27 / 76
第1章 奇跡の始まり
ミズリの強化 2
しおりを挟む
あ、ミズリ身体も成長してる。
顔立ちは、元が良すぎてあまり変わって無いけど、肌が更に透き通る様なきめ細かさと成り。
かなりの童顔だったのが少し成長して高校生位に成った感じですね。
身長は少しだけ高く成ったかな?
あ、胸が大きく成ってる。DかE位かな?
なんでしょう。完璧な美を目指した作り物みたいで、現実感が薄く成っちゃいましたねぇ。
・・・そんな彼女は私に愛を捧げてくれてる、と。まったく、幸せ過ぎますねぇ。
おっと、スキルの確認をしなければ。
「ミズリ、更に綺麗に成りましたね。
スキルの方は獲得出来ましたか?」
『有難う御座います。ギイ様』
見惚れる様な笑顔を見せてから少し間を開けてミズリが説明し出します。
『はい、増えていますね。1つ目は《上位回復》のスキルです。回復の内容ですが、欠損以外の損傷の回復、及び状態異常の回復です。どの程度の頻度で発動出来るかは要確認ですね。
2つ目のスキルですが、うわぁ~。1つ目も凄かったですけど、これは・・』
ミズリが心を落ち着ける様に胸に手を当て一息軽く息を吐いた。
『2つ目は《搾取》です。』
「搾取?随分イメージと違うものが来ましたね。」
『ギイ様のイメージはどのようにされたのですか?』
「私がイメージしたのは、ほら魔物退治していたら自然に強く成るでしょう?経験に拠るものなのか、他に何かの要因が有るかは解りませんがね。ですので、魔物退治を想像して退治した魔物から何かの、人を成長させる物が流れ込むイメージを、そしてそれを使ってミズリが成長するイメージで発動しましたね。」
『ああ、ではイメージ通りの様です。』
「ん?」
『魔物退治等の経験を積む事でポイントが貯まって、そのポイントを消費してステータス値やスキル候補を獲得するって書いてあります・・?ステータス値って何ですかね?』
「ステータス値だって?それは体力や力、素早さなんかを、強さの目安として数値化した物だけど、そんなシステムはこの世界に無いよね?」
『この世界?・・ええ有りません。唯一有るのがスキルですから。』
「ふむ、とはいえ、私が知ってる限りでも身体強化系のスキルが有りますから、隠れたパラメータとして存在するのかも知れませんね。」
『あの、それでこの世界と言うのは?あの説明ですと、ここ以外では普通に有る言葉の様に聞こえましたけど。ギイ様が生まれた時からお世話している私が知らないのは一体?』
「あ、」
『あ、?って坊ちゃん。私に隠し事ですか?いつからですか?何を隠してるんですか?坊ちゃん?』
ねぇ、笑顔が怖いよミズリさん。さっきまで蕩けるような笑顔だったじゃないですか。やめて、その貼り付けた様な笑顔で少しずつ近づいてくるの怖いから。あと、坊ちゃん呼びに戻ってますよ、・・・良し、1回落ち着いて貰おう。
チュッ
『!!!!!!!ッッ!!にゃ、にゃにお!!』
ボッと顔を真っ赤にしたミズリが、ササッと少し後に下がり、唇に手を当て・・てないな、当てようとして止めた感じですね。あ、唇を指で触ってるけど唇を重ねた所は避けてる感じですね、て言うか指の動きがエッチぃんですけど、あと呂律が回って無いミズリさん、可愛らしいですね。フヒヒ
「落ち着いて下さいねミズリ。いずれ話そうとは思ってましたけど、良い機会ですからクイースも含めて聞いて貰いましょうか。ただしお風呂を上がってからですがね。」
それよりも、とミズリに話を聞く。スキル候補は確認出来るんですかね?
『今は確認出来ない様です。獲得出来るポイントに成れば、表示されるんではないでしょうか。』
ふむ、可能性は高いな。なら早めに魔物退治をしなければな。
良し、とりあえず部屋に戻ったら予定を組み直しですね。そう思いつつ、絡みついてくるクイースを撫でながらマッタリと風呂を楽しんだ。
顔立ちは、元が良すぎてあまり変わって無いけど、肌が更に透き通る様なきめ細かさと成り。
かなりの童顔だったのが少し成長して高校生位に成った感じですね。
身長は少しだけ高く成ったかな?
あ、胸が大きく成ってる。DかE位かな?
なんでしょう。完璧な美を目指した作り物みたいで、現実感が薄く成っちゃいましたねぇ。
・・・そんな彼女は私に愛を捧げてくれてる、と。まったく、幸せ過ぎますねぇ。
おっと、スキルの確認をしなければ。
「ミズリ、更に綺麗に成りましたね。
スキルの方は獲得出来ましたか?」
『有難う御座います。ギイ様』
見惚れる様な笑顔を見せてから少し間を開けてミズリが説明し出します。
『はい、増えていますね。1つ目は《上位回復》のスキルです。回復の内容ですが、欠損以外の損傷の回復、及び状態異常の回復です。どの程度の頻度で発動出来るかは要確認ですね。
2つ目のスキルですが、うわぁ~。1つ目も凄かったですけど、これは・・』
ミズリが心を落ち着ける様に胸に手を当て一息軽く息を吐いた。
『2つ目は《搾取》です。』
「搾取?随分イメージと違うものが来ましたね。」
『ギイ様のイメージはどのようにされたのですか?』
「私がイメージしたのは、ほら魔物退治していたら自然に強く成るでしょう?経験に拠るものなのか、他に何かの要因が有るかは解りませんがね。ですので、魔物退治を想像して退治した魔物から何かの、人を成長させる物が流れ込むイメージを、そしてそれを使ってミズリが成長するイメージで発動しましたね。」
『ああ、ではイメージ通りの様です。』
「ん?」
『魔物退治等の経験を積む事でポイントが貯まって、そのポイントを消費してステータス値やスキル候補を獲得するって書いてあります・・?ステータス値って何ですかね?』
「ステータス値だって?それは体力や力、素早さなんかを、強さの目安として数値化した物だけど、そんなシステムはこの世界に無いよね?」
『この世界?・・ええ有りません。唯一有るのがスキルですから。』
「ふむ、とはいえ、私が知ってる限りでも身体強化系のスキルが有りますから、隠れたパラメータとして存在するのかも知れませんね。」
『あの、それでこの世界と言うのは?あの説明ですと、ここ以外では普通に有る言葉の様に聞こえましたけど。ギイ様が生まれた時からお世話している私が知らないのは一体?』
「あ、」
『あ、?って坊ちゃん。私に隠し事ですか?いつからですか?何を隠してるんですか?坊ちゃん?』
ねぇ、笑顔が怖いよミズリさん。さっきまで蕩けるような笑顔だったじゃないですか。やめて、その貼り付けた様な笑顔で少しずつ近づいてくるの怖いから。あと、坊ちゃん呼びに戻ってますよ、・・・良し、1回落ち着いて貰おう。
チュッ
『!!!!!!!ッッ!!にゃ、にゃにお!!』
ボッと顔を真っ赤にしたミズリが、ササッと少し後に下がり、唇に手を当て・・てないな、当てようとして止めた感じですね。あ、唇を指で触ってるけど唇を重ねた所は避けてる感じですね、て言うか指の動きがエッチぃんですけど、あと呂律が回って無いミズリさん、可愛らしいですね。フヒヒ
「落ち着いて下さいねミズリ。いずれ話そうとは思ってましたけど、良い機会ですからクイースも含めて聞いて貰いましょうか。ただしお風呂を上がってからですがね。」
それよりも、とミズリに話を聞く。スキル候補は確認出来るんですかね?
『今は確認出来ない様です。獲得出来るポイントに成れば、表示されるんではないでしょうか。』
ふむ、可能性は高いな。なら早めに魔物退治をしなければな。
良し、とりあえず部屋に戻ったら予定を組み直しですね。そう思いつつ、絡みついてくるクイースを撫でながらマッタリと風呂を楽しんだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
Re:Monster(リモンスター)――怪物転生鬼――
金斬 児狐
ファンタジー
ある日、優秀だけど肝心な所が抜けている主人公は同僚と飲みに行った。酔っぱらった同僚を仕方無く家に運び、自分は飲みたらない酒を買い求めに行ったその帰り道、街灯の下に静かに佇む妹的存在兼ストーカーな少女と出逢い、そして、満月の夜に主人公は殺される事となった。どうしようもないバッド・エンドだ。
しかしこの話はそこから始まりを告げる。殺された主人公がなんと、ゴブリンに転生してしまったのだ。普通ならパニックになる所だろうがしかし切り替えが非常に早い主人公はそれでも生きていく事を決意。そして何故か持ち越してしまった能力と知識を駆使し、弱肉強食な世界で力強く生きていくのであった。
しかし彼はまだ知らない。全てはとある存在によって監視されているという事を……。
◆ ◆ ◆
今回は召喚から転生モノに挑戦。普通とはちょっと違った物語を目指します。主人公の能力は基本チート性能ですが、前作程では無いと思われます。
あと日記帳風? で気楽に書かせてもらうので、説明不足な所も多々あるでしょうが納得して下さい。
不定期更新、更新遅進です。
話数は少ないですが、その割には文量が多いので暇なら読んでやって下さい。
※ダイジェ禁止に伴いなろうでは本編を削除し、外伝を掲載しています。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
美醜逆転世界の学園に戻ったおっさんは気付かない
仙道
ファンタジー
柴田宏(しばたひろし)は学生時代から不細工といじめられ、ニートになった。
トラックにはねられ転移した先は美醜が逆転した現実世界。
しかも体は学生に戻っていたため、仕方なく学校に行くことに。
先輩、同級生、後輩でハーレムを作ってしまう。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる