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第13章:暴力の制御
第4話:約束を守る男
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レオナルト=ヴィッダーはイク直前まで、マリア=アコナイトの舌の感触を楽しんだ。そして、いよいよイキそうになってからは、スペル魔を放出する先をマリア=アコナイトの口から顔面へと変える。
マリア=アコナイトのぷっくりとした顔にレオナルト=ヴィッダーはおちんこさんの先端を押し当てる。マリア=アコナイトはいつスペル魔を出されても良いように眼をつむっていた。レオナルト=ヴィッダーは閉じられたまぶたから鼻先辺りにおちんこさんの先端を重点的に擦り付ける。スペル魔が眼に入れば、大変なことになるのがわかっていながら、レオナルト=ヴィッダーはマリア=アコナイトに意地悪をする。
マリア=アコナイトの顔は先走りスペル魔だけで、ドロドロになっていた。ギュッと眼を閉じるマリア=アコナイトに対して、相当にレオナルト=ヴィッダーが興奮していた証だったとも言えよう。そして、レオナルト=ヴィッダーの意地悪は最後まで止まらなかった。
「ニャニャ!?」
マリア=アコナイトは心底驚くことになる。レオナルト=ヴィッダーはおちんこさんの先端をマリア=アコナイトの形の良い唇にあてがうのではなく、なんとマリア=アコナイトの小さな鼻の穴に押し付けたのだ。それだけでは無い。レオナルト=ヴィッダーはそこが尻穴の如くに大量のスペル魔を放射したのである。鼻腔の奥まで熱くて白いマグマが流れ込み、マリア=アコナイトは気が動転してしまう。
そして、鼻の奥と涙腺は鼻涙管で繋がっている。行き場の無いレオナルト=ヴィッダーのスペル魔が、鼻涙管を通り、マリア=アコナイトは眼からスペル魔を噴射してしまうことになる。マリア=アコナイトはこんなことをされたのは初めてであった。彼女はスペル魔で溺れてしまう感覚に捕らわれ、パニックとなってしまう。鼻腔から喉奥にかけて、ねっとりとして熱いマグマが流れ込み、同時に涙腺を介して眼孔と眼球の隙間にスペル魔が侵入する。
マリア=アコナイトはベッドの上で溺れ死にそうになるという貴重な体験をすることになる。マリア=アコナイトは鼻腔に溜まっている熱くて白いマグマを口から嘔吐するかのように吐き出す。それにより、なんとか気道を確保する。涙腺から鼻涙管に居座っていたレオナルト=ヴィッダーのスペル魔は彼女の涙嚢から溢れ出す本当の透明な涙によって、洗い流されることとなる。
なんとかスペル魔の海中から再びベッドの上へと戻ってこれたマリア=アコナイトはカンカンであった。もう少しでマリア=アコナイトは窒息死するところであったので、当然の態度であったと言えよう。
「やりすぎですニャン! やっていいことと悪いことがありますニャン!」
「すまん、すまん。マリアが可愛いすぎて、マリアなら許してもらえそうだから、ついやっちまった……。ほら、お詫びに気が済むまで、チューしてやるから」
レオナルト=ヴィッダーがタコのように唇を突き出してくる。マリア=アコナイトは何だか、はぐらかされた気がした。不平不満を表すアヒルのようなクチバシと化してしまっているマリア=アコナイトの唇にレオナルト=ヴィッダーのゴツゴツとした唇が数度、自分の唇に押し当てられると、マリア=アコナイトはしょうがないニャンね~~~と荒立っていた気持ちを鞘に納めてしまう。
マリア=アコナイトがそうなってしまった理由のひとつは、レオナルト=ヴィッダーが本当のキスがどういうものか、わかっていないというのがあった。レオナルト=ヴィッダーのチューは基本的に唇を押し当ててくるものである。しかし、それはある意味間違っている。接吻とは『口吸い』であり、その文字通りに、吸わなければならないのだ。レオナルト=ヴィッダーはまだまだその辺りがわかっていない。
レオナルト=ヴィッダーに接吻の作法を教えるメンバーが居ないことに、マリア=アコナイトは意外と思いつつ、彼女らから一歩抜け出す機を見出すことになる。
「レオ様、良いですか? マリアとチューする時は、マリアの唇が割けるほどに吸ってほしいニャン。これは他のヒトにはやっていけない作法ですニャン。マリアにだけ、やっていいことですニャン」
「そ、そうなのか? そう言われてみれば、ヒルデ様くらいだったな……。チューの時に俺の唇を思いっ切り吸ってきたのは……」
マリア=アコナイトはコメカミにビキッ! と青筋が2本浮かび上がる。エッチをしている最中に他の女性の名前を出すことは、例え3Pの真っ最中であったとしても、御法度である。マリア=アコナイトはレオナルト=ヴィッダーのへなっているおちんこさんを小さな右手で捻りあげる。レオナルト=ヴィッダーが素っ頓狂な声をあげるのは当然であった。
レオナルト=ヴィッダーが抗議を口から出す前にマリア=アコナイトはレオナルト=ヴィッダーの上唇を自分の唇で吸い込む。
「へへっ……。これはエッチいな……。マリアは卑怯な女だぜ。この奇妙な味わいを皆に教えるなってか?」
「その通りですニャン。マリアは悪い女の子ですニャン。だから、リリベル様相手でも、このキスはしてはいけないですニャン」
「くくっ。愛い奴だな、マリアは。ほら、もっと唇を突き出せ。俺もマリアの唇を堪能してやる」
レオナルト=ヴィッダーはマリア=アコナイトに大人の接吻を教え込まれることとなる。そして、それと同時にこの大人の接吻をして良いのはアイリス=クレープスを除いてはマリア=アコナイトだけという約束をさせれてしまう。マリア=アコナイトとレオナルト=ヴィッダーは互いの唇を文字通り貪り喰らい合う。唇を唇で吸うだけではなく、歯と舌で刺激する。
この西行きの旅路の最中、レオナルト=ヴィッダーの接吻スキルはおおいに飛躍することになる。しかし、この旅において、レオナルト=ヴィッダーはマリア=アコナイトとの約束を忠実に守り抜くとは、マリア=アコナイト自身も思っていなかった。明日の晩にでも、レオナルト=ヴィッダーはクルス=サンティーモやエクレア=シュー相手に実践すると思っていたのだ。
レオナルト=ヴィッダーは一度交わした約束は出来る限り守る男なのである。マリア=アコナイトは、レオナルト=ヴィッダーという男を見誤っていたのだ。それゆえに、マリア=アコナイトは旅の道中、レオナルト=ヴィッダーと接吻をするたびに、彼に確認しつづけた。それもそうだろう。レオナルト=ヴィッダーとマリア=アコナイトが交わした2度目の約束だったからだ。
マリア=アコナイトはレオナルト=ヴィッダーと交わした約束の数が圧倒的に足りていなかった。それゆえに不安感が大きかったとも言えよう。レオナルト=ヴィッダーがどうしようもないバカだとマリア=アコナイトがはっきりと認識したのは、西行きの旅が終わった後になる……。
マリア=アコナイトのぷっくりとした顔にレオナルト=ヴィッダーはおちんこさんの先端を押し当てる。マリア=アコナイトはいつスペル魔を出されても良いように眼をつむっていた。レオナルト=ヴィッダーは閉じられたまぶたから鼻先辺りにおちんこさんの先端を重点的に擦り付ける。スペル魔が眼に入れば、大変なことになるのがわかっていながら、レオナルト=ヴィッダーはマリア=アコナイトに意地悪をする。
マリア=アコナイトの顔は先走りスペル魔だけで、ドロドロになっていた。ギュッと眼を閉じるマリア=アコナイトに対して、相当にレオナルト=ヴィッダーが興奮していた証だったとも言えよう。そして、レオナルト=ヴィッダーの意地悪は最後まで止まらなかった。
「ニャニャ!?」
マリア=アコナイトは心底驚くことになる。レオナルト=ヴィッダーはおちんこさんの先端をマリア=アコナイトの形の良い唇にあてがうのではなく、なんとマリア=アコナイトの小さな鼻の穴に押し付けたのだ。それだけでは無い。レオナルト=ヴィッダーはそこが尻穴の如くに大量のスペル魔を放射したのである。鼻腔の奥まで熱くて白いマグマが流れ込み、マリア=アコナイトは気が動転してしまう。
そして、鼻の奥と涙腺は鼻涙管で繋がっている。行き場の無いレオナルト=ヴィッダーのスペル魔が、鼻涙管を通り、マリア=アコナイトは眼からスペル魔を噴射してしまうことになる。マリア=アコナイトはこんなことをされたのは初めてであった。彼女はスペル魔で溺れてしまう感覚に捕らわれ、パニックとなってしまう。鼻腔から喉奥にかけて、ねっとりとして熱いマグマが流れ込み、同時に涙腺を介して眼孔と眼球の隙間にスペル魔が侵入する。
マリア=アコナイトはベッドの上で溺れ死にそうになるという貴重な体験をすることになる。マリア=アコナイトは鼻腔に溜まっている熱くて白いマグマを口から嘔吐するかのように吐き出す。それにより、なんとか気道を確保する。涙腺から鼻涙管に居座っていたレオナルト=ヴィッダーのスペル魔は彼女の涙嚢から溢れ出す本当の透明な涙によって、洗い流されることとなる。
なんとかスペル魔の海中から再びベッドの上へと戻ってこれたマリア=アコナイトはカンカンであった。もう少しでマリア=アコナイトは窒息死するところであったので、当然の態度であったと言えよう。
「やりすぎですニャン! やっていいことと悪いことがありますニャン!」
「すまん、すまん。マリアが可愛いすぎて、マリアなら許してもらえそうだから、ついやっちまった……。ほら、お詫びに気が済むまで、チューしてやるから」
レオナルト=ヴィッダーがタコのように唇を突き出してくる。マリア=アコナイトは何だか、はぐらかされた気がした。不平不満を表すアヒルのようなクチバシと化してしまっているマリア=アコナイトの唇にレオナルト=ヴィッダーのゴツゴツとした唇が数度、自分の唇に押し当てられると、マリア=アコナイトはしょうがないニャンね~~~と荒立っていた気持ちを鞘に納めてしまう。
マリア=アコナイトがそうなってしまった理由のひとつは、レオナルト=ヴィッダーが本当のキスがどういうものか、わかっていないというのがあった。レオナルト=ヴィッダーのチューは基本的に唇を押し当ててくるものである。しかし、それはある意味間違っている。接吻とは『口吸い』であり、その文字通りに、吸わなければならないのだ。レオナルト=ヴィッダーはまだまだその辺りがわかっていない。
レオナルト=ヴィッダーに接吻の作法を教えるメンバーが居ないことに、マリア=アコナイトは意外と思いつつ、彼女らから一歩抜け出す機を見出すことになる。
「レオ様、良いですか? マリアとチューする時は、マリアの唇が割けるほどに吸ってほしいニャン。これは他のヒトにはやっていけない作法ですニャン。マリアにだけ、やっていいことですニャン」
「そ、そうなのか? そう言われてみれば、ヒルデ様くらいだったな……。チューの時に俺の唇を思いっ切り吸ってきたのは……」
マリア=アコナイトはコメカミにビキッ! と青筋が2本浮かび上がる。エッチをしている最中に他の女性の名前を出すことは、例え3Pの真っ最中であったとしても、御法度である。マリア=アコナイトはレオナルト=ヴィッダーのへなっているおちんこさんを小さな右手で捻りあげる。レオナルト=ヴィッダーが素っ頓狂な声をあげるのは当然であった。
レオナルト=ヴィッダーが抗議を口から出す前にマリア=アコナイトはレオナルト=ヴィッダーの上唇を自分の唇で吸い込む。
「へへっ……。これはエッチいな……。マリアは卑怯な女だぜ。この奇妙な味わいを皆に教えるなってか?」
「その通りですニャン。マリアは悪い女の子ですニャン。だから、リリベル様相手でも、このキスはしてはいけないですニャン」
「くくっ。愛い奴だな、マリアは。ほら、もっと唇を突き出せ。俺もマリアの唇を堪能してやる」
レオナルト=ヴィッダーはマリア=アコナイトに大人の接吻を教え込まれることとなる。そして、それと同時にこの大人の接吻をして良いのはアイリス=クレープスを除いてはマリア=アコナイトだけという約束をさせれてしまう。マリア=アコナイトとレオナルト=ヴィッダーは互いの唇を文字通り貪り喰らい合う。唇を唇で吸うだけではなく、歯と舌で刺激する。
この西行きの旅路の最中、レオナルト=ヴィッダーの接吻スキルはおおいに飛躍することになる。しかし、この旅において、レオナルト=ヴィッダーはマリア=アコナイトとの約束を忠実に守り抜くとは、マリア=アコナイト自身も思っていなかった。明日の晩にでも、レオナルト=ヴィッダーはクルス=サンティーモやエクレア=シュー相手に実践すると思っていたのだ。
レオナルト=ヴィッダーは一度交わした約束は出来る限り守る男なのである。マリア=アコナイトは、レオナルト=ヴィッダーという男を見誤っていたのだ。それゆえに、マリア=アコナイトは旅の道中、レオナルト=ヴィッダーと接吻をするたびに、彼に確認しつづけた。それもそうだろう。レオナルト=ヴィッダーとマリア=アコナイトが交わした2度目の約束だったからだ。
マリア=アコナイトはレオナルト=ヴィッダーと交わした約束の数が圧倒的に足りていなかった。それゆえに不安感が大きかったとも言えよう。レオナルト=ヴィッダーがどうしようもないバカだとマリア=アコナイトがはっきりと認識したのは、西行きの旅が終わった後になる……。
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