BL短編集

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ドMのお話

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玩具責めありです
__________


「私、ずっと颯くんのこと好きでした。私でよければ付き合ってください。」

「ごめん、俺付き合ってる人がいるから、君とは付き合えない。」

朝、下駄箱に呼び出しの手紙が入ってたから来てみたら、案の定告白だった。これで今月4回目。明るい茶髪にピアスなんてしてるからかなぁ。

泣いてる女の子を放置して、寮に帰る。この寮は相部屋でもう一人の住人が俺の彼氏だ。今日は委員会の仕事が忙しいらしく、まだ帰ってきてないみたいだ。

「・・・・・。」

噂をすればなんとやらで、ちょうど彼氏が帰ってきた。

「おかえり、時雨。今日ご飯どうs………ちょっと、何怒ってるの?」

不機嫌な時雨に引っ張られて、脱衣場で服を脱がされる。時雨が、不機嫌な証だ。こういうときは大体碌なことにならない。

「ちょっと、時雨どうし………むぐっ。」

風呂場に入るなり、荒々しく口内を貪られる。

「んっ……ぁ………むぅ……」

それと同時に胸の突起を洗濯挟みで摘ままれる。普段から弄られているそこは、強い痛みも快感として捉えてしまう。

突然視界が塞がれる。布か何かで目を覆われたみたいだ。さらに、口と胸の快感だけで完全に勃ちあがった俺のモノが何かで縛られる。

「しゃぶれ。」

その時雨の言葉と同時に、顔に硬いものが触れる。手探りでそれを口内に押込み、舌で弄りながら口で扱いていく。

大きくなっていくモノに苦しくなって出そうとすると、頭を固定され喉の奥に強く打ち付けられる。モノは次第に最大限に膨らみ、口内を犯していく。

「んっ…………」

「んんんぅっ……」

時雨が少し声を漏らしたかと思うと、喉の奥深くを強く突かれ大量の液体が注ぎ込まれた。それを無理矢理飲まされ、俺の口から高い声が漏れる。

「あぁっ………ぁ………」

突然下の穴に固く無機質なものが押し込まれる。スイッチのような音がして、ナカに挿入されたものが動きまわり強い刺激を与えてくる。

「ぁ……んぁ……ひゃっ……」

胸の突起を挟まれ下の穴を突かれたせいで、ぐちょくちょに濡れて苦しそうに震えてる俺のモノに細いものが差し込まれる。モノの中で上下に動かされると、とてつもない快感が走り俺の口から甘い喘ぎ声が溢れる。

「ひゃあぁっ………ぁ…ぅ…」

下の穴からものが抜かれたと思えば、いきなりそれよりも大きくゴツゴツとしたものが挿入された。それは俺のナカのイイところを確実に突いてきて、さっきの無機質なものよりも強く甘い快感を与えてくる。

ナカのモノは次第に大きくなり、奥を強く抉るように突き始めた。その快感に全身が痺れ、もう何も考えられなくなっていく。

「んっ……」

「ああぁっ……」

今までで一番強く奥を突かれると同時に、モノに入っていた棒と縛っていたものがほどかれる。その快感に俺はナカに入っていたモノをきつく締めつけ、自分のモノから大量の液体を飛び散らせ、ナカに液体が注がれる感覚を感じながら、そのまま意識を沈めていった。

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