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第10章:災厄の兆し
第9話:黒い馬上槍
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「逃げろっ! リリベル……。俺が俺で無くなる前にっ!!」
レオナルト=ヴィッダーは自分のおちんこさんに素戔嗚の呪力が流れ込み、ぶっとい棍棒と化したがそれでも抗いを見せた。両手で頭を抱え込み、身体をくねらせながら、必死に自分の性欲をリリベル=ユーリィに向かってぶちまけないようにと、自分の心を焼こうとするドス黒い炎を抑えつける。
だが、抑えようとすればするほど、レオナルト=ヴィッダーのおちんこさんは黒く、太く、長く、巨大化していく。レオナルト=ヴィッダーのソレは使い込まれた黒い馬上槍へと変貌しきった。リリベル=ユーリィはレオナルト=ヴィッダーのおちんこさんが凶悪な武器へと変貌していくのを顔をこわばらせてみている他無かった。すでに彼女は禍々しいモノを見せつけられて、ひっこんでしまっていた黄金水がちょろちょろと卑肉部分から漏れだしていた。
レオナルト=ヴィッダーの鼻腔には、リリベル=ユーリィの黄金水の臭いが漂ってくる。甘酸っぱさをも含んだその匂いが彼の鼻腔に到達するや否や、強力な電流となり、レオナルト=ヴィッダーの脳を焼いてしまう。レオナルト=ヴィッダーはその魅惑的な匂いに自我が崩壊しかける。眼球が眼孔内でぐるりと上を向き、白目が剥き出しとなる。レオナルト=ヴィッダーは頭を両手で抱え込んだまま、背中をのけぞらせていく。
レオナルト=ヴィッダーはそうすることで、黒い馬上槍と化したおちんこさんは夜空に浮かぶ半月に向かって、突き立てることなる。まるで月を孕ませてやらんと主張しているかのようにに馬上槍の周りには太い血管が浮き出て脈打っていた。
しかし、レオナルト=ヴィッダーのおちんこさんが月にまで到達することはありえない。ならば、馬上槍の切っ先が向かう先はただひとつ。眼の前で失禁してしまったリリベル=ユーリィなのは当然の帰結である。身の危険どころか、命の危険レベルにまで膨れ上がったレオナルト=ヴィッダーの馬上槍が目標と定めたのは、リリベル=ユーリィの穴そのものだ。
「リリベル……。オカス。オレ、シンボウタマラン!!」
レオナルト=ヴィッダーが先ほどまで、自分の頭を両手で抑えていたが、今はすでにリリベル=ユーリィの紫金剛石に染まる髪の毛を鷲掴みしていた。リリベル=ユーリィは腰が抜けそうなほどに足から力が脱力していたが、それでもレオナルト=ヴィッダーから逃げようともがいていた。だが、そんな彼女を逃がしてなるものかと、彼女の髪の毛がむしり取れるほどの膂力を発揮して、彼女の身体の向きを自分の方へと無理やりむけさせようとする。
素戔嗚の呪力に飲み込まれたレオナルト=ヴィッダーがまず犯そうとしたのはリリベル=ユーリィの軽く朱が走る柔らかな唇だと思った。リリベル=ユーリィは恐怖心からガチガチと歯を鳴らす。そんな状態のリリベル=ユーリィの口の中にレオナルト=ヴィッダーが馬上槍をぶっこめば、間違いなく血だらけの馬上槍になってしまうのは明確であった。しかし、レオナルト=ヴィッダーはそれでもかまわないと思った。
痛みこそ、生きている証なのだ。レオナルト=ヴィッダーは馬上槍に無数の歯型がついてこそ、誉れある伝説クラスの武器へとクラスチェンジ出来るのだと考えた。
しかし、その考えの正しさが立証される前に、リリベル=ユーリィの渾身の二連撃がレオナルト=ヴィッダーの子宝袋に与えられる。なんと、リリベル=ユーリィは馬上槍の先端を唇に押し付けられている状態だというのに、右足を大きく上に振り上げ、さらには左手を握りしめ、横殴りにレオナルト=ヴィッダーの子宝袋に続けざまの2連撃を与えたのである。
「我はホロビヌ。何度でもよみが……エル」
レオナルト=ヴィッダーは子宝袋を両手で抑えつつ。まるでレオナルト=ヴィッダー自身が蟹になったかのように口から白い泡を噴き出す。そして、間抜けな恰好で地に伏すこととなる。それと同時に黒々とした馬上槍はその自己主張をやめてしまう。みるみるうちに硬度と長さと太さを収縮させていき、レオナルト=ヴィッダーのおちんこさんは元のサイズへと戻っていく。
「ナイスだ……。リリベル。俺はまだ俺でいられる……」
レオナルト=ヴィッダーの黒金剛石の眼にはいつもの優しさを含んだ光がが戻ってきていた。彼の眼に宿っていたギラギラとした黒い炎はどこかに飛び去っており、レオナルト=ヴィッダーは暴走モードから通常モードへと帰還を果たす。
しかしながら、リリベル=ユーリィの心の中にはまだ恐怖が残っており、子宝袋の中にあるタマが元の位置になかなか戻らず、地面をのたうち回っているレオナルト=ヴィッダーの介抱を出来ずじまいであった。
「レオ? あなたは本当にレオなの?」
「ハハ……。哲学すぎる質問だな……。大丈夫、俺はレオナルト=ヴィッダーだ。リリベルのおかげで自分を取り戻せた」
レオナルト=ヴィッダーは芋虫のような体勢で膝と顔を草地の地面に預けつつ、腰をトントンと右手で叩いていた。子宝袋に強烈な衝撃を与えられた場合、タマは子宝袋内から体内へと逃げようとする。そして、その位置を元に戻すためには、レオナルト=ヴィッダーが今している姿勢から腰を強めに叩くのが良い。
おちんこさんと子宝袋を持っている男はこの行動を何故かはわからないが、生まれながらにして、自然と出来るのだ。しかし、リリベル=ユーリィには、レオナルト=ヴィッダーが不思議なことをしているとしか理解できなかった。だがそれでも、リリベル=ユーリィはレオナルト=ヴィッダーが不可思議な恰好で腰を右手で叩くのをやめないものだから、こういう場合は、腰のあのあたりをトントンと叩けばよいのだろうと思うに至る。
リリベル=ユーリィは芋虫のような姿勢を保ちつづけるレオナルト=ヴィッダーの横に身体を移動させて、レオナルト=ヴィッダーの腰を両手でトントンと叩きはじめる。
「あ、ありがとう。ぐぐぐ……、戻れ、俺のタマタマ!」
リリベル=ユーリィが自分の代わりに腰を叩いてくれるので、レオナルト=ヴィッダーは自分の両手を子宝袋へと移動させれるようになる。リリベル=ユーリィとレオナルト=ヴィッダーの二人三脚により、どうにかこうにか彼のタマは子宝袋の中へと戻ってくる。レオナルト=ヴィッダーが心底ほっとした顔になるが、リリベル=ユーリィは戸惑いを感じさせる表情のままであった。
それもそうだろう。女性であるリリベル=ユーリィには無い身体の器官なのだ。彼女はレオナルト=ヴィッダーの腰をなんとなく叩いていただけで、心の底から感謝されるように、レオナルト=ヴィッダーからありがとうと何度も言われたのだ。
「どういたしまして?」
リリベル=ユーリィはそうとしか答えようが無かった……。
レオナルト=ヴィッダーは自分のおちんこさんに素戔嗚の呪力が流れ込み、ぶっとい棍棒と化したがそれでも抗いを見せた。両手で頭を抱え込み、身体をくねらせながら、必死に自分の性欲をリリベル=ユーリィに向かってぶちまけないようにと、自分の心を焼こうとするドス黒い炎を抑えつける。
だが、抑えようとすればするほど、レオナルト=ヴィッダーのおちんこさんは黒く、太く、長く、巨大化していく。レオナルト=ヴィッダーのソレは使い込まれた黒い馬上槍へと変貌しきった。リリベル=ユーリィはレオナルト=ヴィッダーのおちんこさんが凶悪な武器へと変貌していくのを顔をこわばらせてみている他無かった。すでに彼女は禍々しいモノを見せつけられて、ひっこんでしまっていた黄金水がちょろちょろと卑肉部分から漏れだしていた。
レオナルト=ヴィッダーの鼻腔には、リリベル=ユーリィの黄金水の臭いが漂ってくる。甘酸っぱさをも含んだその匂いが彼の鼻腔に到達するや否や、強力な電流となり、レオナルト=ヴィッダーの脳を焼いてしまう。レオナルト=ヴィッダーはその魅惑的な匂いに自我が崩壊しかける。眼球が眼孔内でぐるりと上を向き、白目が剥き出しとなる。レオナルト=ヴィッダーは頭を両手で抱え込んだまま、背中をのけぞらせていく。
レオナルト=ヴィッダーはそうすることで、黒い馬上槍と化したおちんこさんは夜空に浮かぶ半月に向かって、突き立てることなる。まるで月を孕ませてやらんと主張しているかのようにに馬上槍の周りには太い血管が浮き出て脈打っていた。
しかし、レオナルト=ヴィッダーのおちんこさんが月にまで到達することはありえない。ならば、馬上槍の切っ先が向かう先はただひとつ。眼の前で失禁してしまったリリベル=ユーリィなのは当然の帰結である。身の危険どころか、命の危険レベルにまで膨れ上がったレオナルト=ヴィッダーの馬上槍が目標と定めたのは、リリベル=ユーリィの穴そのものだ。
「リリベル……。オカス。オレ、シンボウタマラン!!」
レオナルト=ヴィッダーが先ほどまで、自分の頭を両手で抑えていたが、今はすでにリリベル=ユーリィの紫金剛石に染まる髪の毛を鷲掴みしていた。リリベル=ユーリィは腰が抜けそうなほどに足から力が脱力していたが、それでもレオナルト=ヴィッダーから逃げようともがいていた。だが、そんな彼女を逃がしてなるものかと、彼女の髪の毛がむしり取れるほどの膂力を発揮して、彼女の身体の向きを自分の方へと無理やりむけさせようとする。
素戔嗚の呪力に飲み込まれたレオナルト=ヴィッダーがまず犯そうとしたのはリリベル=ユーリィの軽く朱が走る柔らかな唇だと思った。リリベル=ユーリィは恐怖心からガチガチと歯を鳴らす。そんな状態のリリベル=ユーリィの口の中にレオナルト=ヴィッダーが馬上槍をぶっこめば、間違いなく血だらけの馬上槍になってしまうのは明確であった。しかし、レオナルト=ヴィッダーはそれでもかまわないと思った。
痛みこそ、生きている証なのだ。レオナルト=ヴィッダーは馬上槍に無数の歯型がついてこそ、誉れある伝説クラスの武器へとクラスチェンジ出来るのだと考えた。
しかし、その考えの正しさが立証される前に、リリベル=ユーリィの渾身の二連撃がレオナルト=ヴィッダーの子宝袋に与えられる。なんと、リリベル=ユーリィは馬上槍の先端を唇に押し付けられている状態だというのに、右足を大きく上に振り上げ、さらには左手を握りしめ、横殴りにレオナルト=ヴィッダーの子宝袋に続けざまの2連撃を与えたのである。
「我はホロビヌ。何度でもよみが……エル」
レオナルト=ヴィッダーは子宝袋を両手で抑えつつ。まるでレオナルト=ヴィッダー自身が蟹になったかのように口から白い泡を噴き出す。そして、間抜けな恰好で地に伏すこととなる。それと同時に黒々とした馬上槍はその自己主張をやめてしまう。みるみるうちに硬度と長さと太さを収縮させていき、レオナルト=ヴィッダーのおちんこさんは元のサイズへと戻っていく。
「ナイスだ……。リリベル。俺はまだ俺でいられる……」
レオナルト=ヴィッダーの黒金剛石の眼にはいつもの優しさを含んだ光がが戻ってきていた。彼の眼に宿っていたギラギラとした黒い炎はどこかに飛び去っており、レオナルト=ヴィッダーは暴走モードから通常モードへと帰還を果たす。
しかしながら、リリベル=ユーリィの心の中にはまだ恐怖が残っており、子宝袋の中にあるタマが元の位置になかなか戻らず、地面をのたうち回っているレオナルト=ヴィッダーの介抱を出来ずじまいであった。
「レオ? あなたは本当にレオなの?」
「ハハ……。哲学すぎる質問だな……。大丈夫、俺はレオナルト=ヴィッダーだ。リリベルのおかげで自分を取り戻せた」
レオナルト=ヴィッダーは芋虫のような体勢で膝と顔を草地の地面に預けつつ、腰をトントンと右手で叩いていた。子宝袋に強烈な衝撃を与えられた場合、タマは子宝袋内から体内へと逃げようとする。そして、その位置を元に戻すためには、レオナルト=ヴィッダーが今している姿勢から腰を強めに叩くのが良い。
おちんこさんと子宝袋を持っている男はこの行動を何故かはわからないが、生まれながらにして、自然と出来るのだ。しかし、リリベル=ユーリィには、レオナルト=ヴィッダーが不思議なことをしているとしか理解できなかった。だがそれでも、リリベル=ユーリィはレオナルト=ヴィッダーが不可思議な恰好で腰を右手で叩くのをやめないものだから、こういう場合は、腰のあのあたりをトントンと叩けばよいのだろうと思うに至る。
リリベル=ユーリィは芋虫のような姿勢を保ちつづけるレオナルト=ヴィッダーの横に身体を移動させて、レオナルト=ヴィッダーの腰を両手でトントンと叩きはじめる。
「あ、ありがとう。ぐぐぐ……、戻れ、俺のタマタマ!」
リリベル=ユーリィが自分の代わりに腰を叩いてくれるので、レオナルト=ヴィッダーは自分の両手を子宝袋へと移動させれるようになる。リリベル=ユーリィとレオナルト=ヴィッダーの二人三脚により、どうにかこうにか彼のタマは子宝袋の中へと戻ってくる。レオナルト=ヴィッダーが心底ほっとした顔になるが、リリベル=ユーリィは戸惑いを感じさせる表情のままであった。
それもそうだろう。女性であるリリベル=ユーリィには無い身体の器官なのだ。彼女はレオナルト=ヴィッダーの腰をなんとなく叩いていただけで、心の底から感謝されるように、レオナルト=ヴィッダーからありがとうと何度も言われたのだ。
「どういたしまして?」
リリベル=ユーリィはそうとしか答えようが無かった……。
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