君と私の物語~夢を目指すものたち

NISHINO TAKUMI

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8章

東京公演final

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現在…月と太陽を終わらせて…途中トークに入った。

MCは瑠菜とRCの佑月だった。

佑月『いや…正直、今日の北野さんかっこよすぎませんか?』
瑠菜『それわかる!皆さんもそう思いますよね!!?』
観客『わかるよ!!』『いつもーー!』『瑠菜もかわいい~!』『やばいー!』
佑月『瑠菜先輩も大人気ですね!』
瑠菜『大人気…一哉には勝てないなぁ笑』
佑月『この次は…その北野さんのダンス対決ですからね~』
瑠菜『正直にいうけど…一哉はあれでも創作ダンスは未経験だからね笑』
観客『(…月と太陽であんなにすごいのに…)』
佑月『太陽役すごいのに…笑』
瑠菜『まあ…笑 でも、今回のパフォーマンスのタイトルは…自由…だから、どんなダンスになるのやら…笑』
佑月『じゃあ…登場してもらいましょう!』
2人『トップバッターは…北野一哉!…どうぞ!』

俺は呼ばれてメインステージで10分のパフォーマンスを披露した。


ーステージ裏ー
美空『あんなのやられたら…私たち勝てないよね…蘭ちゃん?』
蘭『そうですよね…でも頑張ります!』
美空『負けないよ~BSSはダンスうまくて今日、私達まともに勝ててないから…笑』
蘭『あ…おわった…私行ってきます!』



結局…ダンスパフォーマンスは俺が勝利を納めた。


そして…次に待っていたのは玲香の初ソロ『光と闇』だった。

玲香『ついに…残り1時間で20××も終わりです!…来年は私達も紅白歌合戦に出れるよう頑張りますので…来年もよろしくお願いします!』
観客『わぁぁぁぁぁぁぁ!!!』
玲香『では…聞いてください…4th 初ソロ 光と闇』

玲香『もし…輝く君が黒く染まった時は…私があなたを照らすよ…』

『ある日君は私の心に温もりを与えてくれた』
『温もりが貰えた心は…どこか寂しげで…私は切なくなった』
『この気持ちはなんだろう…そう思うことが時々ある』
『君が温もりを失って…私のようになってしまったら…』
『今度は私があなたを照らしてみよう』
『私が闇であなたが光…それが逆になることがあるなら』
『闇を…この世界から消して…永遠に君と光として生きていきたい』

玲香『(一哉…この歌のように…もう無理はしないでね…)』



一哉『さあー!こっからはBSS!!!いくぞー!』
観客『うおぉぉぉぉぉ!!!』
一哉『皆!ボール投げまくれー!』
香菜『もちろん!』

一哉『この青い空…流れる星のように…僕たちの6つの光を届けたい』


香菜『探してた道しるべは…僕たちの中にあった』
6人『さあ!歩き出せ!!6つの光を届けるために!
1歩ずつ…踏みしめるように!流れる星は…立ち止まらない!』


一哉『さあ!いくぞ、みんなー!』
観客『わぁー!!』

そこから…サインボールを投げまくり…ついに
4thシングル曲『スケッチ』を歌うときが来た。


一哉『年越しまで…あと10分!皆さん!!今から届ける歌は…
ずっと披露し続けてきた4thの表題曲『スケッチ』です!この曲は…メンバーの個性を色で表している歌です!…皆さんにお願いしたいのは…その紹介されてる色にサイリウムを変えてほしいんです!サイリウムカラーはバックスクリーンがその色になるので…みていてください…では聞いてください…4thシングル『スケッチ』』
観客『…(あれ?メンバーがいなくなった…)』


明日香『夢や希望…そんな言葉にふさわしいあなたの色は…黄色。あなたの言葉ですべてが輝く…誰よりも先に皆を照らせる…黄色似合う美少女戦士……その名は…玲香!!!』

玲香『いえーい!…癒しや温もり…そんな言葉にふさわしいあなたの色は緑色…君がいるから僕は頑張れるんだ…どんなときでもそう思わせてくれるあなたの名前は…瑠菜!!!』

瑠菜『Thank You!滝登りのようにこの世界を駆け上がり…努力を惜しまない…そんな君に似合う色は…青…絶対にあきらめない
全力でやり通す…青が似合う君の名は…香菜!!』

香菜『Justice!疾風の如く駆け上がる…新星の戦士…
そんなあなたに似合うのは…情熱を表す赤…明るく強い志でどんなときでも皆を支えるNo.1リーダー!その名も…一哉!』


一哉『よっしゃー!!いくぞー!』

6人『人が決めて…描かれた未来予想図』
一哉『他人の妄想でしかない未来予想図…未来がみたいなら…
目の前の扉を開けていけ!』
瑠菜『それぞれの色で…自分の個性でしか描けない…そんな未来を見れるのは今を描ける自分をもった人だけ』
玲香『未来とはスケッチの連続』
香菜『連続の中にある…たった1つの設計図』
6人『心にしまって…新たな自分らしい未来を描いていこう』

一哉『どんどん駆け上がる無名の新星…そんな君に似合うのは鮮やかに彩る君に似合うのは…オレンジ…君の光で僕ら5つの光
新な設計図を見せてくれ…実力派戦士…明日香!!』


明日香『はーい!!忘れちゃいけない期待の美少女…そんなあなたに似合うのは…無敵の象徴 紫…誰もを魅了する美しさで
さらに色味をだしてくれる最高の美女…その名は…七瀬!!』

七瀬『いえい!!…ラストいくぞー!』

明日香『未来を描くのにかけてはいけない6つの光色』
一哉『僕らの未来を描くのは…いつかじゃなくて今なんだ』
玲香『いつか…それはいつでも使える最高の逃げ道』
瑠菜『逃げずに戦え…描け…望む未来を!』
香菜『未来描いた者が見れる最高の景色をみに行こう!』
七瀬『どんなときだって仲間の色をてかがりに』
6人『希望を持って…描き続けよう』
6人『描けたとき…それは僕の未来に変わる』

一哉『さあー!!年越しまであと30秒カウントダウンいきます!』
瑠菜『29!28!27!26!25!』
香菜『24!23!22!21!20!』
七瀬『19!18!17!16!15!』
明日香『14!13!12!11!10!』
玲香『9!8!7!6!』
全員『5!4!3!2!1!』
全員『ハッピーーーニューーーイヤー!!!』

玲香『みなさんー!明けましておめでとうございます!』
香菜『今年も…BSSをよろしくお願いします!』
一哉『さあ!最後に1曲いきましょう!!』
明日香『いくぞー!』
瑠菜『最後はもちろんこの曲です!』
全員『心の翼!!』




こうして…年越し東京公演は…終わりを迎えたのだった。
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