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王妃視点 怒りの王妃
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「何ですって!」
私は切れた。飲んでいた紅茶のカップをそのまま地面に叩きつけた。
「この王妃、キャサリンの誘いを使者に会うこともせずに断ったですって」
激怒して立上った。
「はっ、申し訳ありません」
王妃付きの文官が平服線ばかりに頭を下げる。
本当にこのバカ使者は何をやっているのだ。私の使者で行っておきながら、高々下賎の小娘にすら会うことも出来ないとは。
「その下賎の女はどこまで私を馬鹿にすればよいのじゃ。それも、我が息子に断らすとはどういう事なのか」
「なんでも、アリスター様に、私は身分が低くて畏れ多くて使者様にも会えないので、殿下からお断りしていただきたいと言われたとか」
「アリスター、あなたその下賎の女の使いっぱしりをしているわけ」
私は矛先を息子に向けた。こいつも良いように使われて馬鹿なのか。
「母上、そのようなわけはないでしょう」
「あなたが断ったら同じでしょ。あなた、クラス対抗戦でまた、あの下賎の女にバカにされたそうじゃない。何をしているの」
私はバカ息子を叱咤した。
「いやあ、破壊女は卑怯なのです」
「何が卑怯よ。卑怯なことやられたら、やり返しなさいよ」
「王族たるものその様な卑怯なことは出来かねます」
「はああん、あなた私に逆らうっていうの」
私は声が一段ときつくなった。こうなると私に言い返せるものなど一人としていない。
「いえ、申し訳ありません」
アリスターは私の怒りの大きさに青くなった。
「判ったわね。踏んじばっても私の前に連れてきなさい」
「はい、判りました母上」
そう言うとアリスターは逃げるように部屋を出ていった。
「本当に役に立たない。息子ね。あれで国王になれるのかしら」
私は心配になってきた。
「そう言うところは陛下の血を受け継いだのね」
私はぶつぶつと呟いた。
そうだ、陛下は本当にどうしようもなかった。
後継者争いはどこでもある。
もともと、陛下の時も優秀な王弟のヴァージルと陛下の後継者闘いがあったのだ。
その時優秀な宰相である父が陛下についたことで、後継者争いは陛下が優位になり、王弟は逃げるように帝国に留学していったのだ。
父のおかげで皇太子になれた陛下は当然私を王妃に選ぶと思っていたのだ。
そこで出てきたのがあの下賎の女だった。
私は信じられなかった。
見た目は小鳥のようにひ弱そうで、少しきつく言うとピーピー泣き出した。本当にどうしようもない、女だった。しかし、女の武器を使ったのか、いつの間にか子供まで出来て、王妃になっていたのだ。もうどうしようもなかった。
この私が虚仮にされたのだ。
許せなかった。
少しは図太い女だったようで、私が仕掛けたいじめにも耐えていた。
生まれた子供が男だと知って怒り狂った私は、父からもらった毒を使って王妃を暗殺した。
あっけなかった。こんなんだったらもっと早く使えばよかった。
あっさりと王妃になった私は、国王に媚薬をもって迫り、判断が朦朧とした陛下と子供をなさしめた。その時でも「サラ」と下賎の女の名を呼んだのには許せなかったが・・・・
もう国王に対しての私の愛情はなかった。この悔しさを次代の国王を自分の腹から生むことで晴らしてやるのだ。
生まれてきたのは王子だった。
生意気な下賎の女の父の男爵も、使用人を買収して事故に見せて殺した。
私をけなしていた第一王子の乳母も当然のごとく人を使って殺した。
第一王子の周りには3流のいじめに長けた使用人をつけてちびちびと王子を貶めた。
これで、何もしなくても私の子供が王位を継ぐものと思っていたのだ。
父が宰相、兄が第一騎士団長、子供が次期国王最有力候補とわが世の春だった。
ここまでは完璧だったのだ。
しかし、王弟が帰ってきて全てが狂ってきた。
王弟は帰ってきてしばらくすると第一王子の待遇の改善を言い募ってきた。
それをのらりくらりと躱しているといきなり、父を収賄の罪で収監。
兄も近衛騎士団長に降格させて、自分が第一騎士団長についたのだ。
父は失意のうちに亡くなった。
王弟を手のものを使って何度か襲おうとしたが、その度に逃げられた。
挙げ句に王宮に乗り込んできて、制度を一新していったのだ。
第一王子の周りには優秀な10大貴族の若者をおき、教育しだしたのだ。
いくら頑張ったところで、汚れた男爵家の血筋をついでいるのだから、どうしようもないと静観したのが失敗だった。
あっという間に第一皇子は頭角を現し、片や学園に入った息子は下賎の平民の女に好き勝手に扱われて風采が上がらないとの報告を受けた時は、またかと思った。
また、下賎の女が私を邪魔するのか。
学園では男爵とか平民とかの女がいつから幅を利かせるようになったのだ。
これもそれも学園では皆平等という建前を本音だと間違って教える教師が悪い。それにあぐらをかく生徒も許せないが。
私はその勘違い平民にお灸を据えようと呼び出そうとしたのが、断ってきたとは。それも使者に会わずに。ここまで虚仮にされたのは初めてだった。
一説によると母の卑しい血を継いだ第一王子がその平民の女に入れあげていると言う。
父に習ってその子まで賤しい血を求めるとは笑止だった。
前王妃が何も出来ずに泣いてばかりだったので、貴族たちの間では卑しい血筋に対しての抵抗感があるのだ。それを考えずに、下賎の女に手を出すとは、それもこの後継者争いの大事なときに。
第一王子の失態を私は笑ってみていた。
しかし、我が息子はあいも変わらず、その下賤女に良いように使われているらしい。
息子の嫁にと考えていたアボット公爵の娘はイートン侯爵の嫡男とくっつくし、ワイト候爵令嬢では心もとない。
そう、思っていた所に帝国の皇帝がやってきて、何でも、やんごとなき理由で世間に公表していない娘がいるということだった。
私はこれだと思った。
帝国の皇帝の娘を我が息子に娶らせば、平民の女と結婚したいと言っている王子には絶対に勝てるだろう。
後継者争いに邪魔な王弟は、蛮族に極秘情報を与えて、襲わせることにした。
これで完璧だ。
ついでに私に恥をかかせた下賎の女にも毒でも使ってやろうか。
少しいじめるだけのつもりが、私の琴線に触れるとは馬鹿な女だ。
近衛師団長は私の兄だし、毒殺してもなんとかごまかせるだろう。
そう言えば異国の新しい毒薬が手に入った。飲んでから10分くらい経ってから効き出す、劇薬だとか。苦しみだせば致死率は100%だそうだ。その女が苦しみもがくのが見られるかもしれない。
誰が毒を盛ったことにしようか。下賎の女の交友関係を調べなければ。
考えると笑いが止まらなくなってきた。
私に逆らったらどうなるか目にもの見せてくれるわ。
昔の下賎の女のように。
*******************************************************
リア、知らないところで王妃の怒りを買い、最大の危機に。
どうなるリア?
前回の続き
3公爵7侯爵10大貴族派閥争い。
ウィンチェスター公爵家・・・・リア派
セドリック18第一王子側近。王子の後継者争いを優位にするために皇帝の娘との結婚を希望する。
兄メイナード22嫡男騎士団所属、リアに命を救われている。王妃はリアでいいと思っている。
アボット公爵家、昔は第二王子派だったが、プリシラがリアの親友ポジにいるのでリア派。公爵は「嫌なら父娘の縁を切ります」とプリシラに言われて、リア派に。
プリシラ長女16金髪メルヴィンと付き合っている
イートン侯爵家
メルヴィン18嫡男、昔原因不明の高熱をリアの母アリシアに治してもらったので当然リア派
レスター公爵家中立
デール58宰相
ヒューズ侯爵家今は第一王子派だが、全く王子に相手にされずに、第二王子派になるような気がする
長女コニー18アンディ嫡男近衛騎士団。領土は帝国との国境
オルコット侯爵家 王妃を出したので当然第二王子派
テレンス16王子側近父ダニエル44近衛騎士団長
ワイト侯爵家・・・・第二王子派
レベッカ16気が強いサイラス44当主吊り目の金髪瞳は灰色
他の動向は不明。
リア派とは。第一王子に国王になってもらいリアを王妃とする派閥。筆頭は王弟。
私は切れた。飲んでいた紅茶のカップをそのまま地面に叩きつけた。
「この王妃、キャサリンの誘いを使者に会うこともせずに断ったですって」
激怒して立上った。
「はっ、申し訳ありません」
王妃付きの文官が平服線ばかりに頭を下げる。
本当にこのバカ使者は何をやっているのだ。私の使者で行っておきながら、高々下賎の小娘にすら会うことも出来ないとは。
「その下賎の女はどこまで私を馬鹿にすればよいのじゃ。それも、我が息子に断らすとはどういう事なのか」
「なんでも、アリスター様に、私は身分が低くて畏れ多くて使者様にも会えないので、殿下からお断りしていただきたいと言われたとか」
「アリスター、あなたその下賎の女の使いっぱしりをしているわけ」
私は矛先を息子に向けた。こいつも良いように使われて馬鹿なのか。
「母上、そのようなわけはないでしょう」
「あなたが断ったら同じでしょ。あなた、クラス対抗戦でまた、あの下賎の女にバカにされたそうじゃない。何をしているの」
私はバカ息子を叱咤した。
「いやあ、破壊女は卑怯なのです」
「何が卑怯よ。卑怯なことやられたら、やり返しなさいよ」
「王族たるものその様な卑怯なことは出来かねます」
「はああん、あなた私に逆らうっていうの」
私は声が一段ときつくなった。こうなると私に言い返せるものなど一人としていない。
「いえ、申し訳ありません」
アリスターは私の怒りの大きさに青くなった。
「判ったわね。踏んじばっても私の前に連れてきなさい」
「はい、判りました母上」
そう言うとアリスターは逃げるように部屋を出ていった。
「本当に役に立たない。息子ね。あれで国王になれるのかしら」
私は心配になってきた。
「そう言うところは陛下の血を受け継いだのね」
私はぶつぶつと呟いた。
そうだ、陛下は本当にどうしようもなかった。
後継者争いはどこでもある。
もともと、陛下の時も優秀な王弟のヴァージルと陛下の後継者闘いがあったのだ。
その時優秀な宰相である父が陛下についたことで、後継者争いは陛下が優位になり、王弟は逃げるように帝国に留学していったのだ。
父のおかげで皇太子になれた陛下は当然私を王妃に選ぶと思っていたのだ。
そこで出てきたのがあの下賎の女だった。
私は信じられなかった。
見た目は小鳥のようにひ弱そうで、少しきつく言うとピーピー泣き出した。本当にどうしようもない、女だった。しかし、女の武器を使ったのか、いつの間にか子供まで出来て、王妃になっていたのだ。もうどうしようもなかった。
この私が虚仮にされたのだ。
許せなかった。
少しは図太い女だったようで、私が仕掛けたいじめにも耐えていた。
生まれた子供が男だと知って怒り狂った私は、父からもらった毒を使って王妃を暗殺した。
あっけなかった。こんなんだったらもっと早く使えばよかった。
あっさりと王妃になった私は、国王に媚薬をもって迫り、判断が朦朧とした陛下と子供をなさしめた。その時でも「サラ」と下賎の女の名を呼んだのには許せなかったが・・・・
もう国王に対しての私の愛情はなかった。この悔しさを次代の国王を自分の腹から生むことで晴らしてやるのだ。
生まれてきたのは王子だった。
生意気な下賎の女の父の男爵も、使用人を買収して事故に見せて殺した。
私をけなしていた第一王子の乳母も当然のごとく人を使って殺した。
第一王子の周りには3流のいじめに長けた使用人をつけてちびちびと王子を貶めた。
これで、何もしなくても私の子供が王位を継ぐものと思っていたのだ。
父が宰相、兄が第一騎士団長、子供が次期国王最有力候補とわが世の春だった。
ここまでは完璧だったのだ。
しかし、王弟が帰ってきて全てが狂ってきた。
王弟は帰ってきてしばらくすると第一王子の待遇の改善を言い募ってきた。
それをのらりくらりと躱しているといきなり、父を収賄の罪で収監。
兄も近衛騎士団長に降格させて、自分が第一騎士団長についたのだ。
父は失意のうちに亡くなった。
王弟を手のものを使って何度か襲おうとしたが、その度に逃げられた。
挙げ句に王宮に乗り込んできて、制度を一新していったのだ。
第一王子の周りには優秀な10大貴族の若者をおき、教育しだしたのだ。
いくら頑張ったところで、汚れた男爵家の血筋をついでいるのだから、どうしようもないと静観したのが失敗だった。
あっという間に第一皇子は頭角を現し、片や学園に入った息子は下賎の平民の女に好き勝手に扱われて風采が上がらないとの報告を受けた時は、またかと思った。
また、下賎の女が私を邪魔するのか。
学園では男爵とか平民とかの女がいつから幅を利かせるようになったのだ。
これもそれも学園では皆平等という建前を本音だと間違って教える教師が悪い。それにあぐらをかく生徒も許せないが。
私はその勘違い平民にお灸を据えようと呼び出そうとしたのが、断ってきたとは。それも使者に会わずに。ここまで虚仮にされたのは初めてだった。
一説によると母の卑しい血を継いだ第一王子がその平民の女に入れあげていると言う。
父に習ってその子まで賤しい血を求めるとは笑止だった。
前王妃が何も出来ずに泣いてばかりだったので、貴族たちの間では卑しい血筋に対しての抵抗感があるのだ。それを考えずに、下賎の女に手を出すとは、それもこの後継者争いの大事なときに。
第一王子の失態を私は笑ってみていた。
しかし、我が息子はあいも変わらず、その下賤女に良いように使われているらしい。
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そう、思っていた所に帝国の皇帝がやってきて、何でも、やんごとなき理由で世間に公表していない娘がいるということだった。
私はこれだと思った。
帝国の皇帝の娘を我が息子に娶らせば、平民の女と結婚したいと言っている王子には絶対に勝てるだろう。
後継者争いに邪魔な王弟は、蛮族に極秘情報を与えて、襲わせることにした。
これで完璧だ。
ついでに私に恥をかかせた下賎の女にも毒でも使ってやろうか。
少しいじめるだけのつもりが、私の琴線に触れるとは馬鹿な女だ。
近衛師団長は私の兄だし、毒殺してもなんとかごまかせるだろう。
そう言えば異国の新しい毒薬が手に入った。飲んでから10分くらい経ってから効き出す、劇薬だとか。苦しみだせば致死率は100%だそうだ。その女が苦しみもがくのが見られるかもしれない。
誰が毒を盛ったことにしようか。下賎の女の交友関係を調べなければ。
考えると笑いが止まらなくなってきた。
私に逆らったらどうなるか目にもの見せてくれるわ。
昔の下賎の女のように。
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リア、知らないところで王妃の怒りを買い、最大の危機に。
どうなるリア?
前回の続き
3公爵7侯爵10大貴族派閥争い。
ウィンチェスター公爵家・・・・リア派
セドリック18第一王子側近。王子の後継者争いを優位にするために皇帝の娘との結婚を希望する。
兄メイナード22嫡男騎士団所属、リアに命を救われている。王妃はリアでいいと思っている。
アボット公爵家、昔は第二王子派だったが、プリシラがリアの親友ポジにいるのでリア派。公爵は「嫌なら父娘の縁を切ります」とプリシラに言われて、リア派に。
プリシラ長女16金髪メルヴィンと付き合っている
イートン侯爵家
メルヴィン18嫡男、昔原因不明の高熱をリアの母アリシアに治してもらったので当然リア派
レスター公爵家中立
デール58宰相
ヒューズ侯爵家今は第一王子派だが、全く王子に相手にされずに、第二王子派になるような気がする
長女コニー18アンディ嫡男近衛騎士団。領土は帝国との国境
オルコット侯爵家 王妃を出したので当然第二王子派
テレンス16王子側近父ダニエル44近衛騎士団長
ワイト侯爵家・・・・第二王子派
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