8 / 139
第一章 原作前
第8話 魔物の森に入って…見た
しおりを挟む
そろそろ、かな。
トントントン
『ど ら い しゅ ぎょ う で す わー』
来た。
あの日、転生してきた日からこうやって毎日リズが朝一番に迎えに来るようになってもう十日か。
「おはようリズ。今日も元気だね」
「おはようございますドライ。もちろんですわ。お母様のために早く聖魔法を強くしなくてはなりませんもの」
「うん。じゃあ今日はレベルを上げるために狩猟小屋から少し森に入るからね」
「はい。少し怖いですが、お母様のために必要なことですし、ドライが守ってくれますものね」
「もちろん。じゃあ着替えて出発だ」
一応背中を向けているとはいえ、同じ部屋の中で女の子が、それも好きになった子が着替えをしている……。
ドキドキするのは仕方ないよな。十五歳だった俺が十歳に若返ったとしても、高校生だったんだ。そういったことに興味はある。
カサカサと服のがこすれ、パサっと床に落ちる音が聞こえた。……今振り替えればリズのあられもない姿が――
っ! なに考えてんだ! いや、でも、見たいか見たくないかと聞かれれば、そりゃー中身は健全な十五歳ですし? ねえ。
いや、ダメダメ。か ん が え を切り替えろ!
狩猟小屋の奥には野生の動物もいるが、魔物も生息している。
浅い所だと、RPGのザコキャラで有名なスライムと、ホーンラビット、角の生えたウサギらしい。
それに浅いところで一番の難敵、ポイズントードと呼ばれる毒持ちのカエルがいるそうだ。
コイツは小川や沼、池の近くにしかいないそうだから、レベルが上がるまでは近づく予定はない。
「ドライ?」
あ、着替え終わったみたいだ。
「じゃあ行こ――う、か?」
「もう少しお待ちしてもらいたいのですが、胸当ての鎧下が見当たりませんの」
振り替えると下半身はセーフ。だけど上半身は薄い肌着、肌色が透けて見えるようなキャミソールだけをまとったリズ。
後ろを向いて木箱の中を探っていた。
「よ、鎧下はベッドの上に、た、畳んで置いてあるよ」
音を立てないように向きを戻し背を向ける。たぶん振り返ったことには気づいていない。はず。
「ベッドの? あ、有りましたわ。もう少しお待ちくださいませ」
「う、うん」
ヤバかった。次からは着替え終わったか聞いて確認することにしよう。
「はぁー。緊張しますわね」
「俺もだ。魔物の討伐、初めてだもんな」
「ええ。はじめはスライムからですわよね?」
「その予定だよ。スライムでレベルをひとつ上げてからホーンラビットに挑戦する予定かな」
俺とリズのレベルは同じ3だ。今日はこれをスライムで4。ホーンラビットで5まで上げる。
狩猟小屋にあった、昨日のうちにサビを落としたショートソードとナイフを腰に装備したあと、弓と、矢が入った矢筒を背負って準備完了だ。
「ドライ、槍は持っていきませんの?」
リズが樽に立て掛けてある槍に手を伸ばして聞いてくる。
槍か、ショートソードなんかより間合いが長いので、広い障害物の無い場所なら凄く有効な武器なんだけど……。
「う~ん、長い槍は振り回すとき、木が邪魔になるし、今日は森の中だからまず、この装備で行こう」
「わかりましたわ。では出発ですわね」
「うん、頑張ろう」
狩猟小屋を出て、森に入る。
これか、何か膜みたいなものを通り抜けた感覚があった。森と外を隔てる結界らしい。
「むにゅ~んと、しましたわね」
リズいわく、『むにゅ~ん』らしい。何度か出入りして結界を試しているようだ。
だけどこんなに簡単に通り抜けられるのに、魔物だとこの結界が壁になって跳ね返るらしい。
俺も何度か手を伸ばして引っ込めてを試してみるけど、やはり少し抵抗がある……むにゅ~んだ。
うん、まあこの結界でも、無理矢理通り抜けちゃうくらい強い魔物もいるから過信はしちゃ駄目なんだけどな。
「確かにむにゅ~んと、結界を抜けられたね。さあここからは魔物が出るから油断しちゃ駄目だよ」
「はいですわ。スライムさん、どこからでもかかってきなさいですの!」
ショートソードを鞘から抜き、確か正眼の構えで、森の奥を睨むリズ。
「よし、じゃあ進もう」
ショートソードを引き抜き、リズを先導するように獣道を進む。
入ってすぐの場所だからか、魔物と遭遇することなく、五分も進まないうちに、森がひらけた所に到着した。
「森がなくなってますの。小屋の広場とおなじく切り株だらけですわね」
「木を切って薪にしたのかな? っ! リズ! スライムだ!」
「いましたわ! 大きいですわよ!」
なんだ!? どこから現れた!? 突然出てきたぞ!
切り株と、長くてもスネくらいまでしかない草しか見当たらなかったのに、そいつは突然現れた、青みがかった半透明のスライム。
リズが言ってた通り饅頭型のスライムなんだけど、高さが軽く俺たちの身長を越えているほどバカデカい。
「マジかよ! こんなデカいとか聞いてないぞ!」
「わ、わたくしもスライム初めて見ましたけど、凄く立派ですわ!」
「あっ! 縮んだ!」
「また大きくなりましたわよ!」
見た通り、縮むというよりは潰れるように広がって、元に戻る時に移動するみたいだ。
「……ちょっと進みましたわね」
「あ、ああ。少しな……」
スライムが広がって元に戻るで進む距離は、俺たちの一歩ほどだ。
高さ三メートルほど、広がれば十メートル近く広がっているように見えるけど、進むのは一メートルも無い。
「リズ。弓で攻撃してみようか」
「ですわね。スライムさん、森の方へ向かっていますからお逃げになる前に倒したいですわ」
「よし。二人同時に攻撃を仕掛けるぞ」
「はいですわ!」
ショートソードを鞘に戻し、担いでいた弓を手に取り矢筒から矢を一本引き抜く。
「せーのの『の』で撃つよ」
スライムに視線を残したまま弓矢を構えたリズが頷く。
横並びで弓を引き絞り、狙いを定め――
「せーの!」
トントントン
『ど ら い しゅ ぎょ う で す わー』
来た。
あの日、転生してきた日からこうやって毎日リズが朝一番に迎えに来るようになってもう十日か。
「おはようリズ。今日も元気だね」
「おはようございますドライ。もちろんですわ。お母様のために早く聖魔法を強くしなくてはなりませんもの」
「うん。じゃあ今日はレベルを上げるために狩猟小屋から少し森に入るからね」
「はい。少し怖いですが、お母様のために必要なことですし、ドライが守ってくれますものね」
「もちろん。じゃあ着替えて出発だ」
一応背中を向けているとはいえ、同じ部屋の中で女の子が、それも好きになった子が着替えをしている……。
ドキドキするのは仕方ないよな。十五歳だった俺が十歳に若返ったとしても、高校生だったんだ。そういったことに興味はある。
カサカサと服のがこすれ、パサっと床に落ちる音が聞こえた。……今振り替えればリズのあられもない姿が――
っ! なに考えてんだ! いや、でも、見たいか見たくないかと聞かれれば、そりゃー中身は健全な十五歳ですし? ねえ。
いや、ダメダメ。か ん が え を切り替えろ!
狩猟小屋の奥には野生の動物もいるが、魔物も生息している。
浅い所だと、RPGのザコキャラで有名なスライムと、ホーンラビット、角の生えたウサギらしい。
それに浅いところで一番の難敵、ポイズントードと呼ばれる毒持ちのカエルがいるそうだ。
コイツは小川や沼、池の近くにしかいないそうだから、レベルが上がるまでは近づく予定はない。
「ドライ?」
あ、着替え終わったみたいだ。
「じゃあ行こ――う、か?」
「もう少しお待ちしてもらいたいのですが、胸当ての鎧下が見当たりませんの」
振り替えると下半身はセーフ。だけど上半身は薄い肌着、肌色が透けて見えるようなキャミソールだけをまとったリズ。
後ろを向いて木箱の中を探っていた。
「よ、鎧下はベッドの上に、た、畳んで置いてあるよ」
音を立てないように向きを戻し背を向ける。たぶん振り返ったことには気づいていない。はず。
「ベッドの? あ、有りましたわ。もう少しお待ちくださいませ」
「う、うん」
ヤバかった。次からは着替え終わったか聞いて確認することにしよう。
「はぁー。緊張しますわね」
「俺もだ。魔物の討伐、初めてだもんな」
「ええ。はじめはスライムからですわよね?」
「その予定だよ。スライムでレベルをひとつ上げてからホーンラビットに挑戦する予定かな」
俺とリズのレベルは同じ3だ。今日はこれをスライムで4。ホーンラビットで5まで上げる。
狩猟小屋にあった、昨日のうちにサビを落としたショートソードとナイフを腰に装備したあと、弓と、矢が入った矢筒を背負って準備完了だ。
「ドライ、槍は持っていきませんの?」
リズが樽に立て掛けてある槍に手を伸ばして聞いてくる。
槍か、ショートソードなんかより間合いが長いので、広い障害物の無い場所なら凄く有効な武器なんだけど……。
「う~ん、長い槍は振り回すとき、木が邪魔になるし、今日は森の中だからまず、この装備で行こう」
「わかりましたわ。では出発ですわね」
「うん、頑張ろう」
狩猟小屋を出て、森に入る。
これか、何か膜みたいなものを通り抜けた感覚があった。森と外を隔てる結界らしい。
「むにゅ~んと、しましたわね」
リズいわく、『むにゅ~ん』らしい。何度か出入りして結界を試しているようだ。
だけどこんなに簡単に通り抜けられるのに、魔物だとこの結界が壁になって跳ね返るらしい。
俺も何度か手を伸ばして引っ込めてを試してみるけど、やはり少し抵抗がある……むにゅ~んだ。
うん、まあこの結界でも、無理矢理通り抜けちゃうくらい強い魔物もいるから過信はしちゃ駄目なんだけどな。
「確かにむにゅ~んと、結界を抜けられたね。さあここからは魔物が出るから油断しちゃ駄目だよ」
「はいですわ。スライムさん、どこからでもかかってきなさいですの!」
ショートソードを鞘から抜き、確か正眼の構えで、森の奥を睨むリズ。
「よし、じゃあ進もう」
ショートソードを引き抜き、リズを先導するように獣道を進む。
入ってすぐの場所だからか、魔物と遭遇することなく、五分も進まないうちに、森がひらけた所に到着した。
「森がなくなってますの。小屋の広場とおなじく切り株だらけですわね」
「木を切って薪にしたのかな? っ! リズ! スライムだ!」
「いましたわ! 大きいですわよ!」
なんだ!? どこから現れた!? 突然出てきたぞ!
切り株と、長くてもスネくらいまでしかない草しか見当たらなかったのに、そいつは突然現れた、青みがかった半透明のスライム。
リズが言ってた通り饅頭型のスライムなんだけど、高さが軽く俺たちの身長を越えているほどバカデカい。
「マジかよ! こんなデカいとか聞いてないぞ!」
「わ、わたくしもスライム初めて見ましたけど、凄く立派ですわ!」
「あっ! 縮んだ!」
「また大きくなりましたわよ!」
見た通り、縮むというよりは潰れるように広がって、元に戻る時に移動するみたいだ。
「……ちょっと進みましたわね」
「あ、ああ。少しな……」
スライムが広がって元に戻るで進む距離は、俺たちの一歩ほどだ。
高さ三メートルほど、広がれば十メートル近く広がっているように見えるけど、進むのは一メートルも無い。
「リズ。弓で攻撃してみようか」
「ですわね。スライムさん、森の方へ向かっていますからお逃げになる前に倒したいですわ」
「よし。二人同時に攻撃を仕掛けるぞ」
「はいですわ!」
ショートソードを鞘に戻し、担いでいた弓を手に取り矢筒から矢を一本引き抜く。
「せーのの『の』で撃つよ」
スライムに視線を残したまま弓矢を構えたリズが頷く。
横並びで弓を引き絞り、狙いを定め――
「せーの!」
170
あなたにおすすめの小説
最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~
華音 楓
ファンタジー
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』
たったこの一言から、すべてが始まった。
ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。
そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。
それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。
ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。
スキルとは祝福か、呪いか……
ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!!
主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。
ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。
ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。
しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。
一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。
途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。
その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。
そして、世界存亡の危機。
全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した……
※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
現代知識と木魔法で辺境貴族が成り上がる! ~もふもふ相棒と最強開拓スローライフ~
はぶさん
ファンタジー
木造建築の設計士だった主人公は、不慮の事故で異世界のド貧乏男爵家の次男アークに転生する。「自然と共生する持続可能な生活圏を自らの手で築きたい」という前世の夢を胸に、彼は規格外の「木魔法」と現代知識を駆使して、貧しい村の開拓を始める。
病に倒れた最愛の母を救うため、彼は建築・農業の知識で生活環境を改善し、やがて森で出会ったもふもふの相棒ウルと共に、村を、そして辺境を豊かにしていく。
これは、温かい家族と仲間に支えられ、無自覚なチート能力で無理解な世界を見返していく、一人の青年の最強開拓物語である。
別作品も掲載してます!よかったら応援してください。
おっさん転生、相棒はもふもふ白熊。100均キャンプでスローライフはじめました。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
我儘令嬢なんて無理だったので小心者令嬢になったらみんなに甘やかされました。
たぬきち25番
恋愛
「ここはどこですか?私はだれですか?」目を覚ましたら全く知らない場所にいました。
しかも以前の私は、かなり我儘令嬢だったそうです。
そんなマイナスからのスタートですが、文句はいえません。
ずっと冷たかった周りの目が、なんだか最近優しい気がします。
というか、甘やかされてません?
これって、どういうことでしょう?
※後日談は激甘です。
激甘が苦手な方は後日談以外をお楽しみ下さい。
※小説家になろう様にも公開させて頂いております。
ただあちらは、マルチエンディングではございませんので、その関係でこちらとは、内容が大幅に異なります。ご了承下さい。
タイトルも違います。タイトル:異世界、訳アリ令嬢の恋の行方は?!~あの時、もしあなたを選ばなければ~
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス
於田縫紀
ファンタジー
雨宿りで立ち寄った神社の神様に境遇を同情され、私は異世界へと転移。
場所は山の中で周囲に村等の気配はない。あるのは木と草と崖、土と空気だけ。でもこれでいい。私は他人が怖いから。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる