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第9章:この手で掴むモノ
第2話:ヨンの語り
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「きょ、今日は先に勝利のご褒美をあげておきますわっ。これでロックは勝ったも同然なのですわっ」
ロック=イートは突然、唇と唇を重ねられたことで頬が緩んでしまう。しかしながら、ロック=イートはグローブのハマった両手でパンパンッと両頬を叩き、緩んでしまった気持ちを引き締めるかのような所作をする。セイ=レ・カンコーとヨーコ=タマモは互いに視線を交わし、大袈裟に身体の横に両腕を広げてみせるのであった。
そんな4人の下にいつものように試合管理人が現れて、会場の準備が出来たから、そろそろ準備を終えておけと上から目線で告げてくる。ロック=イートはそんな彼に対して、軽く会釈をする。試合管理人はうんうんと頷き、いつもとは違い、ロック=イートにさらに言葉をかけてくる。
「ロック殿。貴殿はすでに1回戦、2回戦と勝ち進んでいる。それゆえにアンゴルモア軍に所属する者たちも、貴殿の戦いに注目している状態だ。私たちをがっかりさせぬように全力で闘ってくれることを期待しているぞ」
試合管理人はそれを告げると、控室から退出していくのであった。そんな彼に対して、ロック=イートたち4人はいったいどういった風の吹き回しで、ロック=イートに気をかけてくれているのだろうかと思案せずにはいられなかった。
「なんじゃったのかのう? 試合管理人とういうのは公平な立場を貫くのを是とするモノじゃが、まるでロックのファンですと告げているような感じじゃったのう?」
「ええ。わたくしもそう感じましたわ。言い方こそ、ぞんざいですけど、ロックに期待感を持っていることはわかりましたわ」
ヨーコ=タマモとリリー=フルールは首を傾げてしまう。別にそんなことを言われなくても、ロック=イートが試合で手を抜くことなどありえないことは二人にはわかりきっている。そして、ロック=イートの戦いを見てきているであろう彼もそのことは理解しているだろう。なのに、何故、わざわざと頑張れと言ってきたのかがわからない。彼女たちが試合管理人がロック=イートにその言葉をかけた理由を知ることとなるのはもう少し後のこととなる。
ロック=イートは両手から調整用のグローブを外し、両手に巻いているバンテージがしっかりと巻かれているかを再確認する。そして、よしっと言って、控室の扉を開けて、試合場に続く通路を歩いていく。その後をセイ=レ・カンコー、ヨーコ=タマモが続き、最後尾にリリー=フルールがついてくる。
ロック=イートが外から入ってくる光が射しこむ通路を抜けきると、観衆たちがやんややんやと騒ぎ出す。ロック=イートはその観衆たちに向かって、右手をあげる。するとだ、観衆たちは一斉にワーワー! と沸き立つのであった。ロック=イートは今や、上覧武闘会で人気戦士の仲間入りを果たしていた証拠でもあった。やはり拳聖:キョーコ=モトカードに後継者として指名されていたことが大きいとも言えた。
そもそも、観衆並びにアンゴリア大王国に所属するニンゲンたちは、キョーコ=モトカードが主アンゴルモア大王に対して叛意を抱いていたということを知らされていない。それゆえに手放しでロック=イートを迎え入れたのであった。もちろん、暖かい声援を送られているロック=イート自身もそれを知らない状態であった。
主アンゴルモア大王の存在は人類にとって、唯一無二の存在である。彼が拳聖:キョーコ=モトカードの叛意を国民たちに知らしめていたのならば、円形闘技場に集まる観衆たちは、絶対にロック=イートを受け入れはしなかったであろう。しかし、それをアンゴルモア大王はしなかったのである。ロック=イートは未だアンゴルモア大王が何を成そうとしているのかをわかるはずもない位置に居た。それが幸せなのか不幸なのかは、この時点ではわからない。
だが、そんなことは結局のところ、ロック=イートには関係ないのかもしれない。彼は彼であることこそが至上であり、彼は彼の道を突き進んでいくだろう。どのような困難な道が待っていようが、その両の拳で打ち砕いていくのかもしれない。
そして、次にロック=イートが力強く握りしめる拳を叩きこまれるであろう相手が試合場に現れる。その者の名は半熊半人のヨン=ジューロであった。
「いやあ、今日はお日柄も良く、わいが上覧武闘会の華となるにはふさわしい1日となるんやで?」
試合場である石畳の上にロック=イートとヨン=ジューロが足を踏み入れるや否や、ヨン=ジューロがロック=イートに向かって、朗らかな感じでそう言いのける。ロック=イートは怪訝な表情になるのは致し方なかったであろう。ここまでの対戦相手は必ず自分に威嚇の言葉を送ってきた。しかし、ヨン=ジューロはまるでそこらを一緒に散歩している友人かのように語り掛けてきたのである。
「わいって、ほんま幸運なんや。この大会が始まった時は小便もらしそうなくらいに緊張してたもんやで。でも、自分で自分を幸運の半兎半人とかおっしゃる、ちょっと頭のネジが緩い女性に出くわしたんや」
ロック=イートは正直、こいつは何を言っているのだろうか? という感想を抱いていた。そんなこと、今から行なわれる二人の勝負と関係あるとは全然思えなかったのである。しかし、それでもべらべらとヨン=ジューロは自分語りをやめようとしないのであった。
「ほんでな? わいは脇おむすびとやらを食べてみたんやって。そしたら、驚きの効果が出てきたんやっ! 対戦相手が調整を失敗してもうたりとか、万全の体勢で試合に臨めんくなってもうてな? そのおかげで、わいはほぼほぼ無傷で第3回戦までやってきたというわけやっ!」
いい加減、うんざりとなってしまったロック=イートは話を切り上げてやろうとばかりに冷たい口調でヨン=ジューロにきっぱりと言う。
「運とかそんなモノでこの上覧武闘会の第3回戦までこれるわけがないだろ? 口先で俺を困惑させようってのは通じないぜ?」
ロック=イートの言葉が胸に刺さったのか、ヨン=ジューロは額に手を当てて、あちゃあ! と大袈裟に天を仰いでみせる。彼のいちいち芝居かがっているところにとある人物をつい重ねてしまうロック=イートであった。ロック=イートが思い浮かべる彼は今、観客席の一角で使用人たちに横断幕を張らせている。その横断幕には『一発入魂』と大きく書かれていた。その横断幕を再確認しようとロック=イートはつい、そちらに視線を向けてしまうのであった。
ロック=イートは突然、唇と唇を重ねられたことで頬が緩んでしまう。しかしながら、ロック=イートはグローブのハマった両手でパンパンッと両頬を叩き、緩んでしまった気持ちを引き締めるかのような所作をする。セイ=レ・カンコーとヨーコ=タマモは互いに視線を交わし、大袈裟に身体の横に両腕を広げてみせるのであった。
そんな4人の下にいつものように試合管理人が現れて、会場の準備が出来たから、そろそろ準備を終えておけと上から目線で告げてくる。ロック=イートはそんな彼に対して、軽く会釈をする。試合管理人はうんうんと頷き、いつもとは違い、ロック=イートにさらに言葉をかけてくる。
「ロック殿。貴殿はすでに1回戦、2回戦と勝ち進んでいる。それゆえにアンゴルモア軍に所属する者たちも、貴殿の戦いに注目している状態だ。私たちをがっかりさせぬように全力で闘ってくれることを期待しているぞ」
試合管理人はそれを告げると、控室から退出していくのであった。そんな彼に対して、ロック=イートたち4人はいったいどういった風の吹き回しで、ロック=イートに気をかけてくれているのだろうかと思案せずにはいられなかった。
「なんじゃったのかのう? 試合管理人とういうのは公平な立場を貫くのを是とするモノじゃが、まるでロックのファンですと告げているような感じじゃったのう?」
「ええ。わたくしもそう感じましたわ。言い方こそ、ぞんざいですけど、ロックに期待感を持っていることはわかりましたわ」
ヨーコ=タマモとリリー=フルールは首を傾げてしまう。別にそんなことを言われなくても、ロック=イートが試合で手を抜くことなどありえないことは二人にはわかりきっている。そして、ロック=イートの戦いを見てきているであろう彼もそのことは理解しているだろう。なのに、何故、わざわざと頑張れと言ってきたのかがわからない。彼女たちが試合管理人がロック=イートにその言葉をかけた理由を知ることとなるのはもう少し後のこととなる。
ロック=イートは両手から調整用のグローブを外し、両手に巻いているバンテージがしっかりと巻かれているかを再確認する。そして、よしっと言って、控室の扉を開けて、試合場に続く通路を歩いていく。その後をセイ=レ・カンコー、ヨーコ=タマモが続き、最後尾にリリー=フルールがついてくる。
ロック=イートが外から入ってくる光が射しこむ通路を抜けきると、観衆たちがやんややんやと騒ぎ出す。ロック=イートはその観衆たちに向かって、右手をあげる。するとだ、観衆たちは一斉にワーワー! と沸き立つのであった。ロック=イートは今や、上覧武闘会で人気戦士の仲間入りを果たしていた証拠でもあった。やはり拳聖:キョーコ=モトカードに後継者として指名されていたことが大きいとも言えた。
そもそも、観衆並びにアンゴリア大王国に所属するニンゲンたちは、キョーコ=モトカードが主アンゴルモア大王に対して叛意を抱いていたということを知らされていない。それゆえに手放しでロック=イートを迎え入れたのであった。もちろん、暖かい声援を送られているロック=イート自身もそれを知らない状態であった。
主アンゴルモア大王の存在は人類にとって、唯一無二の存在である。彼が拳聖:キョーコ=モトカードの叛意を国民たちに知らしめていたのならば、円形闘技場に集まる観衆たちは、絶対にロック=イートを受け入れはしなかったであろう。しかし、それをアンゴルモア大王はしなかったのである。ロック=イートは未だアンゴルモア大王が何を成そうとしているのかをわかるはずもない位置に居た。それが幸せなのか不幸なのかは、この時点ではわからない。
だが、そんなことは結局のところ、ロック=イートには関係ないのかもしれない。彼は彼であることこそが至上であり、彼は彼の道を突き進んでいくだろう。どのような困難な道が待っていようが、その両の拳で打ち砕いていくのかもしれない。
そして、次にロック=イートが力強く握りしめる拳を叩きこまれるであろう相手が試合場に現れる。その者の名は半熊半人のヨン=ジューロであった。
「いやあ、今日はお日柄も良く、わいが上覧武闘会の華となるにはふさわしい1日となるんやで?」
試合場である石畳の上にロック=イートとヨン=ジューロが足を踏み入れるや否や、ヨン=ジューロがロック=イートに向かって、朗らかな感じでそう言いのける。ロック=イートは怪訝な表情になるのは致し方なかったであろう。ここまでの対戦相手は必ず自分に威嚇の言葉を送ってきた。しかし、ヨン=ジューロはまるでそこらを一緒に散歩している友人かのように語り掛けてきたのである。
「わいって、ほんま幸運なんや。この大会が始まった時は小便もらしそうなくらいに緊張してたもんやで。でも、自分で自分を幸運の半兎半人とかおっしゃる、ちょっと頭のネジが緩い女性に出くわしたんや」
ロック=イートは正直、こいつは何を言っているのだろうか? という感想を抱いていた。そんなこと、今から行なわれる二人の勝負と関係あるとは全然思えなかったのである。しかし、それでもべらべらとヨン=ジューロは自分語りをやめようとしないのであった。
「ほんでな? わいは脇おむすびとやらを食べてみたんやって。そしたら、驚きの効果が出てきたんやっ! 対戦相手が調整を失敗してもうたりとか、万全の体勢で試合に臨めんくなってもうてな? そのおかげで、わいはほぼほぼ無傷で第3回戦までやってきたというわけやっ!」
いい加減、うんざりとなってしまったロック=イートは話を切り上げてやろうとばかりに冷たい口調でヨン=ジューロにきっぱりと言う。
「運とかそんなモノでこの上覧武闘会の第3回戦までこれるわけがないだろ? 口先で俺を困惑させようってのは通じないぜ?」
ロック=イートの言葉が胸に刺さったのか、ヨン=ジューロは額に手を当てて、あちゃあ! と大袈裟に天を仰いでみせる。彼のいちいち芝居かがっているところにとある人物をつい重ねてしまうロック=イートであった。ロック=イートが思い浮かべる彼は今、観客席の一角で使用人たちに横断幕を張らせている。その横断幕には『一発入魂』と大きく書かれていた。その横断幕を再確認しようとロック=イートはつい、そちらに視線を向けてしまうのであった。
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