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19 狼になる子犬?
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土曜日と日曜日、タスクの週末に付き合うようにタスクの部屋に帰って過ごした。
月曜日の仕事の後、部屋に帰ると足音で気がついたのか、隣からひらりさんが出てきた。
満面の笑み。
うれしい報告はお互い様。
「しおりちゃん、疲れてるだろうけど我慢できなくて。ちゃんちゃんとシャワー浴びて少し付き合わない?」
「もちろんです。ちゃんちゃんとして行きますね。」
シャワーを浴びて乾かす間に洗濯のセットをして、部屋着のまま隣の部屋へ。
「さすがに遅いのでお茶だけでいいです。」
「うん、もしかして今日もお泊りかなって思ってご飯は食べたよ。お茶いれるね。」
お湯はもう沸いていてマグカップに注ぐだけ。
すぐにやってきたひらりさん。
「どっちの報告が先?」
「じゃあ、ひらりさん。一足先にハッピーでしたよね?」
「うん、そう。でもこんなに早く報告できるなんて思わなかった~。」
「本当は報告したくてうずうずしてました?」
「まあね。」
嬉しそうな顔をする。
「じゃあ私から、」
そう言ってお茶を一口飲む。
私を見て、にんまりと笑う。
「もう、早く。寝ちゃいますよ。」
「はいはい。でもね、ちょっと訳ありの続きなんだ。」
何???
「前に大好きだった人とのことはね、その人にはバレてたの。ちょっと見られたみたいなの。食事の後にホテルに行くところを。」
はぁ~と、ため息をつくひらりさん。
「じゃあ、同じ会社の人ですか?」
「うん、そう。同期なんだ。でも一つ年上なの。結構気が合ってずっと友達だったんだけど、さすがにそんなシーン目撃しても聞けなかったらしくて。でもやつれて暗くてドヨヨ~ンってしてるのに気がついて、飲みに誘ってくれたのね。それで酔っぱらって相手の名前以外、全部喋っちゃった。そして、グダグダに泣いた女の不倫話を聞いてくれたあとに『知ってた』っていわれたの。でも誰にも言わなかったらしい。今でも会社ではバレてないかも。最近やっと笑って話しかけれるようになったの、不倫相手にも。吹っ切れたのよ。意外に立ち直りが早かった。その間にも何度か飲みに行ったのよ、同期の・・・悟君ね。2人じゃない時もあって。同期を揃えたりしてくれたりして。この間、2人きりでそのあともう一軒行ったの。『大分元気になったね。』って。お礼を言って吹っ切れたと言ったら。『じゃあ、次行こう』って。考えて欲しいと言われたの。それから何度も何度も考えて、考えて。分からなくなって。そう言ったら『それでいい。』って。とりあえず今はお試し期間ってことで。佐藤悟 彼氏(仮)みたいな感じ。」
さっぱりと、でもうれしそうに笑う。
(仮)なんて言ってるのに・・・・。
「でもやっぱり好きになりそうなんですよね。」
「う・・・・ん・・・・。楽なの。優しくて、一緒にいてくれて、外でデートしたり、夜も朝も一緒にいてくれるのがうれしいし。普通の事なのにね。それがとっても嬉しいの。しおりちゃんもそう思うでしょう?」
そう言って笑うひらりさん。
「以上、終わり。」
照れたように話を締めた。
「ひらりさんと同じ会社ってことは、すっごいイケメンさん?」
「うん、結構なイケメンさん。」
携帯を出して写真を見せてくれた。
何人か一緒の写真。
中の一人を指で拡大して、おおおおおお・・・・イケメン。
「かっこいい。いいなあ。いいなあ。」
つい言ってしまった。
すごく頼りがいがある。
もっと優しい顔を想像してたけど、思ったより男らしい顔だった。
そう言って褒めたらすごく照れるひらりさん。
携帯を返したら、ちょっと見つめた後テーブルに伏せた。
「じゃあ、しおりちゃんの番。どうなったの?」
「・・・あの勘違いだったんです、結婚はお兄さんの方で。あんまり年が離れてたし、すっかり忘れてて、タスクの事だと思ったんです。実家に帰って散歩してたらお兄さん夫婦とタスクと会って。で、彼女だと思ってた、この間二人でいたところを見たのがお兄さんの奥さんで。その人が気を利かしてタスクと2人になって。話をしたんです。高校生の夏の日の事も言って、謝ってもらって、仲直りして。一緒にタスクの部屋に連れて行ってもらって話をして。ずっと忘れてなかったって言われて、私も言って。・・・・めでたく恋人になりました。幼ななじみから進歩しました。」
「すごい、2人とも一途だったの?」
「はい。」
「私はお休みの日の前とか、タスクの部屋に行くことがあるかもしれないですけど、ひらりさんも一人じゃないからいいですよね。」
「さみしいなあ。喧嘩したらメールするから愚痴聞いてね。」
「はい、お互いに。」
「ね、タスク君の写真は?」
「あります。」
あのイケメンさんには負けるけど・・・。
「どんな風のを想像してますか?」
「そうね、犬みたいに笑う、優しい可愛い草食男子。ちょっと気が弱そう。弟キャラ。」
さすが私、タスクに関してのキャラクター描写は完ぺきだったみたい。
「はいどうぞ。」
部屋でふざけた撮った写真を見せた。私はスッピン。タスクもパジャマ。
しかも実は抱っこされてるけどバレないだろう。
「すっごい大胆な写真です事。よく人に見せるわねぇ、お姉さんは気が付きますよ。どんなくっつき具合か。」
え~バレるの?なんで?
辰巳さんには見せられない。
他の写真を撮ろう。
「ひらりさん、そうじゃなくてタスクを見てください。」
もう恥ずかしいから大きく拡大・・・・し過ぎで伸びた鼻下がアップに。
もう一回り小さくして普通に。
「可愛い、やっぱり思った通り、想像した通り。やだぁ、本当に一途そうね。可愛いなぁ可愛いなあぁ。似てるなあ、しおりちゃんと雰囲気似てるなあ。お似合い。それにしてもすっごく満足げなしおりちゃん。『タスク君食べられちゃうんだろうなあ、この後。』みたいな写真」
なんで? 確かに私が抱きついて乗っかって写真撮ったけど。
その辺はタスクも男です。草食なだけではないです・・・・意外でしたが。
もう一度写真を見る。
にっこり満足そうな私、ちょっと引き気味のタスク。
「見た目はなんとなく草食男子かも。確かに。犬と弟キャラは合ってます。」
「いいじゃない。本当に可愛い。見た目は子犬だけど実はオオカミの子供だったみたいな。」
?
「その内年を重ねれば変身するかもよ。男らしい感じに。」
「ないです、ないです。」
普段は私の方が強いから。
昔っから、そう。
「じゃあ、やっぱりしおりちゃんが押して押しての攻撃なのね。」
「だって優しいから考え過ぎて、遠慮するみたいです。」
言い出しは・・・・。
「はいはい。ごちそうさまでした。幼ななじみだといろいろ言っても喧嘩にならなそうでいいわね。信頼感抜群だもん。」
「はい。」
「あ~、なんか私の話がほんの前座みたいな感じになってない?私も幸せになりたいのに。」
「もう、ひらりさん、そんなイケメンさんに捕まって、幸せでしょう。すごく素敵な大人の二人ですね。」
「じゃあ、続報を期待しよう、お互いに。」
「そうですね。」
そう言い合って、遅くなったので部屋に戻った。
洗濯が終わってたので干して、部屋の掃除をして寝た。
本当に週末、お休みが増えることになったらうれしいなあ。
辰巳さんお願いします。
寝る前に毎日手を合わせよう。
おやすみ、タスク。
電車の中で送ったメールを見てからそう呟いて寝た。
明日も一日頑張るぞ。
最後にそう思った。
月曜日の仕事の後、部屋に帰ると足音で気がついたのか、隣からひらりさんが出てきた。
満面の笑み。
うれしい報告はお互い様。
「しおりちゃん、疲れてるだろうけど我慢できなくて。ちゃんちゃんとシャワー浴びて少し付き合わない?」
「もちろんです。ちゃんちゃんとして行きますね。」
シャワーを浴びて乾かす間に洗濯のセットをして、部屋着のまま隣の部屋へ。
「さすがに遅いのでお茶だけでいいです。」
「うん、もしかして今日もお泊りかなって思ってご飯は食べたよ。お茶いれるね。」
お湯はもう沸いていてマグカップに注ぐだけ。
すぐにやってきたひらりさん。
「どっちの報告が先?」
「じゃあ、ひらりさん。一足先にハッピーでしたよね?」
「うん、そう。でもこんなに早く報告できるなんて思わなかった~。」
「本当は報告したくてうずうずしてました?」
「まあね。」
嬉しそうな顔をする。
「じゃあ私から、」
そう言ってお茶を一口飲む。
私を見て、にんまりと笑う。
「もう、早く。寝ちゃいますよ。」
「はいはい。でもね、ちょっと訳ありの続きなんだ。」
何???
「前に大好きだった人とのことはね、その人にはバレてたの。ちょっと見られたみたいなの。食事の後にホテルに行くところを。」
はぁ~と、ため息をつくひらりさん。
「じゃあ、同じ会社の人ですか?」
「うん、そう。同期なんだ。でも一つ年上なの。結構気が合ってずっと友達だったんだけど、さすがにそんなシーン目撃しても聞けなかったらしくて。でもやつれて暗くてドヨヨ~ンってしてるのに気がついて、飲みに誘ってくれたのね。それで酔っぱらって相手の名前以外、全部喋っちゃった。そして、グダグダに泣いた女の不倫話を聞いてくれたあとに『知ってた』っていわれたの。でも誰にも言わなかったらしい。今でも会社ではバレてないかも。最近やっと笑って話しかけれるようになったの、不倫相手にも。吹っ切れたのよ。意外に立ち直りが早かった。その間にも何度か飲みに行ったのよ、同期の・・・悟君ね。2人じゃない時もあって。同期を揃えたりしてくれたりして。この間、2人きりでそのあともう一軒行ったの。『大分元気になったね。』って。お礼を言って吹っ切れたと言ったら。『じゃあ、次行こう』って。考えて欲しいと言われたの。それから何度も何度も考えて、考えて。分からなくなって。そう言ったら『それでいい。』って。とりあえず今はお試し期間ってことで。佐藤悟 彼氏(仮)みたいな感じ。」
さっぱりと、でもうれしそうに笑う。
(仮)なんて言ってるのに・・・・。
「でもやっぱり好きになりそうなんですよね。」
「う・・・・ん・・・・。楽なの。優しくて、一緒にいてくれて、外でデートしたり、夜も朝も一緒にいてくれるのがうれしいし。普通の事なのにね。それがとっても嬉しいの。しおりちゃんもそう思うでしょう?」
そう言って笑うひらりさん。
「以上、終わり。」
照れたように話を締めた。
「ひらりさんと同じ会社ってことは、すっごいイケメンさん?」
「うん、結構なイケメンさん。」
携帯を出して写真を見せてくれた。
何人か一緒の写真。
中の一人を指で拡大して、おおおおおお・・・・イケメン。
「かっこいい。いいなあ。いいなあ。」
つい言ってしまった。
すごく頼りがいがある。
もっと優しい顔を想像してたけど、思ったより男らしい顔だった。
そう言って褒めたらすごく照れるひらりさん。
携帯を返したら、ちょっと見つめた後テーブルに伏せた。
「じゃあ、しおりちゃんの番。どうなったの?」
「・・・あの勘違いだったんです、結婚はお兄さんの方で。あんまり年が離れてたし、すっかり忘れてて、タスクの事だと思ったんです。実家に帰って散歩してたらお兄さん夫婦とタスクと会って。で、彼女だと思ってた、この間二人でいたところを見たのがお兄さんの奥さんで。その人が気を利かしてタスクと2人になって。話をしたんです。高校生の夏の日の事も言って、謝ってもらって、仲直りして。一緒にタスクの部屋に連れて行ってもらって話をして。ずっと忘れてなかったって言われて、私も言って。・・・・めでたく恋人になりました。幼ななじみから進歩しました。」
「すごい、2人とも一途だったの?」
「はい。」
「私はお休みの日の前とか、タスクの部屋に行くことがあるかもしれないですけど、ひらりさんも一人じゃないからいいですよね。」
「さみしいなあ。喧嘩したらメールするから愚痴聞いてね。」
「はい、お互いに。」
「ね、タスク君の写真は?」
「あります。」
あのイケメンさんには負けるけど・・・。
「どんな風のを想像してますか?」
「そうね、犬みたいに笑う、優しい可愛い草食男子。ちょっと気が弱そう。弟キャラ。」
さすが私、タスクに関してのキャラクター描写は完ぺきだったみたい。
「はいどうぞ。」
部屋でふざけた撮った写真を見せた。私はスッピン。タスクもパジャマ。
しかも実は抱っこされてるけどバレないだろう。
「すっごい大胆な写真です事。よく人に見せるわねぇ、お姉さんは気が付きますよ。どんなくっつき具合か。」
え~バレるの?なんで?
辰巳さんには見せられない。
他の写真を撮ろう。
「ひらりさん、そうじゃなくてタスクを見てください。」
もう恥ずかしいから大きく拡大・・・・し過ぎで伸びた鼻下がアップに。
もう一回り小さくして普通に。
「可愛い、やっぱり思った通り、想像した通り。やだぁ、本当に一途そうね。可愛いなぁ可愛いなあぁ。似てるなあ、しおりちゃんと雰囲気似てるなあ。お似合い。それにしてもすっごく満足げなしおりちゃん。『タスク君食べられちゃうんだろうなあ、この後。』みたいな写真」
なんで? 確かに私が抱きついて乗っかって写真撮ったけど。
その辺はタスクも男です。草食なだけではないです・・・・意外でしたが。
もう一度写真を見る。
にっこり満足そうな私、ちょっと引き気味のタスク。
「見た目はなんとなく草食男子かも。確かに。犬と弟キャラは合ってます。」
「いいじゃない。本当に可愛い。見た目は子犬だけど実はオオカミの子供だったみたいな。」
?
「その内年を重ねれば変身するかもよ。男らしい感じに。」
「ないです、ないです。」
普段は私の方が強いから。
昔っから、そう。
「じゃあ、やっぱりしおりちゃんが押して押しての攻撃なのね。」
「だって優しいから考え過ぎて、遠慮するみたいです。」
言い出しは・・・・。
「はいはい。ごちそうさまでした。幼ななじみだといろいろ言っても喧嘩にならなそうでいいわね。信頼感抜群だもん。」
「はい。」
「あ~、なんか私の話がほんの前座みたいな感じになってない?私も幸せになりたいのに。」
「もう、ひらりさん、そんなイケメンさんに捕まって、幸せでしょう。すごく素敵な大人の二人ですね。」
「じゃあ、続報を期待しよう、お互いに。」
「そうですね。」
そう言い合って、遅くなったので部屋に戻った。
洗濯が終わってたので干して、部屋の掃除をして寝た。
本当に週末、お休みが増えることになったらうれしいなあ。
辰巳さんお願いします。
寝る前に毎日手を合わせよう。
おやすみ、タスク。
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