5 / 6
王国編
ステータスについて
しおりを挟む
「ここが訓練場だ」
「おおー!」
一見すると学校のグラウンドのようだが、
横に立てかけてある木刀や、
鎧を着てそれを振るう男達などはなかなか見ることがないし、何より統率感が並じゃない
本当にこんな所で本当に一緒に訓練出来るのだろうか…
「おい!望夢は現実の方で筋力はあるほうか?」
「人並みにはあると思いますけど…」
「ふむ…とりあえず持ってみろ」
木刀が飛んでくる…って危な!?
「うわっ!?」
辛うじてキャッチするが
「おっっっもい!」
なにこれ!?木刀ってこんなに重いの?
「やっぱり持てねぇかぁ…その木刀はな、STR100以上ように作られてんだよ」
「それじゃあ騎士の中にも持てない人が?」
「お前知らないのか?」
知らないって…一体なにをだろう?
「なにがですか?」
「知らないなら教えるがそれぞれの職業には基本ステータスっていうのがあってだななりたい職業にしっかりなれるように最低限のステータスが定められてんだよ。まぁ基本的には1つだが例えば騎士だとSTR100以上ってなってるんだ」
「だから木刀も100以上用ってことですか」
「そういう事だ。まぁたまに例外もいるんだが」
「例外?」
「ああ、このゲームのステータスっていうのは基本的に現実のプレイヤー本人の能力にプラスされるんだよ。だからたまにステータス以上のことをやってのけるいわゆるリアルチーターってやつがいるんだよ」
なるほど、だから現実での筋力を聞いたのか…
ん?…待てよ
「質問しても?」
「ああ、いいぞ」
「VITやSTRなんかについては納得しましたが、DEXやINTはどう補正されるんですか?」
「ふむ、それはだなDEXに関しては簡単で物を作ったり剣を振ったりする時に次にすべき軌道が分かるんだよ。光の線って言う感じの。それでINTについては魔法の威力アップはシステムの方で勝手にされる。賢さという意味合いについては簡単にいうとカンニング出来るようになるんだ。」
「カンニング?」
「謎解きゲームとかにあるあの証拠とかをストックしておけるみたいなもんだ。好きな情報をストックしておける。INTを上げれば容量も上がるってことだ」
「なるほど」
ステータスを上げると生活しやすくなるってところか
「まぁ木刀は振れそうにねぇし筋トレとかにするか?」
「それでお願いします」
いろいろ勉強になったなそれにしても筋トレでレベルアップってどんなふうにするんだろう…
「おおー!」
一見すると学校のグラウンドのようだが、
横に立てかけてある木刀や、
鎧を着てそれを振るう男達などはなかなか見ることがないし、何より統率感が並じゃない
本当にこんな所で本当に一緒に訓練出来るのだろうか…
「おい!望夢は現実の方で筋力はあるほうか?」
「人並みにはあると思いますけど…」
「ふむ…とりあえず持ってみろ」
木刀が飛んでくる…って危な!?
「うわっ!?」
辛うじてキャッチするが
「おっっっもい!」
なにこれ!?木刀ってこんなに重いの?
「やっぱり持てねぇかぁ…その木刀はな、STR100以上ように作られてんだよ」
「それじゃあ騎士の中にも持てない人が?」
「お前知らないのか?」
知らないって…一体なにをだろう?
「なにがですか?」
「知らないなら教えるがそれぞれの職業には基本ステータスっていうのがあってだななりたい職業にしっかりなれるように最低限のステータスが定められてんだよ。まぁ基本的には1つだが例えば騎士だとSTR100以上ってなってるんだ」
「だから木刀も100以上用ってことですか」
「そういう事だ。まぁたまに例外もいるんだが」
「例外?」
「ああ、このゲームのステータスっていうのは基本的に現実のプレイヤー本人の能力にプラスされるんだよ。だからたまにステータス以上のことをやってのけるいわゆるリアルチーターってやつがいるんだよ」
なるほど、だから現実での筋力を聞いたのか…
ん?…待てよ
「質問しても?」
「ああ、いいぞ」
「VITやSTRなんかについては納得しましたが、DEXやINTはどう補正されるんですか?」
「ふむ、それはだなDEXに関しては簡単で物を作ったり剣を振ったりする時に次にすべき軌道が分かるんだよ。光の線って言う感じの。それでINTについては魔法の威力アップはシステムの方で勝手にされる。賢さという意味合いについては簡単にいうとカンニング出来るようになるんだ。」
「カンニング?」
「謎解きゲームとかにあるあの証拠とかをストックしておけるみたいなもんだ。好きな情報をストックしておける。INTを上げれば容量も上がるってことだ」
「なるほど」
ステータスを上げると生活しやすくなるってところか
「まぁ木刀は振れそうにねぇし筋トレとかにするか?」
「それでお願いします」
いろいろ勉強になったなそれにしても筋トレでレベルアップってどんなふうにするんだろう…
0
あなたにおすすめの小説
強制力がなくなった世界に残されたものは
りりん
ファンタジー
一人の令嬢が処刑によってこの世を去った
令嬢を虐げていた者達、処刑に狂喜乱舞した者達、そして最愛の娘であったはずの令嬢を冷たく切り捨てた家族達
世界の強制力が解けたその瞬間、その世界はどうなるのか
その世界を狂わせたものは
てめぇの所為だよ
章槻雅希
ファンタジー
王太子ウルリコは政略によって結ばれた婚約が気に食わなかった。それを隠そうともせずに臨んだ婚約者エウフェミアとの茶会で彼は自分ばかりが貧乏くじを引いたと彼女を責める。しかし、見事に返り討ちに遭うのだった。
『小説家になろう』様・『アルファポリス』様の重複投稿、自サイトにも掲載。
なんども濡れ衣で責められるので、いい加減諦めて崖から身を投げてみた
下菊みこと
恋愛
悪役令嬢の最後の抵抗は吉と出るか凶と出るか。
ご都合主義のハッピーエンドのSSです。
でも周りは全くハッピーじゃないです。
小説家になろう様でも投稿しています。
家族の肖像~父親だからって、家族になれるわけではないの!
みっちぇる。
ファンタジー
クランベール男爵家の令嬢リコリスは、実家の経営手腕を欲した国の思惑により、名門ながら困窮するベルデ伯爵家の跡取りキールと政略結婚をする。しかし、キールは外面こそ良いものの、実家が男爵家の支援を受けていることを「恥」と断じ、リコリスを軽んじて愛人と遊び歩く不実な男だった 。
リコリスが命がけで双子のユフィーナとジストを出産した際も、キールは朝帰りをする始末。絶望的な夫婦関係の中で、リコリスは「天使」のように愛らしい我が子たちこそが自分の真の家族であると決意し、育児に没頭する 。
子どもたちが生後六か月を迎え、健やかな成長を祈る「祈健会」が開かれることになった。リコリスは、キールから「男爵家との結婚を恥じている」と聞かされていた義両親の来訪に胃を痛めるが、実際に会ったベルデ伯爵夫妻は―?
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる