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遂にこの日がやって来た(後編)~待ちに待った!seiitiヴァージョン~
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騒然とした中飛び起きた2人は寝巻きのまま裏口からそっと抜け出し空き地の草むらに身を隠すと、何でも屋のガラス戸が蹴破られる音が響いてきた。
ガッシャーン!!
『ッ!?もう少し遅かったらヤバかったな⋯⋯⋯⋯』
『ねぇアナタ、私達いったいどうなるのかな?』
『きっと大丈夫だから今は静かにしててくれ、それよりも暗くなってから何処へ逃げるか考えないとな·····』
『アナタの実家か私の実家はどうかな?』
『いやそれはダメだ、家族は大丈夫だろうだけどお手伝いさんから俺達の事が漏れるかもしれないからな⋯⋯⋯⋯
それにどっちの実家も歩いて行くにはキツイぜ!』
中村達が小さい声で話してると何でも屋の中から居ないぞ何処へ行きやがった、急いで探せ等と声が聞こえて来た。
怪しげな奴らが何人か走り去った奴らと店を見張っている奴らがいた。
その間中村達は見つからない様にジッと草むらに身を小さくして隠れており、可哀想に舞は震えながら中村にギュッとしがみついている。
中村達が隠れてから長い時間がたちお昼時になっていた。
お昼のニュースで緊急速報として何でも屋が襲撃された事が延々と流れていた。
『恐れていた事が遂に起きてしまったね。』
『そうだねぇ⋯⋯⋯⋯、まいちゃんは大丈夫かねぇ!?』
『ニュースで見る限り怪しげな人物が走り回ってるから2人はまだ無事だね、青年の事だから今夜きっとここに来るだろうから夕飯は2人分多目に作っといてやってよ。
後は布団も2組み用意しとかないとね。』
『はいよ♪』
流石は元店主で中村の行動を先読みしている。
ーーーー夕方ーーーー
辺りが薄暗くなりはじめた頃、中村達はまだ草むらに身を小さくして隠れていた。
『漸く薄暗くなってきたな、大丈夫かマイ。後もう少しだから頑張ってくれよ!?』
『えぇ⋯⋯⋯⋯』
『しかし腹減ったな⋯⋯⋯⋯、よく考えたら朝から何も食ってないからな⋯⋯』
辺りがすっかりと暗くなり中村達は空腹と寒さに苦しんでいた。
暖かくなり始めたと言っても昼間の話で朝晩の冷え込みはまだまだ強く、真冬の寒さの中薄着の寝巻き1枚だけである寒いのは当然だ。
夜も深け真夜中近くになった頃中村は遂に行動を起こそうとしていた。
『寒いし腹減ったな⋯⋯⋯⋯、マイ大丈夫か?』
『えぇ何とかまだ大丈夫よ⋯⋯⋯⋯』
『それじゃあそろそろ行くぞ!?
このままここから出たら見つかるから、草むらを向こうへ行って隣りの家の裏を通って行くから足元に気を付けろよ!?』
『それでどこに行くのか決めたの?』
『あぁ、オッサンの所へ行く。
本来なら顔向け出来ないけどそんな事言ってられないからな。』
『店主さん許してくれるかな?』
『土下座して謝るよ、で少しの間だけでも匿って貰おう。』
うん⋯⋯⋯⋯
中村達は家々の裏手を通り大通りの道路へ出ると、なるべく身を潜ませながら元店主宅へと向かう。
足早に大通りを北へと向かい橋を渡り左折し元店主宅を目指す2人は遂に元店主宅へと到着する。
玄関へと辿り着いた中村はガラス戸を叩きなるべく小さめの声で元店主を呼ぶ。
ガンガンガンガン!!
「オッサン、頼むからここを開けてくれ!!」
その頃元店主宅では、普段なら元店主夫婦は既に寝ている時間帯なのだが、元店主の先読みでまだ起きており中村達が来るのを待ち構えていた。
『ん?漸く来たみたいだね、それじゃあ連れてくるから先に風呂温めてやってよ。』
『はいよ、先に味噌汁をストーブの上に乗せて、風呂のスイッチを入れてと·····後はお漬物でも切ろうかね?』
『今行くからちょっと待ちたまえ!!』
中から元店主の返事がしたから出て来るのを2人は土下座して待ち構えている。
ガラガラガラっとガラス戸が開きムスッとした顔の元店主が出てきた。
中村が開口一番に元店主に謝った。
『オッサンすまねぇ、もう知ってるかも知れねぇがオッサンから譲り受けた店を結果的に潰す羽目になってしまった!!
本来なら顔向け出来ないけどオッサンしか頼る相手が居ないんだ、言う事を聞かずに勝手な話しだけど少しの間でも良いから納屋の中にでも匿ってくれ、オッサン達には迷惑かけないから頼む!!』
『⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯』
『⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯』
重い空気が流れる中で中村達はおデコを地面に擦り付けていた。
寒いのも有るがこれから怒られるであろうから2人はガタガタと震えていた。
と、ここで漸く元店主が口を開いた。
『今は何も言わなくて良いから早く家に入りたまえ、外は寒いし風邪を引くかもしれないからね。』
『ッ!?すまねぇ⋯⋯⋯⋯オッサン、けど良いのかこのまま入って俺達は泥だらけだけど⋯⋯⋯⋯』
『構わんけど先に風呂に入って温まりたまえ、身体が汚れてるのも有るけど冷えてるだろうしね。
服の事はうちのに用意させとくから気にしなくていいよ、それから夕飯にしようじゃないか⋯⋯⋯⋯どうせ何も食べてないんだろうからね?』
『何から何まですまねぇなオッサン·····
助かるよ、恩に着る⋯⋯⋯⋯』
『風呂から出たら居間に来たまえ。』
『あぁすまねえなオッサン。』
中村達が風呂から出て居間の方へと行き襖を開けるとトラと子猫たちがお出迎えをしてくれた。
にゃ~ん
ニャーン
『あら、あなた達ここに連れてきてもらってたのね⋯⋯⋯⋯ゴメンね放ったらかしにして⋯⋯⋯⋯』
何故ここにトラ達が居るかと言うと元店主が店の方へ様子を見に行った時に店の前に居た猫達を連れてきていたのだった。
『さぁそんな所に突っ立てないで早くこっちに入って温まりたまえ、味噌汁ももう温まるから夕食にすると良いよ。』
『アンタ達がいつ来るかわからなかったから、おにぎりぐらいしか用意が出来なくてね。
それよりもまいちゃん大丈夫だったかい?』
『はい⋯⋯⋯⋯⋯⋯
う⋯⋯う、うわぁぁ~~ん、奥様~怖かったよ~!!』
怖い思いをしながらもずっと我慢していた舞だったが、いつも自分達に良くしてくれていた元店主達の事を裏切ってしまった自責の念と、それでも尚且ついつも通りに温かく迎え入れてくれた元店主達に安心したのか、心のタガが外れてしまい遂に堪えきれず泣き出してしまった。
『もう大丈夫だからね、アンタ達の事はアタシ達が守ってあげるからからね、ねぇオマエさん。』
『そうだよ、だから安心して今は食べたまえ。』
『は、はい、ありがとうございます⋯⋯⋯⋯』
泣いている舞を抱きしめそっと背中をさすってやる奥さん、落ち着いた所で舞に先ずは安心してご飯を食べろと進める元店主。
一方その横では中村は両手におにぎりを掴み交互に口に運んでいた。
本当にこの男は⋯⋯⋯⋯
『うめぇ~、うめぇ~
ングッ!?ヴーーーー⋯⋯⋯⋯ゴクゴクゴク、ゴクン
ア゛~~、死ぬかと思った⋯⋯⋯⋯』
『アンタは相変わらずイジ汚いねぇ!?』
『青年、おにぎりは逃げはしないからゆっくり食べたまえよ。』
『ふ~食った食った~
でだ、オッサン、奥さん改めて今回の事だけど悪かったこのとおりだ、オッサンの大事な店潰す事になっちまって悪かったって思ってる!』
『あぁ別に構わんよ、お前さんがやらなきゃ閉めるつもりだったしね。
その事は良いからもう寝たまえ。隣りの部屋に布団をよういしてるからね、身体も疲れてるだろう?』
『あぁすまねぇな、布団の上で寝れると思わなかったぜ!
それじゃあ悪いけど寝させて貰うよ。』
『店主さんに奥様今日はありがとうございました、私本当に今日はどうなってしまうのかとても心配してました·····』
『もうそのくらいで良いから安心して寝たまえ、心配しなくても悪いようにはしないよ。』
『すみません、お先に失礼します。』
2人が食事を終えると中村が元店主達に向き直り改めて謝罪する。
元店主は気にしていないと言うがやはりどこか寂しそうな顔をしながらもう寝る様に言った。
2人が眠りに隣りの部屋に行き、暫くしてから奥さんが2人の様子を見に行くと、心身共に疲れはてていたのと連日の疲れから既に2人は死んだ様に眠りこけていた。
『おや!?余程疲れて居たんだねぇ可哀想に、電気も消さずに2人ともよく寝てしまってるよ?』
『それじゃあ私達もそろそろ寝るとしようかね?』
『そうだねぇすっかり寝るの遅くなってしまったからねぇ。』
数十分後、元店主夫婦は寝る為に布団に潜り込んだ筈なのだがまだ寝ていなかった。
ンゴゴゴゴゴ~、ンゴゴゴゴゴ~、ンゴゴゴゴゴ~
『なんともうるさいね。』
『まったくさねぇ、まいちゃんこんな中でよく寝れたもんだねぇ⋯⋯⋯』
中村による鼾の大合唱がはじまり煩くて眠れない元店主夫婦であった。
この家はいつでも平和だなぁ、完
ガッシャーン!!
『ッ!?もう少し遅かったらヤバかったな⋯⋯⋯⋯』
『ねぇアナタ、私達いったいどうなるのかな?』
『きっと大丈夫だから今は静かにしててくれ、それよりも暗くなってから何処へ逃げるか考えないとな·····』
『アナタの実家か私の実家はどうかな?』
『いやそれはダメだ、家族は大丈夫だろうだけどお手伝いさんから俺達の事が漏れるかもしれないからな⋯⋯⋯⋯
それにどっちの実家も歩いて行くにはキツイぜ!』
中村達が小さい声で話してると何でも屋の中から居ないぞ何処へ行きやがった、急いで探せ等と声が聞こえて来た。
怪しげな奴らが何人か走り去った奴らと店を見張っている奴らがいた。
その間中村達は見つからない様にジッと草むらに身を小さくして隠れており、可哀想に舞は震えながら中村にギュッとしがみついている。
中村達が隠れてから長い時間がたちお昼時になっていた。
お昼のニュースで緊急速報として何でも屋が襲撃された事が延々と流れていた。
『恐れていた事が遂に起きてしまったね。』
『そうだねぇ⋯⋯⋯⋯、まいちゃんは大丈夫かねぇ!?』
『ニュースで見る限り怪しげな人物が走り回ってるから2人はまだ無事だね、青年の事だから今夜きっとここに来るだろうから夕飯は2人分多目に作っといてやってよ。
後は布団も2組み用意しとかないとね。』
『はいよ♪』
流石は元店主で中村の行動を先読みしている。
ーーーー夕方ーーーー
辺りが薄暗くなりはじめた頃、中村達はまだ草むらに身を小さくして隠れていた。
『漸く薄暗くなってきたな、大丈夫かマイ。後もう少しだから頑張ってくれよ!?』
『えぇ⋯⋯⋯⋯』
『しかし腹減ったな⋯⋯⋯⋯、よく考えたら朝から何も食ってないからな⋯⋯』
辺りがすっかりと暗くなり中村達は空腹と寒さに苦しんでいた。
暖かくなり始めたと言っても昼間の話で朝晩の冷え込みはまだまだ強く、真冬の寒さの中薄着の寝巻き1枚だけである寒いのは当然だ。
夜も深け真夜中近くになった頃中村は遂に行動を起こそうとしていた。
『寒いし腹減ったな⋯⋯⋯⋯、マイ大丈夫か?』
『えぇ何とかまだ大丈夫よ⋯⋯⋯⋯』
『それじゃあそろそろ行くぞ!?
このままここから出たら見つかるから、草むらを向こうへ行って隣りの家の裏を通って行くから足元に気を付けろよ!?』
『それでどこに行くのか決めたの?』
『あぁ、オッサンの所へ行く。
本来なら顔向け出来ないけどそんな事言ってられないからな。』
『店主さん許してくれるかな?』
『土下座して謝るよ、で少しの間だけでも匿って貰おう。』
うん⋯⋯⋯⋯
中村達は家々の裏手を通り大通りの道路へ出ると、なるべく身を潜ませながら元店主宅へと向かう。
足早に大通りを北へと向かい橋を渡り左折し元店主宅を目指す2人は遂に元店主宅へと到着する。
玄関へと辿り着いた中村はガラス戸を叩きなるべく小さめの声で元店主を呼ぶ。
ガンガンガンガン!!
「オッサン、頼むからここを開けてくれ!!」
その頃元店主宅では、普段なら元店主夫婦は既に寝ている時間帯なのだが、元店主の先読みでまだ起きており中村達が来るのを待ち構えていた。
『ん?漸く来たみたいだね、それじゃあ連れてくるから先に風呂温めてやってよ。』
『はいよ、先に味噌汁をストーブの上に乗せて、風呂のスイッチを入れてと·····後はお漬物でも切ろうかね?』
『今行くからちょっと待ちたまえ!!』
中から元店主の返事がしたから出て来るのを2人は土下座して待ち構えている。
ガラガラガラっとガラス戸が開きムスッとした顔の元店主が出てきた。
中村が開口一番に元店主に謝った。
『オッサンすまねぇ、もう知ってるかも知れねぇがオッサンから譲り受けた店を結果的に潰す羽目になってしまった!!
本来なら顔向け出来ないけどオッサンしか頼る相手が居ないんだ、言う事を聞かずに勝手な話しだけど少しの間でも良いから納屋の中にでも匿ってくれ、オッサン達には迷惑かけないから頼む!!』
『⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯』
『⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯』
重い空気が流れる中で中村達はおデコを地面に擦り付けていた。
寒いのも有るがこれから怒られるであろうから2人はガタガタと震えていた。
と、ここで漸く元店主が口を開いた。
『今は何も言わなくて良いから早く家に入りたまえ、外は寒いし風邪を引くかもしれないからね。』
『ッ!?すまねぇ⋯⋯⋯⋯オッサン、けど良いのかこのまま入って俺達は泥だらけだけど⋯⋯⋯⋯』
『構わんけど先に風呂に入って温まりたまえ、身体が汚れてるのも有るけど冷えてるだろうしね。
服の事はうちのに用意させとくから気にしなくていいよ、それから夕飯にしようじゃないか⋯⋯⋯⋯どうせ何も食べてないんだろうからね?』
『何から何まですまねぇなオッサン·····
助かるよ、恩に着る⋯⋯⋯⋯』
『風呂から出たら居間に来たまえ。』
『あぁすまねえなオッサン。』
中村達が風呂から出て居間の方へと行き襖を開けるとトラと子猫たちがお出迎えをしてくれた。
にゃ~ん
ニャーン
『あら、あなた達ここに連れてきてもらってたのね⋯⋯⋯⋯ゴメンね放ったらかしにして⋯⋯⋯⋯』
何故ここにトラ達が居るかと言うと元店主が店の方へ様子を見に行った時に店の前に居た猫達を連れてきていたのだった。
『さぁそんな所に突っ立てないで早くこっちに入って温まりたまえ、味噌汁ももう温まるから夕食にすると良いよ。』
『アンタ達がいつ来るかわからなかったから、おにぎりぐらいしか用意が出来なくてね。
それよりもまいちゃん大丈夫だったかい?』
『はい⋯⋯⋯⋯⋯⋯
う⋯⋯う、うわぁぁ~~ん、奥様~怖かったよ~!!』
怖い思いをしながらもずっと我慢していた舞だったが、いつも自分達に良くしてくれていた元店主達の事を裏切ってしまった自責の念と、それでも尚且ついつも通りに温かく迎え入れてくれた元店主達に安心したのか、心のタガが外れてしまい遂に堪えきれず泣き出してしまった。
『もう大丈夫だからね、アンタ達の事はアタシ達が守ってあげるからからね、ねぇオマエさん。』
『そうだよ、だから安心して今は食べたまえ。』
『は、はい、ありがとうございます⋯⋯⋯⋯』
泣いている舞を抱きしめそっと背中をさすってやる奥さん、落ち着いた所で舞に先ずは安心してご飯を食べろと進める元店主。
一方その横では中村は両手におにぎりを掴み交互に口に運んでいた。
本当にこの男は⋯⋯⋯⋯
『うめぇ~、うめぇ~
ングッ!?ヴーーーー⋯⋯⋯⋯ゴクゴクゴク、ゴクン
ア゛~~、死ぬかと思った⋯⋯⋯⋯』
『アンタは相変わらずイジ汚いねぇ!?』
『青年、おにぎりは逃げはしないからゆっくり食べたまえよ。』
『ふ~食った食った~
でだ、オッサン、奥さん改めて今回の事だけど悪かったこのとおりだ、オッサンの大事な店潰す事になっちまって悪かったって思ってる!』
『あぁ別に構わんよ、お前さんがやらなきゃ閉めるつもりだったしね。
その事は良いからもう寝たまえ。隣りの部屋に布団をよういしてるからね、身体も疲れてるだろう?』
『あぁすまねぇな、布団の上で寝れると思わなかったぜ!
それじゃあ悪いけど寝させて貰うよ。』
『店主さんに奥様今日はありがとうございました、私本当に今日はどうなってしまうのかとても心配してました·····』
『もうそのくらいで良いから安心して寝たまえ、心配しなくても悪いようにはしないよ。』
『すみません、お先に失礼します。』
2人が食事を終えると中村が元店主達に向き直り改めて謝罪する。
元店主は気にしていないと言うがやはりどこか寂しそうな顔をしながらもう寝る様に言った。
2人が眠りに隣りの部屋に行き、暫くしてから奥さんが2人の様子を見に行くと、心身共に疲れはてていたのと連日の疲れから既に2人は死んだ様に眠りこけていた。
『おや!?余程疲れて居たんだねぇ可哀想に、電気も消さずに2人ともよく寝てしまってるよ?』
『それじゃあ私達もそろそろ寝るとしようかね?』
『そうだねぇすっかり寝るの遅くなってしまったからねぇ。』
数十分後、元店主夫婦は寝る為に布団に潜り込んだ筈なのだがまだ寝ていなかった。
ンゴゴゴゴゴ~、ンゴゴゴゴゴ~、ンゴゴゴゴゴ~
『なんともうるさいね。』
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