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アルフレッドからの報告
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入学式から三日が過ぎた。
王宮へ戻ったアルフレッドが国王に呼ばれた時には、既に学園での出来事が耳に入っていた様で、事実確認だけされたのだった。
「アルフレッド。エレイン・フルール男爵令嬢に会ったそうだな。率直に聞くが、本当にキャサリン前公爵夫人と、オルターナ公爵に似ていたのか?お前は、エレイン・フルールの事をどう思っている」
ルーカスの事を思うと口にはしたくはなかったが、隠し通せる事では無い為、アルフレッドの腹は決まっていた。
「私は。マルゲリーター・オルターナは、オルターナ公爵とアマンダ夫人の間に出来た庶子ではないかと疑っております。そしてエレイン・フルールは、オルターナ公爵の面影もあり、ルーカスと双子の様に似ているところから、嫡子のオルターナ公爵令嬢なのだと確信致しております」
国王は肩眉をクイっと上げて、確かめる様に問うて来た。
「その自信は、何処から来ている?他人の空似等、珍しい事では無いだろう」
「陛下のお耳に入れて良い事では無いと思っており黙っていましたが、幼い頃にルーカスから妹がすり替わった可能性があると聞いていたのです。あの頃は、私もルーカスもそれを立証する事が出来ずにいました。しかし入学式の翌日、直接フルール男爵令嬢と会話をし、話が終わるとルーカスが泣きました。身内にしか分からない、何かを感じたのだと思います。それに、オルターナ公爵令嬢が別邸から本邸へ移り住んで来た時期と、フルール男爵令嬢が孤児院へ預けられた時期が重なっております。陛下もフルール男爵令嬢と対面される機会がございましたら、その目でお確かめ頂きたい。必ず、私と同じ意見になると思っております」
国王はしばらく沈黙した後で「そうか」と、一言だけ言うと、アルフレッドにこの事は他言無用だと口止めをして退室を促した。
しかしアルフレッドは、素直に国王の言葉には従わなかった。
「恐れながら、ルーカスは…ルーカスだけはどうか、温情を頂けないでしょうか。彼は私にとって優秀な側近ですが、大切な親友なのです。マルゲリーターと、フルール男爵令嬢を入れ替えた事が事実だった場合、極刑は免れないのは存じ上げております。しかし、当時の彼はまだ幼く、為す術が無かったのです。王族として、私情を挟む事は許されないと言うのも、理解しております。しかし、ルーカスを処罰すると言うのであれば、彼の話を聞いていて黙っていた私にも非があるのです。どうか、私にも同じ厳罰を、お与えください」
アルフレッドは、真っ直ぐ父親である国王に向かって、思いの丈を伝えたのだった。
「考えておく」
国王は、苦虫を嚙み潰した様な表情で、そう答えただけだった。
密かにアルフレッドに付けている護衛からの報告書に目を通した国王は、その内容にわが目を疑ったのである。
まさかと思いながらも、息子に確認せずにはいられなかった。
「オルターナ公爵…馬鹿な事をしてくれた」
国王は、小さく呟き、思考に耽った。
五年前にフルール男爵家が、孤児院から養女を迎えた事は、報告書に上がっていた。
もう子供を望める年齢でもなく、世継ぎを必要ともしない男爵家が、身元の分からない娘を引き取った所で何の影響も無い。
娘の出自を偽り、他の貴族家へと嫁がせない限りは、問題が起こる事もなかったはずだ。
男爵家からの報告書では、エレインという名と本人が口にしていた誕生日、引き取られた時の状況等が事細かく記されていた。
エレインが置き去りにされた当初、孤児院の院長の報告から貴族家の娘である可能性はあったのだが、近隣諸国含めて行方不明になったと探している親は現れなかった。
その結果、何らかの事故に巻き込まれ、引き取り手がいないと判断したのは仕方の無い事だった。
たった一人の娘の為に、躍起になって親族を探す程、役所も暇ではないのである。
その時の判断が、現在取り返しの付かない事象となりつつあることに、国王は頭を抱えていた。
「あの時、一目でも娘に会っていたならば…」
アルフレッドの言う通り、護衛の報告書にもエレイン・フルールの容姿についての記載があった。
オルターナ公爵を知る者がエレインを見ていたら、孤児として扱われる事も無かったであろう。
娘の入れ替えも、未遂で終わったはずだ。
教養のないマルゲリーターとは正反対で、ルーカルス・オルターナに続き、王立学園史上二人目の満点合格者。
帝国の女神と言われた、キャサリン元公爵夫人も聡明な女性であった事を、国王は覚えていた。
彼女は周辺諸国の語学を全て習得しており、勤勉家としても有名だったのだ。
皇帝の姪という立場から、血が濃すぎると皇族へ嫁ぐ事をせずに、貴族家へと嫁いで来たのである。
臣下たちはぜひ王妃にと口を揃えて進言していたが、当時王太子であった国王は政略とは言え幼い頃から婚約していた王妃を大切にしており、彼女との婚約が破談になるのであれば王位継承権を放棄すると断言したのであった。
それでも当時の国王は、無断で王太子であった現国王とキャサリンの婚約の打診をしていたのだが、オルターナ公爵と相思相愛になった事で丸く収まった形となっている。
口に出した事は無いが、国王はキャサリンの心を掴んだオルターナ公爵に感謝していた。
キャサリンへ婚約の打診をする為に現王妃との婚約を白紙にされた事を知った当時の国王が激怒し、王宮中に咲いている赤い薔薇を全て刈り取って彼女の元へ求婚しに行ったのは、割と有名な話でもある。
エレインが学園に姿を現す少し前から、王家には密書が送られて来ていた。
マルゲリーターが、アマンダに似ていると…
公爵家を陥れたいが為の密告ならばよくある話なのだが、国王がそれを否定出来ずにいたのも事実であった。
オルターナ公爵家と挨拶をした事がある者たちは、口には出さないが密かにそう思っている者は多いと考えられる。
公爵夫妻とマルゲリーターは、家族だと言われたらそうなのだろうと納得出来る程、並んでいても違和感はない。
そこにルーカスが入ると彼だけが浮いてしまうのだが、前公爵夫人であるキャサリンを知る者は彼女に似たのだと納得する。
しかし四人で並ぶと、どうしてもルーカスだけが蚊帳の外に置かれてしまっていた。
アマンダとは血の繋がりが無いのだから当然なのだろうが、ならば何故マルゲリーターは後妻と並んでいても違和感が無いのか。
今でも公爵によく似ているが、成長するにつれて義母であるアマンダの面影も出て来る様になっていたのだ。
娘が母親に似て来るのも当然の事なのだが、あくまでもアマンダは後妻であり、マルゲリーターとは血の繋がりが無い事になっている。
嫡子である娘が、後妻であるアマンダに似ていては、おかしい事なのだ。
しかしキャサリンが幼いルーカスの手を引き、大きなお腹で茶会に出ている姿を目撃している者も多くいる。
出産に立ち会った産婆は、公爵に良く似た元気な女の子を産んだとも言っているのだから、間違いなくマルゲリーターはキャサリンの娘である筈なのだ。
公爵が元婚約者であるアマンダと縒りを戻した事は、社交界でも噂にはなっていた。
それを苦にしたキャサリンが、娘を連れて別邸へ引き篭ってしまったと言うのも、有名な話である。
離縁の後で公爵が後妻を迎えている事から、誰もマルゲリーターがアマンダの子だと疑いもしていなかった。
実際キャサリンが大きなお腹で社交をしている時、アマンダは公爵と別の社交場へ出ている姿を目撃されていた。
その時は既に子を産んだ後だったので、誰も彼女の妊婦姿を見ていないのである。
マルゲリーターがアマンダに似ていると思う者は多くとも、他人の空似なのだろうと解釈するしかなかったのだ。
実に巧妙に立てられた計画のはずだった…
そう、エレインが学園に姿を現すまでは、完璧な計画のはずだった。
学園に通う子供たちから、親にエレインの存在が伝わるのも、早かったのである。
ルーカスがエレインに兄と呼ばせている事からも、彼女こそがキャサリンの娘である事を、物語っていた。
そして婚約者の兄であるルーカスの行動を諫めないアルフレッドもまた、疑惑が真実であると言う事を示しているかの様だった。
高位貴族たちは、知っていたのだ。
マルゲリーターが、第一王子の婚約者に選ばれた理由がなんなのかを…
疑惑が真実となって公爵家が消滅する日は近いと、誰もが口に出さずとも思うのであった。
王宮へ戻ったアルフレッドが国王に呼ばれた時には、既に学園での出来事が耳に入っていた様で、事実確認だけされたのだった。
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「陛下のお耳に入れて良い事では無いと思っており黙っていましたが、幼い頃にルーカスから妹がすり替わった可能性があると聞いていたのです。あの頃は、私もルーカスもそれを立証する事が出来ずにいました。しかし入学式の翌日、直接フルール男爵令嬢と会話をし、話が終わるとルーカスが泣きました。身内にしか分からない、何かを感じたのだと思います。それに、オルターナ公爵令嬢が別邸から本邸へ移り住んで来た時期と、フルール男爵令嬢が孤児院へ預けられた時期が重なっております。陛下もフルール男爵令嬢と対面される機会がございましたら、その目でお確かめ頂きたい。必ず、私と同じ意見になると思っております」
国王はしばらく沈黙した後で「そうか」と、一言だけ言うと、アルフレッドにこの事は他言無用だと口止めをして退室を促した。
しかしアルフレッドは、素直に国王の言葉には従わなかった。
「恐れながら、ルーカスは…ルーカスだけはどうか、温情を頂けないでしょうか。彼は私にとって優秀な側近ですが、大切な親友なのです。マルゲリーターと、フルール男爵令嬢を入れ替えた事が事実だった場合、極刑は免れないのは存じ上げております。しかし、当時の彼はまだ幼く、為す術が無かったのです。王族として、私情を挟む事は許されないと言うのも、理解しております。しかし、ルーカスを処罰すると言うのであれば、彼の話を聞いていて黙っていた私にも非があるのです。どうか、私にも同じ厳罰を、お与えください」
アルフレッドは、真っ直ぐ父親である国王に向かって、思いの丈を伝えたのだった。
「考えておく」
国王は、苦虫を嚙み潰した様な表情で、そう答えただけだった。
密かにアルフレッドに付けている護衛からの報告書に目を通した国王は、その内容にわが目を疑ったのである。
まさかと思いながらも、息子に確認せずにはいられなかった。
「オルターナ公爵…馬鹿な事をしてくれた」
国王は、小さく呟き、思考に耽った。
五年前にフルール男爵家が、孤児院から養女を迎えた事は、報告書に上がっていた。
もう子供を望める年齢でもなく、世継ぎを必要ともしない男爵家が、身元の分からない娘を引き取った所で何の影響も無い。
娘の出自を偽り、他の貴族家へと嫁がせない限りは、問題が起こる事もなかったはずだ。
男爵家からの報告書では、エレインという名と本人が口にしていた誕生日、引き取られた時の状況等が事細かく記されていた。
エレインが置き去りにされた当初、孤児院の院長の報告から貴族家の娘である可能性はあったのだが、近隣諸国含めて行方不明になったと探している親は現れなかった。
その結果、何らかの事故に巻き込まれ、引き取り手がいないと判断したのは仕方の無い事だった。
たった一人の娘の為に、躍起になって親族を探す程、役所も暇ではないのである。
その時の判断が、現在取り返しの付かない事象となりつつあることに、国王は頭を抱えていた。
「あの時、一目でも娘に会っていたならば…」
アルフレッドの言う通り、護衛の報告書にもエレイン・フルールの容姿についての記載があった。
オルターナ公爵を知る者がエレインを見ていたら、孤児として扱われる事も無かったであろう。
娘の入れ替えも、未遂で終わったはずだ。
教養のないマルゲリーターとは正反対で、ルーカルス・オルターナに続き、王立学園史上二人目の満点合格者。
帝国の女神と言われた、キャサリン元公爵夫人も聡明な女性であった事を、国王は覚えていた。
彼女は周辺諸国の語学を全て習得しており、勤勉家としても有名だったのだ。
皇帝の姪という立場から、血が濃すぎると皇族へ嫁ぐ事をせずに、貴族家へと嫁いで来たのである。
臣下たちはぜひ王妃にと口を揃えて進言していたが、当時王太子であった国王は政略とは言え幼い頃から婚約していた王妃を大切にしており、彼女との婚約が破談になるのであれば王位継承権を放棄すると断言したのであった。
それでも当時の国王は、無断で王太子であった現国王とキャサリンの婚約の打診をしていたのだが、オルターナ公爵と相思相愛になった事で丸く収まった形となっている。
口に出した事は無いが、国王はキャサリンの心を掴んだオルターナ公爵に感謝していた。
キャサリンへ婚約の打診をする為に現王妃との婚約を白紙にされた事を知った当時の国王が激怒し、王宮中に咲いている赤い薔薇を全て刈り取って彼女の元へ求婚しに行ったのは、割と有名な話でもある。
エレインが学園に姿を現す少し前から、王家には密書が送られて来ていた。
マルゲリーターが、アマンダに似ていると…
公爵家を陥れたいが為の密告ならばよくある話なのだが、国王がそれを否定出来ずにいたのも事実であった。
オルターナ公爵家と挨拶をした事がある者たちは、口には出さないが密かにそう思っている者は多いと考えられる。
公爵夫妻とマルゲリーターは、家族だと言われたらそうなのだろうと納得出来る程、並んでいても違和感はない。
そこにルーカスが入ると彼だけが浮いてしまうのだが、前公爵夫人であるキャサリンを知る者は彼女に似たのだと納得する。
しかし四人で並ぶと、どうしてもルーカスだけが蚊帳の外に置かれてしまっていた。
アマンダとは血の繋がりが無いのだから当然なのだろうが、ならば何故マルゲリーターは後妻と並んでいても違和感が無いのか。
今でも公爵によく似ているが、成長するにつれて義母であるアマンダの面影も出て来る様になっていたのだ。
娘が母親に似て来るのも当然の事なのだが、あくまでもアマンダは後妻であり、マルゲリーターとは血の繋がりが無い事になっている。
嫡子である娘が、後妻であるアマンダに似ていては、おかしい事なのだ。
しかしキャサリンが幼いルーカスの手を引き、大きなお腹で茶会に出ている姿を目撃している者も多くいる。
出産に立ち会った産婆は、公爵に良く似た元気な女の子を産んだとも言っているのだから、間違いなくマルゲリーターはキャサリンの娘である筈なのだ。
公爵が元婚約者であるアマンダと縒りを戻した事は、社交界でも噂にはなっていた。
それを苦にしたキャサリンが、娘を連れて別邸へ引き篭ってしまったと言うのも、有名な話である。
離縁の後で公爵が後妻を迎えている事から、誰もマルゲリーターがアマンダの子だと疑いもしていなかった。
実際キャサリンが大きなお腹で社交をしている時、アマンダは公爵と別の社交場へ出ている姿を目撃されていた。
その時は既に子を産んだ後だったので、誰も彼女の妊婦姿を見ていないのである。
マルゲリーターがアマンダに似ていると思う者は多くとも、他人の空似なのだろうと解釈するしかなかったのだ。
実に巧妙に立てられた計画のはずだった…
そう、エレインが学園に姿を現すまでは、完璧な計画のはずだった。
学園に通う子供たちから、親にエレインの存在が伝わるのも、早かったのである。
ルーカスがエレインに兄と呼ばせている事からも、彼女こそがキャサリンの娘である事を、物語っていた。
そして婚約者の兄であるルーカスの行動を諫めないアルフレッドもまた、疑惑が真実であると言う事を示しているかの様だった。
高位貴族たちは、知っていたのだ。
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