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翔と駿。
しおりを挟む~翔~
俺のプロデュースで秋にデビューした
『ルナ』
クリスマスに初ライブを成功させて人気は上々だ。
ライブの後、そのままロスに滞在して駿と新年を迎える事にした。
そのためにホテルMITSUKIのスイートルームの一室を1ヶ月程借りた。
本当は1ヶ月丸々休暇といきたい所だが
悲しい事に日本人てヤツは仕事が大好きで
俺も駿もパソコンを持ち込み普通に仕事をこなしていた。
それでも年越しは駿と二人で甘い夜を過ごすハズだった。
「翔くんもカウントダウンパーティー出席してね?」
ってミキに言われるまでは……
~駿~
翔くんの機嫌が悪い。
ミキがカウントダウンパーティーに参加してって俺に言ってきてのは3日前。
なのに翔くんに伝えたのは年末31日だ。
ホテルMITSUKIのカウントダウンパーティーは著名人が多く集まる。
安全にパーティーが楽しめると人気が高い。
それ故、ドレスコードもあり会費も高く簡単には参加出来ない。
ミキはドレスコードの事を考えて俺には3日前に言ってきたのだろう。
「なぁ 参加しなきゃダメか?」
翔くんが聞いてきた。
「ダメじゃない?
音楽プロデューサーとしてビジネスチャンスが転がってるかもよ?」
「何でダメ?」
「俺も仕事させてもらうから。」
「えっ?」
「ドレスコードあるだろ?
『ルナ』と『4's Plus』のメンバーに俺のタキシード着てもらって売り込むよ?」
…………
「翔くん拗ねないで。」
まだ朝だけど俺は翔くんに抱きつきキスをした。
「駿……」
「ねぇ……翔くん…」
もう一度キスをした。
確かにゆっくり翔くんとベッドの中で愛し合って年越ししたかった……。
でもロスでのビジネスチャンスを逃したくなかった。
もちろん翔くんにもチャンスを掴んで欲しかった…………。
~翔~
駿が可愛い。
さっきまでミキからの話しにイライラしていたけど、駿の甘えるキスに苛立ちは何処かへ消えていった。
「駿……いいか?」
「……翔くん……抱いて……」
上目遣いで俺を見上げる駿。
ずっと一緒にいるのに飽きるなんてコトはない。
初めて身体を合わせたのは駿が13で俺が15。
歳を重ねる毎に駿は可愛い色気が増してくる。
俺の大切な『お嫁ちゃん』。
ベッドまで連れて行き俺の上に向かい合わせに座らせた。
駿の顎を持ち上げ見つめる……俺の欲を孕んだ視線に駿が顔を赤らめた。
堪らずに深い口付けをする。
駿はあっと言う間に蕩けた顔になった。
「……翔くん……気持ち良く……して?……」
ホント可愛い……俺だけの駿。
カーテンが開いて太陽の光が射し込む部屋で二人で愛し合った。
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