23 / 56
第20話 人類のピンチ
しおりを挟む
ミュリエルとフィンは教会に一晩泊まり、早朝から子供たちの様子を見に来ていた。
8時には薬店に戻らなければ、診療時間が始まってしまう。今日も、一息つく暇もないほどに予約が入っているので、遅れるわけにはいかなかった。
「ミュリエル様、病気を治してくれて、ありがとうございました」
ミュリエルが部屋に入ると、子供たちが一斉にお礼を言った。
「みんな元気になって、よかったですね」背後からフィンが言った。
「はい、本当に」ミュリエルは喜びを胸いっぱいに感じた。「皆さんの元気な声が聞けて嬉しいです。皆さんをもう一度、診察させてください。上手に診察を受けられたら、ご褒美に飴を差し上げます」
飴と聞いて、あまりの嬉しさに子供たちはベッドの上で弾んだ。飴と言っても、ただ甘いだけの飴とは違い、滋養にいいポーションを、砂糖と水あめで固めたものだ。
この飴を作る手伝いをしていたフィンは知っていた、この飴の中にマムシエキスが混ぜられていることを。無知は最大の罪であると、よく言うが、知らないほうがいいことも、往々にしてある。
全員の診察を終えて、薬店へ帰ろうとしたときに、若い侍者——まだ10代と思しき男から呼び止められた。
「ミュリエル薬師、ミサに訪れていた信者が倒れてしまって。診ていただけませんか」
「分かりました。案内してください」
「8時まで20分しかありません。今すぐ戻らなければ、診療に間に合いませんが、大丈夫ですか?」
「薬店には、モーリスさんがいますし、ポーションも用意してあります。それに、倒れた人を放っておけません。侍者さん、案内してください」
ミュリエルとフィンは、ミサが行われていた聖堂に、足を踏み入れた。
アレクサンドル神父の、心配そうな顔を見つけて、ミュリエルは近づいていった。
「アレクサンドル神父、倒れた人がいると聞きました」
「お帰りのところ、引き止めてしまい申し訳ありません。倒れたのはエドガーさんです。ミサの途中に突然倒れてしまって、奥様のソーニャさんが言うには、朝から調子が悪かったそうです」
「診てみましょう」ミュリエルはマジックワンドを、患者の体にかざした。
フィンは体温計を、エドガーの脇に差し込んだ。
症状を聞きたいが、刺激に全く反応しない、意識障害を起こしていて、昏睡しているようだ。話せる状態ではないと判断して、ミュリエルは、妻から何か聞けるだろうかと思った。
「奥様から、お話をお伺いしたいのですが」
「私です。妻のソーニャです」40代くらいの女が名乗り出た。
「薬師のミュリエルです。ソーニャさん、エドガーさんの熱が出始めたのは、いつ頃ですか?」
「今朝からです。その時は微熱程度だったんですけど、ここに来てから、悪化したみたいで」
「熱は39度2分です」フィンが体温計の数値を見て言った。
高熱が原因で意識障害を起こしているのだとしたら、かなり重篤な状態だ。
「関節痛や筋肉痛、頭痛などの症状はありましたか?」
「節々が痛んで、体がだるいと言っていました」
「今朝、食欲はありましたか?」
「今朝はあまり、食欲がなかったようで、スープを少し飲んだだけです」
「エドガーさんの体調が悪かったのに、なぜ、ミサヘ来られたのですか?」
「夫は昨日、出張から戻ってきたばかりで、出張の間、無事に過ごせたことを、神に感謝しに来たのです」
「出張はどこへ、どのくらいの期間行かれていましたか?」
「スルエタに3か月ほど、行っていました」
ユーグの時は、意識が回復するのを待ってからポーショを飲ませたが、エドガーの体に異変を感じたミュリエルは、回復を待たずにポーションを投与した方がいいと判断した。
このポーションが、効かないのではないかと、胸騒ぎがしたからだ。
既存のポーションが効かないのならば、早めに治療方針を変更するべきだ。未知のウイルスかもしれない……そうなれば、この国は大きな痛手を負うだろう。エドガーには悪いが、急がなければならない状況で、意識の回復を待っているわけにはいかない。
「流感の可能性が高いです。昏睡しているため、ポーションを飲ませられません。鼻から胃にチューブを通し、直接ポーションを送り込みます」ミュリエルはフィンに言った。「チューブをください」
ミュリエルはフィンからチューブを受け取り、気管を傷つけないようマジックワンドで体内の様子を確認しながら、鼻から少しずつ慎重にチューブを入れた。
その様子を、食い入るように見つめていたフィンや、教会の関係者は、固唾を呑んで見守り、息をするのも憚られるような沈黙が流れた。
エドガーの胃にチューブが到達して、ミュリエルがほっと息を吐くと、全員釣られるように、息を吐き出した。
「ソーニャさん、投与の仕方を、お教えしますので、見ていてください」
ミュリエルはポーションを注射器に吸い取り、チューブからエドガーの胃に流し込んだ。
「ポーションと注射器を置いていきます。6時間したら今のように、チューブに流し込んでください」
「分かりました」初めてのことにソーニャは、戸惑い不安そうに答えた。
「エドガーさんは、司祭館の方に運びましょう。連れて帰るのは大変でしょうし、1人で看病するのも大変でしょう。ここにいれば、我々がお手伝いできます」顔を青くし、怯えているソーニャを、気の毒に思ったアレクサンドルが言った。
「口と鼻を清潔な布で覆い、手洗いうがいを頻繁に行ってください。部屋の湿度を高く保つことも忘れずに、感染対策として、とても重要なことです。私は夜にまた往診に来ます」ミュリエルが言った。
「ミュリエル薬師、神父様、ありがとうございます」ソーニャは、ひとまず胸を撫で下ろしたが、表情から不安は消えなかった。
ミュリエルとフィンは馬車に乗り込んだ。
「夜もう一度様子を見にきますので、フィンさん、またお付き合い頂けますか」ミュリエルの頭に懸念が広がった。
「もちろん、いいですよ」フィンはミュリエルの伏せられた瞳を覗き込んだ。「何か気になることでもあるんですか?そんな顔してますよ」
ミュリエルはフィンの観察眼に驚いた。そこまで、自分の表情を読めた人は、今までいなかったからだ。
「少し——嫌な予感がします。エドガーさんはポーションが効かないかもしれません」
幸いなことに、歳こそ40代とはいえ、体を鍛えているようで、強健に見えた。肉体だけで言えば、20代と変わらないようだとミュリエルは思った。
彼ならば、ちょっとやそっとでは、病に負けたりしないはずだ。
「どういうことです?」
「エドガーさんが感染しているウイルスは、私の知っている流感のウイルスとは、少し違う気がしました」
「別の病気ということですか?」
「流感で間違いないのですが、考えられるのは、新型のウイルスに感染したということです」
「……同じ流感なのに、新型だとポーションが効かなくなるんですか?」
「確信はありません。従来の物が効いてくれると良いのですが、もし効かなければ、治療薬を新たに作らなければなりません。それまでに、何人の感染者が出るのか、このウイルスが、どれほどの威力で、何人の人が命を落とすのか、考えたくもありません」
「そんな……王都が機能停止してしまうことも、あり得るってことですか」
「私の思い過ごしであることを、祈りましょう」そうは言ったが、ミュリエルは新型のウイルスだと確信していた。マジックワンドで見た病原体は、流感のウイルスに似ていたが、疑う余地なく、明らかに変異していた。
特効薬を作り出すために、実証実験が必要だ、その間に、命を落としてしまうかもしれない人々のことを、ミュリエルは考え、悔しさに唇を歪めた。
8時には薬店に戻らなければ、診療時間が始まってしまう。今日も、一息つく暇もないほどに予約が入っているので、遅れるわけにはいかなかった。
「ミュリエル様、病気を治してくれて、ありがとうございました」
ミュリエルが部屋に入ると、子供たちが一斉にお礼を言った。
「みんな元気になって、よかったですね」背後からフィンが言った。
「はい、本当に」ミュリエルは喜びを胸いっぱいに感じた。「皆さんの元気な声が聞けて嬉しいです。皆さんをもう一度、診察させてください。上手に診察を受けられたら、ご褒美に飴を差し上げます」
飴と聞いて、あまりの嬉しさに子供たちはベッドの上で弾んだ。飴と言っても、ただ甘いだけの飴とは違い、滋養にいいポーションを、砂糖と水あめで固めたものだ。
この飴を作る手伝いをしていたフィンは知っていた、この飴の中にマムシエキスが混ぜられていることを。無知は最大の罪であると、よく言うが、知らないほうがいいことも、往々にしてある。
全員の診察を終えて、薬店へ帰ろうとしたときに、若い侍者——まだ10代と思しき男から呼び止められた。
「ミュリエル薬師、ミサに訪れていた信者が倒れてしまって。診ていただけませんか」
「分かりました。案内してください」
「8時まで20分しかありません。今すぐ戻らなければ、診療に間に合いませんが、大丈夫ですか?」
「薬店には、モーリスさんがいますし、ポーションも用意してあります。それに、倒れた人を放っておけません。侍者さん、案内してください」
ミュリエルとフィンは、ミサが行われていた聖堂に、足を踏み入れた。
アレクサンドル神父の、心配そうな顔を見つけて、ミュリエルは近づいていった。
「アレクサンドル神父、倒れた人がいると聞きました」
「お帰りのところ、引き止めてしまい申し訳ありません。倒れたのはエドガーさんです。ミサの途中に突然倒れてしまって、奥様のソーニャさんが言うには、朝から調子が悪かったそうです」
「診てみましょう」ミュリエルはマジックワンドを、患者の体にかざした。
フィンは体温計を、エドガーの脇に差し込んだ。
症状を聞きたいが、刺激に全く反応しない、意識障害を起こしていて、昏睡しているようだ。話せる状態ではないと判断して、ミュリエルは、妻から何か聞けるだろうかと思った。
「奥様から、お話をお伺いしたいのですが」
「私です。妻のソーニャです」40代くらいの女が名乗り出た。
「薬師のミュリエルです。ソーニャさん、エドガーさんの熱が出始めたのは、いつ頃ですか?」
「今朝からです。その時は微熱程度だったんですけど、ここに来てから、悪化したみたいで」
「熱は39度2分です」フィンが体温計の数値を見て言った。
高熱が原因で意識障害を起こしているのだとしたら、かなり重篤な状態だ。
「関節痛や筋肉痛、頭痛などの症状はありましたか?」
「節々が痛んで、体がだるいと言っていました」
「今朝、食欲はありましたか?」
「今朝はあまり、食欲がなかったようで、スープを少し飲んだだけです」
「エドガーさんの体調が悪かったのに、なぜ、ミサヘ来られたのですか?」
「夫は昨日、出張から戻ってきたばかりで、出張の間、無事に過ごせたことを、神に感謝しに来たのです」
「出張はどこへ、どのくらいの期間行かれていましたか?」
「スルエタに3か月ほど、行っていました」
ユーグの時は、意識が回復するのを待ってからポーショを飲ませたが、エドガーの体に異変を感じたミュリエルは、回復を待たずにポーションを投与した方がいいと判断した。
このポーションが、効かないのではないかと、胸騒ぎがしたからだ。
既存のポーションが効かないのならば、早めに治療方針を変更するべきだ。未知のウイルスかもしれない……そうなれば、この国は大きな痛手を負うだろう。エドガーには悪いが、急がなければならない状況で、意識の回復を待っているわけにはいかない。
「流感の可能性が高いです。昏睡しているため、ポーションを飲ませられません。鼻から胃にチューブを通し、直接ポーションを送り込みます」ミュリエルはフィンに言った。「チューブをください」
ミュリエルはフィンからチューブを受け取り、気管を傷つけないようマジックワンドで体内の様子を確認しながら、鼻から少しずつ慎重にチューブを入れた。
その様子を、食い入るように見つめていたフィンや、教会の関係者は、固唾を呑んで見守り、息をするのも憚られるような沈黙が流れた。
エドガーの胃にチューブが到達して、ミュリエルがほっと息を吐くと、全員釣られるように、息を吐き出した。
「ソーニャさん、投与の仕方を、お教えしますので、見ていてください」
ミュリエルはポーションを注射器に吸い取り、チューブからエドガーの胃に流し込んだ。
「ポーションと注射器を置いていきます。6時間したら今のように、チューブに流し込んでください」
「分かりました」初めてのことにソーニャは、戸惑い不安そうに答えた。
「エドガーさんは、司祭館の方に運びましょう。連れて帰るのは大変でしょうし、1人で看病するのも大変でしょう。ここにいれば、我々がお手伝いできます」顔を青くし、怯えているソーニャを、気の毒に思ったアレクサンドルが言った。
「口と鼻を清潔な布で覆い、手洗いうがいを頻繁に行ってください。部屋の湿度を高く保つことも忘れずに、感染対策として、とても重要なことです。私は夜にまた往診に来ます」ミュリエルが言った。
「ミュリエル薬師、神父様、ありがとうございます」ソーニャは、ひとまず胸を撫で下ろしたが、表情から不安は消えなかった。
ミュリエルとフィンは馬車に乗り込んだ。
「夜もう一度様子を見にきますので、フィンさん、またお付き合い頂けますか」ミュリエルの頭に懸念が広がった。
「もちろん、いいですよ」フィンはミュリエルの伏せられた瞳を覗き込んだ。「何か気になることでもあるんですか?そんな顔してますよ」
ミュリエルはフィンの観察眼に驚いた。そこまで、自分の表情を読めた人は、今までいなかったからだ。
「少し——嫌な予感がします。エドガーさんはポーションが効かないかもしれません」
幸いなことに、歳こそ40代とはいえ、体を鍛えているようで、強健に見えた。肉体だけで言えば、20代と変わらないようだとミュリエルは思った。
彼ならば、ちょっとやそっとでは、病に負けたりしないはずだ。
「どういうことです?」
「エドガーさんが感染しているウイルスは、私の知っている流感のウイルスとは、少し違う気がしました」
「別の病気ということですか?」
「流感で間違いないのですが、考えられるのは、新型のウイルスに感染したということです」
「……同じ流感なのに、新型だとポーションが効かなくなるんですか?」
「確信はありません。従来の物が効いてくれると良いのですが、もし効かなければ、治療薬を新たに作らなければなりません。それまでに、何人の感染者が出るのか、このウイルスが、どれほどの威力で、何人の人が命を落とすのか、考えたくもありません」
「そんな……王都が機能停止してしまうことも、あり得るってことですか」
「私の思い過ごしであることを、祈りましょう」そうは言ったが、ミュリエルは新型のウイルスだと確信していた。マジックワンドで見た病原体は、流感のウイルスに似ていたが、疑う余地なく、明らかに変異していた。
特効薬を作り出すために、実証実験が必要だ、その間に、命を落としてしまうかもしれない人々のことを、ミュリエルは考え、悔しさに唇を歪めた。
277
あなたにおすすめの小説
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
巻き込まれて異世界召喚? よくわからないけど頑張ります。 〜JKヒロインにおばさん呼ばわりされたけど、28才はお姉さんです〜
トイダノリコ
ファンタジー
会社帰りにJKと一緒に異世界へ――!?
婚活のために「料理の基本」本を買った帰り道、28歳の篠原亜子は、通りすがりの女子高生・星野美咲とともに突然まぶしい光に包まれる。
気がつけばそこは、海と神殿の国〈アズーリア王国〉。
美咲は「聖乙女」として大歓迎される一方、亜子は「予定外に混ざった人」として放置されてしまう。
けれど世界意識(※神?)からのお詫びとして特殊能力を授かった。
食材や魔物の食用可否、毒の有無、調理法までわかるスキル――〈料理眼〉!
「よし、こうなったら食堂でも開いて生きていくしかない!」
港町の小さな店〈潮風亭〉を拠点に、亜子は料理修行と新生活をスタート。
気のいい夫婦、誠実な騎士、皮肉屋の魔法使い、王子様や留学生、眼帯の怪しい男……そして、彼女を慕う男爵令嬢など個性豊かな仲間たちに囲まれて、"聖乙女イベントの裏側”で、静かに、そしてたくましく人生を切り拓く異世界スローライフ開幕。
――はい。静かに、ひっそり生きていこうと思っていたんです。私も.....(アコ談)
*AIと一緒に書いています*
有能女官の赴任先は辺境伯領
たぬきち25番
恋愛
お気に入り1000ありがとうございます!!
お礼SS追加決定のため終了取下げいたします。
皆様、お気に入り登録ありがとうございました。
現在、お礼SSの準備中です。少々お待ちください。
辺境伯領の当主が他界。代わりに領主になったのは元騎士団の隊長ギルベルト(26)
ずっと騎士団に在籍して領のことなど右も左もわからない。
そのため新しい辺境伯様は帳簿も書類も不備ばかり。しかも辺境伯領は王国の端なので修正も大変。
そこで仕事を終わらせるために、腕っぷしに定評のあるギリギリ貴族の男爵出身の女官ライラ(18)が辺境伯領に出向くことになった。
だがそこでライラを待っていたのは、元騎士とは思えないほどつかみどころのない辺境伯様と、前辺境伯夫妻の忘れ形見の3人のこどもたち(14歳男子、9歳男子、6歳女子)だった。
仕事のわからない辺境伯を助けながら、こどもたちの生活を助けたり、魔物を倒したり!?
そしていつしか、ライラと辺境伯やこどもたちとの関係が変わっていく……
※お待たせしました。
※他サイト様にも掲載中
【完結】魔力がないと見下されていた私は仮面で素顔を隠した伯爵と結婚することになりました〜さらに魔力石まで作り出せなんて、冗談じゃない〜
光城 朱純
ファンタジー
魔力が強いはずの見た目に生まれた王女リーゼロッテ。
それにも拘わらず、魔力の片鱗すらみえないリーゼロッテは家族中から疎まれ、ある日辺境伯との結婚を決められる。
自分のあざを隠す為に仮面をつけて生活する辺境伯は、龍を操ることができると噂の伯爵。
隣に魔獣の出る森を持ち、雪深い辺境地での冷たい辺境伯との新婚生活は、身も心も凍えそう。
それでも国の端でひっそり生きていくから、もう放っておいて下さい。
私のことは私で何とかします。
ですから、国のことは国王が何とかすればいいのです。
魔力が使えない私に、魔力石を作り出せだなんて、そんなの無茶です。
もし作り出すことができたとしても、やすやすと渡したりしませんよ?
これまで虐げられた分、ちゃんと返して下さいね。
表紙はPhoto AC様よりお借りしております。
【完結】平凡な容姿の召喚聖女はそろそろ貴方達を捨てさせてもらいます
ユユ
ファンタジー
“美少女だね”
“可愛いね”
“天使みたい”
知ってる。そう言われ続けてきたから。
だけど…
“なんだコレは。
こんなモノを私は妻にしなければならないのか”
召喚(誘拐)された世界では平凡だった。
私は言われた言葉を忘れたりはしない。
* さらっとファンタジー系程度
* 完結保証付き
* 暇つぶしにどうぞ
【コミカライズ決定】愛されない皇妃~最強の母になります!~
椿蛍
ファンタジー
【コミカライズ決定の情報が解禁されました】
※レーベル名、漫画家様はのちほどお知らせいたします。
※配信後は引き下げとなりますので、ご注意くださいませ。
愛されない皇妃『ユリアナ』
やがて、皇帝に愛される寵妃『クリスティナ』にすべてを奪われる運命にある。
夫も子どもも――そして、皇妃の地位。
最後は嫉妬に狂いクリスティナを殺そうとした罪によって処刑されてしまう。
けれど、そこからが問題だ。
皇帝一家は人々を虐げ、『悪逆皇帝一家』と呼ばれるようになる。
そして、最後は大魔女に悪い皇帝一家が討伐されて終わるのだけど……
皇帝一家を倒した大魔女。
大魔女の私が、皇妃になるなんて、どういうこと!?
※表紙は作成者様からお借りしてます。
※他サイト様に掲載しております。
乙女ゲームの悪役令嬢の兄の婚約者に転生しましたが傷物になったので退場を希望します!
ユウ
恋愛
平凡な伯爵令嬢のリネットは優しい婚約者と妹と穏やかで幸福な日々を送っていた。
相手は公爵家の嫡男であり第一王子殿下の側近で覚えもめでたく社交界の憧れの漆黒の騎士と呼ばれる貴族令息だった。
結婚式前夜、婚約者の妹に会いに学園に向かったが、そこで事件が起きる。
現在学園で騒動を起こしている第二王子とその友人達に勘違いから暴行を受け階段から落ちてしまう…
その時に前世の記憶を取り戻すのだった…
「悪役令嬢の兄の婚約者って…」
なんとも微妙なポジション。
しかも結婚前夜で傷物になる失態を犯してしまったリネットは婚約解消を望むのだが、悪役令嬢の義妹が王子に婚約破棄を突きつける事件に発展してしまう。
【完結】パパ、私は犯人じゃないよ ~処刑予定の私、冷徹公爵(パパ)に溺愛されるまで~
チャビューヘ
ファンタジー
※タイトル変更しました。
「掃除(処分)しろ」と私を捨てた冷徹な父。生き残るために「心を無」にして媚びを売ったら。
「……お前の声だけが、うるさくない」
心の声が聞こえるパパと、それを知らずに生存戦略を練る娘の物語。
-----
感想送っていただいている皆様へ
たくさんの嬉しい言葉や厳しい意見も届いており一つ一つがすごく嬉しいのと頑張ろうと感じています。ご意見を元に修正必要な部分は随時更新していきます。
成長のため感想欄を閉じませんが公開はする予定ありません。ですが必ず全て目を通しています。拙作にお時間を頂きありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる