うわさのRoll〜Remembering the days of Rape〜

冴木譲

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本編(前編)

144.アルバムの終わりは

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 2005年2月19日

 今日は死ぬほど寒い。夜中から未明にかけて雪が降っていたが、今はみぞれに変わったようだ。幸いにも積もることはなく、外出する分には問題なさそうだ。

 今日は絵里に会いたいと思いメールをするも、なかなか返信が来ない。メールにしろ電話にしろ、いつも割と返事が早いくせに何してるんだあいつは。電話をかけようかと思った矢先、環からメールが入る。「ねぇ、いつになったら会うの?」だそうだ。そういえば、環とはかれこれ1ヶ月も会っていない。未来との3週間ぶりのセックスは燃えたが、それより長い1ヶ月。そう思うとまた燃えてきた。絵里と会いたかったが、久々に環に会ってやるか。


 13時ごろ。
 環の家に着くなり押し倒してイチモツをねじ込む。未来のように豊満でもなく、詩乃のように華奢でもなく、絵里のようなテクニックもないが、引き締まった身体と穴の締め付けは環特有のモノがある。乳首の感度も良く、実に弄り甲斐がある。首筋、鎖骨、乳房と数カ所のキスマークをつける。やりたい放題できるのも環のいいところだ。


「ふぅ~今日も気持ちよかった。環、ちょっと休んだらもう1発な。」

「・・・。」

「どうした?」

「・・・私たちって、付き合ってるんだよね?」

「そうじゃないの?」

「全然会えないし、連絡もくれないし・・・久々に会えたと思ったら、こうして身体を求めてくるだけだし・・・私は本当に彼女なの?」

「彼女じゃなかったらセックスなんてできなくない?それとも環は誰でもオッケー?」

「そんなわけないでしょ・・・!」

「じゃあ、彼女じゃん。杏理と付き合ってたときもこんな感じだったし、俺にとっては普通なんだけど。」

「でも、バレンタインデーまで会わないなんて・・・。」

「あっそうそうバレンタイン!環はチョコくれるの?」

「・・・なにそれ。他の誰かからもらったの?」

「あーまぁ、学校でもらったりするじゃん。でも環からそういやもらってないな。」

「・・・用意してたけど、もう食べちゃったよ。悪くなっちゃうし。」

「なんだそうかー、残念。ならまた来年な。」

「・・・譲は来年まで私と会う気があるの?」

「なんだよ急に。あるに決まってんじゃん。」

「・・・それは身体が目的じゃないの?」

「まぁ、目的の一つだってのは認めるけど、それだけじゃないって。」

「・・・だったら何度も言ってるけど、連絡くらいはして。」

「ごめんごめん、ズボラでさ。ほら環、そろそろ咥えて。」

「・・・言ったそばからそれ?」

「最近ちょっと鍛えたせいかな、回復が早くてよ。でもまだちょっと弱いから、はい咥えて。」

「んっ・・・!」


 普段ならこんなに早くは回復しない。なんといっても俺のイチモツは早漏&スタミナ不足だ。しかし、環が相手だと回復が早い。きっと、好き放題に犯せるからだろう。2発目の前には、こうして頭と髪を掴み無理やり咥えさせる。快感だ。環と未来の生理がいつも被ることが本当に惜しい。それがなければ、もっと環のことも可愛がってやるのに。


 18時ごろ。環の家を後にして自宅へ戻る道中。携帯を開きメールをチェックする。絵里からの返信はまだ来ていない。そんなに忙しいのか、あいつは。待ってるのもやきもきするので電話をかけてみよう。数コールしても出ず、切ろうとした矢先、繋がる。

「あ、絵里?お前」

「おかけになった番号は現在電源が入っていないか、電波が届かない場所にあります。」
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