貴方は私の所有物♡

みのる

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大晦日(4)※

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「遥君……私の膝、好きでしょう?」

その相変わらずのフワフワ感覚と、やはり僕の背に当たる大きな感触………
僕はまた、思考回路を停止させながら…

「ハイ……せんぱい…」

そう呟いていた。

先輩の白魚の様な指が、いきなり!僕の服の中に入ってきた。そして、僕の薄い胸板にその指を這わせ……その頂を捏ねくり始める。
その、熟練された技に僕はKOされる。

「あ………ッ……‼せ……んぱ……ぁい……」

自分が出してるとは思えない甘い声に羞恥が過ぎる。

「ふふっ♡やっぱり遥君も……ココ弱かったのね?……じゃあ……もっと気持ちよくしてアゲル♡」

僕は先輩の膝の上で身体ごと、背後向きにされた。僕は先輩(の胸)が目の前になる。
そして着ていたトレーナーをたくし上げられると、先輩は僕の乳首を咥え……音を立てて大胆に吸い付く。
その初めて身体を駆ける快楽に、僕は思わず仰け反る。

『い……ぃやあっ……ッ‼せんぱ……いッ!』

そんな僕を眼鏡ごしに先輩はみつめると、

「何言ってるの?……嬉しいクセに♡」

また、意地悪く微笑う。
その先輩の微笑みが、僕は嫌では無い事に……とっくの昔に気づいていた。

「もう……こんなにしちゃって……♡どうして欲しいの?遥君……?」

先輩は僕の股間で立派に山を作りあげる、逸物の顔を覗かせる。
僕は思わず、僕のこころに宿る“願望”を口にする。

「………ッあ………その……前に……ベッドに移りませんか……?」

先輩は僕の言葉に少しだけ戸惑いを見せたが、直ぐに…

「…イィわよ……♡奥の部屋だから……♡」

先輩は軽々と僕を「お姫様抱っこ」して、奥にあるという寝室に移動する。
(もちろん、微妙な気持ちに陥る僕)


そして改めて「大人の秘め事」は開始される。


先輩が自らの眼鏡を外し、他所に避難させる。
僕はベッドに男らしく(?)先輩を押し倒す。そして震える手で先輩の衣服を脱がそうと苦戦する。
先輩はまた、あの微笑いを浮かべると自らの衣服を颯爽と床に落とす。下着のみ纏う姿になると、また繰り返し僕に問う。

「ホラ……遥君、どうしたいの?」

先輩にしては珍しく、純白の下着を身につけるそのギャップに…僕はまた逸物を猛らせる。
僕は何も答えずに、下着から先輩のその危険な香りのする果実を露にし…食らいつく。

「……ン♡はるか…くんったら……ッ!ちょっとは”オトコ“になった……‼…じゃない♡」

艶を含む先輩の色っぽい声。

「……チュプっ…ヂュプッ……せんぱい……すごく…おいしいですよ……?」

その尖りを、激しく音を立てて(※僕なりに)夢中でしゃぶる。

「あ……はるかくん……♡そのまま……しゃぶりつづけててね……♡ァアッ♡」

私は遥君の膝の上に跨ると……遥君の誇張を続ける雄を私の膣に咥え込ませた。

灯りを消したままの寝室。私は彼の上で乱れ……舞い狂う。

彼は私の乳房をしゃぶりながら身体を駆ける快感に震える。

『はるかくん……ッ‼わたしの……ちぶさにキツくすいついて……ッ!「アザ」をのこしなさい………ッ‼』

私は彼に「先輩命令」を下す。

『せんぱい……ッ‼でもぼく……もう………ッ‼ぁああーーーッッッ‼‼‼』

彼は私の命令に従うより先に……高みを迎えた。


力尽き、ベッドに力無く横たわる遥君をそのままに…私は彼の前から姿を消した。

そして暫くゴソゴソしていたかと思うと、再び彼の前に現れた。……その手には、2人分の丼。

『遥君、ちょうど……年越したわ。あけましておめでとう。……ホントは年越し前に食べるものだけどもね♡』

差し出したのは……年越し蕎麦。
ー私が昨日、出店で買ったものであるー

その匂いに釣られて、激しく鳴き始める、彼の腹の虫(笑)
……『スポーツ』した後だしね?……

『いただきます!(合掌)』

即座に蕎麦に飛びついた彼。
何の飾り気もない、タダのかけそばだけれども…遥君は美味しそうに食べてくれた。


「ごちそうさまでした。(合掌)……日にち変わっちゃったけど……そろそろ帰らないと…」

そう、彼は呟いた。
無性にその言葉が悲しくなり、……もう遥君に永遠に逢えない気がして……私は思わず彼にしがみついた。

「……いかないで………」

彼はとても驚いていたけれど、私の手を握り……


結果、彼は人生初の「朝帰り」を施行する事となる。

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