24 / 25
24 明らかにザワザワしてきた周囲の人たち。
しおりを挟む
全然気がついてないらしい。
私は玉城さんにしか言われてない。
だって、玉城さんに言われて気を付けてる、ちょっと緊張もしてたら笑顔も出にくくなって。
他には誰にも何も言われてない。
それなのに・・・・。
「なんだか最近隣の恩田さん、よく来るね。」
「時々ランチは誘われてたけど、このところやたらと誘って来てるよね。」
「どうしたんだろう?なんだか顔がゆるいよね。」
「なんだかクールだと思ってたのに、普通。」
「飲み会来てくれそうじゃない?誘ってみようよ。」
「喋りやすそうな感じになったしね。」
「この間コーヒー持ってぶつかった時、すごく優しかった。いい感じの『大丈夫?』を言われて、眩暈しそうだった。恩田さんの方にかかったのに、大丈夫だからって。」
「本当に偶然?ちょっといいじゃない?」
「なかなか一緒に飲むことないよね。誘ってみようよ。」
「すごい楽しみ!」
「もう一度、あの笑顔向けられたい!」
そんな事を言ってたのは営業の隣の経理の人たち。
目ざとく・・・・・営業部内の動きを察知してるみたい。
そんな反応がちょっとだけ聞こえた。二回くらい。数人が気がついて、倍以上の人が注目してるんじゃないの?
今まで社内の飲み会にも参加せず、クールぶってて距離があったのに、勝手に距離をつめられてるじゃない。
志波さんを誘うふりして、社内にいる時はよく二課に来るし。
全然分かってないじゃない。
気配を感じても視線なんて上げてやらないから。
偶然なんて装う隙は与えないから。
そんな噂教えてやらない。
絶対。
それなのに、金曜日の夜、恩田さんの部屋でくつろいでて、見慣れた笑顔を誰よりも近い距離で見たら、聞いてしまった。
「最近、飲みの誘い増えてませんか?」
「たまに誘われるよ。もちろん断ってるけど。社内の人とは飲まない主義って、例外は一人だけだって教えたよね?」
聞いたし覚えてるけど、今も同じままかどうかは分からない。
たまに・・・・というあたり、やっぱり一回や二回じゃないらしいし。
「そういえば、分かったかも。秘書課の可愛い子。他の先輩と一緒にいるところを見たけど、ちょっと異色ではあるね。確かに可愛かったね。」
やっぱりそれと分かるくらいには秘書課の人が分かるんじゃない。
それに可愛いを二回使うほど可愛いと思ったらしい。
見つけてこの子かあ、納得だなあとか思ったんだ。
友達でイケメンの志波さんが惚れるのも分かるなあって。
「ねえ、眉間にシワ寄ってるよ。」
顔を見られてそう言われた。
「寄せてるんです。」
「何で不機嫌なの?」
そっと手をつながれた。
「コーヒーを持った女性社員にぶつかりましたか?」
顔をあげて思い出してる風だ。
「優しい笑顔で『大丈夫だよ。』って言ったんじゃないですか?」
「どうしたの?」
笑顔も消えて怪訝そうな顔になる。
その後思い出したらしくて、ああ・・・・と言いながら視線を合わせられて、肩を抱かれてくっついた。
「まさか胸を拭こうなんて手は出さなかったし、もちろんわざとでもないよ。こっちが濡れたくらいだから。」
「そんな事疑ってませんっ。」
「じゃあ、何?確かにぶつかった子がいたけど。すごく謝られたから大丈夫だとも言ったよ。」
「私は玉城さんにしか言われてないのに、恩田さん、顔が緩んでるって言われてます。」
「なに、それっ。」
「だからクールっぽかったのに急に笑顔が増えて、女子が騒いでます。だから飲みに誘ったら来てくれて、話しも盛り上がって、優しい言葉と笑顔が返ってくるって思われてるんです。」
ああ、言っちゃった。
「そんな面倒なことはしないよ。」
「ねえ、さっきから不機嫌なのはそのせい?」
黙る。
結局最後まで言ってしまった。
「だから隣の課の子に夢中だって言ってるのに。信じてよ。今日だってすごく楽しみだったんだから。」
「じゃあ・・・・。」
「じゃあ?」
「気を付けてください。無駄な笑顔と言葉で私のライバルを増やさないでください。」
「いないのに。でも、気を付ける。顔が緩んでるって・・・・もっと違う言い方があるのに。」
「私が言ったんじゃないです。そう言われてたんです。」
「わかったから、シワが取れなくなるよ。」
「笑顔と言葉に気を付けて、飲み会は誘われなくて、ちゃんと信頼されるようにする。」
お願いします。
言葉には出さなかったけど、そう思った。
本当に愚痴まで恩田さんに聞いてもらってる。
即時解決。めでたい・・・・・。
恩田さんの指が髪を撫でてくれる。
先週美容室に行って、伸ばしてみたいと初めて相談してみた。
担当の人と一緒にカタログを見て、伸ばす予定でのカットをしてもらった。
少しだけ軽くなったけど、長さは変わってない。
「髪型、似合ってる。」
気がついてくれたらしい。
「少し伸ばしてみようかと思ってます。」
「うん。楽しみにしてる。似合うと思う。」
それは美容師さんに言われるよりもうれしかった。
何の根拠がないとしても。
結局注目されてるという現実より、気を付けるという約束をもらったような。
ただの愚痴ともクレームともつかない感じだった。
さっきの話には続きがあった。
「先輩が言ってたんだけど、結構すぐに別れを切り出すらしいよ。お試しはしてくれるけど、長続きはしないって。そんなのも、もろもろ面倒だから社内の飲み会には参加しないって、そう言ってた。」
「分かる気はするね。涼しい顔で嫌いになったって言われそうだったもんね。甘えたら、冷静に見られそう。」
「どうだろう、今もそんな感じかな?」
「誰か探って欲しい。」
「それでうまくいったら悔しいじゃない。」
「じゃあ、行く?」
「チャンスを見て。」
「そうだよね。」
やはり諦めるには最近の様子が気になるらしい女子先輩。
そんな雰囲気は隠してなかったと言うか、自分でも言ってた。
だって何度か会ってみて違うなって思うことなんてあると思う。
だから取りあえず二人で会って、何度か会って、やっぱり違うと思ったら、別れを切り出される。
それは声をかけるまでにどんなに見つめられてても分からない事はあるから。
むしろ想像してる分イメージが膨らんでガッカリすることもあるかも。
今のところ、そうは言われてない。
じゃあ、この後も言われないかというと、そんな保証はない。
『絶対離さないと思う。』
そう言われたのは初めの頃。
それは今までの人にも思った?
「寝てない?」
「寝てないです。」
「もしかして疲れてる?」
「恩田さん。」
「何?」
そう、やっぱり聞いてしまう。
隠したままずっと悩んでるなんて出来ない。
「さっきの話には続きがあります。」
「何?どの話?」
「恩田さんが社内の人と飲まない理由。お試しで付き合いはしても、すぐに別れるって。面倒で別れるって。それが嫌だから参加しないって。」
「そうだね。」
否定はされなかった。
「そんな人の中には、『絶対離さない。』って思った人もいましたか?」
「いなかった。」
「ちゃんと思い出して答えてもらってますか?」
「思い出すことがないよ。初めての外でのキスも、この部屋への招待も、愛してるって言いたくなって伝えたことも、離さないって思えた事も、初めてだから、一番自分がビックリした。千歳さんに違和感を感じるより、自分に感じてる。どうしたんだ、自分って。」
「ちゃんと答えてるから、顔を見て、見せて。」
そう言われて体を起こして、視線をあげた。
「来年、一緒にあの来賓にお礼を言うんだよ。」
「言いたいです。」
「お礼って言ってるのに、そんな怖い顔しなくてもいいよ。」
頬に感じる大きく暖かい手。その手に自分の手を重ねた。
「すみませんでした。どうしても気になってしまって。」
「隠されるよりはいい。勝手に決めつけれれるよりはいい、そう思う。」
「隠せないです。どうしても確認したくなるんです。」
「どうぞ。」
「・・・・もういいです。」
私は玉城さんにしか言われてない。
だって、玉城さんに言われて気を付けてる、ちょっと緊張もしてたら笑顔も出にくくなって。
他には誰にも何も言われてない。
それなのに・・・・。
「なんだか最近隣の恩田さん、よく来るね。」
「時々ランチは誘われてたけど、このところやたらと誘って来てるよね。」
「どうしたんだろう?なんだか顔がゆるいよね。」
「なんだかクールだと思ってたのに、普通。」
「飲み会来てくれそうじゃない?誘ってみようよ。」
「喋りやすそうな感じになったしね。」
「この間コーヒー持ってぶつかった時、すごく優しかった。いい感じの『大丈夫?』を言われて、眩暈しそうだった。恩田さんの方にかかったのに、大丈夫だからって。」
「本当に偶然?ちょっといいじゃない?」
「なかなか一緒に飲むことないよね。誘ってみようよ。」
「すごい楽しみ!」
「もう一度、あの笑顔向けられたい!」
そんな事を言ってたのは営業の隣の経理の人たち。
目ざとく・・・・・営業部内の動きを察知してるみたい。
そんな反応がちょっとだけ聞こえた。二回くらい。数人が気がついて、倍以上の人が注目してるんじゃないの?
今まで社内の飲み会にも参加せず、クールぶってて距離があったのに、勝手に距離をつめられてるじゃない。
志波さんを誘うふりして、社内にいる時はよく二課に来るし。
全然分かってないじゃない。
気配を感じても視線なんて上げてやらないから。
偶然なんて装う隙は与えないから。
そんな噂教えてやらない。
絶対。
それなのに、金曜日の夜、恩田さんの部屋でくつろいでて、見慣れた笑顔を誰よりも近い距離で見たら、聞いてしまった。
「最近、飲みの誘い増えてませんか?」
「たまに誘われるよ。もちろん断ってるけど。社内の人とは飲まない主義って、例外は一人だけだって教えたよね?」
聞いたし覚えてるけど、今も同じままかどうかは分からない。
たまに・・・・というあたり、やっぱり一回や二回じゃないらしいし。
「そういえば、分かったかも。秘書課の可愛い子。他の先輩と一緒にいるところを見たけど、ちょっと異色ではあるね。確かに可愛かったね。」
やっぱりそれと分かるくらいには秘書課の人が分かるんじゃない。
それに可愛いを二回使うほど可愛いと思ったらしい。
見つけてこの子かあ、納得だなあとか思ったんだ。
友達でイケメンの志波さんが惚れるのも分かるなあって。
「ねえ、眉間にシワ寄ってるよ。」
顔を見られてそう言われた。
「寄せてるんです。」
「何で不機嫌なの?」
そっと手をつながれた。
「コーヒーを持った女性社員にぶつかりましたか?」
顔をあげて思い出してる風だ。
「優しい笑顔で『大丈夫だよ。』って言ったんじゃないですか?」
「どうしたの?」
笑顔も消えて怪訝そうな顔になる。
その後思い出したらしくて、ああ・・・・と言いながら視線を合わせられて、肩を抱かれてくっついた。
「まさか胸を拭こうなんて手は出さなかったし、もちろんわざとでもないよ。こっちが濡れたくらいだから。」
「そんな事疑ってませんっ。」
「じゃあ、何?確かにぶつかった子がいたけど。すごく謝られたから大丈夫だとも言ったよ。」
「私は玉城さんにしか言われてないのに、恩田さん、顔が緩んでるって言われてます。」
「なに、それっ。」
「だからクールっぽかったのに急に笑顔が増えて、女子が騒いでます。だから飲みに誘ったら来てくれて、話しも盛り上がって、優しい言葉と笑顔が返ってくるって思われてるんです。」
ああ、言っちゃった。
「そんな面倒なことはしないよ。」
「ねえ、さっきから不機嫌なのはそのせい?」
黙る。
結局最後まで言ってしまった。
「だから隣の課の子に夢中だって言ってるのに。信じてよ。今日だってすごく楽しみだったんだから。」
「じゃあ・・・・。」
「じゃあ?」
「気を付けてください。無駄な笑顔と言葉で私のライバルを増やさないでください。」
「いないのに。でも、気を付ける。顔が緩んでるって・・・・もっと違う言い方があるのに。」
「私が言ったんじゃないです。そう言われてたんです。」
「わかったから、シワが取れなくなるよ。」
「笑顔と言葉に気を付けて、飲み会は誘われなくて、ちゃんと信頼されるようにする。」
お願いします。
言葉には出さなかったけど、そう思った。
本当に愚痴まで恩田さんに聞いてもらってる。
即時解決。めでたい・・・・・。
恩田さんの指が髪を撫でてくれる。
先週美容室に行って、伸ばしてみたいと初めて相談してみた。
担当の人と一緒にカタログを見て、伸ばす予定でのカットをしてもらった。
少しだけ軽くなったけど、長さは変わってない。
「髪型、似合ってる。」
気がついてくれたらしい。
「少し伸ばしてみようかと思ってます。」
「うん。楽しみにしてる。似合うと思う。」
それは美容師さんに言われるよりもうれしかった。
何の根拠がないとしても。
結局注目されてるという現実より、気を付けるという約束をもらったような。
ただの愚痴ともクレームともつかない感じだった。
さっきの話には続きがあった。
「先輩が言ってたんだけど、結構すぐに別れを切り出すらしいよ。お試しはしてくれるけど、長続きはしないって。そんなのも、もろもろ面倒だから社内の飲み会には参加しないって、そう言ってた。」
「分かる気はするね。涼しい顔で嫌いになったって言われそうだったもんね。甘えたら、冷静に見られそう。」
「どうだろう、今もそんな感じかな?」
「誰か探って欲しい。」
「それでうまくいったら悔しいじゃない。」
「じゃあ、行く?」
「チャンスを見て。」
「そうだよね。」
やはり諦めるには最近の様子が気になるらしい女子先輩。
そんな雰囲気は隠してなかったと言うか、自分でも言ってた。
だって何度か会ってみて違うなって思うことなんてあると思う。
だから取りあえず二人で会って、何度か会って、やっぱり違うと思ったら、別れを切り出される。
それは声をかけるまでにどんなに見つめられてても分からない事はあるから。
むしろ想像してる分イメージが膨らんでガッカリすることもあるかも。
今のところ、そうは言われてない。
じゃあ、この後も言われないかというと、そんな保証はない。
『絶対離さないと思う。』
そう言われたのは初めの頃。
それは今までの人にも思った?
「寝てない?」
「寝てないです。」
「もしかして疲れてる?」
「恩田さん。」
「何?」
そう、やっぱり聞いてしまう。
隠したままずっと悩んでるなんて出来ない。
「さっきの話には続きがあります。」
「何?どの話?」
「恩田さんが社内の人と飲まない理由。お試しで付き合いはしても、すぐに別れるって。面倒で別れるって。それが嫌だから参加しないって。」
「そうだね。」
否定はされなかった。
「そんな人の中には、『絶対離さない。』って思った人もいましたか?」
「いなかった。」
「ちゃんと思い出して答えてもらってますか?」
「思い出すことがないよ。初めての外でのキスも、この部屋への招待も、愛してるって言いたくなって伝えたことも、離さないって思えた事も、初めてだから、一番自分がビックリした。千歳さんに違和感を感じるより、自分に感じてる。どうしたんだ、自分って。」
「ちゃんと答えてるから、顔を見て、見せて。」
そう言われて体を起こして、視線をあげた。
「来年、一緒にあの来賓にお礼を言うんだよ。」
「言いたいです。」
「お礼って言ってるのに、そんな怖い顔しなくてもいいよ。」
頬に感じる大きく暖かい手。その手に自分の手を重ねた。
「すみませんでした。どうしても気になってしまって。」
「隠されるよりはいい。勝手に決めつけれれるよりはいい、そう思う。」
「隠せないです。どうしても確認したくなるんです。」
「どうぞ。」
「・・・・もういいです。」
0
あなたにおすすめの小説
幼馴染に10年片想いしてたら、冷酷御曹司にプロポーズされました
ほーみ
恋愛
春の匂いが、駅前の並木道をくすぐる。満開の桜の下、私はひとり歩いていた。駅までの道は、高校時代、彼とよく歩いた道だ。
制服姿の学生が笑いながらすれ違っていくのを横目に、私はスマホを見下ろした。
「今日、伝えるって決めたんじゃなかったの?」
送信したきり返信のないメッセージ。画面には「既読」の文字があるだけだった。
――渡瀬 湊。私が10年間片想いをしている、幼馴染。
10年引きこもりの私が外に出たら、御曹司の妻になりました
専業プウタ
恋愛
25歳の桜田未来は中学生から10年以上引きこもりだったが、2人暮らしの母親の死により外に出なくてはならなくなる。城ヶ崎冬馬は女遊びの激しい大手アパレルブランドの副社長。彼をストーカーから身を張って助けた事で未来は一時的に記憶喪失に陥る。冬馬はちょっとした興味から、未来は自分の恋人だったと偽る。冬馬は未来の純粋さと直向きさに惹かれていき、嘘が明らかになる日を恐れながらも未来の為に自分を変えていく。そして、未来は恐れもなくし、愛する人の胸に飛び込み夢を叶える扉を自ら開くのだった。
不遇な令嬢は次期組長の秘めたる溺愛に絡め取られる。
翼 うみ
恋愛
父の会社を立て直す交換条件のため、ほぼ家族に身売りされた形で関東最大級の極道・桜花組の次期組長に嫁入りしたジェシカ。しかし母を亡くして以降、義母と義妹に虐げられていたジェシカは実家を出られるなら、と前向きだった。夫となる和仁には「君を愛することはない」と冷たく突き放される。それでもジェシカは傷つくことはなく、自分にできることを探して楽しんでいた。
和仁には辛い過去がありそれ故に誰のことも愛さないと決めていたが、純真で健気なジェシカに段々と惹かれてゆき――。
政略結婚から始まる溺愛シンデレラストーリー。
混血の私が純血主義の竜人王子の番なわけない
三国つかさ
恋愛
竜人たちが通う学園で、竜人の王子であるレクスをひと目見た瞬間から恋に落ちてしまった混血の少女エステル。好き過ぎて狂ってしまいそうだけど、分不相応なので必死に隠すことにした。一方のレクスは涼しい顔をしているが、純血なので実は番に対する感情は混血のエステルより何倍も深いのだった。
兄みたいな騎士団長の愛が実は重すぎでした
鳥花風星
恋愛
代々騎士団寮の寮母を務める家に生まれたレティシアは、若くして騎士団の一つである「群青の騎士団」の寮母になり、
幼少の頃から仲の良い騎士団長のアスールは、そんなレティシアを陰からずっと見守っていた。レティシアにとってアスールは兄のような存在だが、次第に兄としてだけではない思いを持ちはじめてしまう。
アスールにとってもレティシアは妹のような存在というだけではないようで……。兄としてしか思われていないと思っているアスールはレティシアへの思いを拗らせながらどんどん膨らませていく。
すれ違う恋心、アスールとライバルの心理戦。拗らせ溺愛が激しい、じれじれだけどハッピーエンドです。
☆他投稿サイトにも掲載しています。
☆番外編はアスールの同僚ノアールがメインの話になっています。
隣人の幼馴染にご飯を作るのは今日で終わり
鳥花風星
恋愛
高校二年生のひよりは、隣の家に住む幼馴染の高校三年生の蒼に片思いをしていた。蒼の両親が海外出張でいないため、ひよりは蒼のために毎日ご飯を作りに来ている。
でも、蒼とひよりにはもう一人、みさ姉という大学生の幼馴染がいた。蒼が好きなのはみさ姉だと思い、身を引くためにひよりはもうご飯を作りにこないと伝えるが……。
子供にしかモテない私が異世界転移したら、子連れイケメンに囲まれて逆ハーレム始まりました
もちもちのごはん
恋愛
地味で恋愛経験ゼロの29歳OL・春野こはるは、なぜか子供にだけ異常に懐かれる特異体質。ある日突然異世界に転移した彼女は、育児に手を焼くイケメンシングルファザーたちと出会う。泣き虫姫や暴れん坊、野生児たちに「おねえしゃん大好き!!」とモテモテなこはるに、彼らのパパたちも次第に惹かれはじめて……!? 逆ハーレム? ざまぁ? そんなの知らない!私はただ、子供たちと平和に暮らしたいだけなのに――!
偉物騎士様の裏の顔~告白を断ったらムカつく程に執着されたので、徹底的に拒絶した結果~
甘寧
恋愛
「結婚を前提にお付き合いを─」
「全力でお断りします」
主人公であるティナは、園遊会と言う公の場で色気と魅了が服を着ていると言われるユリウスに告白される。
だが、それは罰ゲームで言わされていると言うことを知っているティナは即答で断りを入れた。
…それがよくなかった。プライドを傷けられたユリウスはティナに執着するようになる。そうティナは解釈していたが、ユリウスの本心は違う様で…
一方、ユリウスに関心を持たれたティナの事を面白くないと思う令嬢がいるのも必然。
令嬢達からの嫌がらせと、ユリウスの病的までの執着から逃げる日々だったが……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる