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35 嘘から真実を認めること。
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まあ、何とか言ってくるだろう。
そう思って普通に仕事を始めたらその内忘れてしまって。
夕方少しの残業を終えて帰ろうとしたところ、ひょっこりとやってきた。
心の中で大きな声が出た。
わぁあ、何で・・・・(いるの?来たの?何事?)
ここに来たら二人に揶揄われるって分かってるだろうに。
声は出てなかったのに、ビックリした私の動きに気がついたのは浩美で。
「あ、佐々木君。珍しいね。」
当然その声にぶんっと顔を動かすほどの興味を抱くのは林で。
「おおぉ、本当だ、佐々木、お疲れ。」
そう言って2人が私の顔を見る。
違う・・・約束なんてしてないし。
しててもここに来てなんて言わない、絶対。
「携帯忘れちゃって。連絡とれないから、直接来たんだけど、まだ残業なんだ。」
「ああ・・・。」
「そう・・・・。」
聞かれた二人は応える。
「鈴鹿さんだけ終わり?」
「ああ、こいつ終わりみたい。今にも帰るって状態だったよな。」
何で林が答えるのよ!
本当に先に帰るつもりでコウヨーなんて置いて行くつもりだったけど。
ジタバタしてもしょうがない。
「じゃあ、お先に。」
そう言って三人を見てエレベーターに向かった。
「今日はまだ終わらないよ。悪いな。」
そんな声が背後で聞こえた。
「分かった。」
そんな返事も。
そしてエレベーターを待っていたら悠々と歩いて並ばれた。
「鈴鹿さん、どこかに寄って帰るの?」
「別に。」
クールに答える。
何で普通に話しかけてこようとする!
昨日決めたでしょう!!
「携帯ないとやっぱり不便だなあ。」
「そんなに依存してるタイプにも見えない。そんなに携帯手放せないタイプだったんだ。」
違うだろうが!
「そうだね、最近いろいろあって。」
口をふさぎたい、存在ごとどこかへワープさせたい。
「そう。」
クールな対応であしらう。
そしてさりげなく一歩前を歩いている。
気がついてくれたのか、口を閉じてマイペースに歩いて少し後ろに付いて来てる感じだ。
改札を前後してくぐり、同じホームから電車に乗る。
ピタリと話しかけてこなくなる。
振り向いたらいるんだろうか?
探すのもしゃくなのでそのまま自分の駅を待つ。
到着して降りて、改札が見えてきたところで振り向く。
いなかった。
明日でいいのよね。携帯。いないってそういうことよね。
そう思って改札を出たら、前にいてびっくり。
いつの間に。
「探した?」
ニコニコ笑ってる。
あの半笑いじゃないから、まあ、許すけど、なんだか癪に障る。
「帰ってから探す予定です。明日持って行くから。」
「ええ~、まさか遠回りしたのに帰ろって言うこと?」
「じゃあ、食事でもしますか?」
「いらない、別に。バナナ買って帰ろう!」
「私はお腹が空いてるの。」
「じゃあ、お弁当買う?」
外食はないらしい。
無理には誘えないし、一人で食べるからとも言えない。
「バナナ、バナナ。」
小さく呟いてる。
「家に帰って食べればいいのに。買ってあるんでしょう?」
「また帰そうとしてる。そんなに頑張らなくてもいいから。帰りたくなったら帰るってば。」
結局手を取られて歩き出し、スーパーでバナナを一房買い、ヨーグルトとお弁当を買った。
美味しいものが食べたいのに・・・・・。
本当に私がお弁当を食べる横でバナナを食べていた。
あっさり終わった食事に付き合い小食気味の私。
さっきから携帯を探すそぶりもなく、忘れてる?
ジャケットはさっさと脱いでハンガーにかけられている。
「ビール飲む?コーヒー飲む?お水がいい?」
一応聞いた。
「ビールもらえるの?」
ニコニコとしながら嬉しそうに聞かれるといいよとしか言えないから。
バナナの皮とお弁当を捨てて、ビールを持ってくる。二人分。
缶をそのまま当てて乾杯する。
嫌じゃないけど、何考えてるの?
つい表情をうかがう。
不可解すぎる。
「ねえ、その素っ気なさが、面白いを通り越して、寂しくなる。」
ビールの飲み口に向けていた顔をあげて見たら、こっちを見られてた。
「今までもそうだった、って訳ないよね?」
その顔に浮かぶ表情が読めなくてじっと見つめたまま答えられず。
「携帯、忘れたのって、嘘だった?」
明らかに悲しそうに笑われて視線を外された。
二人それぞれの独り言のような質問が部屋にぼんやり浮かんで、時間が経って消えるころ。
「嘘でした。」
明るく言われて、立ち上がった。
ハンガーのところに歩いて行って、ジャケットを手にする。
少しだけ歩いて、近くに立つ。
「帰りたくなったの?」
「バナナは食べていいよ。」
やっぱり質問が浮いた。
何でだろう?
やっぱり噛み合わない。
少しのズレを楽しむより、大きく離れて分からなくなった意図を探る。
「ねえ」
「何?」
「何でそんな嘘ついたの?」
責めてるんじゃないって分かるよね。
「ここに来たかったから。」
「バナナ食べただけだったよ。」
「一緒に買ったバナナね。」
「着替えあるよ。洗濯したから、乾いてるよ。泊っていけば。・・・・良かったら。」
「あんなに帰ればいいのにって言ってたのに?どうしたの?」
そんな事、思ってないし、言ってない・・・つもり。
やっとこっちを向いた顔にお願いした
「泊ってって。今日も。明日は、帰ってもいいから。お願い。」
一歩進んで目の前に立った。
手にしたジャケットはそのまま腕を通されず持たれたままだった。
それを取り上げるようにして、ハンガーを持ってかけた。
それでももう一度振り向いて確認した。
「良かった・・・今日もここにいたい。」
最初からそう言えばよかったのに。
お互いに。
「ねえ、バレたら、みんなどう思うと思う?」
「別に普通の女だったんだって思われるだけじゃない。」
「僕の評価が上がると思う?それならそれでいいけど。」
「何かあったら絶対噂されるんだよ。私が試されたり、陰口を言われるついでにコウヨーも評価されるかもしれない。」
「それはそれで楽しみ。それ以外で注目される事もなさそうだし。いいよ。」
大きく息を吐く。
「じゃあ、いい。もういい。」
「それは?」
「明日一緒に出勤していい、帰りも一緒に帰ってもいい。」
だから、もういい。
気にしない。
明日のことは明日にしよう。
これからのことはこれからで。
「そうだけど、せっかくさっさと帰って来たんだから。まだまだ今日を楽しみたい。」
何だか『甘い』はやっぱり味じゃなかったんじゃないかと思えてきた。
コントロールされてる気がする。
携帯のことは嘘で、バナナも一房買って来て、帰ると言いながらジャケットを手にしたまま立っていて。
やっぱり、何だか腑に落ちない。
・・・・・・。
まあ、いいか。天然裏無・・・・。
そう思って普通に仕事を始めたらその内忘れてしまって。
夕方少しの残業を終えて帰ろうとしたところ、ひょっこりとやってきた。
心の中で大きな声が出た。
わぁあ、何で・・・・(いるの?来たの?何事?)
ここに来たら二人に揶揄われるって分かってるだろうに。
声は出てなかったのに、ビックリした私の動きに気がついたのは浩美で。
「あ、佐々木君。珍しいね。」
当然その声にぶんっと顔を動かすほどの興味を抱くのは林で。
「おおぉ、本当だ、佐々木、お疲れ。」
そう言って2人が私の顔を見る。
違う・・・約束なんてしてないし。
しててもここに来てなんて言わない、絶対。
「携帯忘れちゃって。連絡とれないから、直接来たんだけど、まだ残業なんだ。」
「ああ・・・。」
「そう・・・・。」
聞かれた二人は応える。
「鈴鹿さんだけ終わり?」
「ああ、こいつ終わりみたい。今にも帰るって状態だったよな。」
何で林が答えるのよ!
本当に先に帰るつもりでコウヨーなんて置いて行くつもりだったけど。
ジタバタしてもしょうがない。
「じゃあ、お先に。」
そう言って三人を見てエレベーターに向かった。
「今日はまだ終わらないよ。悪いな。」
そんな声が背後で聞こえた。
「分かった。」
そんな返事も。
そしてエレベーターを待っていたら悠々と歩いて並ばれた。
「鈴鹿さん、どこかに寄って帰るの?」
「別に。」
クールに答える。
何で普通に話しかけてこようとする!
昨日決めたでしょう!!
「携帯ないとやっぱり不便だなあ。」
「そんなに依存してるタイプにも見えない。そんなに携帯手放せないタイプだったんだ。」
違うだろうが!
「そうだね、最近いろいろあって。」
口をふさぎたい、存在ごとどこかへワープさせたい。
「そう。」
クールな対応であしらう。
そしてさりげなく一歩前を歩いている。
気がついてくれたのか、口を閉じてマイペースに歩いて少し後ろに付いて来てる感じだ。
改札を前後してくぐり、同じホームから電車に乗る。
ピタリと話しかけてこなくなる。
振り向いたらいるんだろうか?
探すのもしゃくなのでそのまま自分の駅を待つ。
到着して降りて、改札が見えてきたところで振り向く。
いなかった。
明日でいいのよね。携帯。いないってそういうことよね。
そう思って改札を出たら、前にいてびっくり。
いつの間に。
「探した?」
ニコニコ笑ってる。
あの半笑いじゃないから、まあ、許すけど、なんだか癪に障る。
「帰ってから探す予定です。明日持って行くから。」
「ええ~、まさか遠回りしたのに帰ろって言うこと?」
「じゃあ、食事でもしますか?」
「いらない、別に。バナナ買って帰ろう!」
「私はお腹が空いてるの。」
「じゃあ、お弁当買う?」
外食はないらしい。
無理には誘えないし、一人で食べるからとも言えない。
「バナナ、バナナ。」
小さく呟いてる。
「家に帰って食べればいいのに。買ってあるんでしょう?」
「また帰そうとしてる。そんなに頑張らなくてもいいから。帰りたくなったら帰るってば。」
結局手を取られて歩き出し、スーパーでバナナを一房買い、ヨーグルトとお弁当を買った。
美味しいものが食べたいのに・・・・・。
本当に私がお弁当を食べる横でバナナを食べていた。
あっさり終わった食事に付き合い小食気味の私。
さっきから携帯を探すそぶりもなく、忘れてる?
ジャケットはさっさと脱いでハンガーにかけられている。
「ビール飲む?コーヒー飲む?お水がいい?」
一応聞いた。
「ビールもらえるの?」
ニコニコとしながら嬉しそうに聞かれるといいよとしか言えないから。
バナナの皮とお弁当を捨てて、ビールを持ってくる。二人分。
缶をそのまま当てて乾杯する。
嫌じゃないけど、何考えてるの?
つい表情をうかがう。
不可解すぎる。
「ねえ、その素っ気なさが、面白いを通り越して、寂しくなる。」
ビールの飲み口に向けていた顔をあげて見たら、こっちを見られてた。
「今までもそうだった、って訳ないよね?」
その顔に浮かぶ表情が読めなくてじっと見つめたまま答えられず。
「携帯、忘れたのって、嘘だった?」
明らかに悲しそうに笑われて視線を外された。
二人それぞれの独り言のような質問が部屋にぼんやり浮かんで、時間が経って消えるころ。
「嘘でした。」
明るく言われて、立ち上がった。
ハンガーのところに歩いて行って、ジャケットを手にする。
少しだけ歩いて、近くに立つ。
「帰りたくなったの?」
「バナナは食べていいよ。」
やっぱり質問が浮いた。
何でだろう?
やっぱり噛み合わない。
少しのズレを楽しむより、大きく離れて分からなくなった意図を探る。
「ねえ」
「何?」
「何でそんな嘘ついたの?」
責めてるんじゃないって分かるよね。
「ここに来たかったから。」
「バナナ食べただけだったよ。」
「一緒に買ったバナナね。」
「着替えあるよ。洗濯したから、乾いてるよ。泊っていけば。・・・・良かったら。」
「あんなに帰ればいいのにって言ってたのに?どうしたの?」
そんな事、思ってないし、言ってない・・・つもり。
やっとこっちを向いた顔にお願いした
「泊ってって。今日も。明日は、帰ってもいいから。お願い。」
一歩進んで目の前に立った。
手にしたジャケットはそのまま腕を通されず持たれたままだった。
それを取り上げるようにして、ハンガーを持ってかけた。
それでももう一度振り向いて確認した。
「良かった・・・今日もここにいたい。」
最初からそう言えばよかったのに。
お互いに。
「ねえ、バレたら、みんなどう思うと思う?」
「別に普通の女だったんだって思われるだけじゃない。」
「僕の評価が上がると思う?それならそれでいいけど。」
「何かあったら絶対噂されるんだよ。私が試されたり、陰口を言われるついでにコウヨーも評価されるかもしれない。」
「それはそれで楽しみ。それ以外で注目される事もなさそうだし。いいよ。」
大きく息を吐く。
「じゃあ、いい。もういい。」
「それは?」
「明日一緒に出勤していい、帰りも一緒に帰ってもいい。」
だから、もういい。
気にしない。
明日のことは明日にしよう。
これからのことはこれからで。
「そうだけど、せっかくさっさと帰って来たんだから。まだまだ今日を楽しみたい。」
何だか『甘い』はやっぱり味じゃなかったんじゃないかと思えてきた。
コントロールされてる気がする。
携帯のことは嘘で、バナナも一房買って来て、帰ると言いながらジャケットを手にしたまま立っていて。
やっぱり、何だか腑に落ちない。
・・・・・・。
まあ、いいか。天然裏無・・・・。
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