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第10話:白衣のインテリ、来襲
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「はい、そちらの美人な奥様! 次の予約は来週の水曜日ですね~」
新店舗オープンから一週間。雑居ビルの二階は、今日も今日とてマダムたちの香水の匂いで充満していた。 あの最初のマダム(紅林ローズさんというらしい。本名かは怪しいが)が、自身の劇的ビフォーアフターをSNSに投稿した結果、美容意識の高い有閑マダムたちが大挙して押し寄せてきたのだ。
「本当にシミが消えたわ!」「肌の張りが二十代に戻ったみたい!」「板東先生は魔法使いよ!」
待合室は、そんな黄色い(年齢層は高めだが)声で溢れかえっている。 客単価は五万円が当たり前。一日で数十万円が現金で転がり込んでくる。
「ふふふ……笑いが止まらないねぇ」
私はスタッフルームの隙間から、札束で膨れ上がった空き缶を撫で回していた。 この調子なら、熱海のリゾートマンションどころか、ハワイの別荘だって夢じゃない。資本主義バンザイだね。
だが。良いことばかりは続かないのが世の常だ。
「次の方、どうぞー」
リオが、いつものようにぶっきらぼうに客を呼び入れた。
入ってきたのは、これまでのおっさんやマダムたちとは明らかに毛色の違う人物だった。
三十歳前後だろうか。身長が高く、仕立ての良い銀縁メガネをかけ、理知的な顔立ちをした男だ。着ているのはスーツだが、その上から白衣を羽織っている。
「……予約していた、鏡(かがみ)です」
声は低く、落ち着いているが、どこか冷やりとした金属的な響きがあった。
(……ん? なんだい、この男は)
私の【魔力感知】が、奇妙な反応を示した。 この男からは、他の客のような「疲れ」や「欲望」といった濁った感情がほとんど感じられない。代わりに、研ぎ澄まされた刃物のような、冷徹な好奇心と、微かな敵意が渦巻いている。
「あ、はい。鏡様ですね。お待ちしておりました」
善さんが営業スマイルで迎えるが、少し頬が引きつっているのが分かる。善さんも、本能的にこの男の「ヤバさ」を感じ取ったらしい。
男――鏡恭介(かがみきょうすけ)は、ゆっくりと施術スペースに入ってくると、値踏みするように室内を見回した。
「……なるほど。清潔にはしているが、医療設備は何もない。ただの民間療法の整体院、というわけですか」
いきなり核心を突くような一言。
「は、はい。あくまでリラクゼーションを目的とした整体でして……医療行為ではありませんので」
善さんがマニュアル通りの回答をする。
鏡は鼻で笑った。
「リラクゼーション? 謙遜なさらなくていい。私は見てきたんですよ。権藤会長の足を」
「えっ……?」
「私は、K大学病院で外科医をしています。権藤会長の神経痛は、長年私が診てきました。現代医学では完治は不可能。そう診断していたはずの足が、一夜にして新品同様になっていた。……医学的に見て、あり得ない奇跡だ」
鏡のメガネの奥の目が、鋭く光った。
「板東さん。あなたは、一体『何』をしたんですか?」
空気が凍りついた。 善さんの額から、滝のような冷や汗が流れ落ちる。
(……ゲッ。一番面倒くさいタイプが来たねぇ)
私は舌打ちした。 現代医学の徒。理屈で説明できないものを認めない種族だ。異世界にもいたよ、こういう「魔法なんて非科学的だ」って難癖つけてくる学者がさ。
「あ、あの、私はただ、凝り固まった筋肉をほぐして、血流を良くしただけで……」
「筋肉をほぐしただけで、変性した神経が再生するわけがないでしょう。嘘をつくなら、もう少しマシな嘘をつきなさい」
鏡が畳み掛ける。論理の暴力だ。可哀想に、善さんはもう虫の息だ。
「……まあいいでしょう。百聞は一見に如かずだ。私も施術を受けてみよう」
鏡は白衣を脱ぎ、ベッドに横たわった。
「さあ、見せてみなさい。あなたの『ゴッドハンド』とやらを」
完全に、被検体を観察する科学者の目だ。
善さんが助けを求めるように、私の隠れ場所をチラリと見た。 私は「落ち着け」とハンドサインを送った。
(……さて、どうする?)
いつものように強力な回復魔法をかければ、この男の疑念は確信に変わるだろう。「医学的にあり得ない」現象を、目の前で体験するわけだからね。 かといって、何も魔法を使わなければ、善さんのド素人マッサージがバレて、「なんだ、ただのインチキか」と悪評を流されかねない。
(……加減が難しいねぇ)
私は腕組みをして考えた。八十八年の知恵を総動員しろ。
相手は医者だ。自分の体の変化には敏感だろう。 ならば、劇的な変化ではなく、ジワジワと効くような、自然治癒力の延長線上にあるような魔法ならどうだ?
よし、それで行こう。 私は意識を集中した。
善さんが、震える手で鏡の肩に触れた。
「……凝ってますね。少し、強めに押しますよ」
善さんが親指でグイグイと押し始める。素人の指圧だ。痛いだけだろう。
「……フン。ツボの位置がずれているな。三角筋の張りに対して、アプローチが雑すぎる」
鏡が冷静にダメ出しをする。やめてあげて! 善さんのライフはもうゼロよ!
今だ。私は魔力を練り上げた。
(ターゲット、インテリ眼鏡医師。使うのは――【超・微弱回復(マイクロ・ヒール)】と【血行促進(スロー・フロー)】のコンボだ!)
私の指先から、いつもの十分の一にも満たない、ごくごく微量の魔力が、糸のように細く放出された。 それは善さんの指圧に合わせて、鏡の体内にゆっくりと浸透していく。
劇的な変化は起こさない。ただ、指圧された部分の血行が「通常よりも少しだけ良く」なり、疲労物質が「通常よりも少しだけ早く」流れるように調整する。
「……む?」
鏡の眉が、ピクリと動いた。
「……どうしました?」
善さんがビクビクしながら聞く。
「……いや。今、一瞬……奇妙な感覚が……」
鏡が首を傾げた。 劇的な回復感はない。だが、善さんの下手くそな指圧を受けた直後から、肩の奥の重だるい痛みが、まるで氷が溶けるように、じんわりと、しかし確実に薄れていくのを感じたのだ。
「……続けてください」
鏡の声から、少しだけトゲが消えた。
私はそのまま、微弱な魔法をかけ続けた。あくまで自然に、あくまで「マッサージの効果」の範疇に収まるように、細心の注意を払って魔力をコントロールする。 これは、フルパワーで魔法をぶっ放すより、よっぽど神経を使う作業だ。私の額にも汗が滲む。
十五分後。
「……いかがでしたか?」
施術を終えた善さんが、恐る恐る尋ねた。
鏡はゆっくりと体を起こし、首を回したり、肩を上げ下げしたりして確認した。
「…………」
鏡はしばらく沈黙していた。その表情は、困惑に満ちていた。
「……確かに、楽になった。だが……」
鏡は納得がいかない様子で呟いた。
「施術自体は、素人のそれだった。ツボも外れているし、力加減も適当だ。なのに……なぜ、こんなに筋肉の緊張が解けている?」
彼の中の医学的知識と、今体験した現実が、矛盾を起こしているのだ。
鏡はメガネをかけ直し、鋭い視線で善さんを見据えた。
「板東さん。あなたは……何か、隠していますね?」
善さんが「ひいっ」と声を漏らす。
「……今日はこれで失礼します。ですが、覚えておいてください」
鏡は白衣を羽織り、財布から料金(五千円。彼には通常料金だ)を取り出してカウンターに置いた。
「私は、非科学的なことは信じない。あなたの『奇跡』のタネ、必ず解明してみせる」
鏡はそう言い残すと、一度だけ振り返り、私の隠れているスタッフルームの方をジッと睨みつけてから、出て行った。
(……バレた!? いや、まさかね……)
私は心臓が冷たくなるのを感じた。あの目、完全に何かを怪しんでいた。
「……怖かったぁ……」
善さんがその場にへたり込んだ。
「……嫌な野郎だったな。次は私が相手してやろうか?」
リオが拳をボキボキと鳴らす。
「やめな。ああいう手合いに暴力は逆効果だ」
私は隠れ場所から出てきて、ため息をついた。
「……面倒なことになったねぇ」
あの医師、絶対にまた来る。しかも次は、もっと入念な準備をしてくるはずだ。もしかしたら、隠しカメラでも仕掛けてくるかもしれない。
順風満帆に見えた私の金儲け計画に、初めて暗雲が垂れ込めた瞬間だった。
新店舗オープンから一週間。雑居ビルの二階は、今日も今日とてマダムたちの香水の匂いで充満していた。 あの最初のマダム(紅林ローズさんというらしい。本名かは怪しいが)が、自身の劇的ビフォーアフターをSNSに投稿した結果、美容意識の高い有閑マダムたちが大挙して押し寄せてきたのだ。
「本当にシミが消えたわ!」「肌の張りが二十代に戻ったみたい!」「板東先生は魔法使いよ!」
待合室は、そんな黄色い(年齢層は高めだが)声で溢れかえっている。 客単価は五万円が当たり前。一日で数十万円が現金で転がり込んでくる。
「ふふふ……笑いが止まらないねぇ」
私はスタッフルームの隙間から、札束で膨れ上がった空き缶を撫で回していた。 この調子なら、熱海のリゾートマンションどころか、ハワイの別荘だって夢じゃない。資本主義バンザイだね。
だが。良いことばかりは続かないのが世の常だ。
「次の方、どうぞー」
リオが、いつものようにぶっきらぼうに客を呼び入れた。
入ってきたのは、これまでのおっさんやマダムたちとは明らかに毛色の違う人物だった。
三十歳前後だろうか。身長が高く、仕立ての良い銀縁メガネをかけ、理知的な顔立ちをした男だ。着ているのはスーツだが、その上から白衣を羽織っている。
「……予約していた、鏡(かがみ)です」
声は低く、落ち着いているが、どこか冷やりとした金属的な響きがあった。
(……ん? なんだい、この男は)
私の【魔力感知】が、奇妙な反応を示した。 この男からは、他の客のような「疲れ」や「欲望」といった濁った感情がほとんど感じられない。代わりに、研ぎ澄まされた刃物のような、冷徹な好奇心と、微かな敵意が渦巻いている。
「あ、はい。鏡様ですね。お待ちしておりました」
善さんが営業スマイルで迎えるが、少し頬が引きつっているのが分かる。善さんも、本能的にこの男の「ヤバさ」を感じ取ったらしい。
男――鏡恭介(かがみきょうすけ)は、ゆっくりと施術スペースに入ってくると、値踏みするように室内を見回した。
「……なるほど。清潔にはしているが、医療設備は何もない。ただの民間療法の整体院、というわけですか」
いきなり核心を突くような一言。
「は、はい。あくまでリラクゼーションを目的とした整体でして……医療行為ではありませんので」
善さんがマニュアル通りの回答をする。
鏡は鼻で笑った。
「リラクゼーション? 謙遜なさらなくていい。私は見てきたんですよ。権藤会長の足を」
「えっ……?」
「私は、K大学病院で外科医をしています。権藤会長の神経痛は、長年私が診てきました。現代医学では完治は不可能。そう診断していたはずの足が、一夜にして新品同様になっていた。……医学的に見て、あり得ない奇跡だ」
鏡のメガネの奥の目が、鋭く光った。
「板東さん。あなたは、一体『何』をしたんですか?」
空気が凍りついた。 善さんの額から、滝のような冷や汗が流れ落ちる。
(……ゲッ。一番面倒くさいタイプが来たねぇ)
私は舌打ちした。 現代医学の徒。理屈で説明できないものを認めない種族だ。異世界にもいたよ、こういう「魔法なんて非科学的だ」って難癖つけてくる学者がさ。
「あ、あの、私はただ、凝り固まった筋肉をほぐして、血流を良くしただけで……」
「筋肉をほぐしただけで、変性した神経が再生するわけがないでしょう。嘘をつくなら、もう少しマシな嘘をつきなさい」
鏡が畳み掛ける。論理の暴力だ。可哀想に、善さんはもう虫の息だ。
「……まあいいでしょう。百聞は一見に如かずだ。私も施術を受けてみよう」
鏡は白衣を脱ぎ、ベッドに横たわった。
「さあ、見せてみなさい。あなたの『ゴッドハンド』とやらを」
完全に、被検体を観察する科学者の目だ。
善さんが助けを求めるように、私の隠れ場所をチラリと見た。 私は「落ち着け」とハンドサインを送った。
(……さて、どうする?)
いつものように強力な回復魔法をかければ、この男の疑念は確信に変わるだろう。「医学的にあり得ない」現象を、目の前で体験するわけだからね。 かといって、何も魔法を使わなければ、善さんのド素人マッサージがバレて、「なんだ、ただのインチキか」と悪評を流されかねない。
(……加減が難しいねぇ)
私は腕組みをして考えた。八十八年の知恵を総動員しろ。
相手は医者だ。自分の体の変化には敏感だろう。 ならば、劇的な変化ではなく、ジワジワと効くような、自然治癒力の延長線上にあるような魔法ならどうだ?
よし、それで行こう。 私は意識を集中した。
善さんが、震える手で鏡の肩に触れた。
「……凝ってますね。少し、強めに押しますよ」
善さんが親指でグイグイと押し始める。素人の指圧だ。痛いだけだろう。
「……フン。ツボの位置がずれているな。三角筋の張りに対して、アプローチが雑すぎる」
鏡が冷静にダメ出しをする。やめてあげて! 善さんのライフはもうゼロよ!
今だ。私は魔力を練り上げた。
(ターゲット、インテリ眼鏡医師。使うのは――【超・微弱回復(マイクロ・ヒール)】と【血行促進(スロー・フロー)】のコンボだ!)
私の指先から、いつもの十分の一にも満たない、ごくごく微量の魔力が、糸のように細く放出された。 それは善さんの指圧に合わせて、鏡の体内にゆっくりと浸透していく。
劇的な変化は起こさない。ただ、指圧された部分の血行が「通常よりも少しだけ良く」なり、疲労物質が「通常よりも少しだけ早く」流れるように調整する。
「……む?」
鏡の眉が、ピクリと動いた。
「……どうしました?」
善さんがビクビクしながら聞く。
「……いや。今、一瞬……奇妙な感覚が……」
鏡が首を傾げた。 劇的な回復感はない。だが、善さんの下手くそな指圧を受けた直後から、肩の奥の重だるい痛みが、まるで氷が溶けるように、じんわりと、しかし確実に薄れていくのを感じたのだ。
「……続けてください」
鏡の声から、少しだけトゲが消えた。
私はそのまま、微弱な魔法をかけ続けた。あくまで自然に、あくまで「マッサージの効果」の範疇に収まるように、細心の注意を払って魔力をコントロールする。 これは、フルパワーで魔法をぶっ放すより、よっぽど神経を使う作業だ。私の額にも汗が滲む。
十五分後。
「……いかがでしたか?」
施術を終えた善さんが、恐る恐る尋ねた。
鏡はゆっくりと体を起こし、首を回したり、肩を上げ下げしたりして確認した。
「…………」
鏡はしばらく沈黙していた。その表情は、困惑に満ちていた。
「……確かに、楽になった。だが……」
鏡は納得がいかない様子で呟いた。
「施術自体は、素人のそれだった。ツボも外れているし、力加減も適当だ。なのに……なぜ、こんなに筋肉の緊張が解けている?」
彼の中の医学的知識と、今体験した現実が、矛盾を起こしているのだ。
鏡はメガネをかけ直し、鋭い視線で善さんを見据えた。
「板東さん。あなたは……何か、隠していますね?」
善さんが「ひいっ」と声を漏らす。
「……今日はこれで失礼します。ですが、覚えておいてください」
鏡は白衣を羽織り、財布から料金(五千円。彼には通常料金だ)を取り出してカウンターに置いた。
「私は、非科学的なことは信じない。あなたの『奇跡』のタネ、必ず解明してみせる」
鏡はそう言い残すと、一度だけ振り返り、私の隠れているスタッフルームの方をジッと睨みつけてから、出て行った。
(……バレた!? いや、まさかね……)
私は心臓が冷たくなるのを感じた。あの目、完全に何かを怪しんでいた。
「……怖かったぁ……」
善さんがその場にへたり込んだ。
「……嫌な野郎だったな。次は私が相手してやろうか?」
リオが拳をボキボキと鳴らす。
「やめな。ああいう手合いに暴力は逆効果だ」
私は隠れ場所から出てきて、ため息をついた。
「……面倒なことになったねぇ」
あの医師、絶対にまた来る。しかも次は、もっと入念な準備をしてくるはずだ。もしかしたら、隠しカメラでも仕掛けてくるかもしれない。
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