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僕の唯一〜ダニエル視点〜
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僕の愛しい愛しいルージュ。
僕にとって婚約者のルージュは、唯一。
彼女が望むならどんなことでも叶えてみせる。
そのルージュが、他国から来た伯爵令嬢のジュエル・リビエラ嬢を気に入った。
ローゼン王国の王太子の元婚約者で、一般的に可愛らしい容姿をした彼女。
僕はルージュしか興味がないからあれだけど、従弟のルイスも可愛いと言っていたから一般的に可愛いんだと思う。
何より彼女は優秀だった。
リビエラ嬢がルイスの妻になって、ルージュを支えてくれれば!
そう思ったから、婚約者にならないかと打診した。
だけど、彼女も彼女の姉も婚約を拒んで・・・
何故だ?
ルイスは公爵家の嫡男で、性格も容姿も優れているのに、何が不満なんだ?
父上や叔父上に諭され一応は謝罪をしたが、やっぱりルージュのためにリビエラ嬢には我が国に残って欲しい。
なのに、彼女の姉の結婚式のためにローゼン王国に帰国する?
そんなこと、絶対に駄目だ。
ルージュだって寂しそうにしているし、なんとか阻止しなければ。
そう思っていたのに、父上たちが僕の知らぬ間にリビエラ嬢を帰国させてしまった。
どうして理解ってくれないんだ!
ルージュは謝罪も挨拶も出来なかったことに、酷く落ち込んでいた。
駄目だ。
ルージュにあんな辛そうな表情をさせるなんて。
父上たちの知らない、僕が使える駒たちにリビエラ嬢の行動を調べさせることにした。
父上や叔父上に知られると、絶対に邪魔されるからな。
この駒たちは、以前に捕まえた裏社会の者たちで、今は僕の手足となっている。
彼らなら金さえ払えば、父上たちに知られずにリビエラ嬢の動向を調べられる。
彼らにリビエラ嬢のことは任せて、僕はルージュに会いに行くことにした。
ルージュはショックのあまり、ラウンディ公爵邸に閉じこもってしまったのだ。
会いに行っても、僕に会うことすら拒むルージュ。
公爵夫妻も、今はそっとしておいてやってくれと言う。
駄目だ。駄目だ。駄目だ。
ルージュと会えない日があるなんて、絶対に耐えられない。
残っていた駒の手を借りて、ルージュをラウンディ公爵邸から攫った。
驚いて目を見開くルージュも可愛い。
まさか僕から逃げようなんて考えてないよね?
僕にはルージュしかいないし、ルージュにも僕しか必要ないだろう?
そのまま私室に連れ込んで、ルージュの純潔を奪った。
王家に嫁ぐ者は純潔を尊ばれるけど、僕とルージュが結婚することは決まっているし、少しだけそれが早くなっただけだ。
父上たちには激怒されたけど、ルージュも嫌がってはいないし、かまわないだろう?
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