9 / 139
第一章 原作前
第9話 ウサギと切り株とスライム
しおりを挟む
ビンッと弦が音を立て、矢がスライムに向けてまっすぐ飛んでいく。
大きくて、動きがゆっくりなスライムだ。どう考えても避けるイメージは浮かばない!
命――中――――嘘っ! 避けた!? コイツ、潰れて避けたぞ!
矢が通りすぎたあと、悠々とまた饅頭に戻り、森へ進むスライム……。あの動きでなんで避けられるんだよ……。
「避け、られましたわね」
「あ、ああ。なんであの速度で避けられるのかわからないよね……」
「まったくですわ。お母様の医院で見かける赤子がハイハイで歩き回る方が早いくらいですもの」
うまい例えだと思う。俺も亀くらいか、と思っていたし。だけど攻略法を思いついたぞ。
「リズ、今度は潰れることを見越して地面スレスレか、地面に突き刺すように撃とう」
そうすれば、潰れて避けることはできない。
「わかりましたわ。またせーの、ですわね」
「ああ。二発目用意! 行くぞ! せーの!」
ビンッ――これは当たる!
二本の矢はさっきの軌道と違い、斜め下へ向かって横並びで飛んでいく。
そのまま――刺され!
――――よっし! 刺さったぞ!
「やりましたわ!」
「まだだ! 続けて打ち続けるぞ!」
二射目の矢を矢筒から取り出したんだけど……。
『痛いわね! さっきからぴゅんぴゅんと! あなたたち、私に恨みでもあるの!』
「……スライムが喋った?」
「……しゃべりましたわね」
『スライムだって喋っても良いじゃない! それで私をなぜ攻撃してくるのよ! ちょっとこっそり切り株を食べてただけじゃない!』
これ、声じゃなくて頭に直接聞こえてきてるんだ!
……こっそり? 潰れてないときは丸見えだったぞ?
「え、いや、あのな――」
『食事中だったけど、あなたたちが来たから邪魔しちゃ駄目だと思って切り株諦めたのに! こうなったら切り株全部食べちゃうからね!』
「うん、それは良いと思うんだけど……」
「はい。切り株はお食べになっても木こりの方に喜ばれますでしょうし……」
『え? 良いの? 本当に? ここの切り株全部だよ?』
このスライム……悪い魔物じゃないのか?
「うん、あっちに積んである木材は食べると怒られるだろうけど、切り株は後で掘り返したりしないと駄目だから、食べてもいいよな?」
「ええ。全く問題ないと思いますわ」
『ふえ~。あなたたちもしかして良い人間? 切り株くれるし……。うん! じゃあぴゅんぴゅんしたことは忘れてあげても良いわ。特別なんだからね!』
どこのツンデレですか!
『くふふふ。美味しそう、ゴクリ。じゃ、じゃあ切り株食べちゃうからね?』
「どうぞお召し上がりくださいですの」
「うん。じゃあ俺たちも邪魔しないようにここ離れるから、ゆっくり楽しんでね?」
数個の切り株に覆い被さりに移動するスライムを横目に、森の奥へ進むことにした。
「ドライ。お話のできるスライムさんを見ますと、もう倒す気にはなりませんわね」
「うん。狙いはホーンラビットに切り替えるしかないよな」
「その、ホーンラビットさんはお話しにはなりませんよね?」
「……その可能性もある、よな。よし、見つけたら、最初は話しかけてみよう」
「わたくしも、それがよろしいかと思いますわ……」
だが、その心配は、取り越し苦労に終わった。それも一番良い結果で。
まず見つけたのは探していたホーンラビット。ゴールデンレトリバーサイズのウサギだ。
ウサギだけど可愛くなかったです。ヨダレをたらし、牙をむき出しにして飛びかかってきたし。
でもちゃんと――
『こんにちは。えっと、はじめまして。俺はドライ。ホーンラビットさんは話せますか?』
『こんにちは。はじめましてですわね。わたくしはエリザベスと申します。あなたのお名前をうかがってもよろしくて?』
――と、挨拶したらさ、攻撃してきたわけですよ。
その可能性も想定していたので難なく倒すことができた。その後数匹のホーンラビットを倒した後だった。
そう、次に出会ったのはスライム。スライムなんだけどめちゃくちゃ小さかった。
いや、切り株食べてるだろうスライムが特別大きかったのかもしれない。
それでもホーンラビットより少し小さいくらいだから、あの喋るスライムと会う前に思っていたサイズよりは格段に大きかった。
そして出会ったなら話しかけるよな? ちょっと戸惑いながらもリズと話をしている最中――
『小さいですわね……このスライムさん』
『小さいな。でも違うのは大きさだけだしぃ!』
――そう。スライムは素早く飛び跳ねて体当たりをしてきたんだ。なんとか避けたし、呼び掛けもした。
『ちょっと待って! うわっ! スライムさんは話せるんでしょ! おわっ!』
『落ち着いてくださいまし! きゃ! 話せばわかり合えますわ! ひにゃ!』
避けながら話しかけているうちにどんどん数が増え、『倒そう!』『ですわね!』と、戦う決意をしたときには七匹も集まっていた。
それから、倒すのは簡単だった。剣術があるからか、俺もリズも一匹目を一撃で倒せてしまった。
そのときは『はへ?』『ほへ?』と、変な声が出てしまうほど手応えもなくだ。
少し混乱していたが、次から次へと突っ込んでくる集まったスライム七匹をサクサク倒して、今なんだけど……。
「スライム、喋らなかったな」
「はい。お話できませんでしたわね」
「思ったんだけどさ、今倒したスライムが普通のスライムなんじゃないかな」
「あら、奇遇ですわね。わたくしもそう思っていたところですの」
「だ、よな。あっ、スライムは溶けてしまうんだ」
「そのようですわね。ホーンラビットさんはお肉も毛皮も残してくれますのに、残念ですわ」
だけどホーンラビットの解体は失敗だらけだった。
やっているうちにスキルとして覚えたから途中からは毛皮も綺麗に処理することができたが、最初の方は毛皮はボロボロで、肉も少ししか取れなかったもんな。
その戦利品は背負い袋に入っている。次、ホーンラビットだと、もう入らないほどぎゅうぎゅう詰めだ。
ここらで一度引き返した方が良いだろうな。
「リズ、一旦戻ろうか。背負い袋もそろそろいっぱいだし」
「ですわね。それにちょうどお昼になりますわ。採りたてのホーンラビットを焼いて食べませんこと?」
うん。それは俺も思っていた。
「いいね、そうしよう」
そして切り株だらけの場所に戻ってきたんだけど、喋るスライムさんがホーンラビットに攻撃を受けていた。
『んんんん~この根っこの先っちょが良いのよね~。あっ、このウサギ! 私の切り株でつまずくなんて! 変な味になったらどうしてくれるのよ! あっち行きなさい!』
と、まったくではないけど、気にしてないみたいだな……。
大きくて、動きがゆっくりなスライムだ。どう考えても避けるイメージは浮かばない!
命――中――――嘘っ! 避けた!? コイツ、潰れて避けたぞ!
矢が通りすぎたあと、悠々とまた饅頭に戻り、森へ進むスライム……。あの動きでなんで避けられるんだよ……。
「避け、られましたわね」
「あ、ああ。なんであの速度で避けられるのかわからないよね……」
「まったくですわ。お母様の医院で見かける赤子がハイハイで歩き回る方が早いくらいですもの」
うまい例えだと思う。俺も亀くらいか、と思っていたし。だけど攻略法を思いついたぞ。
「リズ、今度は潰れることを見越して地面スレスレか、地面に突き刺すように撃とう」
そうすれば、潰れて避けることはできない。
「わかりましたわ。またせーの、ですわね」
「ああ。二発目用意! 行くぞ! せーの!」
ビンッ――これは当たる!
二本の矢はさっきの軌道と違い、斜め下へ向かって横並びで飛んでいく。
そのまま――刺され!
――――よっし! 刺さったぞ!
「やりましたわ!」
「まだだ! 続けて打ち続けるぞ!」
二射目の矢を矢筒から取り出したんだけど……。
『痛いわね! さっきからぴゅんぴゅんと! あなたたち、私に恨みでもあるの!』
「……スライムが喋った?」
「……しゃべりましたわね」
『スライムだって喋っても良いじゃない! それで私をなぜ攻撃してくるのよ! ちょっとこっそり切り株を食べてただけじゃない!』
これ、声じゃなくて頭に直接聞こえてきてるんだ!
……こっそり? 潰れてないときは丸見えだったぞ?
「え、いや、あのな――」
『食事中だったけど、あなたたちが来たから邪魔しちゃ駄目だと思って切り株諦めたのに! こうなったら切り株全部食べちゃうからね!』
「うん、それは良いと思うんだけど……」
「はい。切り株はお食べになっても木こりの方に喜ばれますでしょうし……」
『え? 良いの? 本当に? ここの切り株全部だよ?』
このスライム……悪い魔物じゃないのか?
「うん、あっちに積んである木材は食べると怒られるだろうけど、切り株は後で掘り返したりしないと駄目だから、食べてもいいよな?」
「ええ。全く問題ないと思いますわ」
『ふえ~。あなたたちもしかして良い人間? 切り株くれるし……。うん! じゃあぴゅんぴゅんしたことは忘れてあげても良いわ。特別なんだからね!』
どこのツンデレですか!
『くふふふ。美味しそう、ゴクリ。じゃ、じゃあ切り株食べちゃうからね?』
「どうぞお召し上がりくださいですの」
「うん。じゃあ俺たちも邪魔しないようにここ離れるから、ゆっくり楽しんでね?」
数個の切り株に覆い被さりに移動するスライムを横目に、森の奥へ進むことにした。
「ドライ。お話のできるスライムさんを見ますと、もう倒す気にはなりませんわね」
「うん。狙いはホーンラビットに切り替えるしかないよな」
「その、ホーンラビットさんはお話しにはなりませんよね?」
「……その可能性もある、よな。よし、見つけたら、最初は話しかけてみよう」
「わたくしも、それがよろしいかと思いますわ……」
だが、その心配は、取り越し苦労に終わった。それも一番良い結果で。
まず見つけたのは探していたホーンラビット。ゴールデンレトリバーサイズのウサギだ。
ウサギだけど可愛くなかったです。ヨダレをたらし、牙をむき出しにして飛びかかってきたし。
でもちゃんと――
『こんにちは。えっと、はじめまして。俺はドライ。ホーンラビットさんは話せますか?』
『こんにちは。はじめましてですわね。わたくしはエリザベスと申します。あなたのお名前をうかがってもよろしくて?』
――と、挨拶したらさ、攻撃してきたわけですよ。
その可能性も想定していたので難なく倒すことができた。その後数匹のホーンラビットを倒した後だった。
そう、次に出会ったのはスライム。スライムなんだけどめちゃくちゃ小さかった。
いや、切り株食べてるだろうスライムが特別大きかったのかもしれない。
それでもホーンラビットより少し小さいくらいだから、あの喋るスライムと会う前に思っていたサイズよりは格段に大きかった。
そして出会ったなら話しかけるよな? ちょっと戸惑いながらもリズと話をしている最中――
『小さいですわね……このスライムさん』
『小さいな。でも違うのは大きさだけだしぃ!』
――そう。スライムは素早く飛び跳ねて体当たりをしてきたんだ。なんとか避けたし、呼び掛けもした。
『ちょっと待って! うわっ! スライムさんは話せるんでしょ! おわっ!』
『落ち着いてくださいまし! きゃ! 話せばわかり合えますわ! ひにゃ!』
避けながら話しかけているうちにどんどん数が増え、『倒そう!』『ですわね!』と、戦う決意をしたときには七匹も集まっていた。
それから、倒すのは簡単だった。剣術があるからか、俺もリズも一匹目を一撃で倒せてしまった。
そのときは『はへ?』『ほへ?』と、変な声が出てしまうほど手応えもなくだ。
少し混乱していたが、次から次へと突っ込んでくる集まったスライム七匹をサクサク倒して、今なんだけど……。
「スライム、喋らなかったな」
「はい。お話できませんでしたわね」
「思ったんだけどさ、今倒したスライムが普通のスライムなんじゃないかな」
「あら、奇遇ですわね。わたくしもそう思っていたところですの」
「だ、よな。あっ、スライムは溶けてしまうんだ」
「そのようですわね。ホーンラビットさんはお肉も毛皮も残してくれますのに、残念ですわ」
だけどホーンラビットの解体は失敗だらけだった。
やっているうちにスキルとして覚えたから途中からは毛皮も綺麗に処理することができたが、最初の方は毛皮はボロボロで、肉も少ししか取れなかったもんな。
その戦利品は背負い袋に入っている。次、ホーンラビットだと、もう入らないほどぎゅうぎゅう詰めだ。
ここらで一度引き返した方が良いだろうな。
「リズ、一旦戻ろうか。背負い袋もそろそろいっぱいだし」
「ですわね。それにちょうどお昼になりますわ。採りたてのホーンラビットを焼いて食べませんこと?」
うん。それは俺も思っていた。
「いいね、そうしよう」
そして切り株だらけの場所に戻ってきたんだけど、喋るスライムさんがホーンラビットに攻撃を受けていた。
『んんんん~この根っこの先っちょが良いのよね~。あっ、このウサギ! 私の切り株でつまずくなんて! 変な味になったらどうしてくれるのよ! あっち行きなさい!』
と、まったくではないけど、気にしてないみたいだな……。
179
あなたにおすすめの小説
最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~
華音 楓
ファンタジー
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』
たったこの一言から、すべてが始まった。
ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。
そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。
それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。
ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。
スキルとは祝福か、呪いか……
ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!!
主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。
ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。
ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。
しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。
一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。
途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。
その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。
そして、世界存亡の危機。
全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した……
※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
現代知識と木魔法で辺境貴族が成り上がる! ~もふもふ相棒と最強開拓スローライフ~
はぶさん
ファンタジー
木造建築の設計士だった主人公は、不慮の事故で異世界のド貧乏男爵家の次男アークに転生する。「自然と共生する持続可能な生活圏を自らの手で築きたい」という前世の夢を胸に、彼は規格外の「木魔法」と現代知識を駆使して、貧しい村の開拓を始める。
病に倒れた最愛の母を救うため、彼は建築・農業の知識で生活環境を改善し、やがて森で出会ったもふもふの相棒ウルと共に、村を、そして辺境を豊かにしていく。
これは、温かい家族と仲間に支えられ、無自覚なチート能力で無理解な世界を見返していく、一人の青年の最強開拓物語である。
別作品も掲載してます!よかったら応援してください。
おっさん転生、相棒はもふもふ白熊。100均キャンプでスローライフはじめました。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
我儘令嬢なんて無理だったので小心者令嬢になったらみんなに甘やかされました。
たぬきち25番
恋愛
「ここはどこですか?私はだれですか?」目を覚ましたら全く知らない場所にいました。
しかも以前の私は、かなり我儘令嬢だったそうです。
そんなマイナスからのスタートですが、文句はいえません。
ずっと冷たかった周りの目が、なんだか最近優しい気がします。
というか、甘やかされてません?
これって、どういうことでしょう?
※後日談は激甘です。
激甘が苦手な方は後日談以外をお楽しみ下さい。
※小説家になろう様にも公開させて頂いております。
ただあちらは、マルチエンディングではございませんので、その関係でこちらとは、内容が大幅に異なります。ご了承下さい。
タイトルも違います。タイトル:異世界、訳アリ令嬢の恋の行方は?!~あの時、もしあなたを選ばなければ~
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス
於田縫紀
ファンタジー
雨宿りで立ち寄った神社の神様に境遇を同情され、私は異世界へと転移。
場所は山の中で周囲に村等の気配はない。あるのは木と草と崖、土と空気だけ。でもこれでいい。私は他人が怖いから。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる