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目を開けてはいけない-それを見たら囚われてしまう
しおりを挟む理の耳にもその声はしっかりと聞こえていた。
触手が自分の体を縦横無尽に這いまわり、陵辱されているだけでも
十分恐怖でしかないのに、さらにいるはずもない男の声までして、
頭はパニックで真っ白になり、
心臓は壊れそうなほどガンガンとうるさく打ち付けている。
体ははガタガタと震え、一度崩壊した涙腺からはぼろぼろと涙がとめどなく
流れる。
「おい、寝ているわけではないだろう?
どうしてこちらを見ないのか?下僕だからと遠慮しているのか?
いい、我が許す。こちらを見よ、情けない下僕の顔を見せてみろ」
頭の中に今まで見てきた恐ろしい怪物の姿ばかりが思い浮かび、
恐ろしくて指一本も動かすことができない。
見たくない。見たくない。
「全く世話の焼ける下僕だな」
触手が理の布団をつかむとバッと布団をはぎとった。
そして胎児のような姿勢で体を縮こまられせて、目をぎゅっと
つむって震えている理の服の裾から肌に再び触手を這わせる。
ずしり。
理の腹の上にとてつもない重みの何かが乗っかる。
「ひ、ひっ、い、いやぁ…」
ミミズのような虫が体中を這いまわる感覚。
胸や股、わきの下、腰から尾てい骨、尻たぶ。
体中の敏感な部分をぬるぬると刺激され、
気持ちが悪いのに、先ほどまでさんざんなぶられた体はびくびく♡と敏感に反応する。
「だ、だめぇ、だめだ♡」
カリカリ♡と乳首の乳頭の凹みを触手の細い管でほじくられて、
こりこりこりこり♡とさらに触手が絡まって、肉筒を左右にいじりはじめた。
乳首の先端部分と付け根の部分に細い管が絡まり、シュルシュル♡と上下にこすられる。
「い、、いったぁあ♡あ♡」
ぎゅううううっ♡と乳首を思い切り引っ張られて、
取れてしまうような痛みとともに、ずしんと腹の下に熱が集まり、
軽く甘イキしてしまう。
「は、ああぁぁ♡んっ♡」
こりこりこりこり♡
硬くしこり始めた乳筒を左右に押しつぶすように刺激され、
むくむくと下半身に血液が集まってくるのに、こんな甘い快感では
どうしても達することができない。
それどころか乳輪付近もさわさわと撫でられて、
それじゃない、それじゃいけないときゅううん♡と下半身が苦しくなって
理は足をすり合わせた。
自分で触ろうとするとまたしても手をつかまれる。
今度は触手ではない。人間の手のようだった。しかし、とても熱い。
火傷しそうだ。
「は、あ♡あ、なんでぇ♡」
にゅるにゅる♡と体中を触手が這いまわり、どろどろとした粘液の効果により
体が火照っていく。
ジンジンジンジン♡と体の敏感な部分が特に苦しくて、
何かわからないが欲しくて仕方がなくなっていく。
「あ、♡たりないぃ♡足りない、助けてぇ♡」
「こらだめだ。本当に耐え性のない下僕だ。
まずは目を開けて我を見よ。そしたら望んでいるものをくれてやろう」
「ひぃっ♡」
理は絶対に目を開けてなるものかと思ったが、にゅるんっ♡急に尿道に入り込んできた触手の
刺激で驚き、目を開けてしまった。
そこにいたのは
浅黒い肌で全身に刺青のある長髪の男の姿だった。
「え?」
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