156 / 261
第16章:安息日
第5話:レオンの占有権
しおりを挟む
その後、リリベル=ユーリィはレオナルト=ヴィッダーが彼女の尻穴からおちんこさんを一気に引き抜いても、なかなか元の美しい尻穴に戻らないほどにずっ魂ばっ魂と犯されるだけ犯される。
しかし、リリベル=ユーリィはレオナルト=ヴィッダーに一突きされるたびに、青碧玉の双眸から嬉し涙を流す。彼女が尻穴から活火山のようにレオナルト=ヴィッダーの注ぎ込んだスペル魔を噴火させようとも、彼女の双眸から流した嬉し涙のほうが遥かに量は多かった……。
「おはよう、クルス、エクレア。あ~~~。昨夜のレオはすごかった……」
「お通じの心配が要らないくらいに注ぎ込まれたのです~~~。エクレアは満足なのです~~~」
次の日の朝、リリベル=ユーリィとエクレア=シューのお肌はツヤツヤと輝いており、非常に満足気な表情で、余所のテントで悔し涙を流しながら寝ていたクルス=サンティーモとマリア=アコナイトに朝の挨拶を済ます。クルス=サンティーモとマリア=アコナイトはコメカミに青筋を2本、ビキビキと立てながら、おはようございますゥ! とやぶれかぶれの元気いっぱいに返事を返す。
「レオン様。今日1日は、ぼくたちに付き合ってもらいますゥ! リリベル様たちも文句は無いですよねェ!?」
「あちきも今日1日、レオン様にべったりとひっつきまくるニャン! 嫌とは絶対に言わせないニャン!」
朝からレオナルト=ヴィッダーの取り合いになる4人組であった。しかしながら、昨晩、ずっ魂ばっ魂してもらいまくったリリベル=ユーリィとエクレア=シューが二日連続でレオナルト=ヴィッダーを占有するのは難しいのは当たり前の話であり、リリベル=ユーリィたちは不承不承ながら、レオナルト=ヴィッダー所有権をクルス=サンティーモたちに明け渡す他無かったのである。
「レオ……。無理をしないでね? わたしの尻穴に注ぐ分は残しておしてほしいの……」
「だめですゥ! レオン様の子宝袋の中身は全て没収なのですゥ! 今日1日、リリベル様はレオン様から半径3ミャートル以内に近づかいてはいけないのですゥ!」
「おお~~~。クルスちゃんがオコなんです~~~。リリベル様、ここは大人しく従っていたほうが良いのです~~~」
「エクレアさん……。あなたもですゥ! ほら、さっさとレオン様から離れるのですゥ!」
エクレア=シューは、おお怖い怖いと言いつつも、地面に対して横に置かれている椅子代わりの丸太の上に座っているレオナルト=ヴィッダーの横を占拠しつつ、べったりとレオナルト=ヴィッダーの胴回りに両腕を絡ませていたのだ。
エクレア=シューが悪いわけでは無い。やはり一晩中、愛し愛された仲ならば、朝は淹れたてのコーヒーを片手に身体を引っ付かせながら、ピロトークを楽しみたいと思うのは女性なら誰しも同じことである。リリベル=ユーリィは袖にしたクルス=サンティーモとマリア=アコナイトに対して、申し訳なさのほうが勝って、クルス=サンティーモにレオナルト=ヴィッダーの隣を譲っていた。
しかし、ここはさすがの女狐のエクレア=シューである。彼女はマリア=アコナイトにレオナルト=ヴィッダーの隣を譲るべきであるのに、そうはせず、レオナルト=ヴィッダーに引っ付きまくっていたのだ。クルス=サンティーモはレオナルト=ヴィッダーの胴回りに回していたエクレア=シューの両腕を解き、シッシッ! と犬を払うような所作をする。
「ひどいのです~~~。あたしを雌犬のように扱っていいのはレオン様だけなのです~~~。レオン様、何か言ってくださいよ~~~!」
「う、う~~~ん。俺が何か口に出したら、お前ら、大喧嘩するだろ? 俺はひとりで、竿も1本だ。俺はお前らに仲違いしてほしくない。皆でよりよく俺を管理してくれ」
レオナルト=ヴィッダーは4人娘たちが収まるところに収まることを期待して、あやふやな返事に徹する。エクレア=シューはレオナルト=ヴィッダーの気持ちを察したのか、まだまだレオンに引っ付いていたいのを我慢して、マリア=アコナイトに席を譲るのであった。
「さすがはエクレア姐さんなのですニャン! あちきはエクレア姐さんが引いてくれるのを期待していたニャン!」
「う、うん……。あたしはお姉ちゃんだもんね~~~。お姉ちゃんがわがままばかり言ってちゃだめだもんね~~~。エクレアちゃん、レオン様にいっぱい可愛がってもらってね~~~? 1週間ほど、レオン様に抱かれなくても問題ないくらいに~~~」
「わかりましたニャン! レオン様にいっぱい、いーーーぱい可愛がってもらいますニャン!」
マリア=アコナイトはうかつであった。エクレア=シューの言わんとしていることをちゃんと理解していなかった。後々、エクレア=シューとマリア=アコナイトはこのやりとりを巡ってひと悶着起こすことになるが、それは別の機会で語ろう。
何はともあれ、五大湖のほとりに羽根を伸ばしにきての二日目において、レオナルト=ヴィッダーの所有権はクルス=サンティーモとマリア=アコナイトに譲られることとなる。遅めの朝食を終えたクルス=サンティーモたちは、さっそくレオナルト=ヴィッダーを引き連れて、近くの林の中へと消えていく。戦闘力はほぼ皆無の二人組であったが、コッシロー=ネヅが同行することもあり、何かあれば、そのコッシロー=ネヅがどうにかしてくれるだろうということで、リリベル=ユーリィ、エクレア=シュー、おまけのデーブ=オクボーンの3人はクルス=サンティーモと別行動を取る。
「ふふふ~~~ん。レオン様とこうして散策に出かけるのは、すっごく久しぶりな気がするのですゥ」
「ああ、そうかもしれんな。西行きの旅路の本当の最初くらいの時以来かもしれないな」
レオナルト=ヴィッダーたちがゆっくりと旅を楽しめたのはウィーゼ王国の国境を超える辺りまでであった。その辺りから、魔物の襲撃が眼に見えて増えた。レオナルト=ヴィッダーのかつての親友であるジルバ=フリューゲルが関係してくる話だ。彼が魔物をけしかけて、レオナルト=ヴィッダー一行の邪魔をしまくった。
ミシガン王国に入る直前で、レオナルト=ヴィッダーはジルバ=フリューゲルとの決着をつけることが出来て以降、レオナルト=ヴィッダーたちは魔物に襲われることはぱったりと止んでしまっていた。レオナルト=ヴィッダーたちがミシガン王国の首都であるジカーゴにたどり着いたことも関係しているとは言え、ここまでの道中が厳しい戦いの連続であったことから、今の平和はありがたい反面、拍子抜けとも言えた。
レオナルト=ヴィッダーは右腕に前腕固定型杖を装着し、それを支えにピョンピョン跳ね回るクルス=サンティーモとマリア=アコナイトの後をゆっくりと追いかける。しかしながら、左の腕先がズキンと軽く痛み、レオナルト=ヴィッダーはその場で足を止める。
(俺はこんなに穏やかな日々を過ごしていていいのか? 素戔嗚。俺は俺であることを見失いそうだ……)
レオナルト=ヴィッダーは左の腕先に視線を落とす。そうした後、何度か左手を握っては開くを繰り返す。足を止めてしまったレオナルト=ヴィッダーに気づき、クルス=サンティーモは天使の笑顔そのままに、レオナルト=ヴィッダーの方へと振り向くのであった……。
しかし、リリベル=ユーリィはレオナルト=ヴィッダーに一突きされるたびに、青碧玉の双眸から嬉し涙を流す。彼女が尻穴から活火山のようにレオナルト=ヴィッダーの注ぎ込んだスペル魔を噴火させようとも、彼女の双眸から流した嬉し涙のほうが遥かに量は多かった……。
「おはよう、クルス、エクレア。あ~~~。昨夜のレオはすごかった……」
「お通じの心配が要らないくらいに注ぎ込まれたのです~~~。エクレアは満足なのです~~~」
次の日の朝、リリベル=ユーリィとエクレア=シューのお肌はツヤツヤと輝いており、非常に満足気な表情で、余所のテントで悔し涙を流しながら寝ていたクルス=サンティーモとマリア=アコナイトに朝の挨拶を済ます。クルス=サンティーモとマリア=アコナイトはコメカミに青筋を2本、ビキビキと立てながら、おはようございますゥ! とやぶれかぶれの元気いっぱいに返事を返す。
「レオン様。今日1日は、ぼくたちに付き合ってもらいますゥ! リリベル様たちも文句は無いですよねェ!?」
「あちきも今日1日、レオン様にべったりとひっつきまくるニャン! 嫌とは絶対に言わせないニャン!」
朝からレオナルト=ヴィッダーの取り合いになる4人組であった。しかしながら、昨晩、ずっ魂ばっ魂してもらいまくったリリベル=ユーリィとエクレア=シューが二日連続でレオナルト=ヴィッダーを占有するのは難しいのは当たり前の話であり、リリベル=ユーリィたちは不承不承ながら、レオナルト=ヴィッダー所有権をクルス=サンティーモたちに明け渡す他無かったのである。
「レオ……。無理をしないでね? わたしの尻穴に注ぐ分は残しておしてほしいの……」
「だめですゥ! レオン様の子宝袋の中身は全て没収なのですゥ! 今日1日、リリベル様はレオン様から半径3ミャートル以内に近づかいてはいけないのですゥ!」
「おお~~~。クルスちゃんがオコなんです~~~。リリベル様、ここは大人しく従っていたほうが良いのです~~~」
「エクレアさん……。あなたもですゥ! ほら、さっさとレオン様から離れるのですゥ!」
エクレア=シューは、おお怖い怖いと言いつつも、地面に対して横に置かれている椅子代わりの丸太の上に座っているレオナルト=ヴィッダーの横を占拠しつつ、べったりとレオナルト=ヴィッダーの胴回りに両腕を絡ませていたのだ。
エクレア=シューが悪いわけでは無い。やはり一晩中、愛し愛された仲ならば、朝は淹れたてのコーヒーを片手に身体を引っ付かせながら、ピロトークを楽しみたいと思うのは女性なら誰しも同じことである。リリベル=ユーリィは袖にしたクルス=サンティーモとマリア=アコナイトに対して、申し訳なさのほうが勝って、クルス=サンティーモにレオナルト=ヴィッダーの隣を譲っていた。
しかし、ここはさすがの女狐のエクレア=シューである。彼女はマリア=アコナイトにレオナルト=ヴィッダーの隣を譲るべきであるのに、そうはせず、レオナルト=ヴィッダーに引っ付きまくっていたのだ。クルス=サンティーモはレオナルト=ヴィッダーの胴回りに回していたエクレア=シューの両腕を解き、シッシッ! と犬を払うような所作をする。
「ひどいのです~~~。あたしを雌犬のように扱っていいのはレオン様だけなのです~~~。レオン様、何か言ってくださいよ~~~!」
「う、う~~~ん。俺が何か口に出したら、お前ら、大喧嘩するだろ? 俺はひとりで、竿も1本だ。俺はお前らに仲違いしてほしくない。皆でよりよく俺を管理してくれ」
レオナルト=ヴィッダーは4人娘たちが収まるところに収まることを期待して、あやふやな返事に徹する。エクレア=シューはレオナルト=ヴィッダーの気持ちを察したのか、まだまだレオンに引っ付いていたいのを我慢して、マリア=アコナイトに席を譲るのであった。
「さすがはエクレア姐さんなのですニャン! あちきはエクレア姐さんが引いてくれるのを期待していたニャン!」
「う、うん……。あたしはお姉ちゃんだもんね~~~。お姉ちゃんがわがままばかり言ってちゃだめだもんね~~~。エクレアちゃん、レオン様にいっぱい可愛がってもらってね~~~? 1週間ほど、レオン様に抱かれなくても問題ないくらいに~~~」
「わかりましたニャン! レオン様にいっぱい、いーーーぱい可愛がってもらいますニャン!」
マリア=アコナイトはうかつであった。エクレア=シューの言わんとしていることをちゃんと理解していなかった。後々、エクレア=シューとマリア=アコナイトはこのやりとりを巡ってひと悶着起こすことになるが、それは別の機会で語ろう。
何はともあれ、五大湖のほとりに羽根を伸ばしにきての二日目において、レオナルト=ヴィッダーの所有権はクルス=サンティーモとマリア=アコナイトに譲られることとなる。遅めの朝食を終えたクルス=サンティーモたちは、さっそくレオナルト=ヴィッダーを引き連れて、近くの林の中へと消えていく。戦闘力はほぼ皆無の二人組であったが、コッシロー=ネヅが同行することもあり、何かあれば、そのコッシロー=ネヅがどうにかしてくれるだろうということで、リリベル=ユーリィ、エクレア=シュー、おまけのデーブ=オクボーンの3人はクルス=サンティーモと別行動を取る。
「ふふふ~~~ん。レオン様とこうして散策に出かけるのは、すっごく久しぶりな気がするのですゥ」
「ああ、そうかもしれんな。西行きの旅路の本当の最初くらいの時以来かもしれないな」
レオナルト=ヴィッダーたちがゆっくりと旅を楽しめたのはウィーゼ王国の国境を超える辺りまでであった。その辺りから、魔物の襲撃が眼に見えて増えた。レオナルト=ヴィッダーのかつての親友であるジルバ=フリューゲルが関係してくる話だ。彼が魔物をけしかけて、レオナルト=ヴィッダー一行の邪魔をしまくった。
ミシガン王国に入る直前で、レオナルト=ヴィッダーはジルバ=フリューゲルとの決着をつけることが出来て以降、レオナルト=ヴィッダーたちは魔物に襲われることはぱったりと止んでしまっていた。レオナルト=ヴィッダーたちがミシガン王国の首都であるジカーゴにたどり着いたことも関係しているとは言え、ここまでの道中が厳しい戦いの連続であったことから、今の平和はありがたい反面、拍子抜けとも言えた。
レオナルト=ヴィッダーは右腕に前腕固定型杖を装着し、それを支えにピョンピョン跳ね回るクルス=サンティーモとマリア=アコナイトの後をゆっくりと追いかける。しかしながら、左の腕先がズキンと軽く痛み、レオナルト=ヴィッダーはその場で足を止める。
(俺はこんなに穏やかな日々を過ごしていていいのか? 素戔嗚。俺は俺であることを見失いそうだ……)
レオナルト=ヴィッダーは左の腕先に視線を落とす。そうした後、何度か左手を握っては開くを繰り返す。足を止めてしまったレオナルト=ヴィッダーに気づき、クルス=サンティーモは天使の笑顔そのままに、レオナルト=ヴィッダーの方へと振り向くのであった……。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
ブックマーク・評価、宜しくお願いします。
ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~
桂
ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。
そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。
そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。
借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる
しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。
いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに……
しかしそこに現れたのは幼馴染で……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる