依存の魔法使い

豚骨

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第1章 奇跡の始まり

ミズリの強化 2

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あ、ミズリ身体も成長してる。

顔立ちは、元が良すぎてあまり変わって無いけど、肌が更に透き通る様なきめ細かさと成り。
かなりの童顔だったのが少し成長して高校生位に成った感じですね。
身長は少しだけ高く成ったかな?
あ、胸が大きく成ってる。DかE位かな?
なんでしょう。完璧な美を目指した作り物みたいで、現実感が薄く成っちゃいましたねぇ。

・・・そんな彼女は私に愛を捧げてくれてる、と。まったく、幸せ過ぎますねぇ。

おっと、スキルの確認をしなければ。

「ミズリ、更に綺麗に成りましたね。
スキルの方は獲得出来ましたか?」

『有難う御座います。ギイ様』

見惚れる様な笑顔を見せてから少し間を開けてミズリが説明し出します。

『はい、増えていますね。1つ目は《上位回復》のスキルです。回復の内容ですが、欠損以外の損傷の回復、及び状態異常の回復です。どの程度の頻度で発動出来るかは要確認ですね。
2つ目のスキルですが、うわぁ~。1つ目も凄かったですけど、これは・・』

ミズリが心を落ち着ける様に胸に手を当て一息軽く息を吐いた。

『2つ目は《搾取》です。』

「搾取?随分イメージと違うものが来ましたね。」

『ギイ様のイメージはどのようにされたのですか?』

「私がイメージしたのは、ほら魔物退治していたら自然に強く成るでしょう?経験に拠るものなのか、他に何かの要因が有るかは解りませんがね。ですので、魔物退治を想像して退治した魔物から何かの、人を成長させる物が流れ込むイメージを、そしてそれを使ってミズリが成長するイメージで発動しましたね。」

『ああ、ではイメージ通りの様です。』

「ん?」

『魔物退治等の経験を積む事でポイントが貯まって、そのポイントを消費してステータス値やスキル候補を獲得するって書いてあります・・?ステータス値って何ですかね?』

「ステータス値だって?それは体力や力、素早さなんかを、強さの目安として数値化した物だけど、そんなシステムはこの世界に無いよね?」

『この世界?・・ええ有りません。唯一有るのがスキルですから。』

「ふむ、とはいえ、私が知ってる限りでも身体強化系のスキルが有りますから、隠れたパラメータとして存在するのかも知れませんね。」

『あの、それでこの世界と言うのは?あの説明ですと、ここ以外では普通に有る言葉の様に聞こえましたけど。ギイ様が生まれた時からお世話している私が知らないのは一体?』

「あ、」

『あ、?って坊ちゃん。私に隠し事ですか?いつからですか?何を隠してるんですか?坊ちゃん?』

ねぇ、笑顔が怖いよミズリさん。さっきまで蕩けるような笑顔だったじゃないですか。やめて、その貼り付けた様な笑顔で少しずつ近づいてくるの怖いから。あと、坊ちゃん呼びに戻ってますよ、・・・良し、1回落ち着いて貰おう。

チュッ

『!!!!!!!ッッ!!にゃ、にゃにお!!』

ボッと顔を真っ赤にしたミズリが、ササッと少し後に下がり、唇に手を当て・・てないな、当てようとして止めた感じですね。あ、唇を指で触ってるけど唇を重ねた所は避けてる感じですね、て言うか指の動きがエッチぃんですけど、あと呂律が回って無いミズリさん、可愛らしいですね。フヒヒ

「落ち着いて下さいねミズリ。いずれ話そうとは思ってましたけど、良い機会ですからクイースも含めて聞いて貰いましょうか。ただしお風呂を上がってからですがね。」

それよりも、とミズリに話を聞く。スキル候補は確認出来るんですかね?

『今は確認出来ない様です。獲得出来るポイントに成れば、表示されるんではないでしょうか。』

ふむ、可能性は高いな。なら早めに魔物退治をしなければな。
良し、とりあえず部屋に戻ったら予定を組み直しですね。そう思いつつ、絡みついてくるクイースを撫でながらマッタリと風呂を楽しんだ。
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