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ー案件その八ー慌ただしい日常業務とその後の楽しみ
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色々な想い出の残る決算旅行も終わり…何時もの慌ただしい業務に戻る。
午後三時きっかり。支店の入り口のシャッターが、内務課長によって閉められた。
ーさぁ、今日も闘いを始めようか?ー
現金が機械の残高と、一円足りとも違えて居ないことを確認する。主に、窓口の先輩女子行員方の役割だ。先輩が現金に間違いが無いことを確認し終えると、私はひたすら…たくさんの用紙に本日の数字の動きをコンピューターで打ち出す。
ー今日も、全ては滞りなく終了したー
元帳を付けたり、雑務をこなしていると…突然の内務課長からの提案。
『みんな!!今日は金曜日じゃないか?渉外課長や支店長とも話したんだが…支店全員で飲みに行かないか?』
他の先輩女子行員方達は、飲むのは嫌いではないようなので…跳び跳ねて喜んだ。私は…まぁ、、、あわよくば、松木さんと話が出来たらいいな♪…位のつもりで、参加を承諾した。
内務課長の満面の笑みで、
『よし、全員一致だな?何時もの時間に!…場所は地図をコピーしてるから、各自見ておけよ?』
とにかく一番嬉しそうだ。
まぁ、我が支店は…何だかんだで飲み会が多い。大抵は2次会で失礼させていただくのだけれども。
因みに松木さんは、実は酒に弱い。コップ一杯飲まぬ内に、直ぐに顔を真っ赤にする。しかも煙草も吸わない。…唯一の娯楽は…すけべなビデオ鑑賞…(滝汗)………………ま、まぁ!実に『健全』な日本男児ではありませぬか?
それから男性渉外行員がポツリポツリポツリと帰行。内務課長は、先程の件をまた再度渉外行員達にも伝えていた。
先に仕事を終えた内務事務班は、(それでもほぼ時間ギリギリに)銀行を後にした。目指すは今日の飲み会会場である、居酒屋『助さん格さん』。(どっかの時代劇のような名前である)
居酒屋にて待っていると、次に支店長が、それから次々と仕事を切り上げた渉外行員達が集まり…最後に渉外課長が到着した頃には、時間は八時を回りかけていた。時間厳守が命なハズの銀行員にとってあるまじき行為である。
『皆さま!今日はお疲れ様でした!!乾杯☆』
やはり先陣を切った、内務課長の音頭と共に…本日も始まりました。”ハッスル会“(笑)
渉外行員も、(松木さん以外は)飲むのは嫌いでは無いらしい。そのコップの中身を空けるみんなの表情はとても明るい。何処か、”憂さ晴らし“的な場所はやはり必要なのだろうか?
麦酒をちびちび飲んでほろ酔いな私は、お酌を建前に松木さんの元を訪れようと立ち上がろうとした…ら…非常に残念な事に!お酌に回ってきた岡田に捕まった。
『まぁまぁ、加地くん!ググッとイってくれたまえ‼』
何故か偉そうな岡田が、私のコップに麦酒を並々と注いできた。お返しとばかりにわたしも岡田に注ごうとすると、岡田はコップを持っていない。仕方ないので…私のコップの麦酒を全て飲み干し、岡田に突きつけた。
『岡田さん♪私の注ぐお酒が飲めないのですか?』
ニコニコ微笑みながら、麦酒を並々に注ぎ返す。すると岡田は、
『ご馳走になります‼』
元気に叫んだかと思うと…みるみる内に私の注いだ麦酒を飲み干し、空のコップを私に返した。
”しまった…‼岡田に宣戦布告をした様なモノではないか⁉“更に麦酒をコップに注いで来た岡田だったが、私はさすがに冷や汗かきながら苦笑いし…麦酒がいっぱいに注がれたコップをそのまま机に置く事しか出来なかった。
午後三時きっかり。支店の入り口のシャッターが、内務課長によって閉められた。
ーさぁ、今日も闘いを始めようか?ー
現金が機械の残高と、一円足りとも違えて居ないことを確認する。主に、窓口の先輩女子行員方の役割だ。先輩が現金に間違いが無いことを確認し終えると、私はひたすら…たくさんの用紙に本日の数字の動きをコンピューターで打ち出す。
ー今日も、全ては滞りなく終了したー
元帳を付けたり、雑務をこなしていると…突然の内務課長からの提案。
『みんな!!今日は金曜日じゃないか?渉外課長や支店長とも話したんだが…支店全員で飲みに行かないか?』
他の先輩女子行員方達は、飲むのは嫌いではないようなので…跳び跳ねて喜んだ。私は…まぁ、、、あわよくば、松木さんと話が出来たらいいな♪…位のつもりで、参加を承諾した。
内務課長の満面の笑みで、
『よし、全員一致だな?何時もの時間に!…場所は地図をコピーしてるから、各自見ておけよ?』
とにかく一番嬉しそうだ。
まぁ、我が支店は…何だかんだで飲み会が多い。大抵は2次会で失礼させていただくのだけれども。
因みに松木さんは、実は酒に弱い。コップ一杯飲まぬ内に、直ぐに顔を真っ赤にする。しかも煙草も吸わない。…唯一の娯楽は…すけべなビデオ鑑賞…(滝汗)………………ま、まぁ!実に『健全』な日本男児ではありませぬか?
それから男性渉外行員がポツリポツリポツリと帰行。内務課長は、先程の件をまた再度渉外行員達にも伝えていた。
先に仕事を終えた内務事務班は、(それでもほぼ時間ギリギリに)銀行を後にした。目指すは今日の飲み会会場である、居酒屋『助さん格さん』。(どっかの時代劇のような名前である)
居酒屋にて待っていると、次に支店長が、それから次々と仕事を切り上げた渉外行員達が集まり…最後に渉外課長が到着した頃には、時間は八時を回りかけていた。時間厳守が命なハズの銀行員にとってあるまじき行為である。
『皆さま!今日はお疲れ様でした!!乾杯☆』
やはり先陣を切った、内務課長の音頭と共に…本日も始まりました。”ハッスル会“(笑)
渉外行員も、(松木さん以外は)飲むのは嫌いでは無いらしい。そのコップの中身を空けるみんなの表情はとても明るい。何処か、”憂さ晴らし“的な場所はやはり必要なのだろうか?
麦酒をちびちび飲んでほろ酔いな私は、お酌を建前に松木さんの元を訪れようと立ち上がろうとした…ら…非常に残念な事に!お酌に回ってきた岡田に捕まった。
『まぁまぁ、加地くん!ググッとイってくれたまえ‼』
何故か偉そうな岡田が、私のコップに麦酒を並々と注いできた。お返しとばかりにわたしも岡田に注ごうとすると、岡田はコップを持っていない。仕方ないので…私のコップの麦酒を全て飲み干し、岡田に突きつけた。
『岡田さん♪私の注ぐお酒が飲めないのですか?』
ニコニコ微笑みながら、麦酒を並々に注ぎ返す。すると岡田は、
『ご馳走になります‼』
元気に叫んだかと思うと…みるみる内に私の注いだ麦酒を飲み干し、空のコップを私に返した。
”しまった…‼岡田に宣戦布告をした様なモノではないか⁉“更に麦酒をコップに注いで来た岡田だったが、私はさすがに冷や汗かきながら苦笑いし…麦酒がいっぱいに注がれたコップをそのまま机に置く事しか出来なかった。
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