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第1章:ひのもといちのポンコツ将軍
第19話:国会質疑応答
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§
一夜明けて、今日は午前9時から始まった国会は荒れていた。足利義昭はこちらの世界に戻ってきてもJC姿のままであった。その姿で国会議事堂に現れた。
野党はこぞって、JC姿の義昭総理を追及した。
「何が嬉しくてJCを選んだのですか! 総理、回答を!」
「アバターに何を選ぼうが自由でおじゃる」
「それでは何の回答にもなっていません!」
「ジェンダーフリーの世の中じゃ。何が悪いのか逆に聞かせてほしいのじゃ!」
「ぐっ!」
魔法の言葉「ジェンダーフリー」は最強の返答だった。息巻いていた野党の質問者が「ぐぅ!」と悔しそうに零した。これ以上は何も言えないのか、そのまま着席してしまう。
別の野党が発言権を得る。義昭がマイクの前に進み出る。
「現実的な話をしましょう。総理の今の性別は男ですか? それとも女ですか?」
「身体はJC。心は30代のおっさんでおじゃる」
「では、戸籍はどうされるのですか? お答えを!」
「わっちのような目に会う者はこれからも続くであろう。そのためにも法改正に協力をお願いするのじゃ」
質問してきた野党は納得できる回答をもらえたのか、黙ってその場で着席した。こちらは想定内の質問だった。
もっと言えば、前もってこの質問をすると言われていた。そして、それに向けて回答もしっかり準備しておいた。
ぶっちゃけ出来レースである。ダンジョンは不可思議な場所であることは皆、承知だった。そこに総理自ら調査に向かったのだ。
何が起きても、それに対応するのが正しい国会議員の姿である。
これからもダンジョンで同じようなTS被害を喰らう若者たちが出てくるかもしれない。
それに対して、行政だけにフォローさせるのではなく、国会でも議論を重ね、法整備に向かうことで決着した。
(ここまでは順調でおじゃる。ノッブ殿、ナイス助言でおじゃったよ?)
義昭総理は自分の席に戻りながら、ちらりとノッブを見た。ノッブがこちらへとウインクしてくれる。
勇気をもらった気がした。本日の質疑応答をしっかり乗り切ろうという元気が湧いてくる。
しかしながら義昭総理のTS問題よりももっと大きな問題があった。ここからが本日の勝負所である。
義昭総理はふんどしを締め直す。今は女性なので紐パンの紐をしっかりと結び直すと表現したほうが正しいであろう。
護憲で有名な憲法絶対守る党が予想通りこちらに噛みついてきた。
「総理! この日本国において、武器及び軍の不所持、不使用を謳った憲法があるのをご存じか?」
やれやれ……と肩をすくめそうになる。戦国時代ならば、こんなことを言う輩など、打ち首からのさらし首が順当だ。
(ふん。戦国時代じゃなくてよかったのう? 今の現代日本において、そんなことはできない。なんと素晴らしき民主主義国家でおじゃる!)
言いたいことは山ほどあった。だが、相手を侮蔑するような表情にならないように努めた。マイクの前できょとんとした顔つきになっておく。
「さて、そんな時代遅れの憲法、改憲せねばならぬのう?」
「ふざけないでください! 憲法は絶対に守らなければなりません! 一字一句すら変えさせませんからね!」
憲法絶対守る党の議員の鼻息は荒かった。しかし、今やそんなことを言っている場合ではない。
(まったく現実が見えてない奴らじゃのう。こちらの世界からダンジョンへ侵入できる意味を考えたことはあるのかえ?)
ダンジョンの向こう側からモンスターたちがこちらの世界にやってくる可能性を捨てきれないのだ、今の状況は。
だからこそ、総理である自分が危険も承知で、自らダンジョン調査を行っている。
「そなたたちはもしダンジョンからモンスターがあふれ出したら、どう対処するつもりなのじゃ?」
「話し合います!」
「チョオマ! 話し合えると思っておるのか!?」
「人類はいつでも話し合いで解決してきたという輝かしい歴史を持っているのです!」
「おぬし、どこの世界線で生きてきたのでおじゃる!?」
まったくもって話にならなかった……。地球に住む人間の歴史の半分以上は戦争が占めている。
話し合いは確かに重要で不可欠なことだ。だが、この議員の中では4000年以上続く人類史に戦争など起きたことがないと言いたげであった。
この議員の回答にはさすがに野党側からも笑い声が起きた。
「ちなみに聞くのじゃが……わっちがダンジョン調査をしているのは何のためだと思っておるのじゃ?」
「異世界人との話し合いです!」
「いやまあ……えっと……?」
「総理! 違うのですか!?」
「お、おう……もうどうにかしてくれ、こやつ」
「総理ーーー! 違うのですかーーー!」
この脳みそお花畑の議員を止めてほしかった……。
総理自らがダンジョン探索を行っているのにはちゃんとした理由があった。
ダンジョンは果たして、日本にとって有益なのか害悪なのか?
それを政府をあげて調べなければならない。しかし、今こちらに質問をぶつけまくってくる議員は調査自体に興味などなさそうであった。
まさに『話し合い』こそが重要だったようだ……。もうこういう手合いはマジで打ち首にするしか解決できない気がしてたまらない。
(戦国時代に戻りたいのじゃ……)
義昭首相は本音が零れないように十分注意するしかなかった。
30分以上もの無駄な質疑応答の時間が流れた。野党もふわぁ~~~と大あくびをかまして、さらには議員席で居眠りを開始し始めている。
与党側がやればYチューブに切り取り動画を上げられてしまう行為だ。正直、うらやましくてしょうがない。
◆ ◆ ◆
本日の国会で最後の質問が野党からされた。
「総理は果敢にもダンジョン探索を行いました。午後からもダンジョンに向かうのですね?」
「その通りじゃ」
「では……ダンジョンでヒトに類似する、そう……エルフやドワーフに関してはどのように考えておられるのか?」
「ここは日本。ダンジョンも日本の領土。ならばそこに住まう者を日本人として扱う準備が必要でおじゃる」
ぶっちゃけ、この質問は茶番劇であった。この野党第一党とは裏取引をしている。他国でも国内にあるダンジョンの所有権はその国にあるという法整備が進んでいる。
それを日本も当然そうするんですよね? という質問なのだ、これは。
この質問を最後に本日の国会は閉会した。憲法絶対に守る党が大暴れした以外は順当に議題が消化されたと言えた。
ダンジョン対策に関する予算について、今後、話し合うことになっていくだろう……。
首相官邸の一室で昼食を取り終えた義昭たちは午後1時から再びダンジョンへと向かうことになる。
「はぁ~~~! ダンジョンが恋しいのじゃ!」
「まったくその通りです」
「国会議員数の削減方法を思いついたでござる」
「ミッチー、聞かせてもらうでおじゃる」
「ダンジョンに放り込めば、行方不明になってくれるでござる」
「それは捜索にあたる自衛隊が可哀想だから、ダメでおじゃるな」
ミッチーをやんわりとたしなめた。ミッチーは「くく……」と可笑しそうに零している。
「憲法改正を進めないといけませんね」
「では、憲法絶対守る党には行方不明になってもらわければならないでおじゃる」
「自衛隊もいい迷惑だ! と怒るでござるよ?」
「そりゃそうでおじゃるなっ」
ノッブたちと冗談を交わしつつ、官邸の出入り口へと向かう。すでにマスコミが勢ぞろいしていた。
昨日の2倍くらいはいる。彼らもダンジョンという異世界に興味津々なのだろう。彼らを連れて、本日もダンジョン配信を行う。
ダンジョン調査はまだまだ始まったばかりであった。
(ダンジョン配信で上がるといいなっ! 内閣支持率!)
(やらかしでどっこいどっこいになるでしょうね☆彡)
(こやつ、こっちの世界なのに直接脳内に!?)
(ふふっ。この念話能力だけは、こっちの世界でも使えるようですね)
(わっちのプライベートはどこに行ったのじゃーーー!)
一夜明けて、今日は午前9時から始まった国会は荒れていた。足利義昭はこちらの世界に戻ってきてもJC姿のままであった。その姿で国会議事堂に現れた。
野党はこぞって、JC姿の義昭総理を追及した。
「何が嬉しくてJCを選んだのですか! 総理、回答を!」
「アバターに何を選ぼうが自由でおじゃる」
「それでは何の回答にもなっていません!」
「ジェンダーフリーの世の中じゃ。何が悪いのか逆に聞かせてほしいのじゃ!」
「ぐっ!」
魔法の言葉「ジェンダーフリー」は最強の返答だった。息巻いていた野党の質問者が「ぐぅ!」と悔しそうに零した。これ以上は何も言えないのか、そのまま着席してしまう。
別の野党が発言権を得る。義昭がマイクの前に進み出る。
「現実的な話をしましょう。総理の今の性別は男ですか? それとも女ですか?」
「身体はJC。心は30代のおっさんでおじゃる」
「では、戸籍はどうされるのですか? お答えを!」
「わっちのような目に会う者はこれからも続くであろう。そのためにも法改正に協力をお願いするのじゃ」
質問してきた野党は納得できる回答をもらえたのか、黙ってその場で着席した。こちらは想定内の質問だった。
もっと言えば、前もってこの質問をすると言われていた。そして、それに向けて回答もしっかり準備しておいた。
ぶっちゃけ出来レースである。ダンジョンは不可思議な場所であることは皆、承知だった。そこに総理自ら調査に向かったのだ。
何が起きても、それに対応するのが正しい国会議員の姿である。
これからもダンジョンで同じようなTS被害を喰らう若者たちが出てくるかもしれない。
それに対して、行政だけにフォローさせるのではなく、国会でも議論を重ね、法整備に向かうことで決着した。
(ここまでは順調でおじゃる。ノッブ殿、ナイス助言でおじゃったよ?)
義昭総理は自分の席に戻りながら、ちらりとノッブを見た。ノッブがこちらへとウインクしてくれる。
勇気をもらった気がした。本日の質疑応答をしっかり乗り切ろうという元気が湧いてくる。
しかしながら義昭総理のTS問題よりももっと大きな問題があった。ここからが本日の勝負所である。
義昭総理はふんどしを締め直す。今は女性なので紐パンの紐をしっかりと結び直すと表現したほうが正しいであろう。
護憲で有名な憲法絶対守る党が予想通りこちらに噛みついてきた。
「総理! この日本国において、武器及び軍の不所持、不使用を謳った憲法があるのをご存じか?」
やれやれ……と肩をすくめそうになる。戦国時代ならば、こんなことを言う輩など、打ち首からのさらし首が順当だ。
(ふん。戦国時代じゃなくてよかったのう? 今の現代日本において、そんなことはできない。なんと素晴らしき民主主義国家でおじゃる!)
言いたいことは山ほどあった。だが、相手を侮蔑するような表情にならないように努めた。マイクの前できょとんとした顔つきになっておく。
「さて、そんな時代遅れの憲法、改憲せねばならぬのう?」
「ふざけないでください! 憲法は絶対に守らなければなりません! 一字一句すら変えさせませんからね!」
憲法絶対守る党の議員の鼻息は荒かった。しかし、今やそんなことを言っている場合ではない。
(まったく現実が見えてない奴らじゃのう。こちらの世界からダンジョンへ侵入できる意味を考えたことはあるのかえ?)
ダンジョンの向こう側からモンスターたちがこちらの世界にやってくる可能性を捨てきれないのだ、今の状況は。
だからこそ、総理である自分が危険も承知で、自らダンジョン調査を行っている。
「そなたたちはもしダンジョンからモンスターがあふれ出したら、どう対処するつもりなのじゃ?」
「話し合います!」
「チョオマ! 話し合えると思っておるのか!?」
「人類はいつでも話し合いで解決してきたという輝かしい歴史を持っているのです!」
「おぬし、どこの世界線で生きてきたのでおじゃる!?」
まったくもって話にならなかった……。地球に住む人間の歴史の半分以上は戦争が占めている。
話し合いは確かに重要で不可欠なことだ。だが、この議員の中では4000年以上続く人類史に戦争など起きたことがないと言いたげであった。
この議員の回答にはさすがに野党側からも笑い声が起きた。
「ちなみに聞くのじゃが……わっちがダンジョン調査をしているのは何のためだと思っておるのじゃ?」
「異世界人との話し合いです!」
「いやまあ……えっと……?」
「総理! 違うのですか!?」
「お、おう……もうどうにかしてくれ、こやつ」
「総理ーーー! 違うのですかーーー!」
この脳みそお花畑の議員を止めてほしかった……。
総理自らがダンジョン探索を行っているのにはちゃんとした理由があった。
ダンジョンは果たして、日本にとって有益なのか害悪なのか?
それを政府をあげて調べなければならない。しかし、今こちらに質問をぶつけまくってくる議員は調査自体に興味などなさそうであった。
まさに『話し合い』こそが重要だったようだ……。もうこういう手合いはマジで打ち首にするしか解決できない気がしてたまらない。
(戦国時代に戻りたいのじゃ……)
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30分以上もの無駄な質疑応答の時間が流れた。野党もふわぁ~~~と大あくびをかまして、さらには議員席で居眠りを開始し始めている。
与党側がやればYチューブに切り取り動画を上げられてしまう行為だ。正直、うらやましくてしょうがない。
◆ ◆ ◆
本日の国会で最後の質問が野党からされた。
「総理は果敢にもダンジョン探索を行いました。午後からもダンジョンに向かうのですね?」
「その通りじゃ」
「では……ダンジョンでヒトに類似する、そう……エルフやドワーフに関してはどのように考えておられるのか?」
「ここは日本。ダンジョンも日本の領土。ならばそこに住まう者を日本人として扱う準備が必要でおじゃる」
ぶっちゃけ、この質問は茶番劇であった。この野党第一党とは裏取引をしている。他国でも国内にあるダンジョンの所有権はその国にあるという法整備が進んでいる。
それを日本も当然そうするんですよね? という質問なのだ、これは。
この質問を最後に本日の国会は閉会した。憲法絶対に守る党が大暴れした以外は順当に議題が消化されたと言えた。
ダンジョン対策に関する予算について、今後、話し合うことになっていくだろう……。
首相官邸の一室で昼食を取り終えた義昭たちは午後1時から再びダンジョンへと向かうことになる。
「はぁ~~~! ダンジョンが恋しいのじゃ!」
「まったくその通りです」
「国会議員数の削減方法を思いついたでござる」
「ミッチー、聞かせてもらうでおじゃる」
「ダンジョンに放り込めば、行方不明になってくれるでござる」
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昨日の2倍くらいはいる。彼らもダンジョンという異世界に興味津々なのだろう。彼らを連れて、本日もダンジョン配信を行う。
ダンジョン調査はまだまだ始まったばかりであった。
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