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第20章:東への帰路
第4話:尻穴ドリルのレオ
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白銀の獣皇は自分の体長を最大15ミャートルほどに大きく出来る。もちろん、これは尻尾を含めての数値だ。それゆえに、今はラメリアン・ハスキーの成犬くらいの大きさではあるが、その身体の大きさに見合わぬほどに大量の食料を食べる。カッツエ=マルベール女王はそれを見越して、多すぎるほどの量の金銀銅貨を白銀の獣皇に持たせたのだろうが、それでも量が多すぎると思ってしまうレオナルト=ヴィッダーたちであった。
「財布をごっちゃにしないように注意しないといけないのですゥ。余計な心労が重なってしまうのですゥ……」
クルス=サンティーモが悩むのも当然であった。とにかく、お金は慎重に扱い過ぎても間違いではない。しかし、当のシロちゃんはあっけらかんな表情で、ごっちゃにして良いと言いのけるので、ますますクルス=サンティーモは胃の中にある重責が漬物石くらいの重量となってしまう。元々、クルス=サンティーモはレオナルト=ヴィッダー一行の金庫番である。その金庫に他者の分が入り込むことになれば、金銀銅貨の重量以上のストレスを抱え込むことになるのは当然の帰結でもあった。
いくらあっけらかんとしているシロちゃんが適当で良いッスと言ってくれても、クルス=サンティーモの心が晴れやかになることは無い。それほどまでに金銭の管理というものは精神を削るのだ。
それはさておき、ミシガン王国に滞在する理由も無くなったレオナルト=ヴィッダーたちは、改めて、帰郷へ向かうこととなる。長居していた温泉宿の御主人とその奥さんに挨拶をしにいくと、特に奥さんは涙ぐみながら、リリベル=ユーリィをその豊満な肉体でがっしりと抱きつくことになる。
「リリベルちゃん、ウィーゼ王国に帰っちゃうのね。おばさん、リリベルちゃんをまるで我が娘のように可愛く想えてしかたないわ……」
「オレンジ=フォゲットさん。そんな風に言われると、わたしも涙が出てきてしまいそうです……。時間が出来た時にはまた皆でこの温泉宿を利用させてもらいますので、その時はお願いします」
「こんな時に社交辞令なんていらないわよっ! 次におばさんに会いに来るなら、レオンくんとの間に出来た赤ちゃんも一緒に連れてきなさいな?」
温泉宿の女将であるオレンジ=フォゲットがリリベル=ユーリィに抱き着きながら、レオナルト=ヴィッダーの方へとちらりと視線を送る。レオナルト=ヴィッダーは女将と視線が合うや否や、バツが悪そうな表情となってしまう。
(尻穴で妊娠って本当にするのかなぁ……? リリベルが前の穴に注ぎ込むよりも尻穴にぶっこんでって毎晩のようにせがむんだよな……。こりゃ、女将さんにリリベルとの赤ちゃんを見せにくるのは当分先になるんじゃねえのか??)
男の娘であるクルス=サンティーモはそもそもとして天使である。天使はヒトに似ているようで、やはりどこか違う雰囲気がある。だからこそ、レオナルト=ヴィッダーはクルス=サンティーモなら、尻穴で妊娠させることが出来そうな可能性を感じていた。しかしながら、リリベル=ユーリィは褐色のダークエルフである。その褐色の肌全体が白く染まるくらいにリリベル=ユーリィの身体を散々、自分の汚いスペル魔で汚している。
そうは言っても、レオナルト=ヴィッダーが放つ汚いスペル魔の9割はリリベル=ユーリィの尻穴に食べられているのが現状だ。これまで一滴たりとて、リリベル=ユーリィの前の穴には汚いスペル魔を注ぎ込んだ記憶が無い、レオナルト=ヴィッダーであった。
(いや、ちょっと待て、俺。そういや、膣内にスペル魔を放出したのって、アイリス以外には、ウルト様だけだぞ!? 俺はいつから尻穴ドリル専用マシーンと化したんだ!?)
レオナルト=ヴィッダーは記憶をほじくり返して、前の穴におちんこさんを突っ込んだ女性の名を思い出す。ウルトとは、桃源郷の主であるウルト・デ・ヴァールを指す。レオナルト=ヴィッダーは天使の嬉し涙を手に入れるために、不承不承ながら、アイリス=クレープス以外の女性の膣穴を蹂躙した。
しかし、それ以降。リリベル=ユーリィ、エクレア=シュー、マリア=アコナイトと知り合い、尻合った仲とはなったが、妊娠させる行為をした記憶が一切無い。そして、妊娠させてほしいと毎晩せがむリリベル=ユーリィときたら、彼女は尻肉を両手で広げれるだけ広げて、尻穴をレオナルト=ヴィッダーの方へと見せつけてくる始末だ。
そんなことをされれば、カチンコチンとなったおちんこさんの先端をどちらの穴にあてがうことになるかは自明の理である。
(リリベルの尻穴がいやらしくパクパクと金魚の口のように開閉しているのが悪いんだ! 俺は悪くねえ! そんないやらしい尻穴をまじまじと見せつけられたら、男は誰でも尻穴におちんこさんをねじ込んで当然だろ!?)
レオナルト=ヴィッダーが思う通り、レオナルト=ヴィッダーは一切悪く無い。悪いのは尻穴をひくつかせながら、せがむリリベル=ユーリィのほうである。レオナルト=ヴィッダーが前の穴よりも、尻穴に眼がいってしまう性癖持ちなのは否定しない。しかしそれでも、妊娠させてとせがんでおきながら、尻穴をぱくつかせるリリベル=ユーリィの方もどうかしているのである。
もし、妊娠を司る女神がこの場にいたとしたならば、その女神はレオナルト=ヴィッダーを責めるだろうか? いや、それはしないだろう。女性が求めることをレオナルト=ヴィッダーが応えているだけなのだ。妊娠を司る女神は同時に男女の快楽を司る女神である。
セックスは気持ちよく、そして同時に楽しくあれというのがその女神の信条だ。喜び勇んで尻を穿ちたまへ。尻穴は性器ではないゆえに、セックスでは無いと言う輩がいるが、それは間違っている。尻穴を穿たれて、背中から能の中心部へと快楽の電流を走らせ、尿道口から黄金色のシャワーを噴き出す女性は存外に多いのだ。」
これをセックスと呼ばずに、何をセックスと言うのであろうか?
前の穴に突っ込むだけがセックスならば、人類はとっくの昔に滅びているといって過言では無い。
レオナルト=ヴィッダーはついに真理へとたどり着く。これからも堂々とリリベル=ユーリィを始めとして、クルス=サンティーモ、エクレア=シュー。マリア=アコナイトの尻穴がガバガバで使い物にならなくなっても、その尻穴を穿ち続けてやろうと心に誓う。
「ねえ、レオ? わたしの声が聞こえてる?」
「あ、ああ!? リリベル、どうしたんだ!?」
レオナルト=ヴィッダーが心の中で誓いを立てていると、我、心、ここにあらずとなっているレオナルト=ヴィッダーに対して、リリベル=ユーリィが首を傾げながら、覗き込むようにレオナルト=ヴィッダーに話かける。
「いきなり、ひとり悶々としながら、もだえ苦しみ始めたから、皆、どうしたのかと心配になったのよ? でも、なんか得心した表情になっているみたいだから、存外、大丈夫そうね?」
「財布をごっちゃにしないように注意しないといけないのですゥ。余計な心労が重なってしまうのですゥ……」
クルス=サンティーモが悩むのも当然であった。とにかく、お金は慎重に扱い過ぎても間違いではない。しかし、当のシロちゃんはあっけらかんな表情で、ごっちゃにして良いと言いのけるので、ますますクルス=サンティーモは胃の中にある重責が漬物石くらいの重量となってしまう。元々、クルス=サンティーモはレオナルト=ヴィッダー一行の金庫番である。その金庫に他者の分が入り込むことになれば、金銀銅貨の重量以上のストレスを抱え込むことになるのは当然の帰結でもあった。
いくらあっけらかんとしているシロちゃんが適当で良いッスと言ってくれても、クルス=サンティーモの心が晴れやかになることは無い。それほどまでに金銭の管理というものは精神を削るのだ。
それはさておき、ミシガン王国に滞在する理由も無くなったレオナルト=ヴィッダーたちは、改めて、帰郷へ向かうこととなる。長居していた温泉宿の御主人とその奥さんに挨拶をしにいくと、特に奥さんは涙ぐみながら、リリベル=ユーリィをその豊満な肉体でがっしりと抱きつくことになる。
「リリベルちゃん、ウィーゼ王国に帰っちゃうのね。おばさん、リリベルちゃんをまるで我が娘のように可愛く想えてしかたないわ……」
「オレンジ=フォゲットさん。そんな風に言われると、わたしも涙が出てきてしまいそうです……。時間が出来た時にはまた皆でこの温泉宿を利用させてもらいますので、その時はお願いします」
「こんな時に社交辞令なんていらないわよっ! 次におばさんに会いに来るなら、レオンくんとの間に出来た赤ちゃんも一緒に連れてきなさいな?」
温泉宿の女将であるオレンジ=フォゲットがリリベル=ユーリィに抱き着きながら、レオナルト=ヴィッダーの方へとちらりと視線を送る。レオナルト=ヴィッダーは女将と視線が合うや否や、バツが悪そうな表情となってしまう。
(尻穴で妊娠って本当にするのかなぁ……? リリベルが前の穴に注ぎ込むよりも尻穴にぶっこんでって毎晩のようにせがむんだよな……。こりゃ、女将さんにリリベルとの赤ちゃんを見せにくるのは当分先になるんじゃねえのか??)
男の娘であるクルス=サンティーモはそもそもとして天使である。天使はヒトに似ているようで、やはりどこか違う雰囲気がある。だからこそ、レオナルト=ヴィッダーはクルス=サンティーモなら、尻穴で妊娠させることが出来そうな可能性を感じていた。しかしながら、リリベル=ユーリィは褐色のダークエルフである。その褐色の肌全体が白く染まるくらいにリリベル=ユーリィの身体を散々、自分の汚いスペル魔で汚している。
そうは言っても、レオナルト=ヴィッダーが放つ汚いスペル魔の9割はリリベル=ユーリィの尻穴に食べられているのが現状だ。これまで一滴たりとて、リリベル=ユーリィの前の穴には汚いスペル魔を注ぎ込んだ記憶が無い、レオナルト=ヴィッダーであった。
(いや、ちょっと待て、俺。そういや、膣内にスペル魔を放出したのって、アイリス以外には、ウルト様だけだぞ!? 俺はいつから尻穴ドリル専用マシーンと化したんだ!?)
レオナルト=ヴィッダーは記憶をほじくり返して、前の穴におちんこさんを突っ込んだ女性の名を思い出す。ウルトとは、桃源郷の主であるウルト・デ・ヴァールを指す。レオナルト=ヴィッダーは天使の嬉し涙を手に入れるために、不承不承ながら、アイリス=クレープス以外の女性の膣穴を蹂躙した。
しかし、それ以降。リリベル=ユーリィ、エクレア=シュー、マリア=アコナイトと知り合い、尻合った仲とはなったが、妊娠させる行為をした記憶が一切無い。そして、妊娠させてほしいと毎晩せがむリリベル=ユーリィときたら、彼女は尻肉を両手で広げれるだけ広げて、尻穴をレオナルト=ヴィッダーの方へと見せつけてくる始末だ。
そんなことをされれば、カチンコチンとなったおちんこさんの先端をどちらの穴にあてがうことになるかは自明の理である。
(リリベルの尻穴がいやらしくパクパクと金魚の口のように開閉しているのが悪いんだ! 俺は悪くねえ! そんないやらしい尻穴をまじまじと見せつけられたら、男は誰でも尻穴におちんこさんをねじ込んで当然だろ!?)
レオナルト=ヴィッダーが思う通り、レオナルト=ヴィッダーは一切悪く無い。悪いのは尻穴をひくつかせながら、せがむリリベル=ユーリィのほうである。レオナルト=ヴィッダーが前の穴よりも、尻穴に眼がいってしまう性癖持ちなのは否定しない。しかしそれでも、妊娠させてとせがんでおきながら、尻穴をぱくつかせるリリベル=ユーリィの方もどうかしているのである。
もし、妊娠を司る女神がこの場にいたとしたならば、その女神はレオナルト=ヴィッダーを責めるだろうか? いや、それはしないだろう。女性が求めることをレオナルト=ヴィッダーが応えているだけなのだ。妊娠を司る女神は同時に男女の快楽を司る女神である。
セックスは気持ちよく、そして同時に楽しくあれというのがその女神の信条だ。喜び勇んで尻を穿ちたまへ。尻穴は性器ではないゆえに、セックスでは無いと言う輩がいるが、それは間違っている。尻穴を穿たれて、背中から能の中心部へと快楽の電流を走らせ、尿道口から黄金色のシャワーを噴き出す女性は存外に多いのだ。」
これをセックスと呼ばずに、何をセックスと言うのであろうか?
前の穴に突っ込むだけがセックスならば、人類はとっくの昔に滅びているといって過言では無い。
レオナルト=ヴィッダーはついに真理へとたどり着く。これからも堂々とリリベル=ユーリィを始めとして、クルス=サンティーモ、エクレア=シュー。マリア=アコナイトの尻穴がガバガバで使い物にならなくなっても、その尻穴を穿ち続けてやろうと心に誓う。
「ねえ、レオ? わたしの声が聞こえてる?」
「あ、ああ!? リリベル、どうしたんだ!?」
レオナルト=ヴィッダーが心の中で誓いを立てていると、我、心、ここにあらずとなっているレオナルト=ヴィッダーに対して、リリベル=ユーリィが首を傾げながら、覗き込むようにレオナルト=ヴィッダーに話かける。
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