BL短編集

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平凡高校生のお話

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平凡高校生×天然社会人です。
________________

「旬君、これ解いて?」

「ダメですよ、悠さん。これはお仕置きなんですから。」

俺は今、自分の彼氏を紐でベッドに拘束していた。
俺の彼氏、悠さんはとにかくモテる。本人は気づいてないけど、悠さんは優秀で、人当たりもよく、顔も良いからよくいろんな人から狙われている。

「俺、何かしたかな?」

「自分で気づくまで、このままですからね。」

悠さんは気づいてなかったけど、今日も知らない男に連れ込まれそうになっていた。だけど、天然で善人な悠さんはそんなこと想像すらしていない。

今日の事を思い出してイライラしたので、俺はとりあえず悠さんの服を脱がしていく。

「待って。するんだったら、これ解いてよ。」

「嫌です。」

そう言って俺は、悠さんのモノを口に含んだ。

「えっ………ぁ……そこ………ダメ……」

「ダメ?良いの間違いでしょう?」

そのまま俺は、悠さんのモノがパンパンになるまで、吸ったり、頭を刺激した。

「嫌……ぁぁ…………イっちゃうからぁ……」

「まだ、イっちゃダメですよ。」

そう言って俺は、悠さんの根元を強めに抑える。

「えっ………イキたいよぉ………」

「だーめ。悠さんが反省するまでこのままです。」

俺がそう言うと、悠さんは無意識にオネダリをしてくる。

「やぁだ………イカせてよぉ…………旬……」

こういう時だけ、呼び捨てにして。本当に悠さんは俺の理性を容赦なく崩してくる。

「じゃあ、もう他の男に連れ込まれそうになったりしないでくださいね。」

「しないからぁ………早く……」

「本当ですね?俺、平凡で特に長所もないから、いつ悠さんが他の男にとられるか気が気じゃないんですよ?」

「おれ……旬以外………好きになんて……ならないからぁ……」

本当にこの人は、俺の理性をズタズタにする。

「はぁ、もう俺我慢できませんからね。」

「うん……イクッ…………ああぁ………」

根元から手を外すと、悠さんは白濁を自分の腹に撒き散らした。

「えっ……あぁ………激しっ……まだ………イってるからぁ……」

そんな悠さんの言葉を無視して、俺は自分のモノを悠さんのナカに押し込み、激しく突いていく。

「ぁ……んぁ……………もうっ………出るぅ……」

「俺も、もうっ……」

悠さんのモノも、俺のモノも激しい快感にもう限界だった。

「ぁぁ………イクッ……」

「んっ……」

俺と悠さんは同時に果てた。
前からも、後ろからも白濁を溢している悠さんはとても欲情的で……。

「悠さん、もう一回……って寝ちゃったか。」

悠さんは疲れて寝てしまっていた。そんな無防備な悠さんの唇に優しくキスをして……。

「悠さん、愛してる。一生俺の側にいてね。」

そんな言葉をかけ、いつの間にか俺もそのまま寝てしまっていた。



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