恋人たちの New year

あんず

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俺のモノ。

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美月の帯を解き、ベッドにそっと横にさせる。



「美月……」


俺は美月のさくらんぼのような唇にそっと口付けた。



「信夫のモノになりたい……

淋しいのはイヤなの……。」




「……美月…」




細く白い首筋にキスをする。

着物の懐から手を滑らせて
美月の可愛い粒を探す……

……摘んで捻ると美月は蕩けた……



「……あ…ぁ……しの…ぶ…噛んで……」



着物をはだけさせ桜色の可愛い乳首に歯を立てた。



着物は着崩れとても色っぽい。

この姿を目の前に理性を保てる男はいないだろう…。



俺は美月の乳首を齧り、吸い上げ貪った。

ぷっくりとさくらんぼ色に染まった乳首が愛おしい。



着物の裾に手を滑り込ませる……。

……俺の手が直接、美月のペニスに触れた。







「……美月?」









「………あのね…褌……可愛く無いからイヤだったの。

フリルとおリボンの下着も……腰のラインに響くって……。


だから……」




「パーティーで履いてなかったのか?」



「……うん……。」




俺は裾を割って目の前の桜色のペニスにしゃぶりついた。



何……いやらしい格好でパーティー出てんだよ。

他のヤツに気がつかれたら、どうするんだよ。


俺の美月なのに……。


隣りにずっと居たのにあの場にいたヤツらに嫉妬した。








可愛いペニスを咥えたまま、秘孔に指を這わせた。

……さっき愛したソコはとても柔らかく
俺を待っていてくれた。






美月の隣りに横になり美月の顔を覗き込んだ。






「美月……愛してる。

お前の支えになりたい。

美月に俺を支えて欲しい。」




「……信夫…嬉しい……。」




「……俺のモノになれよ。」


美月は瞳を潤ませながらも
しっかりと頷いてくれた。







美月の乱れた格好は俺を興奮させるには充分だった。






美月の秘孔に自分自身をゆっくり挿入した。



美月のなかは俺を離すまいとキュッと引き締まる。



俺は美月の啼く姿に興奮しながらも大切に
大切に美月を抱いた……。












「美月……もう何にも心配すんな。

俺がずっと側に居る。

一緒に生きてこう。」





「……信夫……はミキのモノ?」





「そうだよ…離さないよ。」



美月は俺にしがみついて泣きじゃくった。












空センパイの言う事は本当だった。


美月は自分から大切な人が離れるのが怖いんだ。

捨てられたくないんだ。














よく……分かる……。


俺もそうだから。




















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