異世界ではじめて奪われました

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episode35※

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帰ってから寝るにはまだ時間があったためレオンとザジ、それからロジーにどのようなタイプの顔が人気なのか聞いてみた。

「ハルトですね」
「ハルトだな」
「ハルトだね」

違ーう!俺以外で!一般的に!
1人ずつ聞いたのが間違いだった。
何度同じ説明をしたことか。

「うーん....難しいですね。好みは人それぞれですし」
「メルエルだな」
「姪っ子かなー」

うん。全く参考になりませんでした。
収穫なしで部屋に戻るとレクスがすでに部屋へ戻っていた。
「遅い」
不機嫌そうに一言
「え、ごめん」
そんな遅くなったつもりはないんだけど....。

昼間貰った服に着替えてほしいと言われ、一も二もなく頷いた。

「ね、ねえ、何でこんな短いの!?ちょっと恥ずかしいんだけどっ」
着てみたものの露出が多くて恥ずかしい。
肩は大きく開き、裾は胸あたりまでしかなくへそだしスタイルだ。
ズボンも片方は下の方まであるがもう片方は膝より上までしかない。

「やばいな....。思ったよりクる」
熱のこもったレクスの瞳が真っ直ぐに俺を捕らえた。
ドクン
その瞳に吸い寄せられるようにレクスに抱きつき唇を重ねていた。
「んっ....」
「ハルト、近いうちに陛下にも結婚のことを報告したいんだがいいか?」

「うん...」
緊張するが避けては通れない道だ。
「この服で報告に行かなきゃいけない、ってことはないよね...?」
「ふっ、安心しろ。これは俺だけが見れる特別なものだ」
「それならよかった...うわっ」
突然お姫様抱っこをされベッドに降ろされた。

「脱がすのは勿体無いな」
「え....?...ひゃあ!や、そんなとこ舐めないでっ」
服で隠れていないお臍をぺろりと舐められた。
「ここも感じるのか?」
「んゃっ、か、感じないからっ、やめてっ」
穴を舌でぐりぐりと穿られ下半身がゾクゾクする。

「そうか?腰が動いてるぞ?」
舌で弄られ続け、さらに服の上から胸の突起をカリカリと爪で引っ掻かれた。
「ひぅっ!ぁ...んっ、ぁあっ!」
もう片方も先端を摘まれたり引っ張られた。
「...たまらんな」
両方の乳首は既に硬度が増しており服をツンと押し上げていた。
もともとピッタリと体に沿った服なだけに勃起しているのがわかりやすい。

レクスにまじまじと見られ恥ずかしくて隠そうとするが隠す前に腕をベッドに縫い付けられてしまった。
「あぅ...や、あんまり見ないで....」
「無理だな。ずっと見ていたいくらいだ」
「なっ!....んっ、...ふ」
無造作に服をたくし上げられ、少し擦れただけなのに声が漏れてしまう。

「ひぅっ!んぁっ、...っん、はぁぅ、あっ」
露わになった硬い乳首を口に含まれコロコロと舌で転がされる。
もう片方は指の腹でぐにぐにと潰された。
「そこばっかりっ、んゃっ」
「ん?こっちも触って欲しかったか?」
「っあぁ!んんっ、ふっ、あぅっ!」
既に痛いほど反り勃つ陰茎に膝をぐりっと押し当てられた。

「ああっ!まっ!それやめっ!んぁ!すぐイッちゃっ!」
あまりの快感にレクスにぎゅっと抱きついて止めさせようとした。
「っ、あまりかわいいことするな」
ぽつりと呟いて動きが止まったことにホッとしたのも束の間、唇を重ねられ膝の動きも再開された。
「んんっ!っ、んゃっ!んー!んむっ、んーーっ!」
先程よりも強く押し付けられる膝にビクビクと体を震わせ呆気なく達してしまった。

ズボンと下着がずらされ、先走りと白濁液が混ざりあってドロドロになった陰茎が露わになる。
恥ずかしさのあまり横を向いた。
「そんなによかったか?」
「うぅ....。恥ずかしい....」
「まだへばるなよ?」
「んっ....」
さらりと髪をなでられ横を向いた体勢のまま後孔に指先をあてがわれた。

「んぁっ、...っ、はぁ...んっ」
何の抵抗もなく太くて節くれだった指を飲み込んでいく。
「もう2本でも余裕だな」
「やぁっ、言わないでっ、んくっ...ひゃあぁんっ!」
シコリをぐりぐりと刺激されびくんと体が跳ねると、再び陰茎がむくむくと頭をもたげた。
「俺も限界だ」

そう言って指を引き抜き腰を持ち上げられ、後ろを向かされた。
レクスの方にお尻を突き出すかたちになってしまい慌てて体勢を変えようとするが腰を掴まれて動けなかった。
「やっ、レクスっ!これやだっ、恥ずかしいっ!」
必死に訴えるが聞き入れてもらえず、背中に舌がつうっと這った。
「ひっ....っ!」
「いい眺めだぞ?」

「あっ、いじわるぅ、っ...んゃあぁっ!」
一気に奥まで突き立てられた。
「くっ、締めすぎだ、力を抜けっ」
「んっ、ふっ、...はぁ...ぁ、まだ、動かな、でえぇ」
「っ、ハルトが押し付けてきてるんだがなっ」
「やっ、ちがっ、....うぁああっ!」
さらに最奥へと押し込められ悲鳴のような喘ぎ声が喉から溢れた。

「ああっ!んぁ!まっ、ふかいっ、はっ、やぁっ!」
さらに抜き刺しされる動きが速まりゴツゴツと乱暴に奥をノックされた。
「くっ、そんなにこの体勢が気に入ったかっ?」
「んっ、ちがっ、んんっ!やだって、あぅっ!言ってるっ」
「はぁっ、それにしてはすごい締め付けだぞ...っ。俺もすぐもってかれそうだ....」

全身にビリビリと快感が走り目の前がチカチカしてきた。
おかしくなりそうなほどの刺激に涙があふれた。
「もっ、ひぅ!むりぃっ、ああっ!やっ、やあぁあっ....!」
「うっ....くっ....」
顔を上げ背中をしならせ、びくびくと痙攣させながら激しくイッた。
精液が勢いよく溢れるのと同時に最奥にもドクドクと熱いものが流し込まれた。

「はぁっ...はぁ...、ふっ...んっ....」
「はっ...はぁ...」
力なくベッドに沈み込むとレクスが目尻に唇を落とした。
顔を上げると唇にも軽く触れるくらいのキスを落とす。

「このまま寝るか?」
「うーん...お風呂入る...。けどちょっと待っ、うわっ!」
いきなり抱き上げられ咄嗟にしがみついた。
「ちょっと待ってくれれば自分で歩けるから!」
「歩けたとしても俺が連れてく」
「えぇー....」
せめてズボンを上げさせて欲しいんですが....。
手で必死に隠しながら大人しく運ばれた。

部屋にお風呂があると便利だけど毎回これだとな.....。
浴槽は日本にある一般的なものよりも大きめで、体格の大きいレクスと俺が一緒に入っても余裕のある広さだ。
だからこんなにくっついて入る必要はないんじゃないかな....?

背中にレクスの逞しい胸板が当たり、お腹にはレクスの手が組まれて置かれている。
何回かこの体勢で入ったことはあるものの慣れるはずもない。
なるべく意識しない様に必死に別のことを考えた。

「そうだ、レクス」
「ん?なんだ?」
「俺、やっぱり竜青騎士団に入りたい」
「なに?」
「....ずっと考えてたんだ。魔力量が多いから後方支援なんかもできるんじゃないかなって思ってて。剣は扱えないけど結界張れる様になれば自分の身も守れると思うし.....。何より自分の居ない所でレクスが怪我してたら嫌だし、俺だってレクスを守りたい。.....どう、かな?」

あまりにも反応がなくて少し不安になり体をひねって振り返ると両頬をがばっと掴まれ唇に柔らかいものが押し当てられた。
「んむっ!?...っ、んっ....」
舌を少し絡めたあとぢゅっと舌を吸われた。
腰から下も正面を向かされぎゅっと抱きしめられた。
「レ、レクス...!この格好はちょっと....!」

腰の上に跨がるかたちになってしまい俺のナニがレクスのお腹に当たってしまっている。
しかし腰を掴まれ逃げるに逃げれない。
もう片方の手は右頬に添えられた。
それまで目を泳がせていた俺はようやくレクスの方を向いた。
「っ」
初めて見る表情だった。
泣きそうなような、それでいて嬉しそうな複雑な表情。

「はぁ....。お前はどれだけ俺を喜ばせる気だ....」
絞り出すような声に胸がギュッと締め付けられた。
「お、俺だっていつも返しきれないくらい貰ってるよ....?」
「ふっ、そうか....。....ありがとう」
「こちらこそありがとう」
軽くキスをしてのぼせる前にお風呂を出た。

いつもは背中を向けて寝るが今日は向かい合って布団に入った。
「レクス、俺頑張る!魔法使えるようになって1日でも早くレクスの隣に並べるようになるからね!」
「ああ。楽しみにしてる」
額にチュっと音を立てて唇を落とされた。
お返しに頬に唇を落とすと驚いた顔をされた。
「ふふっ、おやすみ」
「ったく、おやすみ」

その日の夜は魔法を自在に操る夢を見た——。
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