【R18】ウブな小鳥と奔放な兎とツンな猫は猛獣と猛禽類と仲良くお勉強をします

枯枝るぅ

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できない男

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講習開始予定時刻になり、部屋に入ってきた講師の二人から、今日からの講習についての説明を受けた。

今回を入れて計三回、前戯について学ぶ。

初めの三十分間は主に洗浄と準備の時間だ。

俺達タチ側の生徒はネコ側の生徒が後ろや全身を清めとる間約十五分間ゲイビを見て、その後ネコ側の生徒がベッドルームに移動して後ろを解し始めた頃にシャワーを浴びに行き、十分程度の間に身体を清めてバスローブに着替え、ネコ側の生徒が待つベッドルームに移動する。

その後簡単な流れ等の説明を聞き、一組あたり二十五分間ずつ前戯の実技講習を受け、持ち時間終了後にタチ側の生徒はネコ側の生徒をシャワールームへ連れて行き、行為後の身体を綺麗にするところまで行う。

相手をイかせるのは各ペア二回まで。

前のペアの実技終了後、三分間のインターバルを挟んで次のペアに交代する。

順番は講師の二人に予めくじ引きで決められとって、詳しくは四階に上がってから発表とのことだった。

ネコ側の生徒三人が、準備の為同じくネコ側である講師のレイさんに連れられて部屋を出ていく。

AV男優をしとるというユウちゃんは流石慣れとるだけあって顔色一つ変えずにご機嫌で部屋を出て行き、リンちゃんは相変わらずの仏頂面、ヒナちゃんは緊張でカチコチになって両手両足が同時に出とった。

それから部屋に残った俺達は、ゲイビを見ながら講師のリュウさんの話を聞いた。


「今回からいよいよ前戯の実技が始まるけど、経験がある人もない人も一応俺達が触り方とか指導させてもらうからね。性感帯は人それぞれ違うし、気持ちいい触り方も人それぞれだし、激しくすれば気持ちいいって訳でもないし、特にヒナは初体験みたいだからくれぐれも気を付けてあげて。多分最初はアナルに指入れるのも痛がると思うから。ユウはまぁ大丈夫と思うけどリンも未知数だし、皆がベッドルームに入るまでレイと一緒に少し慣らしといてもらうからね」


慣らす……慣らすって、一体何をするんだろう?

自分の指で拡げるとか……それともディルド的な物を突っ込むとかなんかな。

ちょっと想像してしまって、自分の股間に熱が集まるのを感じる。


──やばいやばい、俺ってば一体何考えてんだ。


その後も、前立腺責めやら精嚢責めやらS字結腸責めやら尿道責めやら、まぁここはセックスを学ぶ場所なのだから仕方ないこととは言えなんとも卑猥な単語を並べ立てられて、そう言う責め方もあるけどまだ慣れないうちは苦痛でしかないから無理してやらないように、と釘を刺された。

レイぐらい上級者になるとめっちゃよがるようになるんだけどねー、なんてとんでもない情報をさらっと付け足されてちょっとドキドキしとったら、シャワールームが空いたという連絡がレイさんから入って、リュウさんとタチ側の生徒六人全員で四階に上がる。

六室あるシャワールームにそれぞれ分かれて入り、備え付けのボディソープ(謎に三種類あった)を泡立てて全身を……特に大事な部分は念入りに清め、ふかふかのバスタオルで水分を拭き取ってからバスケットに用意されとったバスローブを身に纏うと、同じようにしてシャワーを浴び終え、やや緊張した面持ちで佇む生徒達と合流し、ベッドルームへと向かった。

部屋の扉を開けたリュウさんに続いて、俺達も中に入る。

するとそこはもう既に濃厚なエロい空気が充満し、部屋の中央にあるクイーンサイズのベッドの上には目を潤ませて息を荒らげるネコの三人が横たわっとった。


「随分可愛い感じに仕上がってるなぁ」

「うん。ユウくんはやっぱり流石だね。リンくんはなんか声出すの嫌みたいで我慢してたけど身体はちゃんと敏感だし、ヒナくんは初めてだから最初すごく恥ずかしがっててどうなることかと思ったけど結構素質ありそう。指一本ぐらいならもうすんなり入ると思う」


俺達の目の前で繰り広げられるリュウさんとレイさんの会話を聞いて、一体この三十分の間に何があったんだ……と気になって仕方が無かったけど、俺はシュンくんと違ってデリカシーというものをきっちり弁えとるから、面と向かって聞くことは出来んかった。

ルイくんがヒナちゃんの髪を撫でながら大丈夫?と聞く傍でシュンくんが、

 
「ヒナお前一体ケツに何突っ込んだんだ!?」


なんてバカデカい声で単刀直入に聞くもんだから、案の定ヒナちゃんから、


「シュンくんて本当にデリカシー無さすぎるよね......」


と呆れられとった。

前戯の実技講習では、本番行為と相手が嫌がること、乱暴なことさえしければ何をしてもええらしい。

そして毎回異なる課題があり、今回の講習の課題は、『必ず一回は相手の性器を口で愛撫する』こと。

ベッド脇のサイドボードの上には、ティッシュ、ローション、四種類のサイズのコンドームが用意されとって、まだ本番行為はせんけど直に相手の性器に触れたり舐めたりするのに抵抗がある人は、相手にコンドームを着けてもらってもOKとのことだった。


「今回の講習のペアは、リンくんはマサくんとリョウくん、ユウくんはシュンくんとケイくん、ヒナくんはルイくんとコタくんと組んで下さい。ユウくんとヒナくんは動ける?もし動けそうならベッド空けてあげてね」


レイさんの口から、今日のペアと順番が発表された。

一組目はリンちゃん、マサペア。

これからベッドを使って実技を行う為移動するように言われると、ユウちゃんは一人でさっとベッドから降りてスタスタとパイプ椅子に座りに行ったけど、ヒナちゃんは自力で立ち上がることが出来ず、ルイくんとコタに支えられてよたよたと歩き、二人に挟まれるようにしてソファに座った。

いよいよこれから、リンちゃんとマサの濃厚な時間が始まる。

皆の素肌を見るのはこれが初めてだし、知り合い同士の行為を見るのも初めてだから、否が応でも心拍数が上がっていくのが分かった。
 
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