150 / 261
第15章:愛を知らぬ男
第9話:力尽きるレオナルト
しおりを挟む
リリベル=ユーリィの言う通り、クルス=サンティーモとマリア=アコナイトは幌付き荷馬車の近くで、デーブ=オクボーンと共に泣いていた。彼女らがいる地点から100ミャートルほど離れた場所にレオナルト=ヴィッダーたちが見えた。しかし、泣き崩れているために、レオナルト=ヴィッダーのところに行くことが出来ないクルス=サンティーモたちであった。
「良かったのですゥ。本当に良かったのですゥ。レオン様が生きているのですゥ」
「うえええん。あちきはまた大事なヒトを失くしてしまうのかと思ってしまったのですニャン。レオン様が生きていてくれて、本当に嬉しいのですニャン。うえええん」
「本当にレオンのバカには金輪際、無理をするんじゃねえって、叱り飛ばさなきゃならねえなっ! あいつはこんなに大事に思ってくれる仲間がいるってのに、それを無碍にしまくりだぜっ!!」」
クルス=サンティーモ、マリア=アコナイト、デーブ=オクボーンが肩を寄せ合い、わんわんと泣いていた。自分たちが助かるよりも、レオナルト=ヴィッダーに生きてほしいと願うのは、誰しもが同じであった。レオナルト=ヴィッダーの徒党において、レオナルト=ヴィッダーが筋金の役割を果たしており、彼がいなければ、この徒党は崩壊してしまうであろう。
しかし、実際はそうではない。。この徒党は誰一人とて欠けてもいけないのである。レオナルト=ヴィッダーは皆を愛しているし、皆もレオナルト=ヴィッダーを愛している。人類皆穴兄妹のその言葉通りを実践しているレオナルト=ヴィッダーの徒党なのである。
「チュッチュッチュッ。よくぞ、この危機を脱したものでッチュウ。今度ばかりはレオンのアホもあっち側に持っていかれると思っていたでッチュウけど、存外粘りやがるのでッチュウ。ほれ、泣いてばかりいないで、レオンを迎えに行くでッチュウ」
蝙蝠羽付きの白いネズミが幌付き馬車の幌の上から、泣きじゃくっている蒼髪オカッパの男の娘の頭の上に乗り、ペシペシと前足で叩く。クルス=サンティーモは両目をゴシゴシと腕先で拭うと、はいっ! と元気に返事をし、皆でレオナルト=ヴィッダーの下へと駆け足で向かっていく。
「クルス、マリア、デーブ。心配をかけてすまなかった……。神は俺に試練を与えはしたが、俺はまだ現世で踏みとどまれている」
「そりゃよかったな、レオン! さあ、荷馬車の荷台で寝っ転がってもらうぜっ! 肩を貸そうか? それともお姫様抱っこが良いか?」
「ハハ……。おんぶに抱っこでお願いしたいぜ。お姫様抱っこだと、そのまま、俺の尻を掘るつもりだろ?」
「ばっかやろう! おいらはてめえの尻穴を狙っていた時期はあるが、今はこれっぽちもねえぞぅ!」
冗談に冗談で返してくるレオナルト=ヴィッダーに心底、安堵するデーブ=オクボーンであった。デーブ=オクボーンは彼の要望通り、レオナルト=ヴィッダーに対して、尻を向け、乗ってくれと催促する。地面でへたりこんでいるレオナルト=ヴィッダーをクルス=サンティーモ、マリア=アコナイトが彼の身体を支えながら、デーブ=オクボーンの背中へと乗せる。
「デーブの背中は広いな……。まるで親父のような背中……だ」
レオナルト=ヴィッダーは一旦、体重をデーブ=オクボーンの背中に預けたが、身体から急速に力が抜けていく。デーブ=オクボーンの肩に回していた両腕が痺れるような感触に襲われて、レオナルト=ヴィッダーは横倒れにデーブ=オクボーンの背中からずり落ちてしまう。
皆に動揺が走る。乾いた地面に斜めから倒れ込んだレオナルト=ヴィッダーの呼吸をすぐさま確認するリリベル=ユーリィとエクレア=シューであった。
「大丈夫。極度の疲労で気絶するように眠ってしまっただけみたい。デーブ。やっぱりお姫様抱っこでレオを荷台に運んでちょうだい」
「まったく、レオン様はあたしたちに心配かけてばかりなのです~~~。一瞬、本当に天の国へ召されたのかと思っちゃったのです~~~」
リリベル=ユーリィとエクレア=シューはレオナルト=ヴィッダーが弱弱しいがしっかりと呼吸をしていることを確認する。それからデーブ=オクボーンにそっと荷台に運んでもらうように注文をつける。さらにはクルス=サンティーモにいつものように緋喰い鳥の羽根をベッドのシーツ代わりにするようにと促す。
深い眠りに落ちたレオナルト=ヴィッダーは皆の介護を受けて、幌付き馬車の荷台に運ばれ、藁のベッドの上で昏睡する。レオナルト=ヴィッダーが次に眼を覚ましたのは、ジルバ=フリューゲルと激しい戦いを繰り広げた4日後の昼であった。
「おはよう、レオ。よく眠れた?」
「ううん……。アイリス……。じゃなかった、リリベル。俺はどれほど眠っていたんだ?」
「三日三晩、眠っていたわ。レオが眠っている間にジカーゴにまで運ばせてもらったわよ」
レオナルト=ヴィッダーは産まれたままの姿であるリリベル=ユーリィに現状報告を受ける。レオナルト=ヴィッダー一行はあの後、のろのろと幌付き荷馬車を北へと進めて、半日後にはミシガン王国の首都であるジカーゴの中心部までやってきた。そして、そこで徒党一行がまるごと寝泊まりできるほどの宿屋に入る。
レオナルト=ヴィッダーは血を失いすぎたために、低体温症の症状を発しており、4人娘が交代でレオナルト=ヴィッダーの身体を温めておくようにとコッシロー=ネヅが指示を出す。最初はマリア=アコナイトが。次にクルス=サンティーモが。続けてエクレア=シューが。そして、リリベル=ユーリィがレオナルト=ヴィッダーの身体を抱き枕のように抱いている最中に彼が目覚めたのである。
「リリベル。ありがたいのはありがたいけど……。俺のおちんこさんが立っちまう……」
「うぅ……。レオが目覚めたのを見たと同時に、わたしのあそこが大洪水になっちゃったの……。わたしが悪いわけじゃない。レオが悪い……」
リリベル=ユーリィがレオナルト=ヴィッダーの身体に両腕、両足を絡めて、レオの身体に熱を与えていた。しかしながら、レオナルト=ヴィッダーは目覚めると同時に、脳へと飛び込んできたリリベル=ユーリィの柔らかさが原因で、レオナルトの身体の奥底から熱がよみがえる。
身体がぽかぽかとしてきたのと同時に、太ももに粘り気の強いリリベル=ユーリィの愛液がねっとりと擦り付けられてしまう。そんなことをされて、おちんこさんが起き上がらない男が果たして存在するのだろうか? いや、男は皆、おちんこさんがスタンディングオベーションして当然である。
リリベル=ユーリィは下腹にレオナルト=ヴィッダーの硬いながらもしなやかなおちんこさんを感じ、もっと自分の身体にこすりつけるように身体をもぞもぞとさせる。
「レオ……。して? レオのが欲しい……」
「良かったのですゥ。本当に良かったのですゥ。レオン様が生きているのですゥ」
「うえええん。あちきはまた大事なヒトを失くしてしまうのかと思ってしまったのですニャン。レオン様が生きていてくれて、本当に嬉しいのですニャン。うえええん」
「本当にレオンのバカには金輪際、無理をするんじゃねえって、叱り飛ばさなきゃならねえなっ! あいつはこんなに大事に思ってくれる仲間がいるってのに、それを無碍にしまくりだぜっ!!」」
クルス=サンティーモ、マリア=アコナイト、デーブ=オクボーンが肩を寄せ合い、わんわんと泣いていた。自分たちが助かるよりも、レオナルト=ヴィッダーに生きてほしいと願うのは、誰しもが同じであった。レオナルト=ヴィッダーの徒党において、レオナルト=ヴィッダーが筋金の役割を果たしており、彼がいなければ、この徒党は崩壊してしまうであろう。
しかし、実際はそうではない。。この徒党は誰一人とて欠けてもいけないのである。レオナルト=ヴィッダーは皆を愛しているし、皆もレオナルト=ヴィッダーを愛している。人類皆穴兄妹のその言葉通りを実践しているレオナルト=ヴィッダーの徒党なのである。
「チュッチュッチュッ。よくぞ、この危機を脱したものでッチュウ。今度ばかりはレオンのアホもあっち側に持っていかれると思っていたでッチュウけど、存外粘りやがるのでッチュウ。ほれ、泣いてばかりいないで、レオンを迎えに行くでッチュウ」
蝙蝠羽付きの白いネズミが幌付き馬車の幌の上から、泣きじゃくっている蒼髪オカッパの男の娘の頭の上に乗り、ペシペシと前足で叩く。クルス=サンティーモは両目をゴシゴシと腕先で拭うと、はいっ! と元気に返事をし、皆でレオナルト=ヴィッダーの下へと駆け足で向かっていく。
「クルス、マリア、デーブ。心配をかけてすまなかった……。神は俺に試練を与えはしたが、俺はまだ現世で踏みとどまれている」
「そりゃよかったな、レオン! さあ、荷馬車の荷台で寝っ転がってもらうぜっ! 肩を貸そうか? それともお姫様抱っこが良いか?」
「ハハ……。おんぶに抱っこでお願いしたいぜ。お姫様抱っこだと、そのまま、俺の尻を掘るつもりだろ?」
「ばっかやろう! おいらはてめえの尻穴を狙っていた時期はあるが、今はこれっぽちもねえぞぅ!」
冗談に冗談で返してくるレオナルト=ヴィッダーに心底、安堵するデーブ=オクボーンであった。デーブ=オクボーンは彼の要望通り、レオナルト=ヴィッダーに対して、尻を向け、乗ってくれと催促する。地面でへたりこんでいるレオナルト=ヴィッダーをクルス=サンティーモ、マリア=アコナイトが彼の身体を支えながら、デーブ=オクボーンの背中へと乗せる。
「デーブの背中は広いな……。まるで親父のような背中……だ」
レオナルト=ヴィッダーは一旦、体重をデーブ=オクボーンの背中に預けたが、身体から急速に力が抜けていく。デーブ=オクボーンの肩に回していた両腕が痺れるような感触に襲われて、レオナルト=ヴィッダーは横倒れにデーブ=オクボーンの背中からずり落ちてしまう。
皆に動揺が走る。乾いた地面に斜めから倒れ込んだレオナルト=ヴィッダーの呼吸をすぐさま確認するリリベル=ユーリィとエクレア=シューであった。
「大丈夫。極度の疲労で気絶するように眠ってしまっただけみたい。デーブ。やっぱりお姫様抱っこでレオを荷台に運んでちょうだい」
「まったく、レオン様はあたしたちに心配かけてばかりなのです~~~。一瞬、本当に天の国へ召されたのかと思っちゃったのです~~~」
リリベル=ユーリィとエクレア=シューはレオナルト=ヴィッダーが弱弱しいがしっかりと呼吸をしていることを確認する。それからデーブ=オクボーンにそっと荷台に運んでもらうように注文をつける。さらにはクルス=サンティーモにいつものように緋喰い鳥の羽根をベッドのシーツ代わりにするようにと促す。
深い眠りに落ちたレオナルト=ヴィッダーは皆の介護を受けて、幌付き馬車の荷台に運ばれ、藁のベッドの上で昏睡する。レオナルト=ヴィッダーが次に眼を覚ましたのは、ジルバ=フリューゲルと激しい戦いを繰り広げた4日後の昼であった。
「おはよう、レオ。よく眠れた?」
「ううん……。アイリス……。じゃなかった、リリベル。俺はどれほど眠っていたんだ?」
「三日三晩、眠っていたわ。レオが眠っている間にジカーゴにまで運ばせてもらったわよ」
レオナルト=ヴィッダーは産まれたままの姿であるリリベル=ユーリィに現状報告を受ける。レオナルト=ヴィッダー一行はあの後、のろのろと幌付き荷馬車を北へと進めて、半日後にはミシガン王国の首都であるジカーゴの中心部までやってきた。そして、そこで徒党一行がまるごと寝泊まりできるほどの宿屋に入る。
レオナルト=ヴィッダーは血を失いすぎたために、低体温症の症状を発しており、4人娘が交代でレオナルト=ヴィッダーの身体を温めておくようにとコッシロー=ネヅが指示を出す。最初はマリア=アコナイトが。次にクルス=サンティーモが。続けてエクレア=シューが。そして、リリベル=ユーリィがレオナルト=ヴィッダーの身体を抱き枕のように抱いている最中に彼が目覚めたのである。
「リリベル。ありがたいのはありがたいけど……。俺のおちんこさんが立っちまう……」
「うぅ……。レオが目覚めたのを見たと同時に、わたしのあそこが大洪水になっちゃったの……。わたしが悪いわけじゃない。レオが悪い……」
リリベル=ユーリィがレオナルト=ヴィッダーの身体に両腕、両足を絡めて、レオの身体に熱を与えていた。しかしながら、レオナルト=ヴィッダーは目覚めると同時に、脳へと飛び込んできたリリベル=ユーリィの柔らかさが原因で、レオナルトの身体の奥底から熱がよみがえる。
身体がぽかぽかとしてきたのと同時に、太ももに粘り気の強いリリベル=ユーリィの愛液がねっとりと擦り付けられてしまう。そんなことをされて、おちんこさんが起き上がらない男が果たして存在するのだろうか? いや、男は皆、おちんこさんがスタンディングオベーションして当然である。
リリベル=ユーリィは下腹にレオナルト=ヴィッダーの硬いながらもしなやかなおちんこさんを感じ、もっと自分の身体にこすりつけるように身体をもぞもぞとさせる。
「レオ……。して? レオのが欲しい……」
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
ブックマーク・評価、宜しくお願いします。
ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~
桂
ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。
そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。
そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。
借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる
しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。
いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに……
しかしそこに現れたのは幼馴染で……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる