14 / 122
第2章:東の果ての囚人
第3話:天叢雲剣
しおりを挟む
拳聖:キョーコ=モトカードがサラ=ローランにそう告げた後、石畳の上で不格好に倒れ込んでいるコタロー=サルガミの下に近づく。そして彼の道着の襟首を右手でむんずと掴み、彼を強引に立たせ、こちらに振り向かせる。そして、気付け薬代わりにコタロー=サルガミのみぞおちに左の拳をめり込ませるのであった。
「ごほごほっ! 何をするんですかっ!」
いきなりみぞおちを殴られたコタロー=サルガミは前かがみになりながら、殴った本人を非難する。だが、拳聖:キョーコ=モトカードは既にコタロー=サルガミに背中を向けており、ケッ! と吐き捨てた後に
「コタロー、あんたも『裏』に利用されっぱなしじゃ、腹立たしいだろうに。汚名返上、名誉挽回のためにも、わしゃに付き合ってもらうよ」
こう言われてはコタロー=サルガミに返す言葉も無い。拳聖:キョーコ=モトカードはスタスタと早足で歩き始め、コタロー=サルガミは渋々ながら、彼女に従うことになる。火が回りつつあるタイガー・ホールにて、いったいぜんたい、2人はどこに向かおうというのか? 彼女らの背中を見守っていたサラ=ローランがそう思うが、どこへ行くのかを尋ねる前に、キョーコ=モトカードたちは木々の枝に乗り移りながら、どこかへと消えていくことになる。
それから10分も経った後であろうか? それまでの間、拳聖の弟子たちは桶に水を汲み、それを焼けていく木々にその中身をぶちまけるといった消火作業に当たりつづけていた。サラ=ローランは自分の道着の腕部分を破り、それをロック=イートの右肩部分に縛り付け、さらにその上から回復魔術を用いて止血を試みる。だが、明らかに不自然にもロック=イートの出血は止まらない。出血の量自体は収まってきたモノの、完全に止血は出来ないでいたのだ。
(このままじゃ、ロックが出血多量で死んでしまうわ……。お師匠様、早く戻ってきてくださいっ!)
サラ=ローランは額から汗を滲ませながら、必死に治療魔術をかけ続けていた。彼女の身体の中に宿る魔力は枯渇に向かって一直線であった。いよいよもってして、サラ=ローランは自分の生命力をすら魔力に代えて、治療魔術を行わなければいけないだろうと考え始めていた。そうしたからといって、ロック=イートの命を現世に留めることが精いっぱいなのもわかっている。だが、それでもだ。黙って彼を死なせるわけにはいけないサラ=ローランであった。
「しっかりしなさい、ロック=イート! あなたは『世界最強の生物』になるんでしょっ!」
血を大量に失い、眼が虚ろになってきていたロック=イートに対して、サラ=ローランがあらん限りの声量でロック=イートに声をかける。彼は既に焦点が定かではなかった。しかし、彼女の声が届いたのか、ロック=イートは左腕を動かし、涙を零し頬を濡らすサラ=ローランの右頬に左手を優しく添える。その左手はゾッとするほどに冷たく、さらには細かく痙攣しており、それが一層にサラ=ローランの涙の量を増やさせる。
「ウキーーーッ! ロック、サラ、待たせて悪かったっ! これをロックの右腕に装着させるんだっ!」
いきなり森の奥のほうから、コタロー=サルガミの声がサラ=ローランの耳に届き、彼女の顔はパッと明るいモノに変わる。しかし、その申し訳ない程度の明るい表情はコタロー=サルガミの姿を見て、一気に驚愕の色に変わる。それもそうだ。コタロー=サルガミは全身血まみれであり、身体のそこら中に鋭利な刃物で切り刻まれたような傷が出来上がっていた。コタロー=サルガミは肩でぜえぜえはあはあと荒いを呼吸をしつつ、さらに右足を引きずって、森の奥から闘技場がある場所まで戻ってきたのである。
「コタロー! 一体、何があったのよっ!」
「説明は後だウキーーー! お師匠様が命を賭して手に入れた、この天叢雲剣をロックの右腕に装着させるんだウキーーー! そうすれば、ロックの命だけは助かるとお師匠様はおっしゃっていたんだウキーーー!」
「命だけは助かるって、どういうことよっ!」
サラ=ローランがコタロー=サルガミに反論するが、彼から返事を受け取ることは出来なかった。コタロー=サルガミは右手に持っていた義腕を下手に放り投げる。それを彼女が両手で抱えるように受け止めると同時、コタロー=サルガミはその場に倒れ込み、気絶してしまったからだ。『命だけは助かる』。その言葉を受けて、サラ=ローランはどうして良いかわからないでいた。コタロー=サルガミが受け取った義腕は都合よく二の腕の中央部分から爪の先までの一物であった。さらにはあつらえたかのように右腕の義腕なのである。
(明らかに出来過ぎた話よ……。あの黒毛の半兎半人が、ロックの右腕を切断したのは、これをロックに装着させるためだって、丸わかりじゃないのよっ!)
サラ=ローランは逡巡していた。『裏』と呼ばれている謎の二人組が暴れまわったのは、ロック=イートにこの天叢雲剣を装着させることが主目的であることのように感じたからだ。このままあの二人組の思惑に乗って良いのかどうか、サラ=ローランには決断できない。
しかしながら、そんな彼女の迷いを吹き飛ばす行為がロック=イートによって行われる。ロック=イートは意識が混濁しているというのに、優しく彼女の左手に自分の左手を添える。そして、困惑する彼女に向かって、紫色と化した唇を動かし
「サラ、それを俺の右腕に装着してくれ……」
「ロック!!」
サラ=ローランはロック=イートの声を聞き、堰が崩壊したかのように大粒の涙を両目からボロボロと流し落としてしまう。そんな彼女の泣いている姿をさも愛おしそうな表情でロック=イートは見つめる。サラ=ローランはそんな彼の表情を見て、意を決する。右腕の腕先で強引に流れ落ちる涙を拭き取り、ロック=イートの右肩部分に巻き付けていた道着の切れ端を剥ぎ取る。
「ロック。痛かったら、痛いって言ってね!」
サラ=ローランは義腕を両手で持ち、恐る恐るロック=イートが切断された右の二の腕部分へと近づけていく。義腕と切断部分が合わさったと同時に、義腕からいくつもの細いコードが触手のようにうねりながら、ロック=イートの二の腕中央から右肩部分を喰らうかの如くに内側から侵食していくのであった……
「ごほごほっ! 何をするんですかっ!」
いきなりみぞおちを殴られたコタロー=サルガミは前かがみになりながら、殴った本人を非難する。だが、拳聖:キョーコ=モトカードは既にコタロー=サルガミに背中を向けており、ケッ! と吐き捨てた後に
「コタロー、あんたも『裏』に利用されっぱなしじゃ、腹立たしいだろうに。汚名返上、名誉挽回のためにも、わしゃに付き合ってもらうよ」
こう言われてはコタロー=サルガミに返す言葉も無い。拳聖:キョーコ=モトカードはスタスタと早足で歩き始め、コタロー=サルガミは渋々ながら、彼女に従うことになる。火が回りつつあるタイガー・ホールにて、いったいぜんたい、2人はどこに向かおうというのか? 彼女らの背中を見守っていたサラ=ローランがそう思うが、どこへ行くのかを尋ねる前に、キョーコ=モトカードたちは木々の枝に乗り移りながら、どこかへと消えていくことになる。
それから10分も経った後であろうか? それまでの間、拳聖の弟子たちは桶に水を汲み、それを焼けていく木々にその中身をぶちまけるといった消火作業に当たりつづけていた。サラ=ローランは自分の道着の腕部分を破り、それをロック=イートの右肩部分に縛り付け、さらにその上から回復魔術を用いて止血を試みる。だが、明らかに不自然にもロック=イートの出血は止まらない。出血の量自体は収まってきたモノの、完全に止血は出来ないでいたのだ。
(このままじゃ、ロックが出血多量で死んでしまうわ……。お師匠様、早く戻ってきてくださいっ!)
サラ=ローランは額から汗を滲ませながら、必死に治療魔術をかけ続けていた。彼女の身体の中に宿る魔力は枯渇に向かって一直線であった。いよいよもってして、サラ=ローランは自分の生命力をすら魔力に代えて、治療魔術を行わなければいけないだろうと考え始めていた。そうしたからといって、ロック=イートの命を現世に留めることが精いっぱいなのもわかっている。だが、それでもだ。黙って彼を死なせるわけにはいけないサラ=ローランであった。
「しっかりしなさい、ロック=イート! あなたは『世界最強の生物』になるんでしょっ!」
血を大量に失い、眼が虚ろになってきていたロック=イートに対して、サラ=ローランがあらん限りの声量でロック=イートに声をかける。彼は既に焦点が定かではなかった。しかし、彼女の声が届いたのか、ロック=イートは左腕を動かし、涙を零し頬を濡らすサラ=ローランの右頬に左手を優しく添える。その左手はゾッとするほどに冷たく、さらには細かく痙攣しており、それが一層にサラ=ローランの涙の量を増やさせる。
「ウキーーーッ! ロック、サラ、待たせて悪かったっ! これをロックの右腕に装着させるんだっ!」
いきなり森の奥のほうから、コタロー=サルガミの声がサラ=ローランの耳に届き、彼女の顔はパッと明るいモノに変わる。しかし、その申し訳ない程度の明るい表情はコタロー=サルガミの姿を見て、一気に驚愕の色に変わる。それもそうだ。コタロー=サルガミは全身血まみれであり、身体のそこら中に鋭利な刃物で切り刻まれたような傷が出来上がっていた。コタロー=サルガミは肩でぜえぜえはあはあと荒いを呼吸をしつつ、さらに右足を引きずって、森の奥から闘技場がある場所まで戻ってきたのである。
「コタロー! 一体、何があったのよっ!」
「説明は後だウキーーー! お師匠様が命を賭して手に入れた、この天叢雲剣をロックの右腕に装着させるんだウキーーー! そうすれば、ロックの命だけは助かるとお師匠様はおっしゃっていたんだウキーーー!」
「命だけは助かるって、どういうことよっ!」
サラ=ローランがコタロー=サルガミに反論するが、彼から返事を受け取ることは出来なかった。コタロー=サルガミは右手に持っていた義腕を下手に放り投げる。それを彼女が両手で抱えるように受け止めると同時、コタロー=サルガミはその場に倒れ込み、気絶してしまったからだ。『命だけは助かる』。その言葉を受けて、サラ=ローランはどうして良いかわからないでいた。コタロー=サルガミが受け取った義腕は都合よく二の腕の中央部分から爪の先までの一物であった。さらにはあつらえたかのように右腕の義腕なのである。
(明らかに出来過ぎた話よ……。あの黒毛の半兎半人が、ロックの右腕を切断したのは、これをロックに装着させるためだって、丸わかりじゃないのよっ!)
サラ=ローランは逡巡していた。『裏』と呼ばれている謎の二人組が暴れまわったのは、ロック=イートにこの天叢雲剣を装着させることが主目的であることのように感じたからだ。このままあの二人組の思惑に乗って良いのかどうか、サラ=ローランには決断できない。
しかしながら、そんな彼女の迷いを吹き飛ばす行為がロック=イートによって行われる。ロック=イートは意識が混濁しているというのに、優しく彼女の左手に自分の左手を添える。そして、困惑する彼女に向かって、紫色と化した唇を動かし
「サラ、それを俺の右腕に装着してくれ……」
「ロック!!」
サラ=ローランはロック=イートの声を聞き、堰が崩壊したかのように大粒の涙を両目からボロボロと流し落としてしまう。そんな彼女の泣いている姿をさも愛おしそうな表情でロック=イートは見つめる。サラ=ローランはそんな彼の表情を見て、意を決する。右腕の腕先で強引に流れ落ちる涙を拭き取り、ロック=イートの右肩部分に巻き付けていた道着の切れ端を剥ぎ取る。
「ロック。痛かったら、痛いって言ってね!」
サラ=ローランは義腕を両手で持ち、恐る恐るロック=イートが切断された右の二の腕部分へと近づけていく。義腕と切断部分が合わさったと同時に、義腕からいくつもの細いコードが触手のようにうねりながら、ロック=イートの二の腕中央から右肩部分を喰らうかの如くに内側から侵食していくのであった……
0
あなたにおすすめの小説
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】追放された子爵令嬢は実力で這い上がる〜家に帰ってこい?いえ、そんなのお断りです〜
Nekoyama
ファンタジー
魔法が優れた強い者が家督を継ぐ。そんな実力主義の子爵家の養女に入って4年、マリーナは魔法もマナーも勉学も頑張り、貴族令嬢にふさわしい教養を身に付けた。来年に魔法学園への入学をひかえ、期待に胸を膨らませていた矢先、家を追放されてしまう。放り出されたマリーナは怒りを胸に立ち上がり、幸せを掴んでいく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる