」と言ってしまった。
一方、シャルロッテ嬢はリゲルへのアタックを緩めることなく……ロックオン状態になっている。今日も、メイを迎えにきたのだが、いつの間にか壁に追いやられ……メイに以前聞いた【壁ドン】を淑女からされている。自分よりも頭ひとつ分は低い身長の彼女に見上げられ、潤んだ瞳なのに獲物を獲らえてはなさないという鋭い瞳。その2つに、リゲルの鼓動は激しくなる。
自分よりも年下で、愛する妹よりも1つ年下の彼女に、どんどんと心を奪われ始めた。
――俺は、おれは、メイに心をやったんだ!! こ、こんな……心をやった後に、こんな、違う、断じて……――
耳まで赤くし、下腹部は激しく反応し始め、心臓の鼓動は早くなるばかり。
すぅっと、彼女が指先で唇に触れ、同時に、シャルロッテの唇から「逃がしませんことよ、リゲル兄さま?」と言われた瞬間。リゲルは脳天から全身に電流が流れたかのようになり、全身の熱が下腹部に一気に集り、今まで感じたことのない雄の感覚が目覚めた。
――俺は、俺はこんなはずでは……あっ、あぁ、見つめられて触れられるとダメだ……頭の中が、おかしい……シャルロッテ嬢が俺を……――
「お兄さま? わたくし、逃がさなくてよ?」
「おにいさま?」
「えぇ、リゲルお兄さま? シャルの大切なお兄さまですもの……シャルの初めて、貰ってくださいませんこと?」
「俺は、メイに心を……他の女は……シャルロッテ嬢はメイの友人だが……君のことが頭から……」
「ねぇ、お兄さまは……わたくしのこと、嫌いですか?」
つぅっと胸元を指が触れる。ゾクッと全身が泡立ち……その後の彼の記憶は甘い記憶しか残らなかった。目覚めた時、幸せそうな寝顔のシャルと彼女がひたすら自分の名前を呼び啼く姿。乱れて、必死にすがり……思い出してまた、興奮している。自分が居た。
――最恐の兄妹だ、このゲイリテル公爵家の令息と令嬢は……だが、シャルは……俺を解放してくれた……あのままの俺だったら、きっと……――
隣で寝ているシャルロッテの頬を優しく撫でると、目を醒ました彼女に「わたくしの想い、やっと気づいてくださいまして?」とほほ笑んだ。
「君には……シャルに捕まったよ。俺を縛られているモノから解放してくれただけでなく、本当の意味で……人を好きになる気持ちに……君がしてくれた」
「荒療治でしたかしら?」
「いや、この位が俺は嬉しい。シャルの刺激的な狩猟は俺だけにしてくれ」
「ふふっ、お兄さまは心配性ですのね? ねぇ、リゲル兄さまは……まだ、物足りないのではなくて?」
「っ!! そ、それを言うのか??? 君が大丈夫なら……その、もう少しシャルを愛でたいのだが……」
挑発的なシャルロッテの言葉に乗って、リゲルは彼女を激しく愛でた。ハロルドと似た者同士のリゲルだったので、公爵邸の雄たけびは増えた。公爵夫人はさらっと魔法陣を創り、双方の部屋からの雄叫び防音魔法を掛けて使用人たちの仕事の支障にならないようにした。
甘い雰囲気漂う学園と、教会で聖女としての勤めを果たすメイは始終、甘い空気にさらされっぱなしだった。前世の記憶での【聖杯の乙女】の世界にはない、話。ここは、メイが生まれ変わって育って、生きている世界だから……ハロルドたちと出逢い、リゲルという最初は推しの兄だったが。みんなが居てくれて、メイはメイとして生きていく事ができた。
そして、マノンは生まれ変わった自分が壊れてしまう前に愛する人と出逢え、教会の敷地から出られないとは言え。今は静かに幸せな時間を過ごしている。
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