【R18】ウブな小鳥と奔放な兎とツンな猫は猛獣と猛禽類と仲良くお勉強をします

枯枝るぅ

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仮面の男

8 ※

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それからヒナはケイくんの身体を借り、リュウさんとレイさんから特訓を受けた。

まずはキスのやり方を教わると、最初はケイくんのバスローブの胸元をキュッと握って躊躇いながら唇同士を触れ合わせることしか出来なかったのが、ちゅっ、ちゅっと音を立ててケイくんの唇を吸ったり、ちろちろと舐めたり、


「……あの……舌、出して……?」


と恥ずかしそうに言って差し出されたケイくんの舌をはむはむと甘噛みしたり、自分の舌と触れ合わせたり出来るようになった。

ただまだ口内で舌を絡ませたり、相手の口内を舐めたりするのは息継ぎが上手く出来てなくて、唇を離した後、ヒナははふはふと苦しそうにしながらケイくんの肩に凭れかかった。

数分が経ち、乱れた呼吸が整うと、ヒナは次に身体への愛撫を練習した。

緊張して震える指でケイくんのバスローブを脱がせ、そのデカい身体をベッドに寝かせると、リュウさんとレイさんに教えられたとおりに首筋から胸元を撫で、キスを落とし、時折舌を這わせた。

そしてその唇と指がケイくんの乳首へと到達すると、そこも講師の二人に教わりながら羽根が触れるような絶妙なタッチでくるくると周りを撫でたり、ふぅと息を吹きかけて焦らしてからねっとりと舐め上げたり、唇で挟んでコリコリと甘噛みしたり、ちゅうちゅうと音を立てて吸い付いたりした。

ヒナが拙いながらもケイくんの胸への愛撫を続けるうちに、ケイくんの性器はしっかりと反応し、ムクムクと肥大化していった。
 
それを見たヒナは自分の力でケイくんを勃起させられたという事実が嬉しかったようで、


「たった……!」


と某有名な山育ちの少女のような台詞を口にし、またしてもオーディエンスをほんわかさせていた。

乳首への愛撫の施し方を覚えた後は、いよいよ性器への愛撫へと移っていく。

いきなりソコを咥えるのではなく、足の付け根や内腿、袋の周りをそっと撫で、竿に血管が浮き出て先端から透明な汁が滲み始めたところで、ようやくヒナの舌がケイくんの性器に触れた。

まずはゆっくりと竿の部分を舌先でくすぐり、それから先端と竿を結ぶ裏筋を何度も舐め上げた。
徐々にケイくんの吐く息が荒くなり、先走りの汁の量が増えてくると今度はにちにちと音を立てて先端に円を描くように舌を這わせ、先端を口内に招き入れ、張り出した部分に唇を引っ掛けるようにして頭を上下に動かした。

ただ、ヒナの口から出入りしてるケイくんの性器は太さも長さもかなりあって、とてもじゃないけどヒナの口に全部収めることは出来ない。

そしてヒナはそんな規格外サイズのモノをしゃぶってすぐに顎が疲れてしまったようで、一度先端から口を離すと両手で竿を握って上下に扱きつつ、赤い舌を出して先端をちろちろと舐め、上半身を起こしてヒナの頭を撫でながらヒナが自分のモノに奉仕する様を眺めているケイくんを上目遣いで見上げた。


「ッ、あー、そんな可愛い顔でこっち見られたらヤバいわ」

「ん……ちゃんと、きもちい……?」

「ちゃんと気持ちええよ。でもちょっとまだイけなさそうだし、時間無いから手伝ってもええ?」

「……うん……ごめんね?」

「違う違う、俺のデカいからさ、疲れるっしょ。めっちゃ気持ちかったから謝らんでよ」


まだヒナは他人の性器に触れること自体三回目だし、相手役のケイくんは経験豊富だし、しかもモノがデカいしでイかせられなくても当然なのに、自力でイかせられなくて落ち込むヒナの頭を優しくポンポンと撫でたケイくんは、膝立ちになるとヒナのバスローブをはだけさせた。


「先っぽだけ咥えて、ぺろぺろ出来る?」


ヒナの唾液と自分の先走り液で濡れて光るモノを握り、ヒナの口元に近付けたケイくんに言われるがまま、ヒナは再び先端を口内に迎え入れ、苦しそうにしながらも舌を絡めた。

ケイくんはそんなヒナを目を細めて見下ろしながら自分で竿をゴシゴシと扱き、空いた方の手でヒナの後頭部を掴んで控えめに腰を揺らした。


「やば、出そ……いい?」


ケイくんの切羽詰まった声を聞き、眉間に皺を寄せて目をギュッと瞑ったヒナの頭がコクコクと縦に振られる。

それを確認したケイくんの手の動きが早くなり、それまでは控えめに揺れていただけだった腰を大きく数回前後させると、「イく……ッ」と低く唸ってケイくんの腰の動きが止まった。

ビクンビクンと身体を震わせてヒナの口内に熱を吐き出したケイくんは、その後全て出し切るようにゆるゆると竿を扱いていたけど、ヒナの口に自身を思いっきり突き入れてしまったことを思い出し、慌ててヒナの口からソレを引き抜くと、


「ごめん!苦しかった?大丈夫?」


と詫びながらティッシュを差し出して、ヒナの口に溜まった精液を吐き出させた。

けどヒナはそんなことよりも、ケイくんのを舐めただけで感じてしまったようで、身体の中でグルグルと渦を巻く熱を持て余し、涙目でケイくんに縋りついた。


「なんか……へん……からだ、むずむずする……けーくんたすけて……」


そんなふうに言われて我慢出来る男がいる訳がない。

なんなら俺の隣にいるルイくんが、


「俺が助けたい……!」


と言って立ち上がりかけていた。

もちろんケイくんもしっかり煽られて、ゴクリと唾を飲み込むと、


「分かった、ヒナちゃんも気持ちよくなろな」


と言ってヒナのバスローブを剥ぎ取り、ベッドに寝かせた。


『むずむずする』との言葉どおり、ヒナの性器はまだ何もしていないのにしっかりと勃ち上がり、先走りの汁でとろとろになっていた。

本当だったらケイくんもヒナの身体を上から下まで味わいたかったと思うけど、もう時間もあまり残っていないしヒナの性器はちょっと刺激しただけですぐにイってしまいそうなぐらい張り詰めているしで、ケイくんはヒナの胸元に埋めようとした顔を下にずらし、濡れてぴくぴくと震えるソコをぱくりと一気に根元まで口に含むと、ずるずると音を立てて吸い上げた。


「あ……っ!ぁ、や、あーーーっ!」


案の定、唇で数回上下に扱かれただけで甘い悲鳴のような声を上げて達してしまったヒナは、手の甲を口元に宛て、ぴくぴくと全身を痙攣させている。

まだケイくんはヒナのナカを探っていないし課題の兜合わせもクリアしていないけど、くったりと横たわるヒナを見るにとてもじゃないけど続きを出来る状態ではなくて、リュウさんもレイさんも、『ヒナの良い練習になったから』と課題をこなせなかったことを見逃してくれて、その後すぐにアラームがなり、ちゃんと全部出来なくてごめんなさいとまた落ち込むヒナを慰めながら、ケイくんはヒナを横抱きにして部屋を出て行った。
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