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第15章:愛を知らぬ男
第3話:狂った愛
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ジルバ=フリューゲルは首の左側から雷光をまき散らしつつも、大剣から左手のみを離し、リリベル=ユーリィの紅いオープン型フルフェイス兜に包まれた横っ面に向けて、左手による裏拳を叩きこむ。リリベル=ユーリィはその一撃をまともに喰らい、地面を数度バウンドしながら、横倒れに乾いた地面の上で伏してしまうことになる。
ジルバ=フリューゲルは空いた左手で斬られた頸動脈の蓋をする。数秒後には切り裂かれた頸動脈は通常状態に戻り、ジルバ=フリューゲルは何事も無かったかのように、首をひねりつつ、ゴキゴキと鳴らしてみせる。未だに立ち上がれぬリリベル=ユーリィの近くにゆっくりと歩いていき、彼女が着ている鎧越しに右足で蹴り飛ばす。
「クハッ!!」
リリベル=ユーリィは紅い全身鎧越しに衝撃と電流を喰らい、思わず失禁してしまう。リリベル=ユーリィは蹴られた部分を両手で抑えつつ、乾いた大地を転げまわる。
「気持ち良かっただろぉ? 俺様は自由自在に雷を操ることが出来るんだぁ。俺様に腹を蹴られたり、殴られたりした女は全員、一発でイッちまうんだよぉ!?」
ジルバ=フリューゲルは邪悪も邪悪といった笑みを零し、キヒッ! キヒッ! と嘲笑ってみせる。芋虫のように身体を動かすリリベル=ユーリィへとまたもや近づき、今度は背中の腰辺りをドスンと右足で踏みつけ電流を思う存分、流し込む。
リリベル=ユーリィは味わったことのない類の痛みを感じると同時に、連続的に卑肉から黄金水をまき散らすこととなる。ジルバ=フリューゲルがぐりぐりと金属製のブーツで踏みつける度に、リリベル=ユーリィはクジラのように黄金水を卑肉から噴き出す。
「おらっ、おらっ、おらぁぁぁっ! 俺様とレオナルトの愛撫、どっちが気持ち良いんだ!? 素直に俺様を選ぶなら、豚ニンゲンに犯させるのはやめて、俺様のおちんこさんを味わさせてやるぜぇ!?」
「あんたなんか相手にイクわけがないでしょ……? 勘違い男もここまでくると痛々しいわね? うぎぃぃぃ!!」
リリベル=ユーリィが口答えすると同時に、ジルバ=フリューゲルはお仕置きだとばかりに、リリベル=ユーリィの腰にかけている電圧を10倍に跳ね上げる。電圧が10倍になれば、電流も10倍になるのは当然のことだ。リリベル=ユーリィは海老ぞりしながら、これまでの最大級となる失禁をしてしまう。その量はすさまじく、紅い全身鎧を着込んでいるというのに、ジルバ=フリューゲルの眼から見ても、リリベル=ユーリィが失禁していることがわかってしまうほどであった。
「ん~~~。かぐわしい匂いだ。恐怖に満ち溢れた小便の臭いをしてやがる……。へへっ、へへっ。豚ニンゲンに犯させるのはもったいねえ。俺様の女にしてやるぜぇ~~~。さあ、もっとイケよっ! 俺様のために雌犬になるんだよぉ!!」
ジルバ=フリューゲルは失禁しまくるダークエルフを愛おしく思ってしまう。これほどまでに電流責めをしているというのに、自分に向かって許しを乞うような顔をせずに、怨嗟に満ちた表情を見せてくる。ここまで強情に強情を重ねられる女に対して、ジルバ=フリューゲルは普通なら、萎えてしまうのだが、リリベル=ユーリィに対しては違った。
「俺様の性癖が華開きそうだ……。さあ、もっと泣き叫んでくれよぉぉぉ? それでも、お前は心を折っちゃダメなんだよぉぉぉ!?」
「ふふっ。あんたって、親から愛情を受け取ってなさそう……。わたしにはわかるわ。あんた、母親に忌み嫌われていたでしょ?」
リリベル=ユーリィは息も絶え絶えというのに、ジルバ=フリューゲルを挑発してみせる。脂汗で身体全体を濡らしきっているというのに、リリベル=ユーリィは自分を曲げることだけは絶対にしなかった。そして、彼女が放った一言はジルバ=フリューゲルの心に突き刺さり、ジルバ=フリューゲルのこめかみに青筋を6本、ビキッ! と浮き立たせることとなる。
「本当に……、てめえは良い女だ……。俺様にトラウマの扉を開かせやがるぅぅぅ!」
リリベル=ユーリィの言いは間違えていると言ってもよかった。ジルバ=フリューゲルは幼い頃、母親に愛されていた。しかし、子供としてではない。竿役として、ジルバ=フリューゲルのおちんこさんのみを母親に愛されたのだ。5歳の頃、ジルバ=フリューゲルは純潔を母親に奪われた。精通すらまだまだ先だという時期にだ。
それから、父親の眼を盗んでは、母親はジルバ=フリューゲルのおちんこさんを求めた。そして、ジルバ=フリューゲルが精通してからしばらくして、彼の母親は妊娠するに至る……。
「あの畜生は俺様との子を孕み、さらには堕胎しやがった……。あのクズは俺様との子がほしいんじゃなくて、俺様のおちんこさんだけを愛しやがったぁぁぁ!!」
ジルバ=フリューゲルの右眼からほとばしる雷光により逆立っていた髪の毛がさらに怒髪天となる。リリベル=ユーリィは鬼のような顔つきとなったジルバ=フリューゲルに対して、ゴクリ……と喉奥に唾を押下してしまう。しかし、ジルバ=フリューゲルが怒りに狂おうとも、リリベル=ユーリィは心を恐怖で支配されることはなかった。
「わたしはとっくにレオの雌豚なの。あんたがわたしを雌犬にするのは無理よっ!!」
「クハッ! そりゃ面白いことを言ってくれるぅぅぅ! 雌犬以下の扱いじゃねえかっ!!」
「なんとでも言いなさいっ! あたしはレオの盾であり、剣であり、そして雌豚なのっ! あんたがわたしの心に入る隙間は針の穴ほどもないわっ!!」
壊れたニンゲンの愛が絶好調に昂れば、相手を殺してでも自分だけのものにしたくなる。ジルバ=フリューゲルはその心境に至り、リリベル=ユーリィを天から降り注ぐ雷で真っ黒こげにしてしまいたくなってしまった。リリベル=ユーリィに蹴りを入れて、彼女を仰向けにした後、右手だけで持っていた大剣を両手で持ち、下手に構え直す。
「てめえは俺様の心の中だけで生きろ。レオナルトにやるにはもったいなさすぎる」
ジルバ=フリューゲルはそう言い切った後、無造作に大剣の切っ先をリリベル=ユーリィの腹に突き立てようとする。しかしながら、リリベル=ユーリィは右手を真横に伸ばし、自分の近くに転がっていた薔薇乙女の細剣を手に取る。
そして、リリベル=ユーリィは垂直に落ちてくる大剣と交差するように、薔薇乙女の細剣をジルバ=フリューゲルの左胸に向かって、真っ直ぐに突き立てていく……。
ジルバ=フリューゲルは空いた左手で斬られた頸動脈の蓋をする。数秒後には切り裂かれた頸動脈は通常状態に戻り、ジルバ=フリューゲルは何事も無かったかのように、首をひねりつつ、ゴキゴキと鳴らしてみせる。未だに立ち上がれぬリリベル=ユーリィの近くにゆっくりと歩いていき、彼女が着ている鎧越しに右足で蹴り飛ばす。
「クハッ!!」
リリベル=ユーリィは紅い全身鎧越しに衝撃と電流を喰らい、思わず失禁してしまう。リリベル=ユーリィは蹴られた部分を両手で抑えつつ、乾いた大地を転げまわる。
「気持ち良かっただろぉ? 俺様は自由自在に雷を操ることが出来るんだぁ。俺様に腹を蹴られたり、殴られたりした女は全員、一発でイッちまうんだよぉ!?」
ジルバ=フリューゲルは邪悪も邪悪といった笑みを零し、キヒッ! キヒッ! と嘲笑ってみせる。芋虫のように身体を動かすリリベル=ユーリィへとまたもや近づき、今度は背中の腰辺りをドスンと右足で踏みつけ電流を思う存分、流し込む。
リリベル=ユーリィは味わったことのない類の痛みを感じると同時に、連続的に卑肉から黄金水をまき散らすこととなる。ジルバ=フリューゲルがぐりぐりと金属製のブーツで踏みつける度に、リリベル=ユーリィはクジラのように黄金水を卑肉から噴き出す。
「おらっ、おらっ、おらぁぁぁっ! 俺様とレオナルトの愛撫、どっちが気持ち良いんだ!? 素直に俺様を選ぶなら、豚ニンゲンに犯させるのはやめて、俺様のおちんこさんを味わさせてやるぜぇ!?」
「あんたなんか相手にイクわけがないでしょ……? 勘違い男もここまでくると痛々しいわね? うぎぃぃぃ!!」
リリベル=ユーリィが口答えすると同時に、ジルバ=フリューゲルはお仕置きだとばかりに、リリベル=ユーリィの腰にかけている電圧を10倍に跳ね上げる。電圧が10倍になれば、電流も10倍になるのは当然のことだ。リリベル=ユーリィは海老ぞりしながら、これまでの最大級となる失禁をしてしまう。その量はすさまじく、紅い全身鎧を着込んでいるというのに、ジルバ=フリューゲルの眼から見ても、リリベル=ユーリィが失禁していることがわかってしまうほどであった。
「ん~~~。かぐわしい匂いだ。恐怖に満ち溢れた小便の臭いをしてやがる……。へへっ、へへっ。豚ニンゲンに犯させるのはもったいねえ。俺様の女にしてやるぜぇ~~~。さあ、もっとイケよっ! 俺様のために雌犬になるんだよぉ!!」
ジルバ=フリューゲルは失禁しまくるダークエルフを愛おしく思ってしまう。これほどまでに電流責めをしているというのに、自分に向かって許しを乞うような顔をせずに、怨嗟に満ちた表情を見せてくる。ここまで強情に強情を重ねられる女に対して、ジルバ=フリューゲルは普通なら、萎えてしまうのだが、リリベル=ユーリィに対しては違った。
「俺様の性癖が華開きそうだ……。さあ、もっと泣き叫んでくれよぉぉぉ? それでも、お前は心を折っちゃダメなんだよぉぉぉ!?」
「ふふっ。あんたって、親から愛情を受け取ってなさそう……。わたしにはわかるわ。あんた、母親に忌み嫌われていたでしょ?」
リリベル=ユーリィは息も絶え絶えというのに、ジルバ=フリューゲルを挑発してみせる。脂汗で身体全体を濡らしきっているというのに、リリベル=ユーリィは自分を曲げることだけは絶対にしなかった。そして、彼女が放った一言はジルバ=フリューゲルの心に突き刺さり、ジルバ=フリューゲルのこめかみに青筋を6本、ビキッ! と浮き立たせることとなる。
「本当に……、てめえは良い女だ……。俺様にトラウマの扉を開かせやがるぅぅぅ!」
リリベル=ユーリィの言いは間違えていると言ってもよかった。ジルバ=フリューゲルは幼い頃、母親に愛されていた。しかし、子供としてではない。竿役として、ジルバ=フリューゲルのおちんこさんのみを母親に愛されたのだ。5歳の頃、ジルバ=フリューゲルは純潔を母親に奪われた。精通すらまだまだ先だという時期にだ。
それから、父親の眼を盗んでは、母親はジルバ=フリューゲルのおちんこさんを求めた。そして、ジルバ=フリューゲルが精通してからしばらくして、彼の母親は妊娠するに至る……。
「あの畜生は俺様との子を孕み、さらには堕胎しやがった……。あのクズは俺様との子がほしいんじゃなくて、俺様のおちんこさんだけを愛しやがったぁぁぁ!!」
ジルバ=フリューゲルの右眼からほとばしる雷光により逆立っていた髪の毛がさらに怒髪天となる。リリベル=ユーリィは鬼のような顔つきとなったジルバ=フリューゲルに対して、ゴクリ……と喉奥に唾を押下してしまう。しかし、ジルバ=フリューゲルが怒りに狂おうとも、リリベル=ユーリィは心を恐怖で支配されることはなかった。
「わたしはとっくにレオの雌豚なの。あんたがわたしを雌犬にするのは無理よっ!!」
「クハッ! そりゃ面白いことを言ってくれるぅぅぅ! 雌犬以下の扱いじゃねえかっ!!」
「なんとでも言いなさいっ! あたしはレオの盾であり、剣であり、そして雌豚なのっ! あんたがわたしの心に入る隙間は針の穴ほどもないわっ!!」
壊れたニンゲンの愛が絶好調に昂れば、相手を殺してでも自分だけのものにしたくなる。ジルバ=フリューゲルはその心境に至り、リリベル=ユーリィを天から降り注ぐ雷で真っ黒こげにしてしまいたくなってしまった。リリベル=ユーリィに蹴りを入れて、彼女を仰向けにした後、右手だけで持っていた大剣を両手で持ち、下手に構え直す。
「てめえは俺様の心の中だけで生きろ。レオナルトにやるにはもったいなさすぎる」
ジルバ=フリューゲルはそう言い切った後、無造作に大剣の切っ先をリリベル=ユーリィの腹に突き立てようとする。しかしながら、リリベル=ユーリィは右手を真横に伸ばし、自分の近くに転がっていた薔薇乙女の細剣を手に取る。
そして、リリベル=ユーリィは垂直に落ちてくる大剣と交差するように、薔薇乙女の細剣をジルバ=フリューゲルの左胸に向かって、真っ直ぐに突き立てていく……。
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