【完結】あなたの妻(Ω)辞めます!

MEIKO

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第7章・番外編

101・柚子の入学

 来年の四月、柚子は小学生になる。
 直哉さんが通った母校に行くことになっているんだけど、親としては心配で…

 もう年が明けたら、あっという間に入学だろうね?
 保育園での柚子を見ていたら、大丈夫そうだけどなぁ~。
 だけど心配が尽きない訳で…

 「柚子のね、小学校入学だけど大丈夫かな?ちょっと心配なんだよね。」
 思わず直哉さんにそう言ってしまう。

 「柚子はまず大丈夫だと思うけど?賢い子だから。人の事も良く見てるし、機転はきくし優しいし。きっと上手くやっていけると思うぞ。どちらかと言うと、クラスの中心になるようなタイプだろ?」

 そう言われてみるとそうかも…?
 いつもお友達と楽しそうにしているし、一緒にいる友達も柚子といて楽しそうだ。
 そうだな…きっと大丈夫!余計な心配だろう。

 「それより涼は大丈夫か?小学生になるとママ会とかあるって聞くけど…」

 ん?ママ会なるものが…?

 そうだね…男性オメガのママって、私だけだったりして?
 ホントだ!そっちの心配するべきかも?

 「やだ~心配になってきちゃった!仲間ハズレとかされる!?もしかして…」
 そう急に心配になった。

 「保育園ではどうだったんだ?途中入園だっただろ?こっちでは。」
 直哉さんが心配して、そう聞いてくる。

 「保育園?全然大丈夫だったよ?皆さん、とっても仲良くしてくれて。お茶会とか呼んでいただいて、断るのが大変だったくらいで…。行ったら行ったで、周り取り囲まれて話題に事欠かないし、楽しく過ごせたけど?」

 取り囲まれて、楽しく…?
 
 直哉さんはそう呟いて、何やら考えている様子で。…ん?どうしたのかなぁ。

 「涼、仲良くなり過ぎるな!適当でいいんだママ会なんて。付き合い、ちょっとだけにしておけ。なっ?」

 ──う、うん?さっきとは違う事言ってるようなんだけど…

 「男性オメガのママだって、何人かいるハズだから。その人達と仲良くしておけばいいと思うぞ!」

 そりゃ男性オメガのママとは仲良くしたいけど?
 まあ、それでいいなら楽かも?きっと大丈夫だろう。

 「それにな、もしも何か嫌な事言われたりしたら、その時は俺に言うんだ!俺が全力で対処する。柚子にも涼にも、嫌な思いなんてさせないよ?」
 そう言って、うんうん頷いている。

 全力で対処…一体、何する気なの!?
 
 ちょっと考えると怖いが…まぁ、そう言うなら大丈夫だな!うん…

 四月からの新しい生活の私達を想像して、皆んなと一緒ならきっと大丈夫!
 そう思って、楽しもうって決めた。
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