あやかしの茶会は月下の庭で

「欠けた月をそう長く見つめるのは飽きないかい?」
部活で帰宅が遅くなった日、ミステリアスなクラスメート、香山景にそう話しかけられた柚月。それ以来、なぜか彼女の目には人ならざるものが見えるようになってしまう。
それまで平穏な日々を過ごしていたが、次第に非現実的な世界へと巻き込まれていく柚月。彼女には、本人さえ覚えていない、悲しい秘密があった。
十年前に兄を亡くした柚月と、妖の先祖返り景が紡ぐ、消えない絆の物語。

※某コンテスト応募中のため、一時的に非公開にしています。
24h.ポイント 0pt
0
小説 185,021 位 / 185,021件 キャラ文芸 4,364 位 / 4,364件

処理中です...