理想の女性を見つけた時には、運命の人を愛人にして白い結婚を宣言していました

第一章 無計画な婚約破棄

第一章の登場人物

第一章をお読みいただきありがとうございます。第二章では主人公がプチざまぁ(？)されます。
備忘録の登場人物紹介です。

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◆ヨーゼフ・ヒューゲン

ヒューゲン国の第二王子。赤毛に赤褐色の目のイケメン。五か国語を操り、文武両道。幼い頃に憧れた運命の姫を今も追いかけており、貴族学園でマリアと出会い、婚約者だったクラウディアと婚約破棄した。


◆クラウディア・ヘルムフート

ヘルムフート公爵家の一人娘でヨーゼフの婚約者。ブルネットの才媛でヨーゼフと同い年。貴族学園の卒業の日にヨーゼフ有責での婚約破棄を宣言した。


◆ダミアン・キーツェン

キーツェン伯爵家の次男でヨーゼフの側近。黒髪で一つ年上。ヨーゼフに何かとお小言を言っている。マリアのことに関しては反対していた。


◆クラウス・ヘルムフート

クラウディアの義理の弟で二つ年下のヨーゼフの側近。ヨーゼフと彼女が婚約した後、公爵家に跡取りとして養子に迎えられた。ヨーゼフとマリアの逢瀬を周囲から隠す役目を担っていた。


◆エアハルト・ヒューゲン

ヒューゲン国の王太子でヨーゼフの三つ年上の兄。赤毛に赤褐色の目でがっしりした体格。王太子妃との間に順調に子供をもうけている。


◆マリア・タウラー

ヨーゼフの運命の姫にそっくりな男爵令嬢。愛人の娘で学園入学前に引き取られた。二つ年下で金髪に濃い青色の瞳の美少女。運命の姫に似ている姿にヨーゼフは惹かれたが、それは化粧によって作られたものだった。実は腹黒い。


◆ビアンカ・アスマン

栗色の髪の辺境伯令嬢。ヨーゼフの二つ年下でマリアと期末試験で一緒の課題をやっていた。ヨーゼフにマリアとの逢瀬に関して進言した。