甘く蕩ける程に愛して

みのる

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使用人栗栖の悪戯

お嬢様!お背中お流し致します!!~お風呂場での告白~

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栗栖の「ミルク」を飲まされた(正確には…飲めていない)日の夜。私はお風呂で湯船にゆったりと浸かっていた。
すると外側からお風呂場のドアをノックする何者か。…誰かは直ぐに分かった。
てか…お風呂TIMEは基本、私は使用人を呼ばない。
(1人でゆっくりとしたいからだ)

『お嬢様‼…背中を流しましょうか?』

私はもちろん素っ裸。なのでハッキリと断る。
それでも引っ込まないのが栗栖である。

『では、失礼します♡』

ドアを開けておもむろにお風呂場に入ってくる栗栖。…要らないと私は言ったであろうに…(激怒)
浴槽の奥深くに身体を沈め、栗栖を睨む私。
栗栖はしっかり、「お風呂場モード」な姿をしている。
腕と脚の裾捲りは無論、上着は脱いである。もちろん裸足。

栗栖はニッコリと微笑いながら、私に言う。

『ではお嬢様…身体を洗いますので、洗い場に出てきて貰えますか?』

頼んでもいないので、当然の如く浴槽に浸り続ける私。…の左手を半ば強引に取り、栗栖は力づくで私を洗い場に引っ張り出した。

栗栖はスポンジを手にして、ボディソープを大量に付け…泡立てる。
そしてしっかり泡立ったスポンジで、私の背中を擦り始めた。

私の背中をゴシゴシ力強く擦りながら、いきなり栗栖は話し始めた。…照れ臭そうに。

『オレ…此処で働き始めて…多分…お嬢様の事を…好きになってしまったのだと思います…こんなに、女の子に悪戯したいと思ったの…初めてだし…良く分かんないけど…』

私は、唐突な栗栖の告白(?)にびっくりした。そして、そしてこころの中でツッコミを入れる。
(…多分…私を好きなんかい‼)

私は思わず呟く。

「…こんなところで…使用人に身体を洗われながらの告白なんて…恋愛小説でも聞いた事もないけど…でも、アリかも…それに……」

と、続けかけた私は慌てて、

『な、何でもないわ‼』

と取り消した。恥ずかしくて、身体が火照ってくるのを自分で感じた。

栗栖は、嬉しそうに私に背後から抱きついてきた。コスチュームが、私の身体を纏う泡を引き付け、栗栖は泡だらけになった。それでも栗栖は構わずに私を抱きしめ、呟いた。

「お嬢様…♡アリって事は……♡”イエス“という意味なのですか⁉…オレ…オレ…」

初めて会った時の栗栖のイメージと、正反対な…子供っぽい、可愛らしい栗栖の姿がそこにあった。
(てか…多分で…いいんかい⁉)←2度目。
私は再度、栗栖に告げておく。

『……ちょっとアリだと…思っただけなんだから…』

栗栖はまた、…私を見てニヤリ微笑む。私の話を、ちゃんと聞いていたのかいなかったのか

『そうとなると…オレ、もっと綺麗にお嬢様の身体を洗いますね♡』

そう言ったかと思うと栗栖は更にスポンジにボディソープを大量に付け、私の腕や脚を洗い始めた。

『…まえは…っ!お尻も自分で洗うから…っ…て⁉』

栗栖が、私のお尻を擦り始めたのだ。そんなところもちろん人に触らせた事などない。両親にもだ。
容赦なく、栗栖は私の秘部に手を触れてくる。思わず、漏れそうになる声を必死で我慢し…栗栖に懇願する。

『後は…!自分で洗えるから…スポンジを私に返して‼』

当然の如く、栗栖は私の身体を洗い続ける。私の胸を…そして…
私のソコを洗い始めた時、栗栖は意地悪に私に質問してきた。

『…お嬢様…感じてくれてるんですか…?…中が…こんなにも…トロトロになってる…♡』

私は羞恥故に、ただ顔を真っ赤にしてひたすらに俯く。
栗栖は更に、なかに指を入れぐちゅくちゅと掻き回してきた。
気持ち良くて、我慢するにもしきれなくて甘ったるい声が漏れる。

暫く、栗栖はそれを繰り返していたがまた唐突に!膣を弄ぶのを止め私に言った。

『お嬢様…今度は髪を洗いますね。オレ、意外と人の髪を洗うのが上手いんですよ?』

そう言うと、私の髪を丁寧に濡らして…シャンプーを揉み込んだ。そして髪を洗い始める。

『お嬢様…、痒いところはありませんか?』

定番の質問に、私は答えない。栗栖の手さばきにうっとりさせられていたからだ。
また暫く髪を擦り、それから栗栖はゆっくりとシャワーで泡を落とし始めた。

『続いて…トリートメントしますね?』

掌にトリートメントをタップリと出し、また…私の髪に優しく揉み込む。揉み込んで暫く放置した後に栗栖はまたシャワーで液をすすぎ落とした。

結果、栗栖に全身を綺麗に洗われた私。更に栗栖が、浴槽に浸かる私の耳元で囁いた。

「今度は…オレと一緒に…お風呂、入りましょうね♡」

栗栖が私に「悪戯」を始めてからどれだけ経ったか。その真意(?)が分かったような気がした。(何となく…(滝汗))

本日…栗栖が此処に来てから約1年。私と栗栖の密やかな恋愛(?)が始まった。
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