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踊れないのに王子様にパーティー会場の真ん中に連れ出されてしまいました
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私は第一王子殿下と一緒に皆の注目を、男どもの驚いた表情と女どもの特に高位貴族と思しき女たちの嫉妬に狂った視線を一身に浴びて校舎の間を歩いていた。
「どうしたんだ? ニーナ嬢。足が震えているけれど」
殿下が横から私を不思議そうに見てくれるんだけど……
「これだけ注目されるといくら私でもあがるんです」
私がむっとして言うと、
「良く言うよ。入学式の時に大口を開けて学園長の前でいびきかいて寝ていた君が言う事か?」
「殿下! 終わったことをいつまでも言わないでください!」
私の黒歴史を言う殿下に私が睨みつけると
「うーん、『殿下』呼びは良くないな」
殿下が呼び方を否定してくれた。
「えっ、王子様の呼び名は殿下ではないのですか」
私は驚いて聞いた。確かライラがそう教えてくれたのだ。ライラが嘘つくわけないんだけど。
「いや、学園では殿下と呼ばれたくない。学園は基本は皆平等だから」
「なるほど。じゃあ、何とお呼びすれば良いのですか?」
私が聞くと
「うーん、ニーナ嬢ならウィルで良いよ」
「えっ、ウィルは嫌です」
「えっ?」
断られるとは思ってもいなかったのだろう。殿下は驚いて私を見た。
「すみません。私の初恋の人がウィル様なので」
「初恋の人?」
「ええ、私、半年前に家で冒険者崩れの男たちに襲われた時に助けてくれた人がウィルって呼ばれていて、とても素敵だったんです」
「そうなんだ」
なんか殿下がとても驚いた顔をしているんだけど。
私でも恋することはあるわよ!
私が少しむっとした顔をすると
「いや、それなら俺のことを何て呼んでくれるんだ?」
殿下が聞いてきた。
なんて呼べば良いんだろう? 殿下が嫌なら、王子様も嫌なはずだ。名前呼びは不敬になりそうだし、そうだ、役職名で。
「じゃあ、生徒会長で。それなら王子様ではないですよね」
「役職名か。名前呼びでも良いんだが」
悪戯っぽく会長が言ってくれるんだけど、
「絶対に嫌です。ほかの女の人たちに殺されてしまいます。会長はとても人気が高いですから」
「そう思うなら、何故あそこで俺を引っ張って来たんだ?」
恨めしそうに会長が言ってくれた。
「だって、借り物競争だけだと思ったから、先輩で異性の人って会長しか知らなくて。
それに会長は私の事を名前まで憶えていてくれてたから、頼んだら絶対に付いてきてくれると思ったんです」
私は自信を持って言った。
「そんな理由で私を連れて来るなよ。おかげで今は大変なんだぞ。
『次は私をエスコートしてください』っていろんな女から言われるし、
『女に塩対応だった会長が目覚めた』とアスモからはからかわれるし、
今まで女のエスコートなんて面倒な事したことなかったのに」
「良かったですね。初めての体験ができて」
会長の愚痴に私が言うと、
「よく言ってくれるよ。ニーナ嬢のおかげで、君とダンス一曲踊った後で、女どもに殺到される未来しか見えないんだが」
うんざりした口調で会長が言った。
「だって、まさか借り物競争の相手が今日のパーティーのエスコートするなんて思ってもいなかったんです。その時に教えて頂ければ良かったのに!」
「それっぽい事は入学式のあいさつの時に言ったんだよ。君はいびきかいて寝ていたけれど」
「す、すみません。私が悪かったんですね」
私は頭をかいていた。
「だから今日は責任取ってもらうからな」
何か会長が不穏なこと言ってくれるんだけど……
丁度会場の校庭に入ったところだった。
「えっ!」
「きゃっ!」
「殿下が女をエスコートしておられるわ!」
「嘘!」
「誰、あの女?」
「平民クラスの不敬女よ」
「不敬女?」
「ほらあのゴールでユリアナ様に喧嘩売った」
「ああ、あの」
何か凄まじい嫉妬の視線がビシバシ私に突き刺さるんだけど……
会長はどこ吹く風で私を連れて前に行ってくれるんだけど……
「あの会長、私はあんまり前は遠慮したいんですけど」
「仕方ないだろう。俺は挨拶があるんだよ。俺を引き出した罰ということで前まで来てもらうしかないよ」
私はそのまま壇上の前まで連れて行かれたのだ。
前には生徒会の面々、特に先程の副会長のアクセリ様が興味津々で私を見てくれるんだけど。
「さすが会長。自ら進んで学園には身分差はないということを身を持って示していただいているんですね」
「嫌味は良いよ、アクセリ。ニーナ嬢に強引に借り物競争の時に引っぱり出されたんだ」
両肩をすくめて会長が言い訳するんだけど。
「なるほど。会長は強引さに弱いと」
「止めてくれ! 今でも、令嬢たちの強引さに辟易しているのに、これ以上されたらたまったものじやないよ」
「でも、今日は一曲ニーナ嬢と踊った後はそうなるぞ」
さすが副会長。会長ともタメ口なんだ。
「やっぱりそうなるか」
「そらあそうだろう」
会長の顔色がどんどん悪くなる。
うーん、悪い事したかな。私は少し後悔した。
それに周りの高位貴族の令嬢の怖い顔が恐ろしいんだけど……
そんな怖い顔で私を見ないでよ。私は借り物競争で会長を連れ出しただけなんだから。
こうなるって知っていたら絶対にやらなかった。
それにどのみち皆に睨まれるなら、ウィル様と踊りたかった。
私の気持ちが皆に知られたら女の人たちに殺されそうだけど……
そして、新入生歓迎パーティーが始まったのだ。
「皆さん。今年も我が王立学園は多くの優秀な新入生を迎えられました……」
また退屈な学園長の挨拶が始まった。
でも、流石に今回は寝る訳にはいかない。
私は眠りそうになるたびに、会長に突かれて、起きるという、醜態を繰り返したんだけど……
何かみんなの視線が怖い気がする。
そして、生徒会長の挨拶の番になった。
「じゃあ行ってくるよ」
会長が前に出た。
「出来たら手短に」
私が小さい声でお願いすると会長が頷いてくれた。
やった!
私が笑みを浮かべて喜んでいたら、何か周りの突き刺さるような視線を感じた。
特に令嬢たちが怖い視線で私を見ているんだけど……
えっ? 短くしてくれって頼んだだけなのに、嘘! 皆話は長い方が良いの?
私は青くなった。
皆、真面目なんだ!
やっぱり長くしてなんて今更言えない。
「新入生諸君。改めて、入学おめでとう。
諸君も知っているように、世間では王族がどうの、高位貴族がどうの、といろいろと制約があるかも知れないが、この学園にいる間は基本的に親の爵位によって差別されることはないはずだ。
精一杯楽しんで勉強に遊びに学園生活を楽しんで欲しい。
今日はせっかくのパーティーだ。身分にとらわれること無く、思いっきり楽しんで欲しい。以上だ」
あっさりと会長の挨拶が終わったのだ。
「会長凄いです。挨拶めちゃくちゃ短くしてくれたんですね」
もう頼んだ手前、こう言うしかなかった。
「長いとまた誰かさんが寝てしまうだろう」
会長はウインクしてくれたんだけど、事実だから私は何も文句は言えなかった。
でも、長くしてほしかった令嬢からの視線が私に突き刺さるんだけど。私はいたたまれなくなった。
早くここから逃げ出したい。
「よし、じゃあ、踊りに行こうか」
「はい!」
私はここから逃れたくて頷いてしまったのだ。
でも、ちょっと待って!
考えたら私って本番で踊ったことなど無かったのだ。
でも、頷いてしまった手前、今更断れない。
蒼白になった私を連れて会長はズンズン真ん中に歩いていったくれたのだった……
**************************************************************
さて、踊ったことのほとんどないニーナの運命や如何に?
「どうしたんだ? ニーナ嬢。足が震えているけれど」
殿下が横から私を不思議そうに見てくれるんだけど……
「これだけ注目されるといくら私でもあがるんです」
私がむっとして言うと、
「良く言うよ。入学式の時に大口を開けて学園長の前でいびきかいて寝ていた君が言う事か?」
「殿下! 終わったことをいつまでも言わないでください!」
私の黒歴史を言う殿下に私が睨みつけると
「うーん、『殿下』呼びは良くないな」
殿下が呼び方を否定してくれた。
「えっ、王子様の呼び名は殿下ではないのですか」
私は驚いて聞いた。確かライラがそう教えてくれたのだ。ライラが嘘つくわけないんだけど。
「いや、学園では殿下と呼ばれたくない。学園は基本は皆平等だから」
「なるほど。じゃあ、何とお呼びすれば良いのですか?」
私が聞くと
「うーん、ニーナ嬢ならウィルで良いよ」
「えっ、ウィルは嫌です」
「えっ?」
断られるとは思ってもいなかったのだろう。殿下は驚いて私を見た。
「すみません。私の初恋の人がウィル様なので」
「初恋の人?」
「ええ、私、半年前に家で冒険者崩れの男たちに襲われた時に助けてくれた人がウィルって呼ばれていて、とても素敵だったんです」
「そうなんだ」
なんか殿下がとても驚いた顔をしているんだけど。
私でも恋することはあるわよ!
私が少しむっとした顔をすると
「いや、それなら俺のことを何て呼んでくれるんだ?」
殿下が聞いてきた。
なんて呼べば良いんだろう? 殿下が嫌なら、王子様も嫌なはずだ。名前呼びは不敬になりそうだし、そうだ、役職名で。
「じゃあ、生徒会長で。それなら王子様ではないですよね」
「役職名か。名前呼びでも良いんだが」
悪戯っぽく会長が言ってくれるんだけど、
「絶対に嫌です。ほかの女の人たちに殺されてしまいます。会長はとても人気が高いですから」
「そう思うなら、何故あそこで俺を引っ張って来たんだ?」
恨めしそうに会長が言ってくれた。
「だって、借り物競争だけだと思ったから、先輩で異性の人って会長しか知らなくて。
それに会長は私の事を名前まで憶えていてくれてたから、頼んだら絶対に付いてきてくれると思ったんです」
私は自信を持って言った。
「そんな理由で私を連れて来るなよ。おかげで今は大変なんだぞ。
『次は私をエスコートしてください』っていろんな女から言われるし、
『女に塩対応だった会長が目覚めた』とアスモからはからかわれるし、
今まで女のエスコートなんて面倒な事したことなかったのに」
「良かったですね。初めての体験ができて」
会長の愚痴に私が言うと、
「よく言ってくれるよ。ニーナ嬢のおかげで、君とダンス一曲踊った後で、女どもに殺到される未来しか見えないんだが」
うんざりした口調で会長が言った。
「だって、まさか借り物競争の相手が今日のパーティーのエスコートするなんて思ってもいなかったんです。その時に教えて頂ければ良かったのに!」
「それっぽい事は入学式のあいさつの時に言ったんだよ。君はいびきかいて寝ていたけれど」
「す、すみません。私が悪かったんですね」
私は頭をかいていた。
「だから今日は責任取ってもらうからな」
何か会長が不穏なこと言ってくれるんだけど……
丁度会場の校庭に入ったところだった。
「えっ!」
「きゃっ!」
「殿下が女をエスコートしておられるわ!」
「嘘!」
「誰、あの女?」
「平民クラスの不敬女よ」
「不敬女?」
「ほらあのゴールでユリアナ様に喧嘩売った」
「ああ、あの」
何か凄まじい嫉妬の視線がビシバシ私に突き刺さるんだけど……
会長はどこ吹く風で私を連れて前に行ってくれるんだけど……
「あの会長、私はあんまり前は遠慮したいんですけど」
「仕方ないだろう。俺は挨拶があるんだよ。俺を引き出した罰ということで前まで来てもらうしかないよ」
私はそのまま壇上の前まで連れて行かれたのだ。
前には生徒会の面々、特に先程の副会長のアクセリ様が興味津々で私を見てくれるんだけど。
「さすが会長。自ら進んで学園には身分差はないということを身を持って示していただいているんですね」
「嫌味は良いよ、アクセリ。ニーナ嬢に強引に借り物競争の時に引っぱり出されたんだ」
両肩をすくめて会長が言い訳するんだけど。
「なるほど。会長は強引さに弱いと」
「止めてくれ! 今でも、令嬢たちの強引さに辟易しているのに、これ以上されたらたまったものじやないよ」
「でも、今日は一曲ニーナ嬢と踊った後はそうなるぞ」
さすが副会長。会長ともタメ口なんだ。
「やっぱりそうなるか」
「そらあそうだろう」
会長の顔色がどんどん悪くなる。
うーん、悪い事したかな。私は少し後悔した。
それに周りの高位貴族の令嬢の怖い顔が恐ろしいんだけど……
そんな怖い顔で私を見ないでよ。私は借り物競争で会長を連れ出しただけなんだから。
こうなるって知っていたら絶対にやらなかった。
それにどのみち皆に睨まれるなら、ウィル様と踊りたかった。
私の気持ちが皆に知られたら女の人たちに殺されそうだけど……
そして、新入生歓迎パーティーが始まったのだ。
「皆さん。今年も我が王立学園は多くの優秀な新入生を迎えられました……」
また退屈な学園長の挨拶が始まった。
でも、流石に今回は寝る訳にはいかない。
私は眠りそうになるたびに、会長に突かれて、起きるという、醜態を繰り返したんだけど……
何かみんなの視線が怖い気がする。
そして、生徒会長の挨拶の番になった。
「じゃあ行ってくるよ」
会長が前に出た。
「出来たら手短に」
私が小さい声でお願いすると会長が頷いてくれた。
やった!
私が笑みを浮かべて喜んでいたら、何か周りの突き刺さるような視線を感じた。
特に令嬢たちが怖い視線で私を見ているんだけど……
えっ? 短くしてくれって頼んだだけなのに、嘘! 皆話は長い方が良いの?
私は青くなった。
皆、真面目なんだ!
やっぱり長くしてなんて今更言えない。
「新入生諸君。改めて、入学おめでとう。
諸君も知っているように、世間では王族がどうの、高位貴族がどうの、といろいろと制約があるかも知れないが、この学園にいる間は基本的に親の爵位によって差別されることはないはずだ。
精一杯楽しんで勉強に遊びに学園生活を楽しんで欲しい。
今日はせっかくのパーティーだ。身分にとらわれること無く、思いっきり楽しんで欲しい。以上だ」
あっさりと会長の挨拶が終わったのだ。
「会長凄いです。挨拶めちゃくちゃ短くしてくれたんですね」
もう頼んだ手前、こう言うしかなかった。
「長いとまた誰かさんが寝てしまうだろう」
会長はウインクしてくれたんだけど、事実だから私は何も文句は言えなかった。
でも、長くしてほしかった令嬢からの視線が私に突き刺さるんだけど。私はいたたまれなくなった。
早くここから逃げ出したい。
「よし、じゃあ、踊りに行こうか」
「はい!」
私はここから逃れたくて頷いてしまったのだ。
でも、ちょっと待って!
考えたら私って本番で踊ったことなど無かったのだ。
でも、頷いてしまった手前、今更断れない。
蒼白になった私を連れて会長はズンズン真ん中に歩いていったくれたのだった……
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さて、踊ったことのほとんどないニーナの運命や如何に?
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