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第一章:運命という名の牢獄
幸福の絶頂
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スマホの画面に表示された「合格」の二文字を見つめながら、僕は何度も瞬きを繰り返した。信じられない気持ちと、じわじわと込み上げてくる喜びが胸を満たしていって、思わず声が漏れた。第一志望の国立大学に合格した事実が、まだ夢のように感じられて現実味がない。
リビングのソファに座ったまま、僕はスマホを握りしめた。画面が揺れて見えるのは、手が震えているからだと気づき、深呼吸をする。冷たい空気が肺を満たし、ゆっくりと吐き出すと少しだけ落ち着いた気がして、もう一度画面を確認した。
(合格してる。見間違いじゃない)
鼓動が早鐘のように打ち、頬の筋肉が勝手に緩んでいくのがわかる。嬉しさが全身を駆け巡り、涙が溢れそうになって慌てて目元を押さえた。
(そうだ! 篤志に連絡しなくちゃ)
メッセージアプリを開いて、メッセージを送る。里見篤志は同じクラスのクラスメートであり、高校三年間苦楽を共にし、そして僕の初恋の相手である。
『合格したよ!』
返信は驚くほど早く届いた。僕の第一志望の大学の合否が今日だと知っていて、待っていてくれたのかもしれない。
篤志は昨年の十一月には推薦で、私立大学への進学が決まっていた。もう勉強しなくていいのに、僕の受験勉強に親身に付き合ってくれたいい奴だ。
『おめでとう、柊。すごいじゃないか』
篤志からの祝福の言葉に、胸が熱くなる。通う大学は違うが、四月から同じ大学生になれるのだと思うと嬉しかった。
さらにメッセージには続きがあると気づいて、僕は視線を下にする。
『実は、ずっと言いたかったことがあるんだ』
数秒ほどしてから、画面に新しいメッセージが表示されて、僕の目が大きく見開いた。
『柊のことが好きだ。付き合ってほしい』
篤志からの告白に頭が真っ白になる。
『柊の大学が決まったら、すぐに告白するって決めてた。返事は急がないから』
ずっと片想いをしていた相手から、まさか告白されるなんて思ってもみなくて、現実感がない。合格の喜びと告白の驚きが一度に押し寄せてきて、呼吸困難になりそうだ。
『僕も篤志が好き。付き合いたい』
そう返事を返すと、篤志からハートマークのついている嬉しそうなスタンプが送られてきた。
スマホを胸に抱きしめたまま、僕はソファに倒れ込んだ。
(僕たち――両想いだったんだ)
天井の白い壁を眺めながら、全身が温かくなっていくのを感じる。大学合格と、初めての恋人。人生でここまで満たされた瞬間があるなんて、想像もしていなかった。
◇◇◇
翌朝、目覚まし時計の音で目が覚めた。いつもより早く目覚めたのは、昨夜の興奮がまだ残っているせいだろう。ベッドから起き上がって伸びをすると、身体が軽くて気分がいい。
顔を洗って髪を整え、制服に着替えるとキッチンへと向かう。朝食の準備を始めると、程なくして弟が部屋から出てきた。
「おはよう、お兄ちゃん」
弟の歩が眠そうな顔で現れて、椅子に座る。十歳の弟は小さな身体をしていて、同年代よりも少し身体が小さい。僕と同じオメガだ。
華奢で儚げな容姿は、父によく似ていた。僕はどちらかと言うと、父よりも産みの親であるアルファの男性に似ていると言われる。
名前は知らない。会ったこともない。つかず離れずな関係を何度も繰り返し、僕と弟の歩を産んだ。今も連絡を取り合っているのかさえも、わからない。
「おはよう。よく眠れた?」
「うん」
短く答えて、歩は大きなあくびをした。僕はトーストを焼きながら、フライパンで目玉焼きを作る。歩の分の牛乳をコップに注ぎ、テーブルに運んだ。
「今日は何の授業があるの?」
「算数と国語と、体育」
歩が眠そうに答えて、牛乳を一口飲む。僕はトーストが焼けたのを確認して、バターを塗ってから歩の皿に乗せた。目玉焼きも添えて、自分の分も用意する。
「体育は好き?」
「まあまあ。でもサッカーは楽しい」
歩が少し表情を明るくして、トーストを齧った。僕も自分の朝食を食べながら、弟の様子を眺める。父がいない朝は静かで、二人だけの穏やかな時間が流れていった。
父は夜の仕事をしているから、朝はいつも不在だった。ホストとして働いている父の生活リズムは、僕たちとは真逆で、朝に顔を合わせることはない。僕たちが学校に登校した後に帰宅して、時間が合えば一緒に夕食を食べてから出勤している。
親子らしい会話や、外出は少ないがそれでも僕たちを育てていくために、一生懸命に働いている父の姿は誇らしい。
「お兄ちゃん、大学受かったんでしょ?」
歩が突然言って、僕の顔を覗き込んだ。
「うん。受かったよ」
「すごいね」
歩が口角を上げて、僕も釣られて笑ってしまった。
「ありがとう」
「お父さんに言った?」
「メッセージだけ送ったよ。今日、帰ってきたらちゃんと話すつもり」
朝食を食べ終えると、歩は歯を磨きに洗面所へ向かった。僕は食器を洗って片付け、歩のランドセルが玄関に置いてあるのを確認する。
歩が準備を終えて玄関に来ると、僕はランドセルを背負う背中を眺めた。
「行ってきます」
「行ってらっしゃい。気をつけてね」
歩が元気よく玄関を出て行くのを見送った。
◇◇◇
高校に着くと、職員室に向かった。久しぶりの登校は、胸を弾ませる。特に今日は、嬉しい報告を担任にしにいくと思うと、足取りも軽くなる。
先生に声をかけると、書類を睨めっこしていた担任が顔をあげた。
「柚木か。どうした?」
「合格の報告に来ました」
そう告げると、教員は満面の笑みを浮かべて僕の肩を叩いた。
「おめでとう! 第一志望だったな」
「はい、ありがとうございます」
他の教員たちも祝福の言葉をかけてくれて、胸の奥が温もりで満たされた。何人かの教員と話をしてから職員室を出ると、教室に向かう。
三年生は自由登校期間に入っていて、教室は誰もいなかった。静まり返った廊下を歩いていると、自分の足音だけが響いて妙に大きく聞こえた。
教室の扉を開けると、一人だけ座っている人影が見えて僕は驚いた。窓際の席に座って、こちらに視線を向けている篤志がいて、胸の鼓動が速くなった。
「篤志……」
名前を呼ぶと、篤志が立ち上がってこちらに歩いてきた。明るい茶髪が朝日に照らされて、優しい茶色の瞳が僕を捉えている。
「合格の報告に来ると思って、待ってたんだ」
篤志がそう言って微笑み、僕は顔が火照るのを感じた。昨日告白されたことを思い出し、心臓が激しく鳴り出した。
(会えるなんて思ってなかったから……緊張する)
恋人同士になってから初めて顔を合わせる瞬間に、緊張で手のひらが汗ばんだ。
「ありがとう」
声が少し上擦ってしまう。篤志が微笑むと、席を立って僕に近づいてきた。吐息がかかるほどの距離に立ち、見上げると篤志の顔がすぐ近くにあった。
(格好いいなあ)
「柊」
名前を呼ばれて、返事をする前に唇が塞がれた。柔らかくて温かい感触に、目を見開く。篤志が僕にキスをしている。
生まれて初めてのキスに、頭が真っ白になった。
ほんの数秒だったと思うが、やけに長く感じられた。篤志が僕の顔を覗き込んで、少し心配そうな表情を浮かべている。
「ごめん。驚いた?」
「う、うん……」
正直に頷くと、篤志が優しく笑った。
「初めて?」
「……うん」
耳の奥まで熱くなって、顔全体が燃えているような気がする。篤志が僕の頬に手を添えて、親指で優しく撫でてくれた。
「俺も初めて」
篤志がそう言って、少し照れたような表情を浮かべる。二人とも初めてのキスで、お互いに緊張していたのだと思うと、少しだけ気持ちが楽になった。
「一緒に帰ろうか」
「うん」
短く答えて、僕は篤志と並んで教室を出た。廊下を歩きながら、時々篤志の手が僕の手に触れて、その度に電流が走ったような感覚がある。誰もいない廊下で、二人の足音だけが響いていた。
リビングのソファに座ったまま、僕はスマホを握りしめた。画面が揺れて見えるのは、手が震えているからだと気づき、深呼吸をする。冷たい空気が肺を満たし、ゆっくりと吐き出すと少しだけ落ち着いた気がして、もう一度画面を確認した。
(合格してる。見間違いじゃない)
鼓動が早鐘のように打ち、頬の筋肉が勝手に緩んでいくのがわかる。嬉しさが全身を駆け巡り、涙が溢れそうになって慌てて目元を押さえた。
(そうだ! 篤志に連絡しなくちゃ)
メッセージアプリを開いて、メッセージを送る。里見篤志は同じクラスのクラスメートであり、高校三年間苦楽を共にし、そして僕の初恋の相手である。
『合格したよ!』
返信は驚くほど早く届いた。僕の第一志望の大学の合否が今日だと知っていて、待っていてくれたのかもしれない。
篤志は昨年の十一月には推薦で、私立大学への進学が決まっていた。もう勉強しなくていいのに、僕の受験勉強に親身に付き合ってくれたいい奴だ。
『おめでとう、柊。すごいじゃないか』
篤志からの祝福の言葉に、胸が熱くなる。通う大学は違うが、四月から同じ大学生になれるのだと思うと嬉しかった。
さらにメッセージには続きがあると気づいて、僕は視線を下にする。
『実は、ずっと言いたかったことがあるんだ』
数秒ほどしてから、画面に新しいメッセージが表示されて、僕の目が大きく見開いた。
『柊のことが好きだ。付き合ってほしい』
篤志からの告白に頭が真っ白になる。
『柊の大学が決まったら、すぐに告白するって決めてた。返事は急がないから』
ずっと片想いをしていた相手から、まさか告白されるなんて思ってもみなくて、現実感がない。合格の喜びと告白の驚きが一度に押し寄せてきて、呼吸困難になりそうだ。
『僕も篤志が好き。付き合いたい』
そう返事を返すと、篤志からハートマークのついている嬉しそうなスタンプが送られてきた。
スマホを胸に抱きしめたまま、僕はソファに倒れ込んだ。
(僕たち――両想いだったんだ)
天井の白い壁を眺めながら、全身が温かくなっていくのを感じる。大学合格と、初めての恋人。人生でここまで満たされた瞬間があるなんて、想像もしていなかった。
◇◇◇
翌朝、目覚まし時計の音で目が覚めた。いつもより早く目覚めたのは、昨夜の興奮がまだ残っているせいだろう。ベッドから起き上がって伸びをすると、身体が軽くて気分がいい。
顔を洗って髪を整え、制服に着替えるとキッチンへと向かう。朝食の準備を始めると、程なくして弟が部屋から出てきた。
「おはよう、お兄ちゃん」
弟の歩が眠そうな顔で現れて、椅子に座る。十歳の弟は小さな身体をしていて、同年代よりも少し身体が小さい。僕と同じオメガだ。
華奢で儚げな容姿は、父によく似ていた。僕はどちらかと言うと、父よりも産みの親であるアルファの男性に似ていると言われる。
名前は知らない。会ったこともない。つかず離れずな関係を何度も繰り返し、僕と弟の歩を産んだ。今も連絡を取り合っているのかさえも、わからない。
「おはよう。よく眠れた?」
「うん」
短く答えて、歩は大きなあくびをした。僕はトーストを焼きながら、フライパンで目玉焼きを作る。歩の分の牛乳をコップに注ぎ、テーブルに運んだ。
「今日は何の授業があるの?」
「算数と国語と、体育」
歩が眠そうに答えて、牛乳を一口飲む。僕はトーストが焼けたのを確認して、バターを塗ってから歩の皿に乗せた。目玉焼きも添えて、自分の分も用意する。
「体育は好き?」
「まあまあ。でもサッカーは楽しい」
歩が少し表情を明るくして、トーストを齧った。僕も自分の朝食を食べながら、弟の様子を眺める。父がいない朝は静かで、二人だけの穏やかな時間が流れていった。
父は夜の仕事をしているから、朝はいつも不在だった。ホストとして働いている父の生活リズムは、僕たちとは真逆で、朝に顔を合わせることはない。僕たちが学校に登校した後に帰宅して、時間が合えば一緒に夕食を食べてから出勤している。
親子らしい会話や、外出は少ないがそれでも僕たちを育てていくために、一生懸命に働いている父の姿は誇らしい。
「お兄ちゃん、大学受かったんでしょ?」
歩が突然言って、僕の顔を覗き込んだ。
「うん。受かったよ」
「すごいね」
歩が口角を上げて、僕も釣られて笑ってしまった。
「ありがとう」
「お父さんに言った?」
「メッセージだけ送ったよ。今日、帰ってきたらちゃんと話すつもり」
朝食を食べ終えると、歩は歯を磨きに洗面所へ向かった。僕は食器を洗って片付け、歩のランドセルが玄関に置いてあるのを確認する。
歩が準備を終えて玄関に来ると、僕はランドセルを背負う背中を眺めた。
「行ってきます」
「行ってらっしゃい。気をつけてね」
歩が元気よく玄関を出て行くのを見送った。
◇◇◇
高校に着くと、職員室に向かった。久しぶりの登校は、胸を弾ませる。特に今日は、嬉しい報告を担任にしにいくと思うと、足取りも軽くなる。
先生に声をかけると、書類を睨めっこしていた担任が顔をあげた。
「柚木か。どうした?」
「合格の報告に来ました」
そう告げると、教員は満面の笑みを浮かべて僕の肩を叩いた。
「おめでとう! 第一志望だったな」
「はい、ありがとうございます」
他の教員たちも祝福の言葉をかけてくれて、胸の奥が温もりで満たされた。何人かの教員と話をしてから職員室を出ると、教室に向かう。
三年生は自由登校期間に入っていて、教室は誰もいなかった。静まり返った廊下を歩いていると、自分の足音だけが響いて妙に大きく聞こえた。
教室の扉を開けると、一人だけ座っている人影が見えて僕は驚いた。窓際の席に座って、こちらに視線を向けている篤志がいて、胸の鼓動が速くなった。
「篤志……」
名前を呼ぶと、篤志が立ち上がってこちらに歩いてきた。明るい茶髪が朝日に照らされて、優しい茶色の瞳が僕を捉えている。
「合格の報告に来ると思って、待ってたんだ」
篤志がそう言って微笑み、僕は顔が火照るのを感じた。昨日告白されたことを思い出し、心臓が激しく鳴り出した。
(会えるなんて思ってなかったから……緊張する)
恋人同士になってから初めて顔を合わせる瞬間に、緊張で手のひらが汗ばんだ。
「ありがとう」
声が少し上擦ってしまう。篤志が微笑むと、席を立って僕に近づいてきた。吐息がかかるほどの距離に立ち、見上げると篤志の顔がすぐ近くにあった。
(格好いいなあ)
「柊」
名前を呼ばれて、返事をする前に唇が塞がれた。柔らかくて温かい感触に、目を見開く。篤志が僕にキスをしている。
生まれて初めてのキスに、頭が真っ白になった。
ほんの数秒だったと思うが、やけに長く感じられた。篤志が僕の顔を覗き込んで、少し心配そうな表情を浮かべている。
「ごめん。驚いた?」
「う、うん……」
正直に頷くと、篤志が優しく笑った。
「初めて?」
「……うん」
耳の奥まで熱くなって、顔全体が燃えているような気がする。篤志が僕の頬に手を添えて、親指で優しく撫でてくれた。
「俺も初めて」
篤志がそう言って、少し照れたような表情を浮かべる。二人とも初めてのキスで、お互いに緊張していたのだと思うと、少しだけ気持ちが楽になった。
「一緒に帰ろうか」
「うん」
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