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第二章 迫る!ダンデリオンの影
第四話 デートの誘い
しおりを挟むライブ会場を後にしギア子はサクラを部屋に連れて行き、ベッドに寝かせ眠ったのを確認してから自分の部屋に戻った。
メガ:あれ?ライブ行ったんじゃないの?
メガ男は仕事が早く終わり帰宅していた。
ギア:行ったんだけど・・・。今日は特に暑くてサクラが会場に着く頃に気分悪くなってしまって帰ってきたのよ。
メガ:サクラは大丈夫なのか?
ギア:うん、少し様子見てたけど大丈夫そうだから戻って来たとこ。
メガ:そうか、また明日様子見に行ってやれよ。
ギア:うん、そうしてみる。
ギア子は翌日にサクラが心配で訪れていた。
ギア:どう?少しは良くなった?
サクラ:うん、だいぶ良くなった。ギア子がいてくれて助かった。
その時にインターホンが鳴った。
ギア:寝てて。私が出るよ。
サクラ:うん。お願い。
ギア子がドアを開けると宅配の人が見えないほどの大きな花束が入った箱を持っていた。
宅配の男性の人もあまりの大きさに戸惑っていた。
宅配の男性:サクラさん宛にお花のデリバリーです。ここにサインをお願いします。
ギア:はい。ここね。ご苦労様でした。
ギア子がサインをして花束をサクラが寝ているベッドの脇のテーブルに置いた。
ギア:誰からかしら?それにしても大きな花束ね手紙もあるわよ。
ギア子がが花束の入った箱を開け手紙を取ってサクラに渡した。
サクラ:こんにちわ、会場で会ったトーマです。その後、体調はいかがですか?良かったら今度お食事でも。
ギア:トーマさんから⁈ これってデート誘いじゃない。
サクラ:でも・・・まだ会ったばかりだし。
ギア:セラちゃんのお兄さんだし、それになかなか良い男じゃない?
サクラ:そうね。お食事するだけだし一回だけなら。
サクラは手紙に書かれていたメールアドレスに返事を送ったのであった。
サクラとトーマはその後、食事を重ね交際が順調のようだった。
眞香や光人について特に進展がないまま数ヶ月が過ぎた頃、旧月が澄玲と朱美を連れてギア子の家にやってきた。
ギア子は何か進展があったに違いないと思い三人を居間に通した。
澄玲や朱美から何か説明があるかと思っていると、少し間を置いて旧月が涙をぐっと堪えながら話し始めた。
旧月:実は眞香から数日前にこれが届いたんです。
ギア:眞香さんは亡くなったのでは。
旧月:そうなのですが、こうなる事が分かっていたのか前以て私に送るようにしておいたみたいで・・・開けてみたらこれが。
旧月がバックから端末を出してテーブルに置き、一緒に入っていた手紙を読み上げた。
「これを読む頃には俺は死んでるだろう。財団の事を調べてるうちに誰かに尾行されてるようになった。あの財団は資金集めの為だけだと思っていたが他にも何かあるようだ。
俺の中で何かおかしいと思い御神体と言われる弓に発信機をつけるように光人さんにお願いし偽物とすり替え本物は別の場所に隠した。
この端末に発信機を付けたGPSトラッカーをインストールしといた。偽物にも発信機を付けたから持ち出した人がいれば誰か分かるはずだ。
旧月ごめん、あれほど危ない事はするなと言われていたが刑事として見過ごすわけにはいかなかったんだ。澄玲先輩と朱美先輩にもよろしく伝え欲しい。
それとメガギアさん達にも。
旧月愛してる。眞香より」
読み終えた旧月は嗚咽を噛みしめ便箋にポタポタと涙が落ちた。
ギア子は涙でぐちゃぐちゃになった顔をした旧月を見て肩を優しく抱き寄せた。
ギア:旧月さん。眞香さんは立派な警察官だわ。眞香さんの気持ちを無駄にしない為に御神体を見つけましょ。
旧月:はい。
澄玲:では端末を起動してみますか。
朱美:了解です。
朱美が端末を手に取り電源ボタンを押すのであった。
つづく
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