38 / 40
エピローグ
しおりを挟む
ーそして月日は流れたー
『……んー♪イィ天気ねぇ♡』
私は思い切り伸びをする。
私が大型連休を奏咤の元で過ごした最終日の朝。
まだ眠りの余韻覚めぬ2人。ひとり用の布団の中でただ、そのまま余韻に浸り続ける。
「……私、帰りたくないな……」
彼に寄り添い、そう呟く。
「でも…せ……ゴホンっ!も……ももかには明日から、仕事が……」
当然ながら、奏吒は私に職場に行く事を勧める。
『……………どうして⁉私が仕事をしようとしまいと…別に自由でしょう⁉』
その翌日…私は彼の出勤した後に東の都から職場に電話を入れた。
『あ、おはようございますぅ♡課長、私日向ですけどぉ♡本日を持ちまして私、そちらの職場を退社致しますぅ♡』
そう、笑顔で伝えてやった。
その後、狼狽を隠せない課長がなんか言ってたけど……聞こえない♡
その日から、私はココ…奏吒の住まう東の都に転がり込んだのだ。
『……先輩………イタタタっ!……桃香がこんなにアッサリと、仕事を辞めて此処に住み着くようになるなんて……想定外だよ……』
少し呆れ顔で、(でもどこか嬉しそうな)奏吒は私に言う。
私の乳房には、いつか彼に「先輩命令」を下し、その時は付けてもらい損なった「愛の痕跡」が……
あの大型連休から一時も消える事は無い。
※もちろん!休日の3度の食事作りは奏吒の仕事に含まれている。
『さぁて!今日も1日、(不慣れな)家事に……勤しみますか♡』
そうして(自称:専業主婦になった)私は手始めに掃除機を(雑に)かけ始める。
~fin~
『……んー♪イィ天気ねぇ♡』
私は思い切り伸びをする。
私が大型連休を奏咤の元で過ごした最終日の朝。
まだ眠りの余韻覚めぬ2人。ひとり用の布団の中でただ、そのまま余韻に浸り続ける。
「……私、帰りたくないな……」
彼に寄り添い、そう呟く。
「でも…せ……ゴホンっ!も……ももかには明日から、仕事が……」
当然ながら、奏吒は私に職場に行く事を勧める。
『……………どうして⁉私が仕事をしようとしまいと…別に自由でしょう⁉』
その翌日…私は彼の出勤した後に東の都から職場に電話を入れた。
『あ、おはようございますぅ♡課長、私日向ですけどぉ♡本日を持ちまして私、そちらの職場を退社致しますぅ♡』
そう、笑顔で伝えてやった。
その後、狼狽を隠せない課長がなんか言ってたけど……聞こえない♡
その日から、私はココ…奏吒の住まう東の都に転がり込んだのだ。
『……先輩………イタタタっ!……桃香がこんなにアッサリと、仕事を辞めて此処に住み着くようになるなんて……想定外だよ……』
少し呆れ顔で、(でもどこか嬉しそうな)奏吒は私に言う。
私の乳房には、いつか彼に「先輩命令」を下し、その時は付けてもらい損なった「愛の痕跡」が……
あの大型連休から一時も消える事は無い。
※もちろん!休日の3度の食事作りは奏吒の仕事に含まれている。
『さぁて!今日も1日、(不慣れな)家事に……勤しみますか♡』
そうして(自称:専業主婦になった)私は手始めに掃除機を(雑に)かけ始める。
~fin~
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる