97 / 102
最終章
95
しおりを挟む
「戻れ、ノア。わたしは許可しない。」
その声色に、ふわふわとしていた気持ちが一気に萎んでいく。
怪我を負ったユリウスを後宮に囲まう際、この先は何でも言うことを聞くと、父に約束している。
「お言葉ですが陛下、認めざるを得ません。陛下もお分かりでしょう。」
神殿長が卓に並べられた二つの箱を指し示す。
「これだけの大きさの原石と、ほぼ同じ大きさの加工されたもの。加工されたばかりのものは、これほど艶々としているのですね。…陛下、これらを市中に流通させる訳にはまいりません。」
黒々と艶めく鉱石の塊を神殿長が両手で高く掲げると、その場にいた誰もが息を飲んだ。
窓から差し込む光を反射して、鉱石は紫色に輝いている。
「…駄目だ。戻るんだ、ノア。」
王は頑として譲らない。
「なぜじゃ?其方がノアの伴侶に求めていたものを、ユリウスは手にしておるではないか。」
「陛下、ユリウス様は全てノア様にと申しております。ユリウス様がノア様を害するようなことは決してないはずです。」
一妃と神殿長からの進言にも王は耳を貸さない。
約束は約束だ。神殿長が受理しても、父の許しがなければ、俺はここから出ることは叶わない。
「…世継ぎなら、いくらでもいるだろう。」
意図しないところで、口が勝手に動き出す。
「何の話だ?」
怪訝そうに真っ直ぐ俺を見下ろしている父の目を見据えると、言葉がすらすらと溢れ出してくる。
「父上には感謝しております。父上の行動全てが、この国とわたしのためであると。
ですが、今現在世継ぎはわたし一人だけではありません。わたしも含め、十人もいる。さらにこの国は現在他国からの干渉を撥ね付けられる程の大国です。もう、わたしである必要はないはずです。
あの時とは、違うのです。」
言い終えてから、一つ息を吐くと、ユリウスがそっと肩を抱いてくれた。
この感覚は久しぶりだ。自分の中に、ノアールを感じる。
ユリウスもきっと気がついているはずだ。
「駄目だノア。お前は…マホのように襲われてもいいのか?」
父の目を見つめたまま首を振る。
「何かに怯えて、ずっとここで囲われたまま暮らすのは嫌なんだ。俺は俺のやりたいように生きたい。ユリウスならきっと、そんな俺を支えてくれる。」
「駄目だ、ノア。そんなに言うなら、お前のことを廃嫡する。廃嫡されれば、もうこの王宮にいられなくなる。お前を育ててくれたニイナや、妃達にも会えなくなるんだ。それでも、ここを出ていくと言えるか?」
「…廃嫡?本当に?分かった。受け入れる。」
聞いていたよな?
神殿長を振り返ると、神殿長は神妙な面持ちで頷いた。
「廃嫡されたなら、俺はもうただの平民だ。ここにいちゃいけないよな。」
「ノア!!!」
立ち上がる父を無視して、ユリウスに向かい合う。
「ユリウス、もう王子じゃないけど、それでもいいか?」
「ええ何の問題もございません。」
差し伸べた手をとり、ユリウスはその甲に微かに触れるほどの口付けをした。
「ふふっ、俺はもう王子じゃないから、そう言うのはいいんだぞ。」
「受け入れて下さった感謝の意です。では、参りましょうか?」
ユリウスの手をぎゅっと握りしめると、それよりも強い力でぎゅっと握り返される。
「ノア!約束を忘れたのか!」
「あれは王子としての約束だから。俺はもう王子じゃない!」
「お前は、何を!」
「もういいだろう!父さんには感謝してる。でももう自由になりたいんだ!」
「ノア!」
がたんと椅子を倒して立ち上がる父親を無視して、母さんに向き直る。
「ごめん、母さん。俺ユリウスと行く。母様たちも、ごめん。今までありがとう。」
「いいんだよ、ノア。ノアの好きなように生きればいい。身体に異変が起きた時は、わたしがすぐに向かう。わかったね。」
母さんの言葉に何度も頷く。
……異変?
ああ、そうか。
「ありがとう。俺ユリウスの子を沢山産むから!な、ユリウス!」
一瞬ひどく驚いたような顔をしてから、ユリウスは声を上げて笑った。
「…そうですね。それは、おいおいで、構いません。」
目を細めて笑うその顔が、ひどく眩しい。
ユリウスはまだ憤慨したままの父に向かって礼をし、それから母様たちに向かって深く一礼した。
「幸せにの。」
「何かあったら、いつでも連絡するのよ。」
「達者でな。」
笑顔で見送ってくれる母さんと母様たちに別れの挨拶を告げると、ユリウスに手を引かれ、そのまま俺達は部屋を出た。
何度もノアと、俺を呼ぶ声が聞こえていたが、振り返ることはしない。
ルドルフとシオン、部屋の外に集まっていた兄さんたちからも引き止められることはなかった。
どことなく忙しない使用人たちを尻目に、外へ向かって進んでいく。
不思議そうに見送る使用人達の中から、一人が目の前に立ち塞がってきた。
「ユリウス!」
マホだ。
その声色に、ふわふわとしていた気持ちが一気に萎んでいく。
怪我を負ったユリウスを後宮に囲まう際、この先は何でも言うことを聞くと、父に約束している。
「お言葉ですが陛下、認めざるを得ません。陛下もお分かりでしょう。」
神殿長が卓に並べられた二つの箱を指し示す。
「これだけの大きさの原石と、ほぼ同じ大きさの加工されたもの。加工されたばかりのものは、これほど艶々としているのですね。…陛下、これらを市中に流通させる訳にはまいりません。」
黒々と艶めく鉱石の塊を神殿長が両手で高く掲げると、その場にいた誰もが息を飲んだ。
窓から差し込む光を反射して、鉱石は紫色に輝いている。
「…駄目だ。戻るんだ、ノア。」
王は頑として譲らない。
「なぜじゃ?其方がノアの伴侶に求めていたものを、ユリウスは手にしておるではないか。」
「陛下、ユリウス様は全てノア様にと申しております。ユリウス様がノア様を害するようなことは決してないはずです。」
一妃と神殿長からの進言にも王は耳を貸さない。
約束は約束だ。神殿長が受理しても、父の許しがなければ、俺はここから出ることは叶わない。
「…世継ぎなら、いくらでもいるだろう。」
意図しないところで、口が勝手に動き出す。
「何の話だ?」
怪訝そうに真っ直ぐ俺を見下ろしている父の目を見据えると、言葉がすらすらと溢れ出してくる。
「父上には感謝しております。父上の行動全てが、この国とわたしのためであると。
ですが、今現在世継ぎはわたし一人だけではありません。わたしも含め、十人もいる。さらにこの国は現在他国からの干渉を撥ね付けられる程の大国です。もう、わたしである必要はないはずです。
あの時とは、違うのです。」
言い終えてから、一つ息を吐くと、ユリウスがそっと肩を抱いてくれた。
この感覚は久しぶりだ。自分の中に、ノアールを感じる。
ユリウスもきっと気がついているはずだ。
「駄目だノア。お前は…マホのように襲われてもいいのか?」
父の目を見つめたまま首を振る。
「何かに怯えて、ずっとここで囲われたまま暮らすのは嫌なんだ。俺は俺のやりたいように生きたい。ユリウスならきっと、そんな俺を支えてくれる。」
「駄目だ、ノア。そんなに言うなら、お前のことを廃嫡する。廃嫡されれば、もうこの王宮にいられなくなる。お前を育ててくれたニイナや、妃達にも会えなくなるんだ。それでも、ここを出ていくと言えるか?」
「…廃嫡?本当に?分かった。受け入れる。」
聞いていたよな?
神殿長を振り返ると、神殿長は神妙な面持ちで頷いた。
「廃嫡されたなら、俺はもうただの平民だ。ここにいちゃいけないよな。」
「ノア!!!」
立ち上がる父を無視して、ユリウスに向かい合う。
「ユリウス、もう王子じゃないけど、それでもいいか?」
「ええ何の問題もございません。」
差し伸べた手をとり、ユリウスはその甲に微かに触れるほどの口付けをした。
「ふふっ、俺はもう王子じゃないから、そう言うのはいいんだぞ。」
「受け入れて下さった感謝の意です。では、参りましょうか?」
ユリウスの手をぎゅっと握りしめると、それよりも強い力でぎゅっと握り返される。
「ノア!約束を忘れたのか!」
「あれは王子としての約束だから。俺はもう王子じゃない!」
「お前は、何を!」
「もういいだろう!父さんには感謝してる。でももう自由になりたいんだ!」
「ノア!」
がたんと椅子を倒して立ち上がる父親を無視して、母さんに向き直る。
「ごめん、母さん。俺ユリウスと行く。母様たちも、ごめん。今までありがとう。」
「いいんだよ、ノア。ノアの好きなように生きればいい。身体に異変が起きた時は、わたしがすぐに向かう。わかったね。」
母さんの言葉に何度も頷く。
……異変?
ああ、そうか。
「ありがとう。俺ユリウスの子を沢山産むから!な、ユリウス!」
一瞬ひどく驚いたような顔をしてから、ユリウスは声を上げて笑った。
「…そうですね。それは、おいおいで、構いません。」
目を細めて笑うその顔が、ひどく眩しい。
ユリウスはまだ憤慨したままの父に向かって礼をし、それから母様たちに向かって深く一礼した。
「幸せにの。」
「何かあったら、いつでも連絡するのよ。」
「達者でな。」
笑顔で見送ってくれる母さんと母様たちに別れの挨拶を告げると、ユリウスに手を引かれ、そのまま俺達は部屋を出た。
何度もノアと、俺を呼ぶ声が聞こえていたが、振り返ることはしない。
ルドルフとシオン、部屋の外に集まっていた兄さんたちからも引き止められることはなかった。
どことなく忙しない使用人たちを尻目に、外へ向かって進んでいく。
不思議そうに見送る使用人達の中から、一人が目の前に立ち塞がってきた。
「ユリウス!」
マホだ。
241
あなたにおすすめの小説
【新版】転生悪役モブは溺愛されんでいいので死にたくない!
煮卵
BL
ゲーム会社に勤めていた俺はゲームの世界の『婚約破棄』イベントの混乱で殺されてしまうモブに転生した。
処刑の原因となる婚約破棄を避けるべく王子に友人として接近。
なんか数ヶ月おきに繰り返される「恋人や出会いのためのお祭り」をできる限り第二皇子と過ごし、
婚約破棄の原因となる主人公と出会うきっかけを徹底的に排除する。
最近では監視をつけるまでもなくいつも一緒にいたいと言い出すようになった・・・
やんごとなき血筋のハンサムな王子様を淑女たちから遠ざけ男の俺とばかり過ごすように
仕向けるのはちょっと申し訳ない気もしたが、俺の運命のためだ。仕方あるまい。
クレバーな立ち振る舞いにより、俺の死亡フラグは完全に回避された・・・
と思ったら、婚約の儀の当日、「私には思い人がいるのです」
と言いやがる!一体誰だ!?
その日の夜、俺はゲームの告白イベントがある薔薇園に呼び出されて・・・
ーーーーーーーー
この作品は以前投稿した「転生悪役モブは溺愛されんで良いので死にたくない!」に
加筆修正を加えたものです。
リュシアンの転生前の設定や主人公二人の出会いのシーンを追加し、
あまり描けていなかったキャラクターのシーンを追加しています。
展開が少し変わっていますので新しい小説として投稿しています。
続編出ました
転生悪役令嬢は溺愛されんでいいので推しカプを見守りたい! https://www.alphapolis.co.jp/novel/687110240/826989668
ーーーー
校正・文体の調整に生成AIを利用しています。
婚約破棄された悪役令息は隣国の王子に持ち帰りされる
kouta
BL
婚約破棄された直後に前世の記憶を思い出したノア。
かつて遊んだことがある乙女ゲームの世界に転生したと察した彼は「あ、そういえば俺この後逆上して主人公に斬りかかった挙句にボコされて処刑されるんだったわ」と自分の運命を思い出す。
そしてメンタルがアラフォーとなった彼には最早婚約者は顔が良いだけの二股クズにしか見えず、あっさりと婚約破棄を快諾する。
「まぁ言うてこの年で婚約破棄されたとなると独身確定か……いっそのこと出家して、転生者らしくギルドなんか登録しちゃって俺TUEEE!でもやってみっか!」とポジティブに自分の身の振り方を考えていたノアだったが、それまでまるで接点のなかったキラキライケメンがグイグイ攻めてきて……「あれ? もしかして俺口説かれてます?」
おまけに婚約破棄したはずの二股男もなんかやたらと絡んでくるんですが……俺の冒険者ライフはいつ始まるんですか??(※始まりません)
主人公の義弟兼当て馬の俺は原作に巻き込まれないためにも旅にでたい
発光食品
BL
『リュミエール王国と光の騎士〜愛と魔法で世界を救え〜』
そんないかにもなタイトルで始まる冒険RPG通称リュミ騎士。結構自由度の高いゲームで種族から、地位、自分の持つ魔法、職業なんかを決め、好きにプレーできるということで人気を誇っていた。そんな中主人公のみに共通して持っている力は光属性。前提として主人公は光属性の力を使い、世界を救わなければいけない。そのエンドコンテンツとして、世界中を旅するも良し、結婚して子供を作ることができる。これまた凄い機能なのだが、この世界は女同士でも男同士でも結婚することが出来る。子供も光属性の加護?とやらで作れるというめちゃくちゃ設定だ。
そんな世界に転生してしまった隼人。もちろん主人公に転生したものと思っていたが、属性は闇。
あれ?おかしいぞ?そう思った隼人だったが、すぐそばにいたこの世界の兄を見て現実を知ってしまう。
「あ、こいつが主人公だ」
超絶美形完璧光属性兄攻め×そんな兄から逃げたい闇属性受けの繰り広げるファンタジーラブストーリー
【本編完結】最強魔導騎士は、騎士団長に頭を撫でて欲しい【番外編あり】
ゆらり
BL
帝国の侵略から国境を守る、レゲムアーク皇国第一魔導騎士団の駐屯地に派遣された、新人の魔導騎士ネウクレア。
着任当日に勃発した砲撃防衛戦で、彼は敵の砲撃部隊を単独で壊滅に追いやった。
凄まじい能力を持つ彼を部下として迎え入れた騎士団長セディウスは、研究機関育ちであるネウクレアの独特な言動に戸惑いながらも、全身鎧の下に隠された……どこか歪ではあるが、純粋無垢であどけない姿に触れたことで、彼に対して強い庇護欲を抱いてしまう。
撫でて、抱きしめて、甘やかしたい。
帝国との全面戦争が迫るなか、ネウクレアへの深い想いと、皇国の守護者たる騎士としての責務の間で、セディウスは葛藤する。
独身なのに父性強めな騎士団長×不憫な生い立ちで情緒薄めな甘えたがり魔導騎士+仲が良すぎる副官コンビ。
甘いだけじゃない、骨太文体でお送りする軍記物BL小説です。番外は日常エピソード中心。ややダーク・ファンタジー寄り。
※ぼかしなし、本当の意味で全年齢向け。
★お気に入りやいいね、エールをありがとうございます! お気に召しましたらぜひポチリとお願いします。凄く励みになります!
ざこてん〜初期雑魚モンスターに転生した俺は、勇者にテイムしてもらう〜
キノア9g
BL
「俺の血を啜るとは……それほど俺を愛しているのか?」
(いえ、ただの生存戦略です!!)
【元社畜の雑魚モンスター(うさぎ)】×【勘違い独占欲勇者】
生き残るために媚びを売ったら、最強の勇者に溺愛されました。
ブラック企業で過労死した俺が転生したのは、RPGの最弱モンスター『ダーク・ラビット(黒うさぎ)』だった。
のんびり草を食んでいたある日、目の前に現れたのはゲーム最強の勇者・アレクセイ。
「経験値」として狩られる!と焦った俺は、生き残るために咄嗟の機転で彼と『従魔契約』を結ぶことに成功する。
「殺さないでくれ!」という一心で、傷口を舐めて契約しただけなのに……。
「魔物の分際で、俺にこれほど情熱的な求愛をするとは」
なぜか勇者様、俺のことを「自分に惚れ込んでいる健気な相棒」だと盛大に勘違い!?
勘違いされたまま、勇者の膝の上で可愛がられる日々。
捨てられないために必死で「有能なペット」を演じていたら、勇者の魔力を受けすぎて、なんと人間の姿に進化してしまい――!?
「もう使い魔の枠には収まらない。俺のすべてはお前のものだ」
ま、待ってください勇者様、愛が重すぎます!
元社畜の生存本能が生んだ、すれ違いと溺愛の異世界BLファンタジー!
この俺が正ヒロインとして殿方に求愛されるわけがない!
ゆずまめ鯉
BL
五歳の頃の授業中、頭に衝撃を受けたことから、自分が、前世の妹が遊んでいた乙女ゲームの世界にいることに気づいてしまったニエル・ガルフィオン。
ニエルの外見はどこからどう見ても金髪碧眼の美少年。しかもヒロインとはくっつかないモブキャラだったので、伯爵家次男として悠々自適に暮らそうとしていた。
これなら異性にもモテると信じて疑わなかった。
ところが、正ヒロインであるイリーナと結ばれるはずのチート級メインキャラであるユージン・アイアンズが熱心に構うのは、モブで攻略対象外のニエルで……!?
ユージン・アイアンズ(19)×ニエル・ガルフィオン(19)
公爵家嫡男と伯爵家次男の同い年BLです。
不幸体質っすけど、大好きなボス達とずっと一緒にいられるよう頑張るっす!
タッター
BL
ボスは悲しく一人閉じ込められていた俺を助け、たくさんの仲間達に出会わせてくれた俺の大切な人だ。
自分だけでなく、他者にまでその不幸を撒き散らすような体質を持つ厄病神な俺を、みんな側に置いてくれて仲間だと笑顔を向けてくれる。とても毎日が楽しい。ずっとずっとみんなと一緒にいたい。
――だから俺はそれ以上を求めない。不幸は幸せが好きだから。この幸せが崩れてしまわないためにも。
そうやって俺は今日も仲間達――家族達の、そして大好きなボスの役に立てるように――
「頑張るっす!! ……から置いてかないで下さいっす!! 寂しいっすよ!!」
「無理。邪魔」
「ガーン!」
とした日常の中で俺達は美少年君を助けた。
「……その子、生きてるっすか?」
「……ああ」
◆◆◆
溺愛攻め
×
明るいが不幸体質を持つが故に想いを受け入れることが怖く、役に立てなければ捨てられるかもと内心怯えている受け
【完結】悪役令息の伴侶(予定)に転生しました
* ゆるゆ
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、反省しました。
BLゲームの世界で、推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃が始まる──! といいな!(笑)
本編完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
きーちゃんと皆の動画をつくりました!
もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画
プロフのwebサイトから両方に飛べるので、もしよかったら!
本編以降のお話、恋愛ルートも、おまけのお話の更新も、アルファポリスさまだけですー!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる