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20 飲みすぎてない報告をしたのですが・・・.
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集まったのは社内の人々。
八人テーブル。
平木さんと待ち合わせて、私たちが着いた時には、ほぼみんな揃ってた。
本当に残業なし?
平木さんの後ろから、こんにちわ、と頭を下げながら真ん中の席に座らされた。
お酒をさっさと注文して乾杯を。
なんだか、久しぶりで嬉しい。
隣近所から質問が来るけど、二、三個過ぎたらやはり社長と郡司さんの二人の話になった。
ただ、あまりに普通に答えてて、感動は得られなかったらしい。
「ずっーと一緒でさ、なんだか社長も手放さないぞって感じが、すごいよね。ちょっといろいろ想像したりして。」
?
え、えっ?
皆の好奇心に満ちた視線を受けて、その意味に思い当たった。
それはない。信頼感以外感じないけど。
鍵をお互いに持ってるとか、お互いの好みの把握がすごいとか、でも、それはやっぱり違うよね。親友って事でいいと思う・・・・・。
首をふる。顔が赤いかも・・・・。
自分でも想像しそうになってしまった。
「やっぱ違うか。」
わりとあっさり納得してくれたみたいで良かった。
ホッとした感じとガッカリが半分半分だろうか?
「でもやっぱ謎。」
「どんな話してるの?」
「普通です。郡司さんとは普通の会話で、優しいし、気を遣ってくれてるし。美味しいお店と評判のお菓子の話は得意です。贈り物をあちこちにしてるようなのでいろいろ情報を集めてるみたいです。社長は全然話したことないくらい。全部郡司さん経由だし、返事ぐらい・・・・です。」
でも仕事に同行するともっと普通に話してるとこもたくさん見るから。
そう、単に私と話をしないだけみたいで。
本当に全然距離が縮まった気がしない。
「なんか、ずっと社長室って緊張しそう。」
「それは・・・・郡司さんがいないと少し。」
つい正直に言う。
「携帯とか見れない?」
「それは見てないですけど、休憩はとっていいって言われてるので、その時に見てます。」
「僕、研修に来てくれるの楽しみにしてて、担当の立候補までしたのに落選した。」
「そりゃダメでしょう。」
「皆川さんと同じくらい、親切に教えるって。ねえ、芽衣ちゃんは残業あるの?」
「時々社長に同行して、そのまま時間が過ぎて、直帰したりしますが、ほんとに少ないです。」
「じゃあ、飲みに誘っていいの?」
皆川さんの名前が出たから、営業の人だろう。知らないけど・・・・。
ちょっと引いてしまう。
「どう、でしょうか?」
「がっつくなよ。恥ずかしい。」
「せっかくだから仲良くなりたいよね。」
「はい。会社に知り合いが欲しくて。さすがに寂しいので。」
「お前は知り合いにはなれたから満足だろう?もういいだろう?」
「もっと深く、お願いしたい。」
「私の審査を通らないとダメでしょう?」
平木さんが見かねて参加してくれた。
「え~。」
「変な虫がついたと思ったら速攻駆除します。」
話は平木さんとの方へ移って行ってくれた。
少し疲れた、久しぶり過ぎて緊張する。
皆年上だし。
「芽衣ちゃん、飲める方?」
隣の人に声をかけられた。
「普通だったんですがここに来て弱くなってきたみたいで、飲み過ぎないように言われてます。」
「誰に?」
「・・・お母さんに。」
ちょっと誤魔化した。
「営業の堤です。皆川さんの隣の席だったけど、覚えてる?」
「すみません。すごく緊張してて、必死だったし、余裕がなくて。」
「そうだろうとは思った。何度か見てても一度も視線が合わなかったから。」
恥ずかしい。
多分ガチガチに緊張してたと思う。
優しく教えてもらったけど、『仕事』にドキドキしていた。
「営業はどうだった?広報デザインの方には二度も研修に行ってたみたいだよね。」
あれは、留守番の時のことだから。
「営業にはもう来ないのかな?あの厄介なのが一人いるけど。」
「それは分からないです。私もやっと社長と同行させてもらえるようになったくらいで。本当に、どうなるかは。」
「そうか。でも来てくれたらうれしい、せめて同じフロアだとね。さすがにあの天上階には誰も誘いには行かないでしょう?」
「はい。朝礼以外誰もいません、本当に静かです。」
「そうだよね。適当にメンバーは入れ替わるけど、結構皆で飲んでるんだ。また誘われたらいいよ。僕が参加するときは誘うから。都合が良かったら来てね。」
「はい、ありがとうございます。」
営業の・・・・・名前・・・・あ、堤さん、覚えておこう。
「ねえ、そういえば社内の噂、聞かれた?」
「何ですか?」
「芽衣ちゃんが上の二人のどちらかの親族じゃないかとかなんとか。」
「ああ、平木さんに聞かれました。全然違います。姪っ子と言われてたらしいですが、名前のせいです、他人です。」
「そうか、良かった。ちょっと誘いにくいような気がするから。」
「大丈夫です、誘ってください。」
その後も近くの席の人と話をした。
ただ、女性とはそう話が出来なかった。
残念。
堤さんと、田上さんと、相田さんと、・・・・落合さん。
よし、覚えた。
今日はここまで。
お酒も一杯だけ。後はノンアルコールのお酒に見えるものに変えた。
皆でお金を集めて、外に出る。
外でまた何やら話が始まり。
そっと集団から離れて、朝陽さんに電話をしようと思った。
一応報告して安心してもらいたい。
少ししたら出てくれた。
「朝陽さん、芽衣です。」
あれ?留守電だったのかな?電車で帰れるからと言ったのに、反応がない・・・あっ。
「朝陽さん、すみません、寝てらっしゃいましたか?」
そう言った後に社長の声が聞こえた。
ビックリした。
もしかして一緒に飲んでたの?
でも背後は静かすぎるくらいで。
「社、社長・・・・?あれ?教えられた電話番号にかけたつもりです。」
・・・・なぜ社長の番号を教えられたの?
一言も言われてないよね、朝陽さんのだと思うよね、遠慮するなって言ってたし。
・・・・なんで?
「すみませんでした。失礼しました。」
切ろうとしたら、もう一度大丈夫なんだなと確認された。
電話を切っても心臓がうるさい。
恥ずかしい、でもしょうがない。
本当に知らなかったし、教えられたんだから。
「芽衣ちゃん、どうしたの?」
堤さんがやってきた。
今日一番話をした人。営業の人。皆川さんの隣の人。
「いいえ、何でもないです。母親に今から帰ると電話してたんです。」
「もしかして、厳しいの?門限とかあるの?」
「いえ・・・・さすがに門限はないです。一応心配しないように報告です。」
門限なくてもちゃんと遅くならないように帰っていたから。
特に誤魔化すような外泊もするようなこともなく・・・・・。
「同じ方向だと送って行きたいんだけど、全然違うんだ。」
「大丈夫です。電車に乗れば着きます。」
「おい、何でそこでこそこそ話してるんだよ。」
営業の・・・・・・落合さん。
「落合さん、お酒臭いと嫌われますよ。顔も赤いです。大丈夫ですか?」
「隣の席に座ってずっと話をしてたよな~。」
堤さんに絡んでくる。
ちょっと厄介だ。
「隣ですから。それに、周りの人と一緒に話してただけですよ。」
「芽衣ちゃん、今度は隣に座ろうね。ずっとお話ししようね。」
「・・・・はい。」
「あんまり絡むと誘わないよ。」
平木さんが助けに来てくれた。
「何で俺にだけ冷たいんだ?」
「酔いを醒まして考えましょう。はい、帰るよ。」
皆で駅の方に移動する。
「楽しかった?」
「はい。ありがとうございます。また誘ってください。」
「良かった。また誘うから。ランチもね。」
駅で解散して電車に乗った。
電話で聞いた社長の声は、やっぱりクールだったけど。
いつもよりは長く話をしたと思う。
ほぼ一問一答だけの会話だったけど。
内容も社員の安全確認。
今頃朝陽さんもビックリしてると思う。
むしろかけない方が良かったんじゃない?
そして・・・・。
飲み過ぎないで良かった。
本当に寝ないで良かった。
平木さんもビックリの展開で、皆が見てる前で社長にタクシーに押し込まれるところだった・・・・・。
携帯に番号を出して考える。
明日、ちゃんと社長の方に入れ直そう。
携帯をバッグに入れて、目を閉じて週末の満員電車に揺られた。
八人テーブル。
平木さんと待ち合わせて、私たちが着いた時には、ほぼみんな揃ってた。
本当に残業なし?
平木さんの後ろから、こんにちわ、と頭を下げながら真ん中の席に座らされた。
お酒をさっさと注文して乾杯を。
なんだか、久しぶりで嬉しい。
隣近所から質問が来るけど、二、三個過ぎたらやはり社長と郡司さんの二人の話になった。
ただ、あまりに普通に答えてて、感動は得られなかったらしい。
「ずっーと一緒でさ、なんだか社長も手放さないぞって感じが、すごいよね。ちょっといろいろ想像したりして。」
?
え、えっ?
皆の好奇心に満ちた視線を受けて、その意味に思い当たった。
それはない。信頼感以外感じないけど。
鍵をお互いに持ってるとか、お互いの好みの把握がすごいとか、でも、それはやっぱり違うよね。親友って事でいいと思う・・・・・。
首をふる。顔が赤いかも・・・・。
自分でも想像しそうになってしまった。
「やっぱ違うか。」
わりとあっさり納得してくれたみたいで良かった。
ホッとした感じとガッカリが半分半分だろうか?
「でもやっぱ謎。」
「どんな話してるの?」
「普通です。郡司さんとは普通の会話で、優しいし、気を遣ってくれてるし。美味しいお店と評判のお菓子の話は得意です。贈り物をあちこちにしてるようなのでいろいろ情報を集めてるみたいです。社長は全然話したことないくらい。全部郡司さん経由だし、返事ぐらい・・・・です。」
でも仕事に同行するともっと普通に話してるとこもたくさん見るから。
そう、単に私と話をしないだけみたいで。
本当に全然距離が縮まった気がしない。
「なんか、ずっと社長室って緊張しそう。」
「それは・・・・郡司さんがいないと少し。」
つい正直に言う。
「携帯とか見れない?」
「それは見てないですけど、休憩はとっていいって言われてるので、その時に見てます。」
「僕、研修に来てくれるの楽しみにしてて、担当の立候補までしたのに落選した。」
「そりゃダメでしょう。」
「皆川さんと同じくらい、親切に教えるって。ねえ、芽衣ちゃんは残業あるの?」
「時々社長に同行して、そのまま時間が過ぎて、直帰したりしますが、ほんとに少ないです。」
「じゃあ、飲みに誘っていいの?」
皆川さんの名前が出たから、営業の人だろう。知らないけど・・・・。
ちょっと引いてしまう。
「どう、でしょうか?」
「がっつくなよ。恥ずかしい。」
「せっかくだから仲良くなりたいよね。」
「はい。会社に知り合いが欲しくて。さすがに寂しいので。」
「お前は知り合いにはなれたから満足だろう?もういいだろう?」
「もっと深く、お願いしたい。」
「私の審査を通らないとダメでしょう?」
平木さんが見かねて参加してくれた。
「え~。」
「変な虫がついたと思ったら速攻駆除します。」
話は平木さんとの方へ移って行ってくれた。
少し疲れた、久しぶり過ぎて緊張する。
皆年上だし。
「芽衣ちゃん、飲める方?」
隣の人に声をかけられた。
「普通だったんですがここに来て弱くなってきたみたいで、飲み過ぎないように言われてます。」
「誰に?」
「・・・お母さんに。」
ちょっと誤魔化した。
「営業の堤です。皆川さんの隣の席だったけど、覚えてる?」
「すみません。すごく緊張してて、必死だったし、余裕がなくて。」
「そうだろうとは思った。何度か見てても一度も視線が合わなかったから。」
恥ずかしい。
多分ガチガチに緊張してたと思う。
優しく教えてもらったけど、『仕事』にドキドキしていた。
「営業はどうだった?広報デザインの方には二度も研修に行ってたみたいだよね。」
あれは、留守番の時のことだから。
「営業にはもう来ないのかな?あの厄介なのが一人いるけど。」
「それは分からないです。私もやっと社長と同行させてもらえるようになったくらいで。本当に、どうなるかは。」
「そうか。でも来てくれたらうれしい、せめて同じフロアだとね。さすがにあの天上階には誰も誘いには行かないでしょう?」
「はい。朝礼以外誰もいません、本当に静かです。」
「そうだよね。適当にメンバーは入れ替わるけど、結構皆で飲んでるんだ。また誘われたらいいよ。僕が参加するときは誘うから。都合が良かったら来てね。」
「はい、ありがとうございます。」
営業の・・・・・名前・・・・あ、堤さん、覚えておこう。
「ねえ、そういえば社内の噂、聞かれた?」
「何ですか?」
「芽衣ちゃんが上の二人のどちらかの親族じゃないかとかなんとか。」
「ああ、平木さんに聞かれました。全然違います。姪っ子と言われてたらしいですが、名前のせいです、他人です。」
「そうか、良かった。ちょっと誘いにくいような気がするから。」
「大丈夫です、誘ってください。」
その後も近くの席の人と話をした。
ただ、女性とはそう話が出来なかった。
残念。
堤さんと、田上さんと、相田さんと、・・・・落合さん。
よし、覚えた。
今日はここまで。
お酒も一杯だけ。後はノンアルコールのお酒に見えるものに変えた。
皆でお金を集めて、外に出る。
外でまた何やら話が始まり。
そっと集団から離れて、朝陽さんに電話をしようと思った。
一応報告して安心してもらいたい。
少ししたら出てくれた。
「朝陽さん、芽衣です。」
あれ?留守電だったのかな?電車で帰れるからと言ったのに、反応がない・・・あっ。
「朝陽さん、すみません、寝てらっしゃいましたか?」
そう言った後に社長の声が聞こえた。
ビックリした。
もしかして一緒に飲んでたの?
でも背後は静かすぎるくらいで。
「社、社長・・・・?あれ?教えられた電話番号にかけたつもりです。」
・・・・なぜ社長の番号を教えられたの?
一言も言われてないよね、朝陽さんのだと思うよね、遠慮するなって言ってたし。
・・・・なんで?
「すみませんでした。失礼しました。」
切ろうとしたら、もう一度大丈夫なんだなと確認された。
電話を切っても心臓がうるさい。
恥ずかしい、でもしょうがない。
本当に知らなかったし、教えられたんだから。
「芽衣ちゃん、どうしたの?」
堤さんがやってきた。
今日一番話をした人。営業の人。皆川さんの隣の人。
「いいえ、何でもないです。母親に今から帰ると電話してたんです。」
「もしかして、厳しいの?門限とかあるの?」
「いえ・・・・さすがに門限はないです。一応心配しないように報告です。」
門限なくてもちゃんと遅くならないように帰っていたから。
特に誤魔化すような外泊もするようなこともなく・・・・・。
「同じ方向だと送って行きたいんだけど、全然違うんだ。」
「大丈夫です。電車に乗れば着きます。」
「おい、何でそこでこそこそ話してるんだよ。」
営業の・・・・・・落合さん。
「落合さん、お酒臭いと嫌われますよ。顔も赤いです。大丈夫ですか?」
「隣の席に座ってずっと話をしてたよな~。」
堤さんに絡んでくる。
ちょっと厄介だ。
「隣ですから。それに、周りの人と一緒に話してただけですよ。」
「芽衣ちゃん、今度は隣に座ろうね。ずっとお話ししようね。」
「・・・・はい。」
「あんまり絡むと誘わないよ。」
平木さんが助けに来てくれた。
「何で俺にだけ冷たいんだ?」
「酔いを醒まして考えましょう。はい、帰るよ。」
皆で駅の方に移動する。
「楽しかった?」
「はい。ありがとうございます。また誘ってください。」
「良かった。また誘うから。ランチもね。」
駅で解散して電車に乗った。
電話で聞いた社長の声は、やっぱりクールだったけど。
いつもよりは長く話をしたと思う。
ほぼ一問一答だけの会話だったけど。
内容も社員の安全確認。
今頃朝陽さんもビックリしてると思う。
むしろかけない方が良かったんじゃない?
そして・・・・。
飲み過ぎないで良かった。
本当に寝ないで良かった。
平木さんもビックリの展開で、皆が見てる前で社長にタクシーに押し込まれるところだった・・・・・。
携帯に番号を出して考える。
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