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全魔法使い発拒絶理由行き
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光魔法使い。
そもそも、魔法にはいくつかの種類があります。
まず、前世、と言っていいのか分かりませんがヴァイオレットだった頃に使えたのはひとつの固有魔法でした。
人間は、一人にひとつの固有魔法が使えて、高位貴族や王族になればなるほど、所持する魔力が多いとされていました。
魔法というものは、魔力がないと使えません。
そして紅茶のカップにいっぱいの魔力しかないのに、ティーポットいっぱいの魔力を必要とする魔法は使えないのです。
ヴァイオレットが使えたのは、風の魔法でした。
そしてウッド様は水魔法の使い手でした。
ちなみに私は見たことはありませんが、ウッド様の真実の愛のお相手のフローラ様が光魔法の使い手だとお聞きしたことがあります。
だから彼女は、聖女と呼ばれていました。
話を戻しますと、魔族の方々はひとつの固有魔法ではなく多くの魔法を使える方が多いようです。
ジルベールお兄様は、火水風雷闇の五つの種類の魔法が使えて、その中で闇魔法がお得意です。
アグニス様は火魔法が。ユスタフ様は水魔法がお得意だそうです。
ですが、魔族の中に光魔法を使える方は、少なくともお兄様方が知る中ではいらっしゃらないようです。
人間の世界では、光魔法というのは癒しの魔法だと言われています。
神より授かりし癒しの魔法。
だから、フローラ様は聖女と呼ばれていたのです。
怪我を治したりできるそうですが、私はフローラ様と接触することはなかったので、実際その場面を見たことはありません。
また、私はまだ魔法の使い方を教わっていないので、実際使えるのかどうかも、効果すら人間界のものと同じかすら分かりません。
それに、ここ魔国サフィラスで光魔法を使える人などいないので、たとえ癒しの魔法だとしてもそれが魔族に効くのかも分からないのです。
もしかしたら、害になってしまう可能性もあります。
だから、ユスタフ様やアグニス様があり得ないと私のことを驚いた様子でご覧になる気持ちも分かります。
「マジでか・・・間違いなくお前の妹だよな?」
「アグニス、殺されたいか?」
「ま、待て、ジル。アグニスは単なる確認をしただけだ。アグニスも滅多なことを口にするな」
アグニス様の問いに、お兄様から剣呑な魔力が溢れ出るのを感じます。
慌てて、ユスタフ様がお兄様を宥め、アグニス様を嗜めますが、お兄様の怒りは治らない様子で、空気が重くなるのを感じました。
「ジルベール・サフィラス様!我が婚約者の失言をお詫びいたします。どうか、お怒りをお鎮めください!」
アリッサ様がその場で床に座り、深く頭を下げられました。
そもそも、魔法にはいくつかの種類があります。
まず、前世、と言っていいのか分かりませんがヴァイオレットだった頃に使えたのはひとつの固有魔法でした。
人間は、一人にひとつの固有魔法が使えて、高位貴族や王族になればなるほど、所持する魔力が多いとされていました。
魔法というものは、魔力がないと使えません。
そして紅茶のカップにいっぱいの魔力しかないのに、ティーポットいっぱいの魔力を必要とする魔法は使えないのです。
ヴァイオレットが使えたのは、風の魔法でした。
そしてウッド様は水魔法の使い手でした。
ちなみに私は見たことはありませんが、ウッド様の真実の愛のお相手のフローラ様が光魔法の使い手だとお聞きしたことがあります。
だから彼女は、聖女と呼ばれていました。
話を戻しますと、魔族の方々はひとつの固有魔法ではなく多くの魔法を使える方が多いようです。
ジルベールお兄様は、火水風雷闇の五つの種類の魔法が使えて、その中で闇魔法がお得意です。
アグニス様は火魔法が。ユスタフ様は水魔法がお得意だそうです。
ですが、魔族の中に光魔法を使える方は、少なくともお兄様方が知る中ではいらっしゃらないようです。
人間の世界では、光魔法というのは癒しの魔法だと言われています。
神より授かりし癒しの魔法。
だから、フローラ様は聖女と呼ばれていたのです。
怪我を治したりできるそうですが、私はフローラ様と接触することはなかったので、実際その場面を見たことはありません。
また、私はまだ魔法の使い方を教わっていないので、実際使えるのかどうかも、効果すら人間界のものと同じかすら分かりません。
それに、ここ魔国サフィラスで光魔法を使える人などいないので、たとえ癒しの魔法だとしてもそれが魔族に効くのかも分からないのです。
もしかしたら、害になってしまう可能性もあります。
だから、ユスタフ様やアグニス様があり得ないと私のことを驚いた様子でご覧になる気持ちも分かります。
「マジでか・・・間違いなくお前の妹だよな?」
「アグニス、殺されたいか?」
「ま、待て、ジル。アグニスは単なる確認をしただけだ。アグニスも滅多なことを口にするな」
アグニス様の問いに、お兄様から剣呑な魔力が溢れ出るのを感じます。
慌てて、ユスタフ様がお兄様を宥め、アグニス様を嗜めますが、お兄様の怒りは治らない様子で、空気が重くなるのを感じました。
「ジルベール・サフィラス様!我が婚約者の失言をお詫びいたします。どうか、お怒りをお鎮めください!」
アリッサ様がその場で床に座り、深く頭を下げられました。
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